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2月の解除は間違い!4月以降どうなるか?大胆予測

 厚労省のグラフをもとに「4月以降この感染状況がどうなるか」未来のグラフを描いてみた。

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楽観的シナリオでの予測グラフ

とりあえず、3月27日時点で第4波として認識されている現在、上昇基調にある感染者数が4月上旬でピークを3000人台で終え、いったん減少するという「楽観的な明るいシナリオ」でやってみた。

でも、結果的にそれでも終わらず、今年の11月下旬からの冬場に第5波が「過去最大級」で訪れ今年1月の7000人台を超える14000人ぐらいのフィーバーを迎える感じだ。

 

2020年の1年間で40万人の感染者。今年でプラス40万人以上、トータル100万人ぐらい感染しても日本国民の100人に1人程度の感染者であり「集団免疫獲得の感染者数6000万人以上」には程遠い。

 

昨年から見えている「パターン」として感染マックスから減速して2か月間ぐらいは、ジリジリ潜在的な感染者が「熟成」される傾向がある。そのあと、露呈して再度フィーバーしていく。

 

収束は最低5年かかるようだ。残念ながら今耐えたらだいじょうぶ……はない。店をダラダラ続けたり、企業経営も厳しいならきちんと清算したりしてこれ以上損害が広がらないようにしたほうがいいだろう。

 

■日本政府のミス

 去年からのグラフでもわかるように、政府の「緊急事態宣言」は「タイミングがいつも間違っている」ことがわかる。

毎度の緊急事態宣言は「なんか、感染が上昇してダメだな」という「気分的」な「感覚」でやっている感がある。このようにグラフをつぶさに見るなら、去年の2020年の場合、6月下旬で「がっちり全土ロックダウン」すれば抑え込めたし、その次は11月25日あたりから同様に「全土ロックダウン」したら、感染フィーバーは抑え込めた可能性が高い。つまり、毎度「多いからやってみた」でやるが「実はもうフィーバーは終わる」ころにしており、そのため、世間の店や企業は「無意味なタイミングでの休業と営業停止」で「かえって死んでいる」可能性が高い。

 

 たとえば、2020年の場合、11月に早々に「全土ロックダウン」をきちんとしたら、いったん大変だが、1カ月もしないで「減少し」むしろ12月のクリスマスセール前には解除して年末年始の経済活動を再開して店や企業を助けられた可能性が高い。

そして、今もそうだが、2月の下旬に解除するのでなく「逆に再度ロックダウン」を前倒しでして、4月以降に解除したほうが「マシ」だったことが明らかである。

 

このとおり、科学的なシミュレーションもせず、経済界や政治の思惑だけで感染制御をしようとするのは……意味ないね。

不毛の、解除と再ロックダウンを繰り返すことで「人間がおかしくなる」と東北大の押谷教授は昨年当初に言っていた。そのとおりになっている。

 

ということで、菅政権は明らかに先月の緊急事態宣言の解除で判断ミスをした。解除どころか3月は思い切りロックダウンして2~4月がまんして、4月中旬以降での解除をしたほうがよかった。

 

ご愁傷様。ジエンド・オブ・ジャパン

合掌。

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