内海新聞のブログ

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2088:粉ミルクと乳児食は食べさせないほうがいい

 また変なポイントをみつけてしまいました。子育てしていないのでまるで興味なかったんだけど、生徒さんで慢性胃炎の人がいますので「とにかく胃が痛いし胃も小さくなっていてタンパク質系も量も食べれない」で始まって「食べられるものから探していかないと」と。

で、ドラッグストアで買い物している際ふと「赤ちゃんのミルク」ならどうかな?って思ったわけです。

「牛乳より栄養あるだろうしな」
赤ちゃん用の粉ミルクの缶を手に取って「栄養成分」を見ていました。

「これ、いいじゃん?」
そう、赤ちゃんの粉ミルクは母乳に似せてあるので「各種ビタミン」など豊富です。

「これ、飲んでもらった方が楽だしいいかな?」
と、思いました。で、「すべての栄養素をひとつずつ見ていたら」「油」が入っているのです。

「なんで、赤ちゃんのミルクに油入れるんだよ?」
変だよね。

「油」ということは「どういう油か見たほうがいいな」
私は粉ミルクに入っている油をみました。

「パーム油」
……絶句しました。

「最悪じゃん。これだけでもうダメだよ」

■パーム油はダメ
 実は一時というか、今も、医師とかも「食品、外食でのトランス脂肪酸の油はダメだよ」って言っていると思います。

あー、病院の管理栄養士でも「常識」です。

なんだけど……実はですね。世間の外食や食品産業では「すでに」「トランス脂肪酸の油は」「外したり」「別のに変えているんで」「前ほど騒ぐレベルではない」んですね。

そう……マーガリンとか、お菓子やフライドポテトだろうが……

じゃあ……いいの?いやあ。

そもそも、あなた「商売人」が「まじめに」「油はオリーブオイル」にしますか?しないよ。

高いもん。

さっきドラッグストア見に行ったら「円安で」「オリーブオイル1本1000円」ぐらいに値上がりしていたよ。

えー、庶民はオリーブオイルポンポン使えないよ(泣)
それは……外食産業や食品メーカーは「もっと当たり前に使えない」

なので「逃げ道」を彼らは考えたのね。それで使っているのが「パーム油」。植物油だけど
★パーム油が使われている食品は?トランス脂肪酸の代わりに使われ始めた危険な食べ物(サプリソムリエチャンネル)

www.youtube.com

結局パーム油はダメなんだよ。

それが、堂々と粉ミルクに使われている……

■乳児の離乳食や、幼児用の食品もダメだった
「まさか?」
私は、粉ミルク以外の、乳児や幼児用の「食品」「レトルト」も見てみました。どれもほとんどが「パーム油」入れてありました。

「安く上げるために」「子供の栄養なんてまるで考えていない」「儲かればでやるのか?」と思いました。

私の読者には、お子さんが生まれた家庭もいくつもあります。

両親が「一流の食品メーカーがつくっているし」「きっと安全に決まっている」と……粉ミルクやこうした離乳食、幼児用のレトルト食品群を「食べ与えている」のか。

■赤ちゃんの粉ミルクの本質
 とりあえず、乳児を育てるのに鉄板で一番いいのは「母乳」です。

母乳は乳がんの際にも勉強したのだけど何からできているか知っていますか?

母乳は「母親の血液の成分」を「濾して」使っている。つまり「血清(けっせい)」に近いものです。
★母乳って血液でできてるの?成分・出る仕組み・出し方の工夫を解説!
https://cherish-media.jp/posts/168
実は、眼科における目の「房水(ぼうすい)」という緑内障で重要なポイントの体液も「血液を濾して」生まれるのです。

これって言い換えると「母親の血液成分の栄養状態が」「モロ母乳に反映される」わけです。

母乳も房水も「赤血球は入っていない」ので「色は赤くなく」「無色透明や別の色」になっているわけです。

そして、母乳には母親の血液中の「油=脂質」も当然含まれることになります……HDLコレステロールやLDLコレステロールなどもね。

ということは……変な食べ物や、生活をしている母親の母乳飲んでいたら「子供がまともに育つわけない」ことも……おのずとわかると思います。

ということは「母親がスナックや砂糖菓子ばかり食べて」「脂質異常症」の人は……赤ちゃんにも母乳で「悪い血液成分が注ぎ込まれて」「こどもが先天性の病気や」「幼児期にアレルギーや変な病気」を発病する……ことも容易に導けるわけです。

さて、母乳の代わりの代用品として「粉ミルク」が考えられました。だけど、血液成分ではないので「別のものを合成して」作られます。

その基本が
1.脱脂粉乳です。
……すると賢明な読者は「脱脂粉乳には血液中の脂分がないよな」って気づきますね。そうです。「脱脂」なんで。

ということでメーカー側としては「脂=油」を追加する必要があった。油なしではダメなのか?うーん。

なぜ脂(油)がいるのか?……ビタミンには「脂溶性ビタミン」がある。そういうビタミン類が溶けているためには「油」がいるわけです。

だから……油を入れる必要が出る。でもメーカーは「コストダウン」が大事なので「いい油」は「使えない」「使いたくない」

「安くて」「大量に」使える脂ないの?……それが工業製品として量産される「パーム油」……。

だからパーム油を入れたわけですね。

2.栄養素は?
 確かに脱脂粉乳はそれなりの栄養素はあるのだけど、母乳に比べたら「劣る」で、次に入れているのが「マルチビタミン」などの「ビタミン剤」だろう?

これは「製法の秘密」で言わないと思う。だけど、そうしないと「つじつまが合わない」これなら、工業的に小林製薬のようなメーカーから「OEMで」「安く」「安定」して得られる。

■つまり……
で、こうして「脱脂粉乳と」「ビタミン剤」「パーム油などの安い工業製品の油」で構成されたのが「粉ミルク」

ということだな。え?そんな変な合成液体を「大事な赤ちゃんに」「飲ませるの?」

自分も粉ミルク一生懸命に子供に飲ませていた時があったけど「知らないことはこれほどまでに恐ろしい」のか。

あんま言いたくないけど、これ自分でアマゾンで脱脂粉乳買って、マルチビタミンとかビタミン剤買って、油はオリーブオイルやエゴマオイルみたいな、不飽和脂肪酸にして「自分でミキシング」して飲ませた方が……マシなのかもね(笑)

やっぱ母乳で育てるべきだね。可能な限り……
だけど、母親自体も「マトモな母乳が出る栄養状態」にしないとな。

できてます?あなたの家?

お母さん、スナックやスイーツ食べて「LDLアウト」じゃないですか?
ビタミンも、ミネラルも食事でちゃんととっていないのではないですか?

糖質と外食産業、食品メーカーの「安い悪い油」ばっか食べているんでしょ?

血液……汚いよね。その血液でつくった母乳、赤ちゃんに注入しているんでしょ?

それ……最悪の児童虐待じゃないですか?

そして、保育園や幼稚園とかで「パーム油いりの」「離乳食」「幼児食」食べさせているんでしょ?

でも、このひどい実態……なぜか……放置というか、誰も文句言わないし、専門家も、教育者も、親たちも誰も……疑問、社会運動すらしない(闇)

日本って、赤ちゃんとか「有権者じゃない人」にはエライ冷たい社会なんだよな。子供の人権……あるようでない。

子供が「栄養や人体に安全でちゃんとした正しい食生活」をすることを保証もしない。

それどころか……外食や食品メーカーの「儲けの」「食い物」にされている。

■日本でアレルギーやアトピーぜんそく、奇形、先天性異常の子が増える原因
そんな体に悪い食べ物を赤ちゃん、幼児から「注入していたら」
アトピー」「アレルギー」「ぜんそく」「奇形」「先天性異常」の子供が量
産されるよな。

そして実際、そうなってる。
1歳、2歳、3歳なのに
「すでに病気もち」「一生病院通い」の子供が多いよ。

でも、そうした親の人……どういう人だか知ってる?

「共働きで金は稼いでいる」
「若い時から、酒、砂糖、スナック、外食食べてきている」
「妊娠時もそういう生活やめず続けていた」
「生まれたら、粉ミルクと、買ってきた離乳食やベビー食で済ませていた」
「自炊しても、武田式でない、変な油と塩分、砂糖が多いメニューばかり」
……なんて感じかな。

根源は「親の食生活」そのものだった。
(内海君:小市民)