内海新聞のブログ

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1995:ステージ1でもダメ?武田式食事法の可能性

 どうも、今の医学界では「がんはステージ1なら完治期待できる」という感じでやってますよね。実際、最悪のすい臓がんや肺がんでもステージ0~1で発見して手をうてば……5年生存率は80%ぐらいになります。乳がんなんかもステージ1なら10年生存確認が必要だけど……ほぼ安泰……と思われてきました。

5年のハードルを越えたら……がんとおさらば……と思ったのですが……ダメみたいです。

佐藤医師の以下の動画が「ショック」を与えています。
★【実際のケース】なぜ?今頃になってがんが再発?もう治ったと思ったのに・・・転移したがんがおとなしくなる「がん休眠」

www.youtube.com

佐藤のりひろ医師は現役バリバリのすい臓がん外科医です。産業医大の医学部の現役の先生です。指導医です。有用な海外論文などの紹介で「切るだけから、予防や食事で日ごろから防いでほしい」という方針で患者にとって有益な動画を多数出されています。でも、今回のは私も頭を抱えてしまいました。

ステージ1の膵臓がん、膵管でなく膵臓本体のほうを切除して「うまく逃げた」つもりだった。そして5年経過しようとした4年目突然「膵臓以外で」「再発しまくり」「転移まで高速に起きて」「死んでしまった」

一体どこに再発したのかが驚きなのですが「筋肉」だったと。
手術では「膵臓のがんは切れるだけ輪郭も含めてきれいに切除できた」のに……まるで原発巣のぜんぜん違う場所の筋肉で4年目再発。

これって……どういうことなのか?私の想像ですが「ヘルペス感染と同じく」「がん細胞がステージ1時点でもすでに体内に循環して」「筋肉繊維の間に居ついて」「しぶとく生き延びて」「患者の食生活や免疫が下がってきた体質で」「再度復帰して増殖してしまった」「さらに、術後の放射線抗がん剤治療で」「生き残って選別されてよりパワーアップして」「再発を起こした」

こうじゃないかと……どうでしょうか?外したかな??

今回の佐藤医師のこの動画の内容は「重たい」。もし、このケースが「レア」でなく「あるリスクなのだと」認識するならば……われわれのこれまでの「ステージ1だからもう安心」は「ない」

私の読者ではステージ1での肺がん、乳がんの患者になった方がいますけど、いずれも日本では最もレベルがある外科医らの執刀、標準治療のプロセスにのっとって、術後の抗がん剤放射線もちゃんとかけて「もうだいじょうぶ」ぐらいまでやっています。

肺がんの方は2年過ぎて、今も問題なし。乳がんの方はこれから10年間の観察期間がありますけど……困った。

どうしたらいいのか?「5年生存率」の考え方が意味なしになるからです。
もし、今回の佐藤医師の指摘が正しいなら「治療や以後の検査のやり方」自体が大きく変わるでしょう。

つまり、ステージ1を目指す「早期発見・早期治療」でもダメで「早期発見・早期治療・さらに永久監視」となる。

そうしたら、毎年「造影剤CT」「PET-CT」かけるわけにいかない。10年、20年、30年……の話なので。

今私が出せる「解」だと
「全身MRI(DWIBS)+肺だけCT+必要に応じて食道・胃腸の内視鏡検査」を毎年した方が長期的には安全で効率的になる。

■やっぱり食事療法が超大事になる可能性
今回の佐藤医師の指摘は「実はがんの治療医師側がギブアップするはめになるのではないか?」という気がしています。
 つまり「医師としての、がん治療には限界があり、がん治療・闘病の半分以上は患者側の【努力】にボールが投げ返されることになる」ということです。

 それで、今回のケースを見て「これは、ますます私が開発している武田式がん免疫栄養食事療法」が「がん治療後の再発防止のためにも」「必要になるのではないか?」という予感がしたのです。

サニージャーニーにせよ、世間の芸能人の発がん・闘病で「ダメ」なのは「術後の生活・食事の見直し」が「甘い」「しなさすぎ」だということです。

残念ですが、がんを発症した人は「もともとがんを誘発するライフスタイル」があったわけで……遺伝もあるけどそれは少しで、やっぱ後天的な数十年にわたる「幼少期から青年、中年時代までの」「食生活」「酒・たばこ・薬」やら「性病などの感染症」「運動不足」「栄養不足」……などの「負の歴史の貯金」がかなりの原因になっていると。

なので「がん体質」と言ってもいいわけで、見えているがん細胞を切ったところで「とり切れていないし」「CTやMRIで見つけられなかった細胞はまだ増殖してくる」わけです。

そして、これらをつぶそうと「放射線」「抗がん剤」で全身的にやったとしても……「生き残るやつ」が必ずおり……そいつらは「鍛え抜かれてよりパワーアップ」したがん細胞になって再度襲ってくる。

これが今のがん治療の「問題点」です。

つまり、ベースの人体の「がん体質」を「変えないと」「また、がんが、イボや水虫のように出てくる」だと。

この「負のサイクル」を変えないと……それを患者自身が唯一自分でできるのが「食事」なのです。

すでに、私が人体の各臓器の「解剖生理」さらに「各種病気の病理」を説明していくたびに、みなさんも「勘づいてきた」と思うのですが……「血液成分を正常化する」「老化や壊れた細胞を修復するための」「栄養が大事」だということです。

アミノ酸、ビタミン、そして糖質や脂質……これらは外部から食事によって常に補充していかないといけない。でもその「内容」「バランス」がダメだと……血液成分が悪化し、血液成分の悪化は血管、末端の細胞をダメにする。修復を妨害し、新しい細胞生成も失敗したり「不良品」ばかり作ってしまう。

この状態が、がん、循環器の病気、免疫力の低下による感染症の重症化……などあらゆる病気を引き起こしていく。

そういう点で、私が研究開発中の武田式食事法は、がん治療・予防・再発防止においてかなりのインパクト、効果を出していける感触があるのです。

まだ、私の食事法はがん患者には試せていないのですが、糖尿病においては自分が実験台になってかなりの改善を出しています。

簡単にいっても
2015年の糖尿病発症時HbA1cが6.4ぐらいで治療を開始し、投薬(グリメピリドなど)だけで食事内容を変えずに運動もしないでいたら2年ぐらいでHbA1cはたちまち7→8→10まで上がっていました。このときは糖尿病専門医でなくただの内科医で栄養士もいませんでした。

それから、大学病院の糖尿病専門医・指導医クラスに変更し、同じく大学病院レベル管理栄養士の徹底的な「投薬変更・栄養指導」を開始しました。薬はカナグルとメトホルミンで現状最適な組み合わせに是正されました。

ただ、この時点においても武田式をやっておらず、HbA1cは8台をさまよい2年かけて7台後半まで落とすのが精一杯でした。さらに食後血糖値や、LDLコレステロールも悪化を続けました。

だけど、昨年から武田式の食事療法を研究開発開始し、自ら、解剖整理と病理学、栄養学を学んで組み立てた理論で実際にメソッドを毎日続けた結果。運動をしないで
HbA1cは7台後半から6.4(12月現在)まで落ちました。食後血糖値、LDLコレステロールなども有意に改善して落ちてきました。

■武田式は現代の標準治療をまったく妨害しません
 私が開発している武田式食事法は「今の大学病院で行われている標準的な治療法を一切さまたげない」素晴らしい内容になっています。

これは食事内容・食材などをすべて「正規の総合病院の管理栄養士の指導・協議のもと」で組み立て、その摂取結果、効果測定を常時「正規の総合病院の正統な糖尿病専門医」の監視のもとでやっているからです。

なので、理論的にも「世間の怪しい食事療法」と「かなりレベルが違う」「管理栄養士も認める」水準で構築しています。

あと必要とされるのは「大学医学部などの公的な研究機関での大規模な疫学研究」です。そうすれば「完全にNEJMやnatureなどに掲載できる」「論文」として世界に出せ、しかも多くの人にその効果を治療の一環として享受できるようになります。

ただ、この検証プロジェクトは「食品メーカーの協力」「多数の被験者」など費用がけっこうかかるので、とても私個人では無理です。

ですので「誰か数十億円でもドーンと出して」「大規模実験」する協力者が出ないか……待っている状態です。

■武田式の特徴
・現状の病院の治療を並行しながらやることができます。
厚労省の食品摂取基準をベースにしているため「塩分」「脂質」「糖質」などについても安全かつ楽に正しい方向性で食事できます。
・食事だけでなく「睡眠」「生活スタイル」についても最新の知見・ベストなプロセスを盛り込み「トータルの生活管理」をしてもらうようにします。
■武田式は月いくらぐらいで実践できるのか?
 武田式食事法の食材は「一般市民が低コストで入手できる素材」で構成されています。そのため通常の食事を武田式に置き換えるだけで長期間、低コストで続けることが可能です。

■武田式は自分で料理しないといけないのですか?
 現状は自分・家族で自炊する形になります。でも、炊飯器調理法がメインなので料理スキルが無い人でも簡単に毎日食べ続けることが可能です。調理は料理教室の形式で教えます。

■武田式はどういう構成になっているのですか?
武田式は現在どんどん進化していますが次のような構成になっています。
1.排除食品・メニューの設定
 多くの外食、食品メーカーにおいて「NG」なメニューや食品を細かく設定しており、それらは一切食べない、ほとんど食べないようにします。
 ただ外食でも「大丈夫なメニュー」もあるため、そちらはお知らせします。

2.基本は「地中海式」「糖尿病食」「帝国料理」のハイブリッド
 武田式は「排除食品・メニュー」は厳密に行いますが、逆に「代わりに食べる食品・メニューは【栄養とビタミンが豊富】かつ【ふだんの料理としてもおいしい】内容で構築」しています。
そのため、今までの食事から離脱し武田式に切り替えると「実際に体感して」「そこそこおいしい」ので長期間(数カ月、数年、それ以上……)を可能にしています。
 さらに武田式は世界5大料理をベースにして構築されていますので「レストラン気分で」「長期間おいしく食べ続けて」「確実に体感」を食事だけで行うことが可能です。

3.武田式の構成
(1)基本ベースメニュー(日替わりで毎日基本的に食べる主食群)
(2)ウイルスブロックオプション
(3)コラーゲン・アミノ酸オプション
(4)ビタミンオプション
(5)たんぱく質オプション

どうでしょうか?
それで、とりあえず急ぐ人のために武田式の実験に参加してみる人を教室やカルチャークラブ形式にしてやろうかなと考えています。

希望者がいるようでしたら
u23news@yahoo.co.jp
まで「武田式参加希望」と書いてメールください。年齢、性別もお願いします。
今の健康状態、改善したい病気などがあればそれも明記してください。
(内海君:小市民)