内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

2064:バセドウ病の原因

 読者の女性Aさんから「バセドウ病になってしまった。どうしよう」というメールがありました。

「いつもお世話になっております。67歳普通のおばさんです。ところで、病の話ですが、去年から、バセドウ病になってしまい、しんどいです。この病で。TSH甲状腺刺激ホルモンが低く基準値0.50~5.0なのですが、私の場合、0.015しかなく、どうすれば0.5~5まであげることができるのか教えてほしくペンをとりました。何かいい方法はないでしようか。よろしくお願いします。」

これって甲状腺が機能不全を起こして本来出るべきTSHホルモンが血液中に出ないわけだ。それによってバセドウ病の症状がいろいろ起きて苦しんでいる状態ですね。

いやあ、医学部とか医学そもそもやりたくなかったんだが、今では医学部以上に勉強しているよ(笑)。

今度はバセドウ病ですか?勉強したよ。病理はわかったよ。説明しようか?

まず、その辺の医者とか甲状腺の専門医レベルはこうなってる。
バセドウ病になぜなるか原因はわからない」

でもな。武田医学部は違うんだな。数時間AIと話したら「病気の根源はこれだね」って突き止めたよ。

バセドウ病ってどういう病気か?
 読者のみなさんは「他人事」かもしれないけど、なるかもしれないです。なのでどういう病気か?知っておいた方がいい。

好発年齢は20~40代。だけど、今回のAさんは67歳で発病した。

そしてこの病気は「自己免疫疾患」

アレルギーとか、リウマチと同じようなものです。血液中の免疫細胞が自分が守るべき甲状腺細胞を「異物」と認識して「逆に攻撃して」「激しい炎症」を起こしてしまう。

アレルギーのアナフィラキシーショックにせよ、リウマチにせよ「ほんと、つらい」病気だからね。

血液中の免疫細胞の反応は高速なんで「痛みやショックが」「突然」「急速に」起きてくる。死んでしまうこともある。

こわい。

甲状腺って何をしているところ?
 それで、甲状腺という器官は何をしているかだけど、これだな。
甲状腺機能低下症」とはどのような病気ですか(日本内分泌学会)
https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=38
ホルモンなんで。

ここがいかれると次の病態が起きてくる。
https://www.kanaji.jp/basedoubyou/
暑がり、疲れやすい、だるい、体重減少、体重増加、微熱、目つきがきつい、眼球突出、複視、甲状腺腫大、イライラ感、落ち着かない、集中力低下、不眠、動悸、頻脈、心房細動、心不全、むくみ、息切れ、食欲亢進、食欲低下、口渇、軟便、排便回数増加、発汗、脱毛、かゆみ、皮膚が黒くなる、脱力感、筋力低下、骨粗鬆症、手足のふるえ、周期性四肢麻痺(男性のみ)、月経不順、無月経不妊コレステロール低下、血糖上昇、血圧上昇、肝障害

なんだこりゃ?あらゆる症状が出ちゃうんだね。こりゃつらいね。

で、この「自己免疫疾患」って「治らない」ものがほとんどなんだ。
https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=40

■一般の医師らの治療戦略
まあ、結局どうしているかというと「甲状腺が活発にならないように薬とかで抑える」程度なんだね。

問題は「免疫細胞」が「狂って」「甲状腺を攻撃する」からなので「根源の免疫細胞をなんとかせい」なんだけど、なんとかならないんで……やられる側の甲状腺を「使わない」ようにして逃げるしかない。

ということで「最悪手術で甲状腺とっちまえ」になる。だけど、甲状腺は人体の制御ですごく大事な部分なのでとったら「一生甲状腺ホルモン剤を飲んで」いないといけない体になってしまう。

だから、医師としては「手術で甲状腺はとりたくない」のが本音だ。

だけど、そうしたら「一生バセドウ病の症状は続く」。毎日の生活がつらいよね。

さあ、どうしたらいいか?

え?そんな難しい命題を医師でない私がやるの??わはは。IQ800なんでやってみようか。

■その辺の医学部を超えるよ。いくぞ。
 だいたい「なんでバセドウ病になるかは」「わからない」が今の医学部の認識だ。ダメじゃん!何十年医学部やってるんだ?みなさんは?

だけど、自分はつきとめた。簡単に書いておこう
バセドウ病の病理の原因(武田の見解)
1.遺伝による先天的なBリンパ球の奇形
2.加齢によるエストロゲンホルモンの減少による骨髄における免疫細胞生成のエラー
3.本人の「食事からの栄養不足」

だいたいこのポイントで説明できちゃう。いやあ、自分、内分泌学会も制覇できそうだな。

今自分がどれだけの医学部やっているかというと
脳神経外科・内科」「循環器外科・内科」「消化器外科・内科」「肝臓内科」「胆のう」「すい臓」「腎臓内科」「胃腸」「糖尿病」「眼科」「歯科」「耳鼻咽喉科」「産婦人科」「皮膚科」「感染症内科」

これぐらい「網羅」してやってるんだよ。自分で総合病院作れちゃうよね(大爆笑)
いつも読んでいるの「NEJM」「PubMed」ばかりだよ。

バセドウ病の発病メカニズム
 簡単に言うよ。眠るなよ。

バセドウ病は「免疫細胞」が「甲状腺を攻撃する」「自己免疫疾患」だと医学者らは定義しているね。

で?その「免疫細胞」って何よ?言わないよね?調べたら「Bリンパ球細胞」っていう。

Bリンパ球は通常血液中に漂って「異物」「ウイルスや細菌」を探索している。そして見つけたら「抗体(サイトカイン)」を出して「ここに異物があるぞ」「ウイルスや細菌がいるぞ」ってアラート出す。

そうしたら、血液中の白血球だろうが免疫細胞が「対テロ部隊」で到着して戦いだす。
https://www.macrophi.co.jp/special/1990/
Bリンパ球は血液中の「異物」「ウイルス」「細菌」を見つけたら相手の「受容体」と呼ばれるタンパク質結合ドッキング装置に「自分を接続」し逮捕・拘束して「おりゃーここに犯人おるで」って「パトライト出してサイレン鳴らす」

この「サイレン」パトライト」が「サイトカイン」の抗体だな。

ところが、何をとち狂ったのか?Bリンパ球は「甲状腺の受容体」に「自分を接続」して「おりゃー、侵入した泥棒だ」って「誤認逮捕」しちゃう。

そうしたら、全身の免疫細胞(警察・対テロ特殊部隊)が甲状腺を「侵入者」と「誤認」して「迎撃」始める。

これが……バセドウ病になるわけ。甲状腺を破壊しようとするわけ。

ちなみに、このターゲットが「骨や関節」だと「リウマチ」になるし、Bリンパ球の代わりに「白血球」が「とち狂ったら」「白血病」になる。

■Bリンパ球はどこでつくられる?
 それで、さっきの図でわかると思うけど、こうした「免疫細胞群」は
https://www.macrophi.co.jp/special/1990/
「骨髄」……骨の中でつくられる。実は人間の血液って「骨で製造」されて「全身に供給」されている。

あんまみんな「自分の血がどこで製造されているか?」意識ないよね?肝臓?心臓?違う。骨なんだ。

だから、骨って大事なんだよ。

ただ、そこで「製造する際Bリンパ球が設計通り作られなかったら」どうなる?

「まともな敵探知能力がない」「誤認逮捕、誤射をする」細胞が製造されるわけ。

■「設計通り作られない」「原因」は何?
 で、なんで設計図通り作れないのか?原因を考えてみよう。
(1)もともとの設計図が間違っていた
(2)もともとの設計図が何らかの原因で汚れたり破れて「読み取れなくなってしまった」
(3)設計図はあるんだが、原材料が不足したりないんで「ちゃんと製造できない」
この3つになってくる。で、賢明な読者は(3)が「食事による栄養不足」だと気づくわけだよね。

OK?私がこうやって話して「ピーン」って頭がなるなら「あなたはIQ高くなっている」いいことだ。

進化したハムになった。ハムハムっ。

この設計図は何よ?「DNA」だな。

■つまり
原因要素の(1)は「先天的な遺伝子のエラー」がAさんの家系にもともとあったかも……これはありえるね。

ただ、このレベルの検査は大学医学部の内分泌学教室のしかも「ちゃんとそのテーマで研究しているところ」じゃないと計測すらできないだろう。

通常の病院では知れないよね。

次に(2)は「先天性と関係なく」「血液中の成分」「加齢」で起きてくることがわかる。設計図から細胞を作るプロセスには「DNAの転写」がある。

「DNAの転写ってどういうことですか?」これ……実は今の高校の生物の授業でやってるレベルらしいよ。あなた?生物の時間……寝てたんじゃない?
いちおうわかりやすいホームページ探してみたけど、これでも寝るかもな。
でも面白いからさ……知的遊戯で読んで見てよ。頭良くなるよ。
https://hideyuki-komiya.com/2020/09/27/tensya-honyaku/
この転写が「失敗する」「妨害する」要素なんだけど何?それは
(1)血液中の酸化ストレス
(2)ウイルスや細菌感染症での「慢性炎症」

「酸化ストレス」は「食生活の栄養不足」「睡眠不足」「運動不足」「屋外の紫外線浴びすぎ」などの「生活習慣」で起きる。

そして(2)のウイルス感染症だと「ヘルペス」「サイトメガロウイルス」のような「人体に一生居続けるウイルス感染症」「細菌感染症」が原因になる。

ちなみにC型肝炎は「肝炎ウイルスの感染が体内でずっと続いて慢性炎症が引き起こしている」し「あらゆるがんも、体内での慢性炎症が引き金になって起きて」いるんだよ。子宮頸がんもそうだけどな。

とにかく今の医師が治療課題にしているポイントは
「体内でのあらゆる慢性的な炎症をやめさせろ」なんだ。
OK?大事なポイントだからね。覚えておくハム。

さて、Aさんもしかして「ヘルペス」「サイトメガロウイルス」とかに感染していないだろうか?
これぐらいは、総合病院とかクリニックでも「血液検査」でチェックできる。

チェックしてもらって「ウイルスフリー」だったら……原因は別にある。

今どきの女子は「彼氏17人、とっかえひっかえエッチしてきました」なんて武勇伝のように語る人多いから。ノーマルで「性病ボーン」なんだ。

そういう実態知らないで男もひっかかってエッチして「自分も感染」「別の女子に自分のウイルスうつし」あってるのが現実。

ヘルペスサイトメガロウイルスが日本国民に広まった理由
さてヘルペスサイトメガロウイルスは「戦後、国民のかなりが感染してしまった」なぜ?

アメリカ人とエッチする人が増えたから。戦後、日本全国で「売春婦」「パンパンガール」っていって日本を占領していた進駐軍の米兵とエッチしてうつされた人が多い。もともとアメリカ人に多かったウイルスなのね。

それが「伝統」になっちゃったの。日本人の。いやあーまいったね。日米友好、性病も共有……。岸田さんもマスコミも日本医師会も「いうに言えない」「ダークな歴史」

これらはHIV感染すると「日和見感染」としても出やすい病気だな。ヘルペスサイトメガロウイルスは「親」「家族」の「セックスの乱れ」でうつるのが多いので……日本国民の「堕落したセックス」が原因なんだ。

いまは「梅毒」が風俗や個人売春(立ちんぼ、パパ活)で広がっているよね?こういうのにみんながはまっていると……みんなで性病うつしあっているわけよ。

いまだに「パパ活」「援助交際」でつかまってる?男が多いけど……性病にもかかってるからね。お互い……知らんぞ。女子小学生、中高生が平気で個人売春する時代……その年齢から「性病漬け」で未来に結婚して「マトモな子供が生まれるわけない」「奇形」「先天性異常」の子供が増大するの。一生身体障がい者になってしまう。

まあ、思い当たる人「日本国民のほとんど」だろうし……自民党議員、野党議員も「コンパニオンお姉さん」とか宴会で呼んで銀座のクラブやキャバクラに行って遊んでいるのは多いと思うんで……普通に感染していると思う。

■でどうなの?
 ということで、根源の骨髄でのBリンパ球が「製造不良」になって「甲状腺甲状腺刺激抗体であるTSAbを放出して、これが甲状腺表面にあるTSH受容体に結合して」「バセドウ病」の各種症状を起こしているわけ。

そもそもまともなBリンパ球はTSAbとか出すわけないんだよ。「設計不良」「狂ってる」結果でTSAbを出して甲状腺のTSH受容体にドッキングしちゃう。

ちなみに「受容体」ってドッキング部分は「タンパク質」が結合するので、タンパク質でできた物質は「形があえば」「ドッキングできる」
ドアの「鍵」と一緒だな。

これを応用したのがコロナワクチンだな。コロナは体内におけるACE2受容体にドッキングして感染を成立させるので、ワクチンのタンパク質でACE2受容体に先にドッキングさせて「ウイルス君がやろうとしても埋まってるんでドッキングできないよー」とさせれば「感染できない」すなわち発病しなくできたり、ウイルスの感染数を減らして「重症化を防御」することが理論上できるからそうしたわけ。

同じことなんで、ハム脳のあなたでも
「だったら、TSH受容体にワクチンみたいので何かタンパク質くっつけて埋めたら、Bリンパ球の狂ったTSAbがドッキングできないのでバセドウ病起きないじゃん?」

……そう論理的に考えられたら「あなたはすごい」「明日から医学部偏差値72いける」よ。

はっはは。進化したハムになったぞ。でな、それAIにきいたら
「理論上は正しいが、危険です。免疫反応を人為的にいじったら想定外の事件が起きる可能性があるからです」
と「却下」されたハム。

だってTSH受容体は、もともと「必要な物質のために」「ドッキング回路を開いているので」それを別のもので埋めたら「本来の機能が」「動かなくなる」わけだな。

ということで……人体のシステムは「一つの要素をいじっても」「他で問題を起こす」ことがほとんどなんだ。

だから、医師も、研究者も「むずかしー」「頭がウニ」になってメンタルいかれるんだよ(笑)

■じゃあどうしたらいいの?
 こういう病気って「病理」を知ることが大事だね。今回、バセドウ病の病理はほぼ解明したと思う。

Aさんが67才で発病したのは
1.もしかしたら先天的にBリンパ球製造のDNAに異常がある家系かもしれない
2.閉経でエストロゲンホルモンがもうほとんどない(40代後半からエストロゲンはほとんどなくなってしまう)
3.エストロゲンホルモンがないことで全身のあらゆる細胞(骨・筋肉・皮膚から臓器、血管まで)製造できず、骨髄造血細胞も正常に動いていないかもしれない。それゆえ変なBリンパ球細胞が製造されてしまう。
4.食事の栄養不足で「食べたつもりで」「栄養的にはまるで足りていない」ため「Bリンパ球」などの免疫細胞の製造がうまくいかなくなっている。
5.食生活だけでなく「紫外線」「寝不足」「運動不足」などで免疫細胞の製造時に酸化ストレスが増えてDNAが損傷して「製造不良」のBリンパ球細胞を作ってしまっている。

……こんなシナリオが考えられる。だから、これらのポイントをクリアしていければ……「正常なBリンパ球細胞が製造されるようになり」「TSAbを出さないで」「甲状腺を攻撃しない」「本来のリズム」に戻ってバセドウ病という病態をなくすことができる可能性がある。

そのアプローチは現状医療現場では「していない」です。
やってるのは「甲状腺側の応急処置」ばかり。

ダメだね。それじゃ「応急処置のやっつけ仕事」が続くだけで「一生病院通い」「薬飲み続ける」だけになるでしょう。

Aさんのような患者が唯一自分でできる方策は「食事療法」「運動療法」なんだ。実はAIが答を出しているんだよ。

■Bリンパ球を正常に形成するにはどの栄養素がいるか?
この私の問いにAIは以下の答えをした。

「Bリンパ球を正常に形成するために必要な栄養素は、多岐にわたります。以下に、Bリンパ球の正常な形成と機能に関与する主な栄養素をいくつか挙げます:

【タンパク質】: 免疫細胞の構成要素であるタンパク質が必要です。タンパク質は、細胞膜や細胞内の構造を形成し、免疫細胞の機能を支えます。タンパク質を豊富に含む食品には、肉類、魚介類、乳製品、大豆製品などがあります。

【ビタミン】: 特定のビタミンは、免疫系の正常な機能に不可欠です。例えば、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEなどは、Bリンパ球の成熟や機能に関与する可能性があります。これらのビタミンは、色々な果物や野菜、魚、ナッツ、種子などの食品から摂取できます。

【ミネラル】: 亜鉛、銅、セレンなどのミネラルも、免疫細胞の活性化や機能に重要です。これらのミネラルは、肉類、魚介類、穀物、ナッツ、種子などの食品から摂取できます。

脂肪酸】: 必須脂肪酸であるオメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸は、免疫系の調節に寄与します。これらの脂肪酸は、魚介類、ナッツ、種子、植物油などの食品から摂取できます。

【水分】: 充分な水分摂取も、免疫系の正常な機能に必要です。水は細胞の代謝や体内の物質の循環に必要不可欠であり、適切な水分摂取は免疫細胞の活性化や移動に重要です。

これらの栄養素は、バランスの取れた食事や栄養補助食品を通じて摂取することが重要です。ただし、特定の栄養素がBリンパ球の形成に直接的に必要であるかどうかについては、まだ研究が進行中であり、さらなる科学的な証拠が必要です。
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どう?実は「武田式食事法」でクリアできる可能性があるんだ。

AIの回答はそれを示唆している。

ただ、バセドウ病の場合「ヨードの摂取が問題」「香辛料などの刺激物」がNGになるので、海藻系やハーブなどが食べられないかもしれないけど……うまく食材を選んで地道に食べ続けていたら「医師が想定していなかった」「思わぬ改善」が起きるかもしれない。

「不治」「難病」が克服できるかもしれない。
(内海君:小市民)