内海新聞のブログ

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2078:慢性胃炎と慢性腎炎どうするか

 料理学校の生徒さん。慢性胃炎や慢性腎炎になっている人がいるので「どうしたらいいか?」考えていました。

皆さんも経験するけど、あなたが消化器内科のクリニックや医師に「慢性胃炎」については聞けば病理や治療法は教えてくれるけど、逆に「慢性腎炎はどうですか?」と聞いても「まともな医師」なら「ごめん、それは腎臓内科の先生に聞いてくれる?」ってなる。

「なんでもこたえられる」ような「本当にすごい医師」はいるかもしれないが、まじめにきちんとした仕事をする医師なら「やたら自分の専攻や専門外の科の話をするのは危険」と自覚しているので「その専門の医師に聞いてほしい」という。

大学病院だと「ナンバー外科」「ナンバー内科」という「ステータス・序列」があって、第1外科、第2外科……とか、第1内科、第2内科……みたいになっている。それが「消化器内科領域」「循環器内科領域」「呼吸器内科領域」……みたいに分かれていて、その専門医だと「他の内科のことは」「基本言わない、触らない」ようにしている。

でも、これが患者にとっては「不便きわまりない」ことで、私もそうだが、中高年、がんだろうが……発病したら「複数の臓器」「複数の病気」が「並行して出現」する。

なのに、それぞれの病気を治すのに「複数の病院」「複数の科」を「渡り歩かないと」いけなくなる。

私は法人営業をしていたけど、そこでの目標、信条は「ワンストップ」で「お客様のニーズにこたえる」ことだった。

特に私は商社的な仕事をしていたので「お客様に」「それは●●に行ってください」というのは「親切ではあるけど」「商機を失う」場面でもあった。

やっぱ「わかりました。調べてみます」で、自分が「窓口」になって「その客に全部任せてもらう」立場になりたかった。

そうすれば「無手勝流で」「案件の入口」「商流の全部」を握って、儲けることができる。

まあ、こんなのセールスの「常識」「王道」なのだが……できない人のほうが多いと思う。

だけど、医療においても同じようにできないのかな……って思う。今は「総合診療科」というイギリスのプライマリーケアを「まねた」制度ができつつあるけど……頼りない。

なぜか?というと「肝胆膵、消化器、循環器、脳神経、がん……全部専門的にかなり複雑で大変なのにそれを一人の医師で全部網羅してやれるのかな?」ってこと。

まあ、「ガイド役」「アドバイザー」としての総合診療科ならありかもしれないけど、患者にとっては「中途半端にしかわからない医師」を相手にされたら……怖いと思う。

そう考えると、総合診療科の医師は「ベテラン」のほうがいいだろうし、専門の医師よりむしろ「できる」医師じゃないと務まらない気がする。

どうかな??読者には医師も歯科医師も多いので、なんか意見もらえるとありがたいけど。

■私は両方の病気を考えられる
 でも、私は消化器内科の「慢性胃炎」と、腎臓内科の「慢性腎炎」の両方の病気を「病理」「治療法」まで「イメージ」「描く」ことができる。

もしかしたら、自分のほうが「総合診療科」なのかもしれない。

たとえば、慢性胃炎の「病理」を考えてみる。
「胃炎」は「胃袋の中の皮」「内皮」の部分の炎症だ。
なぜ内皮が炎症を起こすのか?

それは「食べたものがアルコールだったり、熱かったり、刺激が強い唐辛子だったり、酸だったりで」「荒れた」からだ。

うーん。それも原因にはあるかもしれない。確かにお酒を胃に流し込むと、一瞬で胃の内皮は「赤くただれ」てしまう。それぐらい……アルコールは「タンパク質を分解」してしまう力が強い。胃の内皮は「タンパク質」だ。

なので、酒って「飲まないほうが絶対」「いい」のだ。これは、あらゆる臓器に対して……同じように「害」なので。

だけど、もともと胃の内皮は「PH1.5~3」の「塩酸以上」の強酸に耐えられる組織になっている。じゃないと食べ物を消化して、自分は溶けずにできないよね……。

どうやって「溶けない」ようにしてあるかというと「胃の内皮の間に」「胃粘膜を保護する」「液体」を「にじみだす」ようにしてある。

この「コーティング」によって「内皮は溶けずに」済む。

さらに、胃の中は「常時酸で満たされている」わけではない。空腹時まで胃酸は出ていない……。

胃酸は胃の中で「どう保管」されているのだろうか?

胃の内皮の細胞の合間に「胃酸になる前の」「安全な成分」で備蓄されている。そして「食べるぞ」って脳が指令(ホルモン)出すと「製造開始」して「胃壁に放出」していく。

そう……胃の消化液とは「オンデマンド」で「食べるごとに作られている」

実に巧妙だよね。

この内皮には「無数の毛細血管」が接続され「血液が循環」している。これによって、内皮は「常時生まれ変わって」「新しい内皮が」「下から押し上げられ」「胃壁の表面」となっている。

あれ?そう……これって「肌」と一緒なの。本質は。その入れ替わりは3日から7日で行われる。

けっこう早いよね。ちなみに「血管」も管の中に内皮あるけど、入れ替わりのターンオーバーは1年ぐらいかかるそうだ。

なので血管を「きれいに生まれ変わらせる」ためには「年数」かかる。

そういう点で、胃壁の組織の新陳代謝は意外と早い。

「早い」……ということは「細胞のDNAのコピーと複製サイクル」も「早い」。

そして「毛細血管」が「無数に接続」されているということは……賢明な読者なら「ピピ」とわかるだろう?

「血液の成分が悪ければ」「毛細血管とつながる胃壁の内皮に」「炎症が起きてくる」わけだ。

そう……。つまり「胃炎」の本質は「血管内皮の表面が食べたものや液体で物理的に破壊されている」ことより「血液成分の悪化が」「胃壁内皮細胞のターンオーバーをおかしくしたことによって」「炎症」を起こすのだと。

どう?今、胃炎の「病理」が描けた。

なので、胃炎を起こしている人の胃壁の内皮は「炎症でただれ」「血種」になったりしている。

■栄養不足が「ダメ押し」してくる
 そこで炎症反応というのは「正常な人体のシステム」であり、数日すれば「痛んだ内皮は」「免疫細胞によって」「アミノ酸などに分解」され「血液中に」「戻って」いく。そして壊れた胃壁の内皮細胞の下では「新たな胃壁の内皮細胞」が「生まれ」「押し上げられて」いく……はずだ。

ところが、この胃の持ち主の人が「栄養不足」「睡眠不足」「ストレス」があったら……どうなるか?

それは「正常な胃壁内皮細胞のターンオーバーが」「妨害」「できなく」なる。

栄養不足は「ターンオーバーのスピードをにぶらせ」「さらに正常なコラーゲン生成ができなく」なる。

実は胃壁の内皮細胞は「コラーゲン」によって「柔軟性」「弾力性」が得られている。それが「できない」

健康な人の胃壁は、胃カメラでのぞくと「ひだがあり」「ピンク色で鮮やかにきれい」な状態だ。

だけど、胃炎を起こすと「ひだが消え」「どどめ色の血流が悪い色」になる。

「どどめ色」の「暗い赤色」……似た部分に気づいたかな?「歯茎の色」だね。
健康で虫歯のない人の歯は「はぐきがピンク」だよ。血流がよく、歯肉のターンオーバーがうまくいっているので……きれいなピンク。

だけど、虫歯や口が汚い人、タバコ吸う人は「歯肉の血流が悪く」「歯肉のターンオーバーも阻害され」「暗い赤色」になる。

「人体の細胞の血流が悪い」って、かなりやばいことなんだ。本当に、すごくまずいことなんだ。

ちなみにこの血流が悪いのが「心臓の筋肉細胞」におきると「心筋梗塞」というわけ。

全部の病気は「血管と血液」で「決まるし」「わかる」のさ。

■胃壁のひだの意味
 なぜ胃壁には「ひだ」があるのか?それは「ひだの分」「胃壁の表面が増え」「消化効率が高まる」ように、神様は人間のDNAをプログラミングしてある。
巧妙だよね。合理的に作っている。

だけど、そのせっかくの「胃壁面積」を「ひだを消失」することで「失う」と……何が起きるか?

「食べたものを」「全部きちんと」「消化しづらく」なる。「胃の負荷」が増える。それは「たくさん胃酸を出さないと」「満足に消化できない」ことにもなる。

つまり「胃が無理を」するようになる。

そして「炎症を起こした」「ケガの部分」に「胃酸」がかかると……「工事現場がその都度」「破壊されて」「また元の廃墟に戻る」。なので「なかなか胃壁が治ってくれない」これが「慢性胃炎」という病態である。

OK?
わかりやすく、今あなたは消化器内科専門医より「リアルに胃炎の緻密なメカニズム」を理解した。

■胃炎と衰弱
 胃炎を起こした人は「食べても」「ちゃんと消化できない」「量も食べられなく」なる。どうなるか?

当然……「栄養」が「不足」する。するとどうなるか?
ますます「細胞の修復」が「できなく」「なる」

これを「衰退のスパイラル」といっておこう。

つまり「胃炎で痛んでいる胃壁」が「ただでさえ、自分の胃酸で破壊」続いて「治そうとしても」「治らない」……これが「ぐるぐる続く」

炎症の現場では「壊れた細胞」「胃壁の外から侵入する酸」「菌やウイルス」も現れる。それに免疫細胞が必死の「抵抗」「機関銃うちまくり」をしている。

出血もする。
この状態が「胃潰瘍」だ。

激しい「戦場」……それは「細胞のDNAの転写回数が増えるわけで」「転写回数が多くなればなるほど」「データの転写のしくじり」が「増える」わけだね。

これが「胃がん」というわけ。

なので、胃炎は「急性胃炎」→「慢性胃炎」→「胃潰瘍」→「胃がん」と病態を「成長」させていくことになる。

だから「慢性胃炎」は「しょうがない」では「済まない」ということなんだ。いずれ「発がん」する。

がんが、直径1㎝程度になって目視できるまでには14年ぐらいかかる。この時点でがん細胞の数は「1億個」と言われている。これでステージ1。

なので、そうならないように「ステージ0」の段階で「つぶさないと」いけないね。

最初の胃炎から14年間は「あなたには逃げるタイムリミット」がある。

■治療法を考えてみようか
 じゃあ、私の医学的思考で治療法を考えてみよう。まず「炎症をおさめる」必要がある。それは「自己治癒能力」での「胃壁修復」の時間を与えることと、工事現場の「保全」がいる。

つまり「これ以上、作業現場に」「物が当たらない」ようにしてやる。なので「絶食」を「7日ぐらい」してやる。

でも「食べないと」「栄養がなく」「肝心の胃壁が修復できない」わけなので……「輸液」「栄養素の点滴」がいる。

そして「きちんと睡眠」しないと「細胞修復は行われない」ので、「寝ていてもらう」

つまり「7日間、絶食、輸液による安静での入院」が「目の前の炎症をおさめるためには」いる。

だけど、今の消化器内科の病院でこのような戦略で治療しているところは……ない。

「食べながら」「薬で炎症をおさえ」「胃酸を出しづらくして」「逃げる」手法がとられている。

でも、実は入院安静のほうが……早く治る気がする。

というのは、自分は「結腸憩室炎」の診断で「腸の中で炎症」とCTで認められたので大学病院の消化器内科では「速やかに入院」「絶食」「輸液で寝ているだけ」で10日間入院させたからだ。

別に手術も、抗生物質も入れない。ただ「死なないように」「栄養補給」だけして「ひたすら寝ている」だけだった。

医師の話だと「こうして入院させたほうが」「動かないでしょ?」「生活で動いちゃうと」「炎症が収まらないから」「食べないのがいいけど」「そうしたら栄養ないのでまずいから」「点滴するわけです」
ということだった。

くだらなさそうで……大事なのは「安静」「寝ている」でも「栄養は血液にはちゃんと補給」だった。

なので、胃炎についても同じことがいえる。だけど、そうしたら「怒涛の長期入院患者」が蔓延するのでやらないようにしているのだろう。

胃炎の人……多いはずなんで。

ただ、こうして入院して治しても「本人の栄養状態」「食生活」「睡眠」「ストレスのコントロール」を変えなければ「また」「再発」するよね。

だから……薬とかで「一時しのぎ」で止めているだけでは……ダメなんだ。最後は「食事療法」「運動」などで「自分の体のリズムやサイクルの根本を」「正さないと」ダメなんだよ。

■慢性腎炎
 次に、慢性腎炎の病理を考えてみようか。腎臓は「綿のような」「糸球体(しきゅうたい)」という「ミクロンの毛細血管」が接続された「濾過フィルター」の「集合」でできている。

ここに心臓から送られてきた血液が通り「糸球体」で「毒物は尿」に「分離」されている。

この糸球体が「目詰まり」「破壊」されていくのが「腎炎」だ。なぜ炎症が起きる?

賢明な読者は「ピピ」と連想できたはずだ。「毛細血管だよね」そう。腎臓の糸球体に接続されている毛細血管の「血液の成分」が「悪い」と「炎症」が起きる。

どう悪いか?そこだな。

それは「酸化ストレスが多い成分」「糖質が多い成分」。そして「血圧」が関係しているだろう。

■血圧ってどこで生まれるの?
 心臓じゃないんだよ。みんな心臓が血圧を生むと思っている。違うんだ。腎臓なんだよ。どういうこと?

腎臓にはセンサーがついていて「血液液中の塩分濃度」みたいな成分によって「血流のスピード」を変えるシステムになっている。

そう……血圧を決めるのは「腎臓」

■血圧が高いってどういうこと?
人体はなぜ血圧を高くしたいのさ?
「末端の毛細血管の栄養や酸素が不足」していると「思うので」「高圧にして送り込めば」「向こうでいきわたるだろう」という判断が起きるからだ。

そうやって人体は「末端組織が死なないように」「努力」する。

■血圧が高いままだといけない理由
とくに「血液中の塩分濃度」が高いと「血圧」は上昇する。だが、この血圧の上昇は一時的ならいいのだけど、常時続くようになると「動脈の血管」が「硬くなって」いく……すなわち「動脈硬化」の原因になる。

血圧100と140では1.4倍「通り抜ける血液の量」「水圧」が違う。それだけ血管の筋肉組織が「筋トレ」しまくり「硬い筋肉」になってしまう。

動脈硬化ってそういうこと。

だから「血圧は可能な限り下げていようね」と循環器内科医は言うわけ。血管と血液は「その先の細胞に」「栄養が届き」「老廃物が戻れば」「十分なので」「そもそも血流を高圧にずっとしている」必要は「ない」

理想的なのは「低血圧で」「栄養と老廃物回収のミッションはきちんとできている」ほうが望ましいわけだ。

だけど、それがうまくいかないから「血圧を上げて」「ムリ」をする。ムリはいけない。

私も驚いたのは、循環器学会にせよ厚労省にせよ「1日8グラム以内に塩分を抑えよう」という目標……で、武田式も1日の塩分を8g以内に「はかりで正確に計って」食べるようにしていた。

そうしたら、1カ月ほどで「血圧が最高110が」「90」にまで20も落ちたのだった。

塩分がいかに……血圧をベースで常時上げてしまい、その連続と慢性化が「動脈硬化」を「促進」してしまうか……思い知った。

世間には和田秀樹だっけ?「血圧は高くていいんだ」とほざく医師がいるのだけど……やっぱ間違いなんだよ。

「普段のベースの血圧は低いほうがいいよ」ってこと。
だけど、今の君たちは「外食」「加工食品」「おそうざい」で食べているけどあれ……使っている塩の量「ハンパない高さ」なので。

だから外食やおそうざい、加工食品をメインに食べている人は「ベースの血圧」が「高くなっている」「慢性高血圧」になって……最後……「動脈硬化」が起きる。

ということだな。

OK?どうよ?
あなたは、内科でも一番複雑な腎臓内科の慢性腎炎の病理をイメージできた。

偏差値70の医学部の医師でも腎臓内科を専攻する人は「もっとも理数的思考ができる」人なんだと。

流体力学みたいなレベルの話があるからね。

でも、それほど複雑な話を、これほど明快に簡単に説明できる私のほうがIQ800の超頭脳だと……あなたはわかったと思う。

■腎臓が厄介な理由
 さて、腎臓の場合やっかいなのは「一度壊れた糸球体は」「再生しない」ことだ。

「血流が悪い」と「糸球体の細胞」は「死んでしまう」

でも、そういうことになるのは「想定済み」ということで、神様は人体を設計するにあたり「複数」「膨大な数」の「糸球体」を「分散並行」させてフィルターを作り上げた。

こうすれば、1つパーになっても、別の糸球体で「フォロー」できる。似たような機構は肝臓にもある。肝細胞は糸球体と違って「死んだら」「再生」して「数を維持しよう」とできる。

でも、腎臓はできない。「減るのは一方向だけ」なのだ。

■自分のeGFR知ったほうがいいね
 これを数値的にわかりやすくするのが「eGFR」という血液検査での指標。どれぐらいの糸球体が壊れて失われたか……わかる。

そしてそれは腎臓フィルターの「性能」も表す。

健全な人はこの値が90ぐらいある。だけど、加齢とともに「糸球体が劣化」「破壊」されていって減りだす。

私の数字だと、2015年(43歳)で80ぐらいあった。52歳の今で67~70とか。8年で13も減った。

この値が60を切ると「危険」となって、腎臓内科による「医療介入」がいる。さらに45を切ると「ヨード剤造影CT」のヨード剤が使用できなくなる。

ヨード剤は毒物であり、体から一刻も早く腎臓を使って尿として外に出さないといけないからだ。でも、腎機能が落ちたら使うと本人が危険なのでだめになる。

でも、ヨード剤が使えないとなると「FFRCT」「心臓カテーテル検査」「カテーテル手術」「心臓バイパス手術」……の「心臓疾患の最後の砦」の治療がすべてできないことになるので……「そっちでご愁傷さま」「ハムランド行き」になる。

そして30、20切ってくると「腎臓透析しないと」「もう自分の腎臓では濾過できない」と判断される。

■腎臓透析で生きられるか?
 こうして、最後、腎臓透析になる。週3日、1回5~7時間ベッドに寝て「ぶっとい針」を腕に挿されて体内の血液を外の機械で「濾過」しないといけない。

一生……だと思うだろ?それもない。
腎臓透析を開始したら、平均で5年ぐらいで「死ぬ」
何年も生きられる人はほとんどいないのだった。

■最後は移植
あとは「生体腎移植手術」だけ。運よくドナーが出たら腎臓を手術で移植して「中古部品」で入れ替える。自動車のミッション交換、エンジン交換と変わらない。

だけど「一生、免疫抑制剤を飲んでいないと」「他人の腎臓を異物とみなす免疫ショックで死んでしまう」身になる。

でも、そもそも腎臓がだめな人は「薬剤も使えない」「血圧コントロールも危ない」人が多いため「手術自体も危険」なことが多い。

それゆえ「腎臓の劣化」だけは「何が何でも防がないと」いけないのだ。

OK?腎臓の大事さ……みんなわかってないよね?
血液検査で、自分のeGFR見ろよ。いくつだろ?
え?eGFR検査してない?その辺のクリニックかけこんで
「eGFR調べてもらえますか?」って言えばいいよ。
そんな高くないんで。

泌尿器科でなく腎臓内科を探して行くこと
もし、腎臓が悪そうならためらわず「泌尿器科」でなく「腎臓内科」に行くんだよ。腎臓をやるといっても泌尿器科と腎臓内科は全然領域が違うんで。

勘違いして泌尿器科行って「どうですか?」だと、その先生わかってないんで「ミスる」から。
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ちゃんと腎臓内科専門医に行ってな。でも数少ないんだ。
肝胆膵も腎臓も勉強が難しいので勉強好きな頭のいい医師しか行かないんだよ。
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たまたま、大阪市民の生徒さんのために調べたけど、こういうところが多分いいぞ。日本でトップクラスの阪大医学部だからな。維新より頼りになる。
★阪大腎臓内科の関連病院
https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/kid/kid/hospitals/index.html

■どうやって治すか
 なかなか、難しい臓器だね。現在の腎臓内科でも「壊れた糸球体は戻せない」「これ以上壊れないように」「薬で遅くさせたり」「食事注意してほしい」ぐらいしか……「ネタ」ないんだよ。うわー。

緑内障と似ているな。

治療法も緑内障と似てくる感じがする。緑内障の場合「視神経細胞に接続されている毛細血管の血流不足、眼圧が高いことで」「視神経細胞の組織が」「ヘタって」「圧死」して「断線」することで「信号断絶」となり「失明」していく。

腎臓の糸球体を破壊しないようにするには「毛細血管への血圧を下げ」「血液の成分での酸化ストレス、高血糖状態を直す」ことが大事なポイントになると思う。

高血圧で循環器の病気の人は「血液がだめ」なことがほとんどなので、同時に腎臓も破壊していくわけか。なるほど。論理的に整合性がつくね。

■失われた腎臓の糸球体細胞を復活できるか?
だけど、私がAIと話したら「必ずしも絶望的」ではないようだ。というのは「糸球体細胞は」「破損しても」「自己修復する」機能があるようだ。
こりゃ面白いね。突っ込んで研究したらノーベル医学賞行けるかもしれない。

ということは……武田式でも行ける可能性がある。

武田式は、血液中の「酸化ストレス」「高血糖」を下げるのがミッションにあるので、これが機能する。

難攻不落の腎臓疾患治療にも寄与する可能性が高い。

■でも壁がある
 ただ、腎臓を壊した人は「高たんぱく食」ができなくなるという致命的な問題がある。

そう……肉とか、プロテインだろうが……やたらタンパク質とったら、腎臓って「アミノ酸の廃棄処分」もするところなので……「ゴミ処理負荷が多すぎて」「かえってパンクして壊れる」はめになるからだ。

細胞の再生には「大量のアミノ酸」がいる。そのアミノ酸は「タンパク質」によって生まれるので……タンパク質を食べないのはそれ自体が致命的になる。

また「カリウム「リン」の取りすぎもダメだという……カリウムも血液中では必要な栄養素なので。これも困る。

こういう栄養素は「骨や筋肉、皮膚、内皮」の再生に大きく関わるからだ。

■紅麹サプリで腎臓一生パーの人が出た理由
 今回、紅麹サプリで「腎臓をダメにして」「人工透析」まで行った人が多いようだけど、あれも「カビの毒」が腎臓の糸球体細胞を「破壊」することで「腎不全」を起こしていくわけ。

■薬も腎臓を壊す原因
 同じように「薬」もなんだ。だから糖尿病薬を「やせ薬」として飲む「大バカ者」がいるけど、あの薬は「腎臓の糸球体を破壊する」ことでも有名なのだ。

だから、糖尿病専門医はあの薬を飲ませている間は「毎月、血液検査をしっかりして」「eGFRの低下」「糸球体の破壊」が起きていないか……常時監視している。

でも、やせ薬でテキトーに自己判断で買って飲んでいる「大バカ者」はその「裏のヤバい実態」知らないわけだから……「やせたと喜んで」「トレードオフで」「腎臓を破壊」「一生苦しむ」ことになる。

脱線したけど、実は自分は武田式をやって、逆に糖尿病薬を飲まなくてもいいようになってからeGFRが改善した。上がったよ。

ということは……食事療法で人体のベースの血液成分を正せば……腎臓についても回復が促進できる可能性があるのかもね。

■あなたが生き残るためには……
どうよ?無知と知能が低い……ってこれほど「自分の人生」「自分の命」を左右する。

よかったね?あなたは?この内海新聞読めて、動画みてきて……
バカと違う道行けたから……

あなたの人生の前には「二つのレール」が「右と左」にわかれてあるんだよ。
私が歩いていく方についていくと「生き残る」
逆に行くと「死ぬ」
ちなみにハムランド行きたくても「満員」らしいぞ。
むやみに死なないことだな。

乾いた真実だね。
(内海君:小市民)