内海新聞のブログ

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1964:ナッツと町中華はNG

 残念な結果になりました。世間では「ナッツは体にいい」「栄養多いからおやつ代わりに食べよう」と医師も栄養士すら言っているかもしれません。それで私も素焼きのミックスナッツ食べていたのですが、血液検査の結果「NG」になりました。

LDLコレステロール(悪玉)や中性脂肪が有意に上がってしまいました。病院の管理栄養士と原因調査をしたら、お腹がすいたときに食べていたミックスナッツ50グラム(小皿)と、実験中だった何度かの外食で食べた「町中華でのあるメニュー」に結局問題があるとなりました。

ちなみにHbA1cは「改善」したのですよ。やったーレベルでした。
7月……7.8
10月……6.8
11月……6.4
自分でもすごいと思っています。だって今年の前半7.8ですからね。通常の糖尿病投薬(カナグル+メトホルミン)に武田式の食事療法だけでこれだけ下げられました。

朝食後の血糖値も2時間経過で103です。血液検査でのアラートも消えました。それまでは200越えでしたので。

ただ、別の問題が起きました。

■ナッツは栄養はあるけど「油」です
 私もナッツは体にいいと思っていました。塩がない素焼きならいいでしょ?で、カシュナッツ、アーモンド、くるみを午後などお腹がすいたときは食べていました。

……世間の動画でも医師も栄養士も「ナッツは抗酸化成分やビタミンが豊富」「食べましょう」ってあおっていたけど……彼ら実は無責任でした。

実際に毎日「50グラム」食べて「どれだけ血液検査の値にインパクトがあるか」誰もやっていないですよね。彼ら……。

私はガチで毎月、総合病院で血液きちんと検査しているので……わかりました。真実が。

世間の動画であおる「ナッツ食べましょう」「大ウソ」でした。たとえ栄養があっても、LDLコレステロール中性脂肪(トリグリセライド)が上がってしまいました。

これではトータルでは「逆に動脈硬化や、血管目詰まり」を誘発してしまう。

主治医からは「これではLH比も3超しているので、続くようならコレステロールの薬を処方することになる。どうしますか?」と逆に言われてしまいました。

管理栄養士と相談して「メニュー変更で改善試みる」ことにしました。

ということでナッツは管理栄養士からも「NG」判定になりました。
さよなら……ミックスナッツ。

町中華で「逃げられる食べ方」実験の結果
 いわゆる世間の中華料理店……大衆店とかでは糖尿病患者何も食べられないのでしょうか?私は管理栄養士や世間の「常識」に「抵抗」を試みてみました。

私は深い思考の上「ある実験」を行いました。それは「マーボー豆腐1皿」「チャーハン」でのメニューなら血糖値スパイクを起こさないのではないか?というものでした。

同様に「焼きそば」でも行いました。

いわゆる町中華での「定食」は最初の実験で「オールNG」でした。理由は「白米のご飯」が出るからでした。おかずに野菜を多くしたり、野菜炒めで食べても白米を食べてしまうと血糖値は爆上げしました。野菜効果……ないです。

とにかく白米のご飯はどうやっても……血糖値爆上げします。ですので考えた末、白米を油でコーティングしたチャーハンなら行けるのではないか?と思いました。

さらに「豆腐」によるタンパク質が豊富なマーボー豆腐なら血糖スパイクを起こさないのではないか?

私の推理は「正解」でした。マーボー豆腐を食べてからチャーハンを食べたら「血糖スパイクは起きなかった」のです。

でもチャーハンでなく「白米ご飯」で食べたら「血糖値が爆上げ」しました。

「やった!ブレークスルーした」

また、マーボー豆腐をかけた「マーボー麺」も血糖値は上がらない組み合わせになりました。白米でなく小麦の麺だからです。

ちなみに「やきそば」についても「甘いソースでない」「オイスターソースレベルのしょうゆ焼きそば」なら血糖値スパイクは起きにくくすみました。

ただ、八宝菜や酢豚などは……砂糖が入っているので……ダメでした。

なので、世間の中華屋さんでも「マーボー豆腐1皿」食べて「チャーハン」or「甘いソースでない塩味、しょうゆ系のやきそば」あるいは「マーボー麺」でなら血糖スパイク的には逃げられ「普通においしく量も食べられ」ることが判明しました。

これで……よかったと思って正式採用する予定だったのですが血液検査の結果はダメでした。「たしかに血糖値は下がったけど」「代わりに中華料理に多いラード、チャーハンの脂」で「LDLコレステロール」「中性脂肪」が有意に上がってしまいました。

しかも数にして1か月の食事のうち、90回として3回程度食べただけです……3%を町中華にしただけで……LDLコレステロール中性脂肪が「上がってしまった」のです。

それぐらい「油」の「量」はシビアに管理しないといけない。

■病院の管理栄養士が示したアドバイス
 さて、この結果をふまえて「糖質コントロールはうまくいったが、脂質コントロールが逆に失敗した」「糖質とは別に、食事で摂取する油の量も管理したほうがいい」となりました。

目安として「1日トータル10グラム以内に油は抑える」ことになりました。油の「種類」は関係ありません。1食あたり3グラム程度の油量ですね。

オリーブオイルでも……量は決めたほうがいいということです。

私の場合、オリーブオイルを2人分で大さじ1杯の15グラムでもち麦ピラフをつくって食べ、カレーなども同様に大さじ1杯のオリーブオイルを使用していました。

トータルで余裕で1日10グラム超えていました。

なので、1食あたり使う油の量を今の3分の1まで減らす必要がありそうです。

ということで「オリーブオイルだからいくら食べても量は関係ない」も「間違い」です。残念ですが「油は」「油」なのです。

テレビで「やばなしオリーブオイルドバドバかけている」料理番組の兄ちゃんいたけど……あれ……実はまずいんです。

だから油についても摂取量はきちんと考えて朝・昼・夜の食事や外食でとる必要があります。

外食は……油……多そうです。ほとんどダメかもしれない……。

■管理栄養士が「フライ」「天ぷら」「唐揚げ」をNGにする理由
 さてフライとか天ぷら、唐揚げは……実は病院の正当な管理栄養士たちは「食うな」「NG」食品になっています。

理由は「衣の重さ分」「油が吸い込まれており」「結果として大量の油を食べるはめになる」からです。

「衣の重さ分、【別途油を食べている】と思ってください」
管理栄養士に言われました。

たしかに……天ぷらの衣、フライの衣……おいしいですし。私も以前は「全部」「もっと食べたい」ぐらい食べていました。うどんの天かすも……食べてたな。

だけど……それ……油とりまくりです。

■管理栄養士に「カレーパン」「ドーナツ」だいじょうぶか?聞いてみた
 さて、世間ではカレーパン、ドーナツも食べる人がけっこういるでしょう。こちらも揚げ物です。どうでしょうか?

管理栄養士
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「ダメです」「油だらけです」
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ということでした。完璧NGでした。

なので、カレーパン、ドーナツ、揚げたパン……全部「体に悪い」「食べたらLDLコレステロールが上がる」と思って、もう食べないことです。

これらを売るビジネスも……消費者に健康に悪い食べ物を食べさせているので……やめるしかないでしょう。

ちなみに、フライ、天ぷら、唐揚げ、カレーパン、ドーナツなどは「AGEs」も満載なのでこちらでもNGです。

残念ですが、カレーパンやドーナツがNGという認識は……私個人でなく「病院、内科医、医学研究者、管理栄養士らではすでに共通認識」レベルなのです。

世間で今もわからず食べている人、作って売っている人の方が……間違いだということです。

あなた、今週、フライ、天ぷら、唐揚げ、カレーパン、ドーナツ……何回食べましたか?

弁当のおかずは……
(内海君:小市民)