内海新聞のブログ

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2084:スリムと栄養失調の勘違い

 武田式料理学校やって驚いたのは生徒さんの女性で「スリムで美人」を勘違いして「単なる栄養失調で発がん直前」みたいな人が多かったことです。

BMIが20以下だと「アウト」
 簡単に知る方法はBMIを見ることです。医師・管理栄養士も「医学的にはBMI22が長寿命最適ゾーン」としています。

今の私は21台。ただ、生徒さんのサラリーマン、中高年の男性は「24」とか太り気味の人がほとんどです。

すでに……内臓脂肪がつきまくっている状態なのです。

ところが、だからといってBMIが低くてやせていればいいかというとダメで、まずい人は「17~18」とかがけっこう多い。

こういう人は「やせています」「ひょろっとしてます」「小食です」という感じです。

顔が悪いとかでなく、逆にその辺歩いていたら「太っていないし」「スリムだよね」かもしれない。

特に女性は「勘違いダイエット」しまくる人が100%なので。アイドルや女優だろうが、OLさんだろうが、私の経験でも「美人ほど」「やせることに執着する」傾向があります。

そのために「飯抜き」「水抜き」とか平気でしたり、「ご飯は少し」「レストランでも残す」「朝食はスティックの菓子だけ」とか……

あるいは「糖質カット」「糖質制限」に走っている人も多いかもしれません。
それも……アウトです。今すぐやめたほうがいい。

栄養のことをわかっていなかった自分はそういう女性たちを「すごいね」ぐらいにしか思っていませんでした。

というか、自分は幼稚園時代「デブ・肥満児」だったので「いかにやせるか」で「うらやましい」ぐらいです。

ところが、この「勘違いダイエット」「小食」……実は、やせてスリムどころか「発がん」の原因なのです。また、循環器においても致命的な病気になっていく原因なのです。

■栄養失調になると20代、30代でも発がんする
 BMIが17とかの人の食事をみると「異様に食べる量が少ない」「食べられない」という話が多いです。

「朝食を食べないです」なんて人もほんと多い。
これ自分で言うだけで「美談どころか」「死の平均台カイジ状態で歩いているね」です。

とにかく「朝食を食べない」は医師も管理栄養士も「絶対ダメ」と断言するポイントです。食べようね。ちゃんと……。

それでも、本人は「朝はコーヒー飲んでパン少し。野菜なし」「昼はパン買って食べて終わり」夜も「納豆ご飯つくったので栄養はある」……こんな感じで「食べたつもりで」「栄養はとれていない」毎日です。

いっぽうで「外食」「お菓子」「スイーツ」などはするわけです。ますます「砂糖のとりすぎ」「食べているのは炭水化物がメイン」で「野菜」「タンパク質」は「実質なし」なのです。

これって太らないけど「血中糖濃度が高くなる」パターンです。ましてや「ジュース」「炭酸飲料」「缶コーヒーや、会社のベンダーのコーヒー、ミルクティー」とか「飲んでいたら」

砂糖注入です。

■やせているし、検診では異常ないように見えて「すでに糖尿病」
 糖尿病と循環器病(心筋梗塞脳梗塞)は「兄弟」みたいなものです。その根幹にあるのは「血管の劣化」「血液成分の悪化」です。

とくに「血糖が高い」「血圧が高い」……こういうのは「最悪」となります。

ちゃんとした病理があります。簡単に説明しますね。

みなさんが「甘い、砂糖の入った」「飲み物、食べ物」を食べる。あるいは野菜やたんぱく質を食べず「炭水化物のご飯やパン、麺」だけを食べている。

これは小腸から「急速に」「吸収」されます。そして「血液に行き」「血糖値」を上げます。

今、糖尿病内科、循環器内科で問題になっているのが「血糖値の異常上昇の振幅の繰り返し」です。

これを「血糖値スパイク」といいます。

正常な人は血糖値は下が70、上が109とかです。ここに食べた「砂糖」がきたら、食べた糖質の量分「血糖が上乗せで上がります」

そして糖尿病内科・循環器内科とかでは「いいとこ食べても180以内で上昇終わってね」って管理栄養士も入れて指導しています。

私の場合、糖尿病ですのでいまだに空腹でもすでに血糖値は120~140あったりします。そこに食べると「180」どころか「200」「300」まで上がってしまう。とくに……外食です。

なぜかというと「外食は」「うどん、そば、スパゲッティ、白米」にせよ「量が多い」のに「野菜やたんぱく質は少ない」メニューがほとんどだからです。

目安として、白米のご飯は「小さな茶碗1つ」で80上がる。大盛、牛丼大……みたいな食べ方をしたら200、300行く。

それを防ぐためには「千切りキャベツ100g以上」とか野菜を食べるのと「豆腐1丁」ぐらいを同時に食べる必要があるのです。

でも……外食でそれだけの品数で……あなた食べないでしょ?
社食でも……。

ということは「素うどん1杯でネギ少々」で食べているような人が「圧倒的に多い」のです。

また「栄養バースナック」みたいなものだけでもいいと……錯覚しているアホ……それも「炭水化物」なので。

あー、食物繊維入り……とかラベルに書いてあっても「文字だけ」です。足りません。

さっき書いたように「千切りキャベツ100g」毎食いる。これに代わるのは「こんにゃく100g」とかです。

食べてないよね……あなた。だったら……簡単に食後の血糖値は「爆上げ」している。

その結果何が起きるかというと「ランチタイム過ぎて、3時間ぐらいした15時ぐらい」「猛烈に眠気が襲ってくる」ことです。

サラリーマンの人は特にそうなる。

工場労働とかで構内を歩き回る人は、案外クリアできる。なぜなら「有酸素運動であるウォーキング」を自動的にしているからです。

デスクワークの人は眠くなっているでしょう。

それは……「毎日、血管内部の血液の血糖値スパイクが起きて」「血管を損傷」しているのです。

だからやせているから「糖尿病」ではない。「検診ではHbA1cが5.8超えていない」と思って「それは糖尿病の武田さんだからでしょ?」「自分は関係ない」……いえいえ……あなたは「すでに糖尿病状態」なのです。

■砂糖・糖は「人体すべての炎症のもと」
 それで、血管は「全身の臓器」「筋肉から皮膚」まであらゆるところに「毛細血管」で「接続」されて「血液が循環」しています。

そう……あなたが食べた「高血糖の血液」は「全身すみずみまで」「心拍数の数だけ」「流れている」のです。

この「糖が高い血液」は何をしでかすか?それは「炎症」です。AIに説明させようか。

■血液中の糖濃度が高いと炎症が起きるのはなぜか?
AI:血液中の糖濃度が高いと、
1.糖化終末産物(AGEs)の生成: 高血糖状態では、グルコースとタンパク質が反応して糖化終末産物(AGEs)を生成します。これらのAGEsは炎症反応を引き起こすことが知られています。

2.サイトカインの放出: 高血糖状態では、体内の細胞が炎症性サイトカインとして知られる炎症性分子を放出する可能性があります。これにより、免疫系が刺激され、炎症反応が引き起こされます。

3.酸化ストレス: 高血糖は酸化ストレスを引き起こす可能性があります。これは細胞や組織に損傷を与え、炎症反応を誘発する要因の一つです。

4.細胞内シグナル伝達の変化: 高血糖状態では、細胞内のシグナル伝達経路が変化することがあります。これにより、炎症反応が活性化されます。
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医学的に明快でしょ?こういうメカニズムで「人体のあらゆる組織で炎症」が起きます。

たとえば「かゆみ」「痛み」もそうした組織が刺激されて起きているのです。

だから「甘いものを食べていたら」「ケガや病気」「痛み」「かゆみ」が「起きやすい」「治らない」と思うといいです。

皮膚のかゆみって、ヒスタミンとか、あー、花粉症やらアトピーだとか……ああいうのも全部「砂糖や糖による」「高血糖の刺激」が関与しています。

なので「砂糖・糖のとりすぎは」「万病のもと」なのです。

■「発がん」にも大いに関係している
 がんの発生は「体内の細胞での」「慢性的な炎症」によって「細胞修復のDNA転写(コピー)が失敗」し「異常なDNA配列」が「突然変異で起き」「がん細胞になる」ことで起きます。

なので「正常なDNAの転写」のサイクルで「正常な細胞修復・再生」が続くようにしなければなりません。

でも、老化すると「免疫細胞が減る」のと修復の命令を出す中央司令部の「エストロゲンホルモンが枯渇」するので、この「正常な細胞修復・再生」が「基本ベースでできなくなっている」状態に「ダメ押し」で「炎症」が襲う。

炎症が起きたら「正常な細胞に戻すために」「今の細胞を免疫細胞が食い殺して破壊して」「解体作業して」「更地にして」「新たな細胞を製造して修復する」作業がいります。

ところが「壊すための免疫細胞がいない」「壊したのに解体が途中でストップ」「更地にできない」「製造しようとしても新たな細胞を生み出す資材=栄養がない」と……

結果、いびつで異常な「がん細胞」しか製造できなくなります。

これが「発がん」です。

わかったでしょ?発がんは「年齢が若くても」「栄養が足りなければ」「容易に起きる」ということが……

若い女性や男性が「スキルス胃がんで短命」、サニージャーニーが「32歳でもう、すい臓がん」になるのは

「食事の栄養不足」を「自覚していなかった」ことなのです。

■栄養不足が心臓病になる理由
 では循環器内科の領域での「栄養不足が原因」がどう影響しているか説明します。簡単にいうね。

同じように「血管内の血液の栄養が」「高血糖」が続いている。そこに外食とか、味噌汁飲みまくる、うどん、そば、ラーメンのスープを飲み干している……こういう日常を続けている人は

「血液中の塩分濃度」も「高く」なります。だって、塩を体内に入れているのだから。

「塩味が薄くちゃおいしくない」って「錯覚」している人が「圧倒的に多い」です。私もでした。

でも、循環器内科医は「限りなく塩分下げろ」って「叫んで」いますよ。うそじゃないから。病院行ってください。ポスターまで貼ってある(笑)

■血液中の塩分が上がると何が起きる?
 血液中の塩分は「腎臓」によってモニタリングされ「塩分が濃い」と「血圧」が上がるように腎臓はコントロールします。

血圧が上がるわけ。

で、常時「塩が多い食べ物」を食べている人は「血液中の塩分濃度が高いまま」なので「血圧も高いまま」で「固定化」される。ここが問題なのです。

プレジデントが大好きな(あの雑誌害悪ばっか流すよね)、和田秀樹ですか?精神科医なのに専門外の循環器内科のネタで「高血圧でいいんだ」ってわめく。

あれ……信じたシャッチョーサン、あほだよね。死ぬよ。

「血圧は限りなく低いほうがいいんですよ」マジです。

どういうことか?説明するね。

確かに人間は「運動」とかする。お風呂に入ると「血圧」が上がる。血圧が上がることで何が起きる?血液の酸素が末端の毛細血管に「よく流れる」

確かにいいんだよ。だけど、それは「一時的にはいいけど」「ずっとはまずい」
何がまずい?

「血管が」「硬化」するもとになるのです。つまり「動脈硬化」を起こしてくる。

■心臓・血管は自動車のエンジンと似ている
 どうしてかというと「自動車のラジエーターホース」がわかりやすいかな。
ガソリンエンジンの車には「エンジンの200℃近い熱を」「冷やしてエンジンが壊れないように」「冷却水」を「常時循環させて」「熱を奪って」冷却しています。

この部分の水をエンジンからラジエーターの装置に循環して流すための「ゴム管」があります。

エンジンルーム開けると太いゴム管が目の前にあるよね。それ。途中に「弁」がついているよね。「ラジエーターキャップ」というのだけど。

この太いゴム管、新車だと「握ると」「やわらかい」のですが、年数たってくると「硬くなる」それで「交換」しましょう……とメカニックは言うね。

このゴム管、なぜ硬くなるのですか?それは「高温」「高圧」の「水」が「常時」「流れて」「水圧」で「パンパンに張る状態が続く」からです。

そこに「紫外線」「エンジンの熱」で「ゴム管の組織が酸化ストレスで劣化(笑)」して「やわらかさを失う」わけです。

で、なぜメカニックは交換を推奨するか?
「このまま硬くなったゴムでいたら、いずれ割れてくる」
「割れたら、中の高温高圧の熱湯が噴き出し」
「そのままエンジン自体が壊れてしまう」
「つまり、ラジエーターが逝ったら心臓破裂になって廃車に即なる」
からです。

さらに、この太いゴム管が「柔軟でやわらかいと」「伸び縮み」によって「高温高圧の水流の調節」も同時にしているわけ。

車の場合は「ラジエーターキャップ」の部分でも水圧を調整しているんだけど。人間の場合は「腎臓」がやるのね。

OK?心臓と自動車のエンジン・冷却機構……本質は似ているのよ。
人間の場合「ラジエーター」に当たる部分が「腎臓」ね。

■高血圧は血管と腎臓を破壊する元凶
 つまり「高血圧で常時いる人は」「血管内の血液の流れる速さが高速ジェットになるので」「血管内皮が損傷」「血管筋細胞も筋トレ状態で固くなり」「血管の柔軟性が失われて」「高血糖の血液が」「腎臓に押し寄せて」「腎臓のミクロン単位の糸球体フィルターを」「目詰まり」「破裂」させて「腎炎」を起こし最終的には「腎不全」「透析」「死」になる。「腎臓が壊れる」

いっぽうで並行して「動脈硬化を起こして」「動脈がひび割れて」「大炎症になり」「血栓ができて」「心筋梗塞を起こしたり」「脳梗塞を起こして」「死ぬ」わけ。

なので、いちど「腎疾患」「循環器病」になったら「並行して」「腎臓内科」「循環器内科」両方にかかって治療をしていかないといけないの。

大変な一生になるの。

原因は「血液の水流が強いことがいつも続いてしまう」「炎症を起こす砂糖が多い」ことなの。

逆にこうなりたくなければ
「血液の水流は可能な限り弱くする」「炎症を起こさない=砂糖を体内にいれない」ことなんだよ。

OK?病理と治療戦略が……描けたよね。あなたにも。

■循環器病の治療戦略は「案外単純」
だから、循環器内科医は必死に
(1)減塩。厚労省推奨の「1日すべての食事でのトータル6グラム以下」で食べる。※武田式ではこれを採用しており、1食の塩は2グラムで下げて調理していますけど私の血液検査でも減塩を徹底してからeGFRの腎臓の数値が改善しました。

(2)「血圧下げてくださいね。110が至適だけど、心臓病の人はより低く、100、90……下げてください」という。

そして「血液中の血糖をとにかく下げましょう」と。
※ただ下げるといっても100~70程度までね。50以下は死ぬんで(笑)下げすぎてもダメ。

(3)さらに「血液の粘度をサラサラにするためにEPAが多い青魚(イワシ・サバ)食べてね」って100回、1000回「いう」わけ。
※医師側でEPA濃縮製剤を処方もしているけど、重症な患者じゃないとできない。基本、食事で食べたほうがいい。

(4)「血管内の炎症の原因はLDLコレステロールが血液濃度で高いと起きますので、LDLコレステロールを食事で余分に体内に入れない努力をしましょう」

(5)血管は筋肉繊維の細胞でもあるので「運動による刺激」で「筋肉をへたらないように」する軽い筋トレはいっぽうでする努力……「有酸素運動」「無酸素運動=筋トレ」しましょう……

……ってさんざん言うけど……その通り。

血液の粘度は「エンジンオイルのグレード」と同じ考えですね。
エンジンオイルも0W-20だと「さらさら」ですので。「0W」の部分の「粘度」を上げるとエンジン回転を阻害してその分回りが悪くなります。

でも、あなたは今の「変な食事」で「高血糖」「高血圧」を何年、何十年「続けて」「ストレスをかけ続けた生活」をしているんだよね?

え?気づいた?今すぐ自分の血圧、計ってみてくださいね。いくつですか?
最高が110以下ですか?110でも「ふつう」でしかなく、

循環器病になりたくなければ……100以下90、80みたいなレベルに安静時いないといけないのです。

140とかそれ以上……行ってる?まずいね。病院行かないと(笑)

スマホニュースの和田&プレジデントの記事……アウトだから
 和田秀樹は大間違いだね。「高血圧でもかまわない」……そんなこと抜かしているようじゃ死ぬよ。

和田医師が完全に錯覚しているのは
「血管が子供の若さで、やわらかく柔軟であれば」「高血圧であろうと」「耐えられるが」
「栄養不足で」「血液成分が悪化し」「血管細胞組織自体も劣化」して「硬化」しているような人にとっては「血圧が高いことは」「血管のひび割れと破裂」「炎症と血栓を生み出すだけ」だということなの。

こうした「病理」「メカニズム」「細かいプロセス」彼……頭に描いていないよね。精神病の専攻だから……でも、こういう話って「看護師とか柔道整復師が」「国家試験受験する」「基本的な解剖生理」の授業のレベルなんだよ。

その……レベル……も、和田医師……理解していないの?理解していたら……あんなこと言えないよ。

■栄養不足でBMIが17台とかが、いかにまずいか?
 これで「問題の全容」「どうしたらいいか?」医学的にわかったと思います。

私が現在困っているのは「やせすぎた」「栄養失調」の人たちを「どうやって」「正常なBMI」に「引き上げるか」です。

単純に「砂糖飲ませたら」そりゃ砂糖は体内で「脂肪」になるけど、今回太ってほしいのは「筋肉」「皮下脂肪」が「適度」なので。

砂糖は肝臓で「内臓脂肪」になってしまうので「フォアグラ」になるだけ。

しかも「血糖値が爆上げ」して「死ぬ」し。

なのでやたら炭水化物を「爆食いすればいい」なんて言えないよ。

炭水化物を理論上「多く」「血糖値スパイクを起こさず」体内に入れるには
「食事回数を3回どころか、5回、10回に小分けする」
という方法も理論上はあるんだけど(管理栄養士の話だと40回にわければいいが、1日食べているだけのアホみたいな話になる)

これやると「歯科での虫歯の発生」になるのです。食事と食事の間は「歯の溶ける修復」を4時間ぐらい開けてする必要があるのです。

間食とかお菓子、だらだら「ながら食い」が多い人は「虫歯」「歯周病」なりやすいし、なってる。

だから「片一方でよし」が「片一方では悪い」……トレードオフの問題に直面します。

実は、こういう人たちは「胃も小さくなり」「食べる量も少ない」ことが多いです。すでに「全身が弱っている」状態なんです。

でも本人は「やせているから、健康なんだ」ってずっと思っています。

それでも、日常生活やサラリーマンしていられるのは「オフィスワークがメインでたいして運動していない」からだと思います。

実は肺がんを発症した20代の男性の方もBMIが17台だった。
本人は気づいていなかったが「明らかに栄養不足」「栄養失調」で暮らしていた。

つまり「ベッドに寝たままベットごと立てて歩く病人」状態なわけです(笑)

病院の管理栄養士にも「やせすぎたり、BMIが異常に低い人たちをどうやって太らせればいいのですか?」って聞いたのですが

「無理かもしれない」と言われました。
「もう、その状態が固定化しているから、やたら食べさせても胃腸が耐えられないし」

「でも……この状態が続いたら、若くしても発がんしますよ」
「心臓病にもなって早死にするでしょうし」
「うーん。困った」

……そういう状況なんです。

■痩せの人の正常化戦略を考えてはみるのだが
 もちろんBMIが20切って17とか落ちているような人は「基本カロリーも低い」わけで「食べる量を徐々に増やして」「筋肉を落とさず」「内臓脂肪は増やさず」「皮下脂肪が適度に増えていく」レベルで「トータルでは体重増」にさせないといけないです。

はー。だれか名案があったら教えてほしいわ。

「肥満のダイエットは世間でも本でも、いう人はいくらでもいるけど」
「痩せを太らせて健全化する」はないんだ(笑)

まあ、唯一似ているのは「アフリカやアジアの飢餓貧困の栄養問題」と一緒なんだけど。

ということで、今日もこの問題を毎日考え続けています。
(内海君:小市民)

 

2083:回転寿司が体に悪い理由

 ちゃんとした総合病院の管理栄養士は「寿司は食べるな」です。回転寿司はもってのほかです。理由は医学的に決着しており「白米の糖質に、砂糖を入れて酢飯で最悪」「おかずに野菜がない」……

■寿司が体に悪い理由
1.白米である
2.酢飯に砂糖がガンガン使われている
3.野菜がない。あっても量にカウントするレベルにならない
4.卵(だし巻き卵)に砂糖が大量に使われている
5.味噌汁自体「塩分多すぎ」
6.しょうゆも「塩分多すぎ」
7.「たらこ」は発がん物質

「和食」だから「日本食」だから……関係ないです。単純に栄養価が低いんです。それだけでなく「発がん」「循環器病」の原因になる「砂糖」「野菜や繊維質がない」

■江戸時代末期の料理は栄養に悪かった
 調べていると日本の食事が「栄養的に悪くなった」のは江戸時代末期ぐらいです。前回のだし巻き卵も「江戸後期」に生まれました。

そして「江戸前の握り寿司」も江戸後期でした。
https://www.mizkan.co.jp/sushilab/manabu/1.html
なるほどね。この時期に「天ぷら」「そば」「握り寿司」……栄養的に悪い「ジャンクフード」が流行ったんだね。

結局庶民の「強欲」「怠惰」が生み出した……。今の日本国民と変わらない。

人間……200年たっても「進化していない」

■日本をダメにしたのは「大阪商人」
 日本をダメにして腐らせていく原因が「維新」「大阪商人」にあると以前言ったけど、このただでさえ体に悪かった「江戸前の握り寿司」を、さらに最悪に国民に浸透させたのが「大阪発祥の回転寿司」でした。

そもそも、私も幼少期の時は回転寿司がなかったので、寿司というのは「年に数回」「お祝い事」「親戚家族が集まるとき」の「特別な料理」でした。

寿司屋に行くなんて「お金が高くて」ほとんどいけないし、大人が行くところでした。

それが、途中で「小僧寿し」ができて、なんか月1回はみんなで握り寿司気軽に食べるようになって、そのあと、回転寿司が登場して……今では毎週のように食べに行っている人が増えたわけです。

■大阪商人が日本を破壊している
 回転寿司を開発したのが元禄寿司東大阪)。そして今大人気のスシローが大阪……変な話ですが「江戸の文化」を「大阪商人が破壊した」ような感じです。

こういう構図がいっぱいあって「お笑い」も、東京のドリフターズ系から大阪漫才の「吉本」が東京に侵略して制圧。

暴力団は神戸・関西の「山口組」が東京や東日本に侵略して「制圧」。

それからサントリーアサヒビールなどの酒造メーカー。

さらに武田薬品工業にせよ「製薬会社」のほとんどが「大阪・関西」の会社です。それが東京に侵略して東京の会社みたいに君臨しています。
今お騒がせの小林製薬も大阪の会社。

事務機器最大手のコクヨも大阪ですから。

そう考えると「東京人って大阪人に食われているよな」っていつも思います。

政治でもワーワー暴れている連中「大阪組」が多いから。出自調べてみるといいよ。

まあ、東京人とか関東の人は「あんま嘘つけない」ので商売ヘタなんですよ。

だけど、その辺大阪は「商人の街」なんで……勝っちゃうね。

余談で話すと、京都もそうなっていて「純粋な京都人は」「商売ヘタ」なんで、京都の観光地の店とか、流行っている店って「大阪商人」が「京都ブランドを使って」「稼いで」いるんです。

■京都ブランドの魔力
 大笑いだね。これも「大阪まんじゅう」っていうと「ださ」「食いたくねえ」っていう「どんくさいイメージ」になるのですが、

「京都まんじゅう」っていうと「京都だぁ」「すごそう」「上品で高貴そう」ってイメージで売れるんだよな(大爆笑)

たとえばさ、こういうネーミングにしたらどう感じる
「京都橘屋饅頭本舗」
字面見るだけで……なんか「歴史があって」「うまそうな」感じしてくるでしょ。

でもさ、材料「北海道の小豆」「新潟のもち米」だったりして……全然……京都産ないけどね(爆笑)

そんなクズみたいな商品が「京都」ってつけるだけで「後光の光」得るわけよ。

え?京都市内の「お土産」「食べ物」「お菓子」「パン」……そういう「インチキごまかし」で稼いでいるから(ウルトラ爆笑)

だからといって「滋賀」「奈良」「和歌山」とかつけたら「トーンダウン」するわけでしょ。関西で京都に張れるのは「神戸」だろうね。「名古屋」も「どんくさ」で霞むからね。とにかく京都ブランドには勝てないよ。

「神戸コンフェクショナリー」なんて横文字入れたら「セレブご用達」「なんかおしゃれ」って感じるよね(爆笑)

でも
「大阪コンフェクショナリー」ってしたら「ムリして食べる気もせんな」……ってなる。これぐらい大阪のブランド力は「ないんだ」

それで、京都いたとき大阪商人の人と話したら
「名前は京都でやると売れるんですよぉ。でも経営は大阪」って笑ってました。

■回転寿司は「死のロシアンルーレットの回転」
脱線しましたが、とにかく、愛媛でも毎週、土日は「回転寿司」「マクドナルド」に長蛇の列で車が並んでいます。

ファミリーや家族で食べたり、老夫婦が食べているわけでしょ?

彼ら全員「糖尿病」「発がん」「循環器病」になっていく。

食べ物が悪いんですよ。病院の管理栄養士は「絶対食べるな」って言ってるし。あんなもの「食い物じゃないよ」って認識です。

医療の現場はそうなっているのに、患者やその辺の「自分はだいじょうぶ」と「思い込んでいる」「アホ」な人たちには伝わっていない。

南雲医師が動画で一生懸命「白米は食べるな」「だめなんだ」って訴えたところで……相変わらず、回転寿司やマクドナルドに人は並ぶ。スタバでフラペチーノ飲んでる。
★【簡単健康法】病気になりたくなければ“白米”をやめなさい!(完全栄養食・やる気が出る・スーパーフード・ナグモクリニック・予防医療・玄米・雑穀玄米)

www.youtube.com

■でも、南雲医師も間違いだからね。ひっかからないように。
でも彼の間違いは「玄米食べよう」にしたところだね。ダメだよ。「もち麦」「オートミール」に主食を全部しないと。

南雲医師の勘違い、間違いは「玄米」「牛肉ステーキ食べよう」と言っちゃうところだね。あれ……間違いなんで……信じないこと。

ちなみに、武田式では「白米・うどん・そば・そうめん禁止」
その代わり「もち麦」「オートミール」「スパゲッティ」「ラーメンの麺」主食で貫徹してもらっています。もちろん結果は「すばらしい」です。ちなみに玄米は病院管理栄養士は「まるで勧めません」ダメだって……知っているから。

だから南雲医師は「間違い」なの。あの人、肝心なところで「変な間違い」を平気で言う。南雲医師、玄米に誘導するために「オートミール」「もち麦」のデータは比較しないよね……ダメだよ。医学者・科学者としてそういう態度は……。

白米も玄米も前もやったけど「栄養価」「血糖値」悪いんだよ。
圧倒的に優秀なのは「もち麦」「オートミール」なんだ。
★白米・玄米など穀物類の違い
https://takedagakko.hatenadiary.jp/entry/2024/01/15/134458
そりゃ、皆さんの食生活だと糖尿病や、サニージャーニーみたいに若くてもすい臓がん発がんするし、40代以降の男女も「冠動脈にプラークつまり」起こすわな。

私も、よく行っていたよ。回転寿司、マクドナルド……その結果が今の状態です。

みなさんも、私みたいにならないように。白米ご飯、回転寿司、ハンバーガー、ドーナツ、ポテト、ファミレス、うどん、そば、町中華、牛丼、カレー屋、鶏唐揚げ、とんかつ、エビフライ、ハンバーグ、牛豚ステーキ…、しゃぶしゃぶ、すき焼き、握りずし、巻きずし、ちらし寿司、宴会料理……食べないことですね。

やめるのムリだろ?中毒だから。

でも、私はそれに群がって並んでいる親子連れを見たら
「こいつら、全員死ぬで」
「発がんするよ」
「無知ってこわいよな」
「知能が低いと、自分で何を食べるべきかわからないから、こうやってダメな食べ物毎日食べて、老化して発がんして死ぬわけか」
って思ってみています。

こう考えると、これって「食物依存症」という立派な精神病の病名がつくわけで、精神科の領域かもしれないな。

 

2082:だし巻き卵が体に悪い理由

 歯科の待合にいたらNHKの「今日の料理」をやっていました。日本料理の笠原という……多分、その道では「えらい」「大御所」の方が講師でした。話し方がなんか「タカビー」というか「スポコン系」の感じで、女性アナウンサーの方に「これがプロの料理だ」って感じでした。

「ふーん」と見てました。何を作るのか?と思ったら「だし巻き卵」でした。
「家庭でお子様にもいいですね」ってアナウンサーがほめています。

講師は「溶き卵数個に、砂糖をドバっといれ、めんつゆみたいなつゆで味付け」していました。
「こうすればおいしいですよ」

私はその時点で「またやっちまったな」って「それまずいでしょ」って思いました。

卵は当たり前ですが「かたゆで」ではなく「やわらかい卵焼き」で、四角いフライパンで焼くので「こげめ」もついていました。

それが「和食の達人のプロの腕」なのだそうです。

そのすべてが「間違った料理」だと私は思うしかありませんでした。

最後試食でアナウンサーが「これおいしいですね。子供さんにも喜ばれます」と……

「お前ら子供に砂糖の味をそこまでしみつけて依存症にしたいのか?」
って思いぞっとしました。

■何がだめなのか?
 まず、卵の量が問題ありますね。オムレツにせよ、1人分で1日食べていいのは「せいぜい1個」です。え?

卵は「黄身」に「猛烈なLDLコレステロール」が最初から入っています。「濃縮された」ものなので……

LDLコレステロールをただでさえ減らしたい人からすると「表面上の栄養価は高い完全食品だけど」「食べるのは鬼門」なのです。

実際、私は以前、毎日1個のゆで卵や卵料理を作って食べていました。そうしたらLDLコレステロールがきちんと上がってしまいデッドゾーンでした。

「黄身がだめなんですよ」と管理栄養士に言われました。

白身だけならいいのか?」「でも、それおいしくないでしょうね」

「マヨネーズドバドバのタマゴサンド」「好きだったけどアウトでしたね」

次に砂糖を入れてしまうことです。
「和食は健康にいい」
日本食は健康にいい」

「ウソ」です。イメージや、大日本帝国万歳レベルの「日本はいい」としたがる人たちの「幻想」です。

真実をみなさい。栄養ないから。

正確にいうと「食材自体には栄養あるけど」「料理にない」
これだね。

小豆だって、小豆自体は高性能なポリフェノールの塊でいい食材なのに「砂糖入りのあんこ」にした時点で「最悪の料理」となる。

こういうパターンが日本食、和食に大変多い。それがゆえ、和食をまじめに食べていたら「まじめに病気になる」わけ。

きわめつけが「白米が主食」だということ。「うどん」食べること。「そば」食べること……この3つで「アウト確定」

だけど、やってるわけでしょ?「おにぎり」とか。

管理栄養士すらこの「まずい本質」に気づいていないのか……彼らで医学部並みの解剖生理や病理学を学んでいる人は「ほとんどいない」ので……だって大学の栄養学科はどこにある?

医学部にないよ。これじゃダメだね。料理は医学部外になっているんだよ。

この基本的認識や、構図を正さない限り「あほ料理」によって「発がん」「循環器病」になる人が今後も増産される。

ましてや「体に悪いのを自覚している」「知り尽くしている」「食品メーカー」「酒造メーカー」が「確信犯的に」「体に悪い食品」「酒」を売り歩いている。
CMもして「幼児期から洗脳」する社会構造にしている。

ここも正さないと「永久に」「発がん」「循環器病」「短命」の人間を生産し続ける。

■まとめると
だし巻き卵がなぜ体に悪いか?

1.卵を使う

2.卵は固ゆでが体にいいのだが(生や半熟、オムレツレベルはかえって消化吸収で悪い)。やわらかい加熱で終わらせている。
※タンパク質は生より十分な加熱をした方が胃腸での消化がいい。つまり世間の「やわらかい」「生に近い」卵ほど……胃腸には悪い。

3.砂糖を入れる

4.卵自体がLDLコレステロール増大の原因

この4つが最悪ポイントだね。本質を知ったら世間の「ふわとろ卵は体にいい」が「幻想」だと……理解すると思う。

でも、日本料理界の巨匠?誰一人……「栄養学」学んでいないだろうし「医学」もわかっていない……だから「おおまぬけなことを」「尊大に」「大将面して」「えばりくさって」NHKの料理番組で「日本国民全員」に「洗脳」しているわけよ。

構図をみたら「マヌケ」そのものだよね。

だから思うのね
「頼むからさ」「和食や日本食の間違いを自覚して」「次世代の栄養医学にあった内容に変えてくれないかな?」
と。

■武田料理学校の生徒の受難
 それで、うちの料理学校の生徒さんで「武田式で料理」を始めた人の「毎日の食事レポート」読んでいると「別な意味での障害」が起きていた。

それは「家庭の主婦が作る料理自体が」「不健康なため」「武田式の効果を破壊してくれる」ことだった。

家族は武田式をしていない。だけど、家では「夕飯はお母さんが作ってくれる料理を食べています」

その料理に「だし巻き卵」「日本の甘いカレールーの牛肉カレーライス」があった。あーあ……と思った。

残念ながらこれら全部「体に悪い」「栄養的にもアウト」料理ばかりだ。

そしてやっぱり「野菜がない」料理が圧倒的に多いのだ。

「ごはん」「おかずは肉とか」「野菜は同量以上。厚労省基準にまるで満たない」……それが今の日本人の家庭の食生活なのだ。

でも、母親は「悪気もなく」「世間の人気メニューだし」「子供も好きだから」……と思い込んでいるわけだ。
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「甘いものはおいしい」
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この「洗脳」「刷り込み」が日本人の食生活のベースになってしまっている。

以前も書いたが、食事は「1日3回」として「1カ月90回」「1年間で1080回以上」の「積み重ね」になる。

医学的、人体的にすごい影響がある。

なのに1日1回を家族と「体に悪い食生活」続けたら、年間で360回……体を破壊することになる。

これじゃ、せっかく武田式でがんばっても「効果減衰」かなりくらう。

読者はこれまでの私の記事で理解してきたと思うが毎食をおろそかにしていく……栄養バランスが悪い状態を「積み重ねていく」結果が「発がん」「循環器病」の原因であることを。

医食同源」という言葉は太古からあるのに……誰も理解して実践しない。

その重要性も理解していない。

「食べるのは自由」と……

でも「自由」というのは「責任が取れる人に許された行為」だ。

自分の食事の責任をとれない人に「食の自由」があるのだろうか?

その結果が「病気」を起こしているのに。

厚労省は「重症化してから」「保険で治療」するシステムにしているが「予防」には「税金を使わない」。

そして「食の安全」は厚労省でなく「農水省」の管轄にされる。だからますます……いい加減になる。

本当は「農水食厚生省」にしたほうがいい。

ということで、ここで覚えおいてほしいのは
「その料理に砂糖を入れた時点で」
「栄養もへったくれもなく」
「発がん、循環器病の害悪食」
にしかならないということです。

岸田さん……たばこと、酒と、砂糖も禁止したほうがいいと思います。
(内海君:小市民)

 

2081:心臓カテーテルの闇

 中高年のほとんどは「心臓冠動脈が詰まっている人」「頸動脈が詰まってきている人」多いと思います。40~60代の「トラック運転手」「タクシー運転手」「おっちゃん」は全員FFRCTで冠動脈の「プラーク詰まり」スキャンし、脳のMRIとったらほとんど「心筋梗塞」「脳梗塞」手前かもしれません。

みんな知らないで……ある日突然「発作」「意識不明」で「コンビニやスーパーや家に」車で突っ込んでいるわけです。

どうみても血管詰まってるよね?って人が、幼稚園バス、介護送迎バスの運転手あるいは高齢者にも多くて……爆弾抱えている状態です。

厚労省は「自動車運転者の」「FFRCT」「脳MRI」の「1年ごとの検診義務づけ」すべきだと思います。

免許更新での義務付けでもいいけどね。

■みなさん心臓くらったらどうなるか?
 実は循環器内科・外科の「プロセス」は「驚くほど単純」であり「詰将棋」のように決まっています。

1.胸が不快感、痛い

2.循環器内科(まず最初は内科です)受診

3.ここでいきなりあなたの運命は分かれます。
(a)まともな大学病院、総合病院だと非破壊のFFRCTによるヨード剤造影冠動脈CTを撮影して「心臓の冠動脈の目詰まり」を確認します。

(b)FFRCTできないへぼい病院、個人クリニックだと「入院して、カテーテルを心臓血管までつっこむ、カテーテル検査」をすすめます。

この時点で「造影冠動脈CT」「MRI」取る場合もありますが、カテーテル検査をしたほうが「手っ取り早く」「実態」がどのみちつかめるので、循環器内科医の感覚としては、最初からカテーテル検査をすすめる場合が多いかもしれません。

……つまり「のっけから」「入院」が待ってます。入院保険入っている人は「入院給付金」出ます。(検査入院だけだともらえないタイプもあるので注意)

4.FFRCTあるいは、カテーテル検査で「血管の目詰まりが基準値超えているようだったら」(目詰まりが90%いっていたら、問答無用で以下でしょう)

(あ)「カテーテル手術」をすすめ「ステント」を埋め込みます。PCI(Percutaneous Coronary Intervention)といいます。
 これだと入院は2~最大10日程度です。局所麻酔で30分~90分で終わり楽です。

ただし、1回の手術で埋め込めるステントは1個。つまり3箇所入れるなら「3回に分けた入院と手術」が必要になります……トータルで高くなるかも。

(い)「心臓バイパス手術」になります。CABGといいます。
 入院は2~3週間。全身麻酔で胸の真ん中を「ドドドと切り裂いて」「肋骨折って」「心臓に自分の動脈の血管を移植」します。手術時間も5~6時間かかります。
 レベルが高い病院だとMICSといって「内視鏡手術」で入院期間半分ぐらいで傷口もほとんどなくすることができます。こちらのほうが患者的には楽です。ただ狭心症についての内視鏡手術は難しいのであまりやっているところはないようです。

(う)いずれも拒否して経過観察で薬や食事・運動療法でしのぐ。

選択肢は3つしかないです。ちなみに私は(う)を選択しました。

5.その後のリスク
カテーテル手術(PCI)によるステント埋め込み」
1.埋め込んだステントは金属であり、血管細胞によって「異物」と認識され「炎症」「血栓が」でき、それがはがれると心筋梗塞脳梗塞で逆に死にます。
 なので、医師は必死に「血栓ができないように」「一生薬」飲ませます。

 ところが「血栓ができない」薬というのは「血液が凝固しない」ので、「ケガ」「打撲」が起きたら「出血が止まらない」ことになります。歯医者での抜歯なども慎重にしないといけないし、以後の別の手術でも問題になります。

一生……そのリスクにおびえて薬を飲んで生きないといけません。

2.さらに数年ごとに「入院してカテーテル検査」をして「ステントがだいじょうぶか」「詰まっているところが他にないか」検査もしないといけなくなります。

3.ステントを入れてしまうと、非破壊で楽な「FFRCT」は使えなくなります。検査は「入院してやる心臓カテーテル検査」だけになります。MRIはできます。

4.さらに「ステントは一時しのぎ」でしかなく、そういうレベルの人は「全身の他の血管も」「ヘタって」「詰まっている」ことがほとんどです。また詰まるのです。もちろん、医師は懸命に「詰まったら」「またカテーテル検査と」「PCI」で逃がしてくれます。

けれど、そうやって「ステント10個」入れたような人もいるようで「ロボット血管」と言われるそうです。

5.ステント入れてもらちがあかない、もう無理な人は「CABG」の心臓バイパス手術になります。

■心臓の血管が詰まっていても「心筋梗塞」「脳梗塞」にすぐなるわけではない
 それで、患者のあなたが「一番困惑」するのは「PCIや心臓バイパス手術」しないといけないの?

「いつ死ぬの?」
っていうところですよね。

それなのですが「実は、現場の循環器内科や外科の医師でも」
「わからない」
のです。
「いつか……、明日突然かもしれないけど、わからない」
これが正直なところです。

でも、あなたの目の前にいる循環器内科の医師は
「もう、これだけ詰まっているのですから、安心のためにステント入れませんか?」「入れましょう」「心臓バイパス手術しますか?」というと思います。

正直「がん宣告よりこわい」話をされます。

なぜかというと「がんは」「余命何カ月」と「時間」があるのですが、心臓疾患の場合は「時間」実は「ない」です。

その辺の「さじかげん」が「当の医師でも」「断言できない」
確実に言えるのは
「このままだと、いずれ確率的には50%ぐらいは心筋梗塞脳梗塞いきますね」
ぐらいです。

だったら「今のうちに」「予防的に」「ステント入れておくべき」……と。

■ところが
 ですが、実はこの循環器内科のステントPCI推進……おかしいようです。

私が気になったのは「FFRCT」を調べていた時でした。医療メーカーや医学部のアナウンスでも
「これまで、日本ではPCIがとても多く、医療現場では何かとカテーテル検査をしている。実際のステントも不必要な場所まで経験と勘だけで入れている実態があります。FFRCTを使えば、カテーテル検査を心臓血管に入れて入院する患者の負荷もなく、非破壊のCT検査(ヨード剤アナフィラキシーリスクはあるが)で入院もせず、短時間でPCIをすべきか、バイパス手術をすべきかの判断ができ……」

恐ろしいフレーズがあって
「実は、FFRCTをかけた患者の半数はムリしてカテーテル検査やステント入れず、単に薬物や食事や運動療法の経過観察程度で済むことがわかりました。」

おーい。大爆笑、大脱力な評価だ。

今の日本の循環器内科では「やたらカテーテル検査をあおり」「ステント入れちゃえ」という流れにしているのね。

■なぜ?循環器内科はカテーテル検査とステントしたがる?
 私が「心臓バイパス手術の手術件数」を調べていたら「想像以上に」「手術数が少なかった」のですね。

なかなか年間100件とかこなす病院は……各県ないんですよ。
「おかしいな」「なぜだろ?」
たとえば、愛媛県にしても「ハイレベル3羽ガラス」の「松山日赤」「県立中央」「愛媛大」の3病院の心臓バイパス手術の件数は「50件あるか」どうかでした。

100件いっていない。

それは「事前に」「循環器内科で」「ステント入れて」「済ませてしまう」からなんです。それぐらい……PCIは盛んであり、内科で外科の「仕事」「奪い取って」いるわけです。

この「心臓外科」「循環器内科」が「実は超仲が悪い」という実態も……患者からしたら「迷惑」「患者不在じゃないか!」と思うんですけど「ある」んです。

それが、わかるのが以下の動画です。「ゆたぽん」という医師ユーチューバーなんですが「ヤバい実態」をばらしています。
★世界の心臓外科医がAHAのガイドライン改定に噛み付いた! 狭心症の治療が変わる? PCI vs CABGの誰も言えなかった真実を語る 【心臓外科...

www.youtube.com

ゆたぽん医師は、画面ではチャパッチーのちゃらいヤンキー風に見えるんですが実は……「ベストドクター」にも選ばれている「全国のトップクラスの心臓外科医」の小林豊医師です。

京都の宇治の徳洲会病院の心臓外科なんで……京都の人はゆたぽん先生に執刀してもらった方がいいと……思いますよ。

京都だと京都府医大の夜久 均(やく)先生が有名だったけど……今は院長か。偉くなられましたね。

阪大だと私も会った澤 芳樹先生が一流なんですが……先般引退され大阪警察病院の院長になってしまいました。

で、そのゆたぽん医師がいうには
1.国際学会のガイドラインでも心臓バイパス手術はしないでいい方向にもっていっている。

2.日本は世界でも異常なほどPCIによるステントをいれまくりすぎ。

3.ステントを入れてももつのは5年どうかであり、心臓バイパス手術のほうが10年以上もつし、余計な薬の投与もいらない。

4.循環器内科医はPCIが患者のために長期的にいいわけではないことを自覚しているが確信犯的に患者にPCIでステント入れている。

5.PCIは「急患」の心筋梗塞の患者には逆に必須だけど、今すぐ発作が出ないような「待機型の狭心症」の患者(ようするに、FFRCTとかで血管つまっているけど、今すぐ死ぬかわからないレベルの人)は……ムリしてすべきものではない。なのに、なんでもかんでもPCIに突っ込んでいるのはおかしい。

6.心臓血管外科と循環器内科は「仲が悪い」。ただ患者の最初の窓口は循環器内科なのでけんかすると「患者を回さない」ことが多々多い。

7.日本の心臓外科手術の外科医のレベルは世界トップクラスであり、それゆえ手術の成功率も高いし世界基準でみたら難しいレベルの内容を多くしている。なのに心臓外科手術をしないようにしていく方向性はおかしい。

……いやあ、これ「闇」でしたね。患者はひっかかっちゃうじゃん。

あげくの果てに、ゆたぽん先生
「金持ちは心臓バイパス手術。貧乏人はPCIでお茶濁し」と……
「だから天皇陛下も大統領もPCIでのステントじゃなくてバイパス手術を先に選んでいるでしょ?」
と……。

まあ、たしかに心臓バイパス手術は「300万円」しますが。
★心臓血管外科手術の費用について(名古屋徳洲会病院)
https://www.nagoya.tokushukai.or.jp/wp/heart_peration/3891.html
健康保険の3割でも100万円。
高額医療費制度で30万円ぐらい現金いるかな。

まあ、これも「医療保険」ちゃんと入っていれば「庶民でもだいじょうぶ」なレベルですので……必ずしも「貧乏人はPCI」と言わなくてもいいかな。ゆたぽん先生も冗談で言ったのでしょう。

■入院2回させて病院はセットで儲かる
 で、絶対必要になるカテーテル検査入院。これ心臓の血管に管を通す「慎重で高度な医療」ですから当然値段も高いんだよ。

病院側の請求としては軽く12万円ぐらい。
これにステント入れるPCIが200万円近いんだよ。

つまり1人の患者を「循環器内科でハントさせたら」「220万円」ぐらい「病院の売り上げ」上がる。

大規模な心臓バイパス手術より「リスクも低いし」「数こなせる」
……そりゃ病院理事長・院長からしたら
カテーテル検査とPCIがんがんやれや」
ってハッパかけてるかもしれないな。

「さらにダメ押しで、一生薬漬け」
薬局としても「ええ、お得意様」になるし。

だって愛媛だとPCI件数が多いのは松山赤十字(約500件)、県立中央(400件)ぐらいあるし、うちが行っていた病院でも年間100件はPCIしている。
ということは……
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PCIで儲けた金額220万円×500件=11億円
バイパス手術で儲けた金額300万円×50件=1.5億円

循環器内科のほうが心臓血管外科より7倍「儲けて」いることになる。
うーん。こんな本質……マスコミも厚労省も議員もだれもつっこまないな(爆笑)
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これって都市伝説のようでホントの話かもしれない。

うちの家族との「漫才話」だけど
「これ、どっかの物販の営業じゃないけどさ、俺みたいな患者つくって一回カテーテル検査、PCIで2回も入院に自動的になって簡単に新車1台分ぐらいの売上あがるんだよな?」

「病院の事務所でホワイトボードに『今月、PCIのピン●●本達成おめでとう』とか花のマーク貼って競争してんじゃないの?」

「はい、今日もまた1本あがりぃ!」とかな(笑)

……そうだったらこわいね。

■でもな、私は、ゆたぽん先生を超えた
 上皇の執刀医だった順天堂の天野医師も言ってるけど「心臓病の世界は」「日進月歩」で「新しい治療法」が「生まれている」
とのことで……

私は「新しい治療法」が出るのを待つことにしたワン。
それまでは武田式でしのぐハム。

武田式食事療法でAGEs1.2。血管の柔軟性を計るAVI検査でも13程度なので「動脈硬化の心配は逆にない」という評価の自分にとって、問題のプラークは「脂肪」「LDL」なので。そっちは……食事や運動で逃げることもできるんじゃないの?って思うわけです。

あとはとにかく血管の内皮の慢性炎症をやめさせて筋細胞を直すことだね。柔らかいゴム管……に戻す。

となると「いったん入れたら」「一生薬漬け」「出血打撲のリスクにおびえる」「どのみちまた詰まる」ステントを入れる判断は「いかがなものか?」と思ったわけです。

かといって「心臓バイパス手術」やったらいいか?うーん。今回結果としてバイパス手術のことも調べるはめになったけど。

やっぱあの「胸ざっくり切り裂く」のは私もホラー映画じゃないんで……ムリだよって感じ。

www.youtube.com

ダヴィンチやMICSの3D手術なら……考えてもいいけど。

え?ゆたぽん先生の実際の手術動画(ホラー超えてます。観る前に覚悟)
【心臓手術】人工心肺を使わない 冠動脈バイパス術 OPCAB LITA-LADの巻 【俺に切らせろ!】
https://www.youtube.com/watch?v=XoYCJ80JTC0&rco=1
さらに「入れた血管がどこまで持つか」怪しいんだよね。実は心臓外科医の人たちは「バイパス手術」「おおごとやって」「入れて」「余命が伸びたか?」って統計……公開していないようなんだ。

調べたけど……出てこないもん。

つまり「PCI」も「バイパス手術」も「一時しのぎ」でしかなく「恒久的な保証」はない技術なんですね。

だったら「いつ心筋梗塞で死ぬか」は「わからない」のだから「ふつうに暮らすのもありかな」って思ったりもするのが患者の心情というものではないでしょうか?

むしろ「明日死ぬかもしれない」とはっきり自覚して、残りの人生を一生懸命、悔いなく生きているほうがいいのかもしれないね。

だから、私が狭心症を診断されたとき、最初の循環器内科医指導医と決めた
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これって「死生観」ですね
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のポイントに戻ってくる。

ただ、人に迷惑かけて死ぬのは困るんで、自動車の運転とか、万が一の場面ではどうするか?は常にイメージトレーニングしています。

実は、循環器内科医らにも「狭心症での日常生活の注意」「運動療法してよ」って言ったのですが「ないんだ」で終わり。
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「ま、苦しくなったらためらわず、すぐ救急車呼んでください」
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これだけ……でした(爆笑)

マジ?それだけ???
でも、それが今の循環器内科の現場です。
(内海君:小市民)

 

2080:能登が当たり前になった

 きましたね。うちはとりあえず無事です。だいたい4月って2016年の4月14日21時26分の熊本地震ぐらいがめどで、その後5月や6月はそこまで地震は心配しなくていいんです。むしろ7月下旬からのほうが大きな地震が起きやすい。

「もう4月14日過ぎたし」「いい加減地震分析もしばらく出さないでいいかな?」って話して、家で寝間着でPC見て「ねむー」って思っていたら、突然緊急地震速報がワンワンなりだして、ガタンガタンって揺れて……それが止まらなくなって「まずいよ」って家族が言って、あわててヘルメットや貴重品を身に着けて「あれ?はだしだよ」……そうタカをくくってもう寝るモードで靴下はいてない。「抜けてたな」

まさか……能登がこっちにも来るなんて……来ましたね。

4月17日23時14分……熊本と似て夜でしたね。3日違いだし。天体的には前日が「上弦の月」だったんですよ。地震起きやすい。私の動画でも16日まで危険日にしていたけど、本当は「プラスマイナス1日」あるんで。

あんま入れちゃうと……毎日地震になるので(笑)。テキトーに外したらこっちできた(泣)

当初M6.4、50㎞の深さだったけど「震度6弱」と出たので「崩れたな」と思いました。愛媛の西と高知の西ですね。もともと南海トラフ震源のところです。うちの分析でも「くるぞ」って言っていた震源

その後、気象庁はM6.6に訂正。深さは34㎞で浅くなりました。いやな気がする。

この辺で地震起きて真っ先に気になるのは「伊方原発逝ったかな」です。今のところは壊れていないようですが……3号機も稼働中ですけど。

四国電力の「原発管理の品質の悪さ」は「東電以下」ですので……最初から事故起きて当たり前の場面です。

能登が全国で当たり前になった
 さて、昨晩は政府・林官房長官気象庁の矢継ぎ早の会見……深夜1時で……いい加減「眠たい」です。なので、起きているのもむずいので、あきらめて寝ました。NHKはずっと報道を続けていました。

能登もそうだったが、朝になったら被害が一気に増えている」
でも、朝になったらNHKは「バカ番組」流していました。

「あれ?被害は?」
文字情報のエリアは「がけ崩れ」「水道管破壊」「数十件断水」「国道崩落」の報道が流れていますよ……

震源の愛媛の愛南町や高知の宿毛市(すくも)のほうがひどいはずだけど、被害は離れた震度5弱の大洲市肱川(以前ダムの放水で死者がいっぱい出た悲惨な地区)のほうがひどい。震度5弱でインフラけっこう壊れちゃいますね。老朽化が多いから地方は……。だからでしょう。

なのに……どのテレビも「もう日常モード」です。

「もう、見捨てたの?」

■今後はどこで地震起きても「軽症扱い」される
「うわー、能登がひどすぎて、この程度でももう『軽症』扱いになるのか?」
そう思いました。

つまり……「震度6弱で今後起きても」「過小評価されて」「現場の人たちは置き去りにされていく」ということなんです。

前だったら「珍しいので」「みんなで」「ワーワー叫んで」「救助や援助だ」って言えたのが「またかよ」「もうええわ」みたいになって「あとはがんばってね」で終わる。

これ……こわいですね。

今も、愛媛の地震1時間に2回は余震がずっと続いているようなので……能登の時と変わらない。これ……これでフェードアウトしてくれる感じではないです。

能登と同じになっちゃった。
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「明日の能登は、あなたです」
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■やっぱり災害装備はいる
 私は2014年に「いずれこうなる」と予言して、サバイバル準備をすすめてきました。2019年からは車中泊車の整備もしてきました。

だけど、いざ地震くらって「抜けてるな」と思ったことがいっぱい出ました。

1.靴下はけてない(素足で家でくつろいでいるのは実はリスク多大なんですね)

2.貴重品、ヘルメット、ヘッドライト、スマホは「もろ」ダッシュで装着しないといけないが、遠い部屋に置いていたら「ダメ」だということ。

ヘルメットやヘッドライトは、自分のいる「目の前」にないと……部屋の中に取りに行く時間があるようでない。

……というのは「家が崩壊するほうが十分ありえるので」「一刻も早く」「家から出る」必要があるのです。

あと、ヘルメットにヘッドライト装着するときは、以前読者の方が指摘してくれたけど「ガムテープで固定」しておかないと「簡単に外れて使いづらい」です。ガムテープいる。

3.車中泊車はすぐ使えるようにしておく必要がある
 熊本もそうだし、能登もそうですけど「一度大地震くらうと」「余震での崩壊」があるので「家で寝る気がなくなる」んですね。

結局……車中泊が一番ベストになってしまう。

ましてや、夜でしょ?テントやビバークするのは作業もやりづらいし、家族がいる人ならアウトになるね。

即座に役立つのは「車中泊」。これでしたね。いつ転がり込んでもいいように普段から整備してスタンバイしておくことは大事だと思いました。

4.あかりは100%いる
 とにかく、部屋でも廊下でもトイレだろうが乾電池や充電池で動く「懐中電灯」「ランタン」いくつでも置きまくっておくことですね。停電きますので。

5.飲み水は1000%いる
 大量の飲み水、いりますね。いざとなると「すぐ飲める」「衛生が信用できる」ことは大事です。ペットボトルの水は大量に持つべきだと思いました。

6.薬持っていないといけないね
 医師から処方されている薬の人は、分散して「車」とか「備蓄品」と一緒に置いておくことですね。当面でも飲み続けられる体制を維持しないといけないです。

■被害
 とりあえず、心配のメールや動画のコメントありがとうございます。震度4だったけど部屋の天井のしっくいけっこうな量「バサッって」はがれ落ちました。

今のところはだいじょうぶそうなんですが、まだ余震あるだろうし、今後はより大きなものが来ると思って「一層の即応体制」に専念します。

実は、昨日「ようやくミーブで温水シャワーができる」ようにシステムできて動画も出したところでした。

このシステムで災害時でも最低限の洗髪や体を自立して温水で洗うことができるようになりました。限られたリソースで温水を作り出すのは至難の業だったんですが……アイデアひらめきで……クリアできました。

「うまくいったんで」「部品追加するかな」「月末でいいかな?」って……なんか「買った方がいいよな」って迷っていたんですね。

「明日でいいやは」「だめかもな」って思って「勇気出して注文」したところでした。

この「なんか」「ありそうだな」って「直感」……けっこう当たるんですよね。

災害時、お互いの集合場所や、備蓄、避難準備態勢、車中泊準備……全部、今すぐ取り組んで、いつでもスタンバイしておかないと……いけないよなあ。

やることいっぱいありすぎだよな。

ま、毎日少しずつでも……していこうと思います。

 


(内海君:小市民)

2079:胃炎に使える食事

 慢性胃炎の生徒さんに武田式で何かできないでしょうか?ということでしたので、考えたのですが通常の武田式の「一部分」を試してもらうことでクリアできました。

それは「100gのキャベツの千切り」を食べてもらうことでした。

厚労省が「1日食物繊維350g」を推奨しているので、武田式でもそれを採用して1日350gぐらいの野菜、こんにゃくによって「量をかせいで」います。

単純に野菜を350g食べるのは「けっこう大変」「長続きしない」ので、「持続」「継続できるよう」単純化したのです。

とりあえず庶民で入手しやすくて安くて、その割には栄養価が高いのが「キャベツ」です。なので、私の場合、朝キャベツの千切りを100g計量してリンゴ酢15gをかけて食べ(塩やドレッシング、マヨネーズなど一切使いません)これにこんにゃく50g。

お昼と夕飯でこんにゃく板を150gトータルで食べるようにしています。

おかげで、快便。腹持ちもよく、途中でお腹すかないので「間食なし」で通せます。

なので、このキャベツを試してもらいました。もちろん「慎重に」「一つずつ食材を試して」「安全を確認」しながらです。

医師の投与している薬の邪魔もしないようにします。

■結果
「むずいかな」「きかないかな」と思ったのですが、意外な結果でした。
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まずはキャベツ100gから始めました。
正直なところ、胃薬並みに効果を感じています。
消化を促してくれるのでしょうか、キャベツを食べると空腹感が早くやってきます。
胃もたれ軽減にもなりますし、素晴らしいです。
生だとすぐ満腹になり100g食べられそうになかったので、当分の間は加熱する必要がありそうです。
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よかったですね。

世間の胃腸薬に「キャベジン」ってあるんですが、あれってキャベツなんですよ。

キャベツは胃壁にやさしい栄養分があるので、うまくいきました。
ビタミンなど栄養もとれるし。食物繊維も野菜からとるのがやっぱりいいんで。

私も以前、胃酸出て胃が痛いときは千切りキャベツをボウルいっぱい食べてみたら「すっとおさまった」経験があったので……使ってみました。

なので、一石二鳥ですが、胃痛がある人は……すなおに、消化器内科で一度「胃カメラ」入れて確認したほうがいいです。

武田式は正規の医療の治療をきちんとしながら同時に「食事療法で側面支援」をするのが目的です。

もちろん、食事療法だけでもある程度は行けるとは思いますが「時間がかかる」「忍耐がいる」と思ってください。

どれぐらい?最低4カ月、毎日。半年、1年……かかるけど。

その毎日……あなた?武田式をストイックに続けられる「根性」ありますか?

あったらどうぞ。武田料理学校の生徒さんになって栄光を勝ち取ってください。
(内海君:小市民)