内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

1969:OpenAIのサム=アルトマンがクビ、ゴジラー1.0、池田大作死去

 この3つのニュースで思うのは「経済の崩壊」「第三次世界大戦」「大震災」が「近いなんだな」ということでした。

■ChatGPTプロジェクトのトップ、サム=アルトマンがクビになりましたね。
なぜか?

マイクロソフト(ビル=ゲイツ)が金を入れたからです。マイクロソフトが入ってくるとだいたいその企業は乗っ取られる。

何度も見てきたので。

私がいたNGOの「リザルツ」(アメリカが本部)も、寄付とボランティア程度でやっていたので資金的に大きなことはできなかったんだけど、ある日ロックフェラー財団から電話きて「おたくのNGOに5億円支援したい」と。みんなびびっちゃって「どうする?」ってなりました。

ロックフェラーからは「何かおたくの活動がわかる資料一式欲しい」と言われたんだけど、急に言われたんで用意なんかしてないから……結局、このときは流れたんだけど。

そのあと、なんとアメリカ本国の本部がゲイツ&メリンダ財団(マイクロソフトのビル=ゲイツが夫婦で作った巨大財団)から資金援助受けることが決まった。

うちがHIVなど感染症の公衆衛生のロビーイング活動を米議会や、欧州議会、WHO、日本政府、厚労省にやっていたからだった。

ロックフェラーもゲイツらも「ウイルス感染症対策」は大好きなんで。なぜ?
うーん。マンダム(大笑い)。知りたい?
知りたい?いわないよー。みんなで妄想でもしてなー……。

さて、その話を聞いて「それ、いいようで悪いよね」……って自分は思った。でも、ビル=ゲイツの資金援助で本部は院卒の職員などに給料払って運営できるようになったし、東京でもボランティアスタッフに労賃出せるように……なった。

よかったか?いやー。運営スタイルが違う方向に行きがちになった。

やっぱ、ボランティアで自腹でやっていたほうが「ひもつきでない」ので「純粋な活動」が熱心にできたけど、資本が入ってくるとどうしてもダメになるんだよね。

ということで……OpenAIもイーロン=マスクやサム=アルトマンが「面白い」で始めていたころはよかったんだろうけど、こうしてマイクロソフトが「うまいね」って入ってきたら……ダメになる。

自由さとか、発展性はどんどんなくなってしまう。だから、マスクが最初のころ抜けたのだと思うけど。だからといってテスラやスペースXみたいにすればいいか?も……怪しい。

ゴジラー1.0
 あの「リターナー」「ALWAYS三丁目の夕日」「宇宙戦艦ヤマト」「永遠の0」……など「微妙にコケる映画」だけどいまや日本のVFX映画の巨匠となった山崎貴が人生最後?の渾身の全力投入で作ったゴジラリバイバル映画。

昭和SF特撮の再現大好きな庵野秀明に負けない……いや、超えたVFXで「本来のゴジラ観」に乗っ取ったド迫力の怪獣・災害映画をつくってのけた。

いつもはやる気がないイオンモールの映画館も「久しぶりに最大スクリーン」で上映とのことで行った。50歳過ぎると1100円でいつでも見れる。いいことだ。

だが……肝心の見る映画があまりにもない……皮肉。

だけど、今回は「大スクリーン」「大音響」で見る価値が「200%あった」それぐらい……今すぐとっとこハム太郎で観に行ってほしい。

すごいよ。この迫力。ゴジラリアルすぎ。

だけど、山崎監督は「人間ドラマはへたくそ」なんで、毎度「なんかずれてるよな」「感動が起きるようで起きない」ドラマになってしまう。

この辺は、大林宣彦監督みたいな人の方が「抒情描写」うまかったけどね。

まあ、彼の本分は「リアルで迫力あるVFX」なんで……しかたない。ドラマは「つけたし」「おまけ」だ。

この映画については「ALWAYS」+「永遠の0」をがっちゃんこして、そこにゴジラ突っ込んだ感じだね。

山崎監督の映画って必ず「汚れた孤児がワワわわーって一人でたたずんで叫ぶ」シーンが入れられるんだけど……あれ「爆笑」してみてるんだけど。わざとだよね。

今回は、主人公の男性がその役やってた。

で、すごい迫力なんだけど「なんかもうちっと足りない」感じがした。まず、人間ドラマはいらない気がしたな。赤ちゃん抱えた女性ヒロインとの関係も「こじつけしすぎ」で違和感大きかったし、夫婦になれば……の感覚もイマイチわからなかった。だいたい、あの女の人主人公の男の人好きでもなさそうだったし(笑)。食えるから一緒にいただけの感覚さえした。

男のほうもそこまで好きな感じでもなかったし。

その辺は山崎監督が恋愛描くところがへたくそだと思った。

あと、ゴジラっていうのは「海から、港湾に上がってきて」「ギャオーン」って絶叫して、コンビナートの石油タンクつかんで橋とかなぎ倒して都心にズンズンって徐々に歩いてくる「遠景シーン」がいいのであって、そこにコバエのように「自衛隊」が立ち向かって「落とされる」「全然勝てない」シーンが多いところに面白さがある。

でも、あんまそれなくて、近接で暴れる姿がメイン。いきなりCMでも使う「銀座の破壊シーン」になるんで……「港湾上陸シーンつけろよ」って思ったよね。お金なかったのかな?

突然街中でゴジラが現れ、破壊力は確かにめちゃすごかった。列車のシーンは「ミッション・イン・ポッシブル デッドレコニング」のオリエント急行脱線シーンそっくりだったけど。

ただ、いかんぜんゴジラの「遠回し」の破壊して歩き回るシーンが少なかった。

そして、後半は海での死闘に持って行ったので……あんまゴジラ映画という感じではなくなってしまった。

すべてのシーンにおいて「リアル感」「精密感」はすごかったよ。ホントすごかった。

うーん、やっぱゴジラ映画は「陸上での遠回しの広範囲での破壊しまくりシーン」がメインでやってもらったほうがいいと思う。

それと、軍との死闘シーンは入れないと。今回は情けないことに米軍も入れない、旧日本兵の寄せ集めのポンコツ兵器だけでの戦いという……つまらない設定にしてしまった。

やっぱ、自衛隊全軍との死闘を入れてほしかったな。その辺は庵野監督版のほうがよかったけど、庵野ゴジラも、あれはあれで「ゴジラシーンが結局トータルで少なすぎ」だったよね。予算がないんだろうね「短いショットばかり」だったのが……つまらない。

やっぱハリウッドみたいにすごい資本入れてやってほしかった。そうしたら-1.0じゃなくて+200ぐらいになったな。

まだ次回作やりそうな雰囲気で終わったので……次回は「遠まわし破壊シーンが長時間」「陸海空自衛隊と米軍の血みどろの戦闘」を入れてほしい。

東京タワーつかんで投げ飛ばすとか……やってほしいね。

池田大作死去
 まず、お悔やみ申し上げます。池田大作氏がどうこうより、マスコミや岸田さんの取り上げ方に問題があると思います。

なぜなら、いくら創価学会が巨大なのか?わかりませんが、どうして一教団の教祖が亡くなったらNHKからマスコミがワーワー大ニュースにするのか?これ思い切り「偏重」ですよね。「不偏不党ではない」よね。

世間には創価学会以外、既存宗教から新宗教まで多数の「巨大教団」あるので。その教祖が毎度亡くなってこのレベルの報道になったこと「ない」です。

たとえば立正佼成会の会長とか、浄土真宗門主とか、伊勢神宮宮司とか、カトリック教会の司教……でやらないよね。

不公平な報道になる。むしろ「NHKや毎日新聞は癒着していたのか?」と自分で認めているようなものになる。

岸田さんは自民党なので自公の連立の立場上、仕方なく言うのかもしれないが、それでも「政教分離」なので、公人として取り上げるレベルなのか?

創価学会の教祖でこういうコメントを盛大にやるのであれば、以後、他の宗教団体の教祖が亡くなったら岸田さんが毎度お悔やみとコメントしないといけない「はず」

だよね……違うかな。
(内海君:小市民)