内海新聞のブログ

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2031:安いのに快適トレーラーハウス

 能登で家を失った人の家の再建策として「自分の土地をいったん更地にして」「キャンピングカーやトレーラーハウスを係留すると」「迅速で快適な住宅が手に入る」と書きました。

キャンピングカーよりトレーラーハウスのほうが広くてしっかりしているのでいいのですが、ちょうど能登に「災害スタッフ用の寝泊りに使うためのトレーラーハウス」が大規模に派遣される映像があったのでご覧ください。プレハブハウスと「雲泥の差」の「質」だとわかります。
★【夜の大移動】“即席”仮設住宅 トレーラーハウス被災地へ (2024年1月25・26日撮影)

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面白いでしょ?家がコンテナ大型トレーラーのように公道走って移動できるんですよ。
家庭用のエアコンも完備し水回りも普通にマンションクラスでワンルームマンションと変わらないインテリアや内装です。プレハブと違って「断熱」されているのもいい点です。
さらに大きなタイプもあります。これも公道走って移動できます。
★【広々ロフト】大人気!大型住居モデル!ロイヤルWロフト!

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このメーカーだと700万~1500万までぐらいですね。

中古もあるので。うまく中古手に入れたら儲けものです。

被災して「地震保険」などで現金もらったらこういうのを買って、土地に置いて水道や電気関係、下水道関係が生きていれば、それをつないで生活が再開できます。

キャンピングカーにせよ「自分の土地」があるほうがはるかに楽なんで……。

■トレーラーハウスの面白さ
 もともと「貧乏人が」「格安で」「それなりの住宅生活できないかな?」と以前考えて見つけたのが……このトレーラーハウスでした。

 もちろん、みなさんが「安い田舎の土地だけ」買って「電気・水道・下水道」まわりを土地につけて、こうしたトレーラーハウスを「おいて」使うのは「あり」です。

いい面は「建築の大変さがない」でも「耐久性は高い」「土地が気に入らなければまた別の地区の土地を手に入れて移動すればいい」

家ごと移動していけるので……

ちなみに牽引費用は数万円だったと思います。「輸送」なんで。

あと、「いらなくなったら」「売れる」こともいいですよね。家だと「解体」しかないんで……。

変な話ですが「一人1トレーラーハウス」で「敷地で4台4人家族が暮らす」「大人になって出て行ったら売却」なんかも……家の形態を自由に変えることができるんでその点でも便利です。

もちろん「カフェ」のような店舗。「事務所」「工場」「倉庫」にもなりますし。自宅敷地で簡単に店を始めることもできます。

■災害時にえらい役に立った「キャンピングカー」「トレーラーハウス」
 もともとアウトドアや、レジャー用として開発されたこうしたシステムでしたが、こういう大災害時には「えらい便利に役立つ」ことがわかりました。

今回、RV協会が高級なキャンピングカー(1台900万円クラス)を39台も能登の現場に提供してくれました。思わぬ効果がありました。

なぜならキャンピングカーなので道路さえ生きていれば「簡単に移動して到達」でき、即「通常の人間的な生活」ができます。

なので「現地派遣」は「あっという間」でした。

災害派遣のスタッフらが3名は寝泊りでき「着替え」「睡眠」ですごくありがたい……と。

これ、コロナの時も「病院で寝泊りするのに」「駐車場にキャンピングカーおいて」「簡易の宿泊所代わり」で大活躍したのと一緒です。

トレーラーハウスは「住民の仮設住宅代わり」に使用もされるようです。ヘボな仮設住宅よりぜんぜん「きれいで」「快適」なんで……トレーラーハウスのほうがいいと思います。

■災害時のために「ミニ診療カー」「トレーラーハウス診療所」つくるべき
 私は、読者の医師や歯科医のドクターに「開業の先生でハイエースや軽バンなどのミニキャブミーブを装備し【災害時の移動診療所】的に使えないか?」提案したのですが「あんま興味ない」のにがっかりしました。

これから来る災害時に「簡易的な診察や検査、応急措置」「歯科治療」ができる「移動診療車」は「いる」と思うんですけどね。

国や総務省厚労省国交省で救急車だけでなく「ミニ移動ドクターカー」とかやってくれないかな……って思います。

トレーラーハウスぐらいの内容なら「仮設診療所」「仮設病院」できますよね。
病院設備ごとに「クルマ」「トレーラーハウス棟」用意する。
そして、現地に移動して連結すれば「たちまちミニ総合病院」すらできる。

まともなヘリカルスキャンのCTもバスに乗せて移動できているので。
いけるんじゃないかな?
(内海君:小市民)