内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

2030:森永卓郎すい臓がんの問題

医療保険がん保険なんて入らなくていい」「自分は標準治療で済ます」と豪語していた経済評論家の森永卓郎さん。「そんなこと言っていいの?」「無知な人をだますことになるからまずいよ」と私は思いました。読者はだまされないように。彼の「不都合な真実」のポイントを教えます。

森永卓郎さんの言っていることを信じないこと
 一連の森永さんの報道をみて、あなたはどう思いました?「そうだね」って信じたら……アウトだね。

私は彼の発がん公表からの推移を見て「見立て」が浮かんでいました。それは
1.まず自分の芸能人の病気一覧でも「がんで発病した場合」「手術して成功しても」「最初の2年」で「ほとんど死んでいる」という……「実態」です。

芸能人などで発がんした人のほとんどが2年以内に死んでいる実態

これを私「2年の壁」と呼んでいます。なのでまず、彼は2年生きられるか……になる。日テレの菅谷アナ、サニージャーニーも同様。

たとえ2年クリアしても「ふと再発」「別にがん」ある。なので「一生気が抜けない」ことになる。

2.彼は先日「抗がん剤治療」として「オブジーポ」を始めたと。でも、これはすい臓がんに保険適用がないようです。つまり「自費」「特殊な治療」としてやっていることになる。

なので彼が最初に宣言していた「標準治療でやる」方針はすでに「崩壊」している。

3.森永さんはライザップでダイエットした。原因は糖尿病が発覚してその際のHbA1cが11.4。血糖値は400mg/dlもあった。
https://toyokeizai.net/articles/-/285069
ちなみにプロレスラーのアントニオ猪木も36歳で糖尿病発症したがその時は血糖値が500あったという。

私ですら「200超えた」で騒いでいるのに……森永さん400……どういう食生活をしていたのかな?って思う。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
なお、みなさん正常値は「食後で血糖値最高180以内」
にしていることだね。覚えておいてね。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ちなみにHbA1cが11とかって……「棺桶片足突っ込んでいる状態」いつ死んでもおかしくないレベルです。

これは、彼が「タバコやめられない」「酒やめられない」生活習慣にほとんど起因していると推察できます。

さらに外食、テレビ出演で「食生活も悪い」ことがたたったと思います。彼はテレビ局のロケ弁ももったいないと言って食べていたそうです。体に悪いロケ弁をありがたがって食べていた時点で「アウト」。

ちなみに「科捜研の女」でいまや名女優化した「沢口靖子」は「ロケ弁は食べず」「自作の健康食弁当」しか食べない「徹底ぶり」でボディと健康を維持しているそうです。

なので「自分の体にいかにプロ意識があるか」の「心」「魂」レベルの問題。

森永さんはライザップで食事指導・運動をしてから「食生活は糖尿病治療食」に変更したが「間に合わなかった」

4.森永さんが「わらをすがる思い」で使うオブジーポなんだが、投入して成功する確率はいいとこ46%程度。さらにどれだけ生きられるかの貢献は「2.8か月」とのことで誰でも使ったからといって……確実に成功するレベルではない。
実際の医療現場の感覚でも「やった人の20~30%程度がきく」レベルらしい。
https://doctor-sato.info/blog/opdivo-cancer/
なんかこのポイント聞くだけで「チーン」って私の頭の中で「おりん」がなっている気がする。

■高額療養費があるから「だいじょうぶ」はウソ
 毎度「医療保険いらない」「がん保険いらない」とぬかすアナリストのアホどもにうんざりしているんだけど、森永さんも含めて「ウソ」「間違い」なんで。信じないことです。

あなたの今後にとって「医療保険」「プラスしてセコムがん保険」は「絶対いる」から。それすら払えない貧乏人はただちに「生活保護」受けてください。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
でもそれにならないレベルの人は
医療保険」「セコムがん保険」はダブルで入っておくこと。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
これ……鉄板。

■ちなみに高額医療費制度の「裏技」あるが
 ちなみに大企業とかまともな企業だと「付加給付」と通常の高額医療費制度に上乗せして「最低限」……自分の持ち出し月2万円ぐらいの負担で済むありがたい制度がある。
★三井健康保険組合の例
http://mitsuikenpo.or.jp/member/benefit/expensive_a.html
上場企業とかは普通にやっているようなので「就職先が大企業でないと」「いざという時の医療費負担も大変」だということ。

そういえば……公務員共済組合はこの制度使っているのか?
もし県や市町村の公務員がこの制度あるなら……公務員いいよな。
自衛隊とかもあるのかな?

これは、自動計算で保険組合でやっているので「できていないあなたは」「レベルの低い福利厚生の会社」にいることを「再確認」するだけ。

で「高額医療費制度があるから医療保険がん保険なんていらねー」とほざいている森永さんだけど、彼はこの制度を多分使えない。

森永さんは以前は東大出て「専売公社」という一流企業にいたけど、やめてるので……もうただの「フリーランス」。だから……自腹。国保かもしれない。

ま、自分でペーパーカンパニーつくって中小企業向けの「協会けんぽ」入っているかもしれない。そうしたら報酬をちゃんと計上しているなら社長や役員だと入れるので入っているかもしれない。

■森永さんのオブジーポの治療の「マスコミが報道しない真実」
 森永さんの使う「オブジーポ」これは、日本の京大の本庶佑(ほんじょ たすく)教授が2018年にノーベル医学賞を受けた成果。

「がん細胞が人体の免疫システムから逃れるはたらきを阻害して……人体の免疫細胞ががん細胞を破壊できるように導く」画期的な治療薬だ。

だけど薬の値段は「アホみたい高い」今現在でも1発28万円ぐらいする。それを何度もうたないといけない。

あと、アメリカの実績で分かっているのは「オブジーポ単体では効果出ず、ヤーボイとの併用で効果出る」ってなってやったんだけど

どうも失敗したらしい。
★免疫治療薬2剤併用で肺がん患者11人死亡 国がんなど臨床試験中止

www.asahi.com

つまり……オブジーポって「そこまで騒ぐほど」「すごい薬」でもなかった……わけ。

森永さん……それでも「わらをつかむ思いで」「オブジーポチャレンジ」するわけだ。

■森永さんオブジーポ治療でいくらかかるの?

これを最低1カ月2回。最長で12カ月「打ち続ける」
ということは
15.5万円×(180㎎÷100㎎)×2回=55.8万円/月
1年で55.8万円×12カ月=669.8万円
入院はしなくて済みそうだけど、通院がある。

薬分だけでこれだけかかる。あと検査費用なんかもかかると思う(CTなど)
単純に3割負担で
669.8万円×30%=約200万円

あなた「200万円」現金あるの?森永さんぐらいならあるからいいんだろうね?

そしたら森永さんほざくんだろ「高額医療費制度がある」

だけど、今回の森永さんの治療は「そもそも健康保険の対象じゃない」「自費」じゃないのか?

でも、彼は「あくまで標準治療でやる」「高額医療費制度があるから十分」と抜かすんで……彼の論理で行くか。

わかったよ。かりに高額医療費でやれるならいくらかな?

これであなたも計算できるよ。自己負担200万円としてやってみよう。
https://keisan.casio.jp/exec/system/16143077630989
65歳森永さん年収900万円以上ありそうなんでそれでやったら
310,847円で済む。

月額換算で2万5000円ぐらい。

まあ、これぐらいなら「自腹で払えるか」……?

だから……「医療保険がん保険いらねー」か?

あなたはこれぐらいの金額なら「即金で出せる」かな?
でも、これ「薬代」だけで病院のほかの費用も別途かかるんで……。もっと上がるけど。

けっこう打撃だと思うけどね。しかもその時は「会社やめているかもしれないし」「仕事もちゃんとできる体調でもない」かもしれない。

■ちなみにもし彼が医療保険、セコムがん保険入っていたら
まあ、もし森永さんが「医療保険」「がん保険」バカにしないで入っていたら、どうだったか?

たとえば、
オリックス医療保険「キュア」でやろうか
三大疾病「あり」
入院日額……1万円
先進医療給付金……あり
がん・心疾患一時金……100万円
がん通院給付金……あり(日額と同じ1万円出る)

そして、私がよくアドバイスする「セコムがん保険」も「ダブルで入っておけ」でいこうか。

■セコムがん保険
一時金100万円
オブジーポ通院、12カ月=669.8万円で自分にきた「保険自己負担分」をセコムは出してくれる。これがいいんだよね。

「あれ?自己負担は高額医療費で安くされているからその自分の持ち出し分?しか保険おりないのでは?」

てっきりそう思っちゃうよね……。

いや?違うんだよ。「あくまで、医療機関からきた請求書の自己負担分」を出してくれる。
https://www.medcom.jp/compensation/
ということは……
200万円
出る。
ーーーーーーーーー
つまり計
300万円

オリックス+セコム
=124万円+300万円
=424万円

……すごいね。これだけもらえることになる。
貧乏人にとって「月額数千円」の「医療保険」「がん保険」かけて損だろうか?

働き盛りのお父さん、子供がいるお母さん……このお金……本当の意味でその人と家族を助けるよ……。

それが損ですか?森永さん?

■森永さんの論理は一般庶民にはまるで使えない
森永さんは金持ちだから「医療保険がん保険もいらねー」っていえるわな。

だけど、森永さん以外の「フツーの人」にとっては「毎月の給料の何か月分」「車1台分の医療費」「即金で出せよ」……できるの?ってなる。

自分でもできないわ。

しかもオブジーポも「12カ月うって」「成果なければ」「チーン」となる。
片道切符の大冒険な治療。

それを「保険なんか入らずその分貯金しておけばいい」……ってよく、そういう人たち言うんだよね。

そもそも……貧乏人が貯金できるわけないだろ。

■生保や損保の「保険」をやる本当の意味
だから毎月保険かけておく「本当のメリット」は「小さな掛け金で大きな保障」をもらえることなの

それが銀行預金、証券会社で株で資産運用と違う「生命保険」「損害保険」の「本当の意味」

その意味を森永さん理解もしないで「単純なキャッシュフローだけで」「生保も損保もいらねー」なんてぬかすんじゃ「ないよ」

って私は言いたいの。

■森永さんも晩年で「ボロ」出した
 今回の件で私は「森永さんボロ出したな」「せっかくこれまでいいこと言っていたのに最後で本性あらわしてタコだったな」って思ったよ。

で、私の悲しみ知ってね。毎度なんだ。
「あの人いい人だよね」って
つきあったり、応援した人が……「ボロ出す」

原口一博もせっかくまともそうな議員だったのに、ウクライナ戦争が始まったら「変な親ロシア発言」いうようになって……「終わった」「アウト」

立憲民主の議員……何人仕事しても「お前もか」が続出。

あの党も信じてほんとに「くらった」

読者も「世間のよさげにみえる」「インフルエンサー」「政治家」「アナリスト」だまされないでね。

私……彼らの真の姿いつも見てしまってるんで。

やれ三橋がいいとか……やめてよ。ひろゆきホリエモンで「いいこと言っている」なんて信じるなよ?間違ってるし「本当の本質は言っていない」から。
自分たちのセミナーやビジネスのために「あおって」「無知なアホからお金もらうために」やってるんだよ。

その時点で「あなた自身もレベル低いアウト判定」なんだ。

私の話す相手の「圏外入り」になるから。

■つまり
つまり……森永さんは「詰んでいる」

なのに、マスコミは「よさげ」「がんばって」って報道する。

誰も「どうして森永さんは糖尿病になったの?」「すい臓がんになったの?」って原因は調査しないし、インタビューもしないし本人も「自己反省」もしない。

「わからない」「遺伝だろ」で……「ごまかす」
違うよね……自分の、不健康な「タバコ」「酒」「食生活」が長年続いていたから。

ひどいよね。サニージャーニーの時もそうだけど「なんかよさげに」「だいじょうぶだ」にする。
全然だいじょうぶじゃないのに。

あとは「お涙頂戴の」「闘病生活苦労談」で劇場化する。

そして、その劇場にだまされる「一般視聴者」が「自分もだいじょうぶだ」と「錯覚」する。悪いけど、がんって……そんなに明るい話ないんで。

私からすると前回の「岸博幸」とか「森永卓郎」にしても「経産省」「経済評論家」「一流大卒」なのに「医学にはまるで知識がない」と……感じる。

偏差値高い学校行って、頭いいはずのに、自分の病理、予防や対策を考えているようで……まるで考えていない。

いくら金勘定や、経済アナリストになったところで「人生がパーになるがん治療」に自分をこうして向かわせていたなら「ただのアホ」でしかない。

なんのための「経済評論やビジネスや金儲け話」なのか?になる。

これ、知り合いの東大の博士も同じところがあって「やっぱ医学にはうとい」。

不思議な現象だ。社会現象だ。社会学のテーマになるのではないか?

■がん予防、感染症予防の公衆衛生は「教育」で決まる
そもそも国民に必要な義務教育は
「医学」「病理」「栄養学」「解剖生理学」ではないのか。

小中学生に必要なのは「セックスの仕方の性教育」ではなく
「性病教育」「解剖生理学」ではないのか?

「病理」を理解したら「生き方」「食べ方」「行動原理」……すべて変わる。こわいから。

タバコも、酒も、無軌道なセックス遊びも、食べ歩きやグルメ紀行も「できなくなる」

そうしたほうが、日本国民、日本国の永続性のためにもいいのではないか?

あまりにも「医学に無知」な国民が多すぎて……こういう変な食事、回転ずしと、はなまるうどんに行列する……まずい食習慣が……横行している。

スーパーやドラッグストアに「薬より多く」「体に悪い酒、菓子、加工食品がずらっと並んで」「食べる誘惑を演出」している。

これじゃ「マッチポンプ」だわ。

サントリーが酒を女性や労働者にあおって、自分は「健康食品」売って「酒で壊れた体を」「自分の売る健康食品で治そうと」やる。

アサヒもキリンも……。あほみたいだね。お金を「酒を買って」「健康食品買って」「抜き取られる」のは、自分の体を馬車馬のように「すりつぶして」得られた「労働賃金」だけど……それすらも「上に吸い上げられていく」

残ったのは「発がんした体」「壊れた家庭」……だけだ。

あとは「葬儀社が」「お金でお墓をランク付けして」「待っている」残ったお金も葬儀社が持っていく……。

それが……あなたの「人生」の「全体構図」

この構図に気づいたら……食生活を直さないとね。

■森永さんの「茶番」
でも、森永さん「こうした全体構図」言ったことあるかい?テレビや本で?
言わないだろ?

それが「インチキ」だという証明なの。みんな「本質からそらした話で」「酔って」「だまされていただけなの」

みなさんの「教訓」は、
森永さんや岸さんみたいな「発がん」に「ならない」ことだね。
(内海君:小市民)