「余命ないです」と1月に言われて「絶望」からスタートしましたが「それなら、武田式でやれるところまで努力しよう」と「対循環器オプション」を2月に投入して2カ月たちました。
また、全国の読者の方から「快癒お祈りしています」というお知らせもいただきました。ありがとうございます。
あなたの祈りは実は通じています。奇跡が起きてきました。
「そんな祈り程度で治るわけない」
ましてや「食事療法なんかで治るわけない」
まあ、現代医学の現場の医師からすればそうだと思います。
ところが、奇跡が起きました。
■余命宣告が伸びました
すでに、前回書きましたが「一生治るわけない」「薬は永遠」のはずの糖尿病がありえない……改善をみせ「投薬しないでいいです」と大学病院の主治医から「太鼓判」押されて薬を飲まないでよくなりました。
それだけでなく「AGEs」が52歳相当の値から15歳という「驚異的」な若返りを起こしました。これも大学病院の検査で証明されました。
そして、狭心症については「カテーテル検査」「致命的な場所の狭窄なので、カテーテル手術は難しいだろう」「心臓バイパス手術だろうね」と循環器内科医に「太鼓判」押され「いつ発作起きて死んでもおかしくない状態です」とまでのっけから言われました。
でも、私は「現代医学の先端技術」を探して「可能な限りカテーテル検査のような体を傷つける検査や手術を回避して」「逃げる」方法を見つけました。
それが「FFRCT」でした。
循環器内科医にお願いして「FFRCTでの再評価」をお願いしました。それで愛媛県で唯一やっている愛媛県立中央病院にてFFRCTを行いました。
結果「問題ある狭窄」は認められました。ですので改めて「カテーテル検査」「カテーテル手術」を勧められました。
ですが、担当した医師に「ダメもと」で「食事療法」での狭窄改善の努力をしたいと聞いてみました。
医師にこれまでの武田式の実績をデータで見せたら
医師「すごいですね。よくやりましたね。」
と逆にほめられました。
医師「一体どうやったのですか?」
私「自分で血管や心筋によい食材やプログラムを組んで死ぬ気で取り組みました。なのでどこまでこの方法でいけるか?困難だとわかっていますけど改善できるか一度試したいのです。」
医師は「うーん」って考えていました。
医師「そうですか。だったら、先にステントを入れて狭窄を開通させて以後食事療法をするならいい効果が期待できそうですけどね?それではダメですか?」
私「ステントを入れてしまうと以後のFFRCTでの評価ができなくなるのと、一生血栓ができないように薬を飲まないといけず、ケガや打撲にもおびえる日々を背負わないといけません。そして以後の再狭窄や、別の狭窄が起きないか?その都度入院してカテーテル検査をしないといけないことになります。
それにステントを入れても、それとは別問題に血栓ができたら心筋梗塞や脳梗塞はどのみち防げません。
せっかくここまでAGEsや、HbA1cを改善し、投薬までなくすことに成功したので、私の食事療法にかけてみたいのです。
たとえば、このまま経過をみて1年後に再度FFRCTで評価してそれでも歯が立たないようならステント考えるということでどうでしょうか?」
医師「なるほど。では、そうしましょう。」
……私は「何いってんだ。アホか?ダメダメ」って言われると思っていました。でも、今回不思議なのは循環器内科の「できる医師」ほど「私の食事療法をほめて」「支持してくれる」ことなのです。
意外でした。
医師「その場合、LDLはゼロまで下げたほうがいいのでスタチン再度飲むのがいいと思いますが?」
私「LDLゼロでもいいのですか?」
医師「実はLDLはゼロでもだいじょうぶだという話なんですよ。だから、基準値どころかガンガン下げちゃった方がいいのです。」
私「それなんですが、スタチンを長期で飲み続けると、今度は動脈硬化が進んで石灰化が起きると循環器内科医らで議論になっていると思います。
そして、動脈が石灰化したほうが心血管イベントが下がるので逆にいいんじゃないか?という意見もあるようですね。
だけど、これまで「いかに動脈硬化を避け、血管を柔らかく、柔軟性を回復するか」を血眼になって努力しているのに、トレードオフで逆に硬くしたらいいというのは……いかがなものでしょうか?
動脈を固くしちゃって……いいのですか?」
医師は「絶句」して「うーん」って考え込んでしまいました。
医師「まあ、そうしたら、かかりつけ医らと相談して必要なら投与するということでいいでしょう。」
こうして私の余命は「1年後」まで延ばされました。
まさか……医師が認めるとは思わなかった。
■奇妙な話
病院を出て、私は思いました。
「なんで、神様はこんな成り行きにしたのだろう?
これは、私に武田式を完璧にするようにさせるためだ。
私の心臓を人質にとって……これじゃ、私は必死に武田式で血管障害を克服しないといけない。
そうさせるために……こうしたのか。」
でも、私は今回「正規の正当な大学医学部」「循環器内科医」「最先端の検査や治療技術」をふまえて、治療戦略を考えたり治療を取り組んできました。
だけど、その彼らが、武田式食事法で「医学部の検査数値を」「明らかに改善」していく「実績」を評価してくれました。
そして、私の意図や考えを理解し認めてもくれました。
ただ、今、私のボールは逆に医師から自分に「投げ返され」てしまったのです。
これから自分で自己責任で治療をしていかないといけません。
もちろん、敗北したら私には入院や手術が待っている。
それだけでなく、ある日、突然死ぬ可能性もある。
だけど、なんか気持ちが楽なんです。
対循環器オプションを投入して2カ月しかたっていないのに、驚異的な成果を出しているからです。
「これで、来年FFRCTの評価を押し戻せたら、痛快だよな」
逆に「やる気」が出たのです。
「死を知るなら、逆に生に気づくのだ」と思いました。
最初から死んでしまったのだと思えば、こわいものはないです。
あとは、脳が動く限り知力を投入して、誰もやっていない「未知の領域」にチャレンジするだけです。
どうみても手術行きの状態を、食事と運動でクリアする……
でもやってのけたら……面白いですよね。
■私の考え
なぜ、今回私はステントやバイパス手術から逃げたかったのか?理由を説明します。
それは、ステントを入れても「再発」するからです。この治療法は「やっつけ仕事」で「応急処置」なんです。
体の血管のいたるところ、基本ベースが「ダメになっている」以上……でも、循環器内科医がステントを推進するのは「心臓バイパス手術より」「楽でしょう?」という点です。
だけど、金属のステントを血管に留置した時点で、人体の血管は「ステントを異物」とみなして「自分の細胞でとりこんで」「癒着」したうえで「異物に対してサイトカイン出して炎症を起こし」「その炎症が」「血種を生成し」「その血種がある日はがれて」「動脈から心臓に到達したら心筋梗塞」「脳に到達したら脳梗塞」で「ステントをいれたことで」「一生そのリスクを背負って生きないといけない」ようにされてしまう。
それゆえ、医師は「一生血液をサラサラにする薬を飲ませる」という手法で逃げるわけです。
けれど、それこそ「人体システムの本質を一面だけいじって」「片方をよくして」「片方を悪くする」そのものです。
私はその話を医師から聞いたとき
「なんだ。それって血管細胞は死んでいないということでしょ?すなおに再生し、生きようとしているじゃないか?その自然の摂理に反して金属ステントを入れてどうこうしようという考えが間違っている。」
と思いました。
「正道は、血管細胞をもとの正常な状態に治す支援をすることでは?そうしたら血種もプラークもおのずと消えていくに決まっている。」
今のステントのやりかたで薬で血液をサラサラにして「凝固できないように」してしまうと、ケガや打撲での「出血」を止められなくなる。
これを一生、気にして生きないといけなくなる。
ステントを入れて、血液サラサラにする薬を飲んでいる人は「頭をちょっとうっただけでも」「即座に救急車でMRIとって」「脳内出血が広がっていないか」監視しないといけない。数時間後に忘れたころ「死んでしまう」こともある。
それを考えたら……私にとって「ステント入れて一次的な開通をしても」「残ったリスクのほうがやだよな」と思いました。
では、心臓バイパス手術はどうか?こちらは5~8時間におよぶ大手術であり、胸を開いて肋骨折って心臓を露出させて行う。
聞いているだけで「気が遠のく」
もちろん、回復には半年以上かかる。でもステントよりは「再発率が低い」だからいいと。
でも……手術なので執刀医の腕に依存するし、感染症、予後がいいかも「わからない」わけです。
そして、バイパスに使う血管は「自分の中古の血管」であり「中古部品」です。その「寿命」も10年はあるけど(ステントは5年以内にダメになることが多い)、20年、30年は……わからない。
つまり苦労してバイパス手術を無理してしても「10年どうか」かもしれないです。
なので……可能ならこれもしたくない。
むしろ、ステントもバイパス手術もしないで「粘って」「新しい技術」が出るのを待っているのも手だよな……そう考えたのです。
事実、超音波で心血管を増やす技法や、バイオステント(血管と一体化するステント)なども出てきていますので。
未来、ムリしてステントやバイパスしないでよくなる世界があるかもしれない。
事実、これまで「カテーテル検査だけ」となっていたFFR測定は、FFRCTでこうして簡単にできるようになった。
間違ってるかな?
いずれにせよ、私の戦いは始まりました。
(内海君:小市民)