武田式はもともと糖尿病の食事療法がベースです。本丸の糖尿病での成果が出ました。なかなか驚きの数字でした。
■HbA1cが改善
HbA1c
７月 7.8
９月 7.4
10月 6.8
分かる人にはすごいよね。６まで下がった。
しかも自分の場合、運動療法なしです。投薬と武田式の食事をひたすら１日３食、規則正しく食べているだけです。特に７月～９月はエアコンの室内にいるばかりでした。
それで……ここまで下がりました。
データは病院の管理栄養士もチェックしますが「いいですね」って褒められました。
■腎機能が改善
あと、気になっていたのが腎臓の破壊度を表す「eGFR」です。こちらは
３月 73
５月 70
７月 67
９月 69
10月 71
と徐々に低下していたのが「高くなって正常に戻り」だしました。この値は90台とか高い方がいいです。
医師は「eGFRの定期的な減り方」から「腎臓破壊の兆候を察知」するので私も減りだしたので……先月医師が「血液検査の腎臓関係の数値の詳細な検査」を増やしました。……70から60台に減りだしたからです。
みなさんも定期的に血液検査で「クレアチニン」や「eGFR」は検査項目に入れてもらって把握しておくことです。
一度壊れた腎臓細胞は「元に戻らない」ので「ひたすら透析に向かう」からです。すごくこわいんです。
eGFRが下がると腎臓が壊れていることになり人工透析になります。恐ろしい指標なので皆さんも検診、クリニックで必ず検査して見てもらってくださいね。
みなさんも血液検査の「クレアチニン」の値がわかれば以下のサイトで自分の「腎臓の壊れ度」知ることができます。
腎臓の働きをしらべる eGFRの測定｜知ろう。ふせごう。慢性腎臓病（CKD）
自分はGFR区分でG2でした。一応安心。
■筋トレ食事、糖質制限ダイエットの人は「腎臓壊れやすい」
特に「糖質制限」「糖質ゼロ」「肉とプロテイン多い筋トレメニュー」を熱心にする人は腎臓壊すことが多いので……注意してください。そういうダイエット、トレーニング……実は「健康的に間違い」なんです。
でも、筋トレ兄さんのほとんどは「医学部行ける頭ないし」「栄養医学も病理も学んでいない」ので……動画でも簡単に「これいいです」って勘違いして……自慢げにあおって……やってます。
それを無知な「疑似アスリート」「筋肉増強したい筋肉バカな脳の人」が……まねして……腎臓破壊……しているわけです。
よかったね、この新聞読んで気づけて……私と知り合いになって内海新聞読んでいたら…いいことばかりですよ。神にもっとも近くなれる。
■食後血糖改善（１時間30分～２時間30分での計測）
７月 274（高）
９月 139（高）
10月 105（正常範囲）
リブレの計測を７月から始めて、各食事での炭水化物の種類と量を見直しました。結果、食後血糖値スパイクを正常値ゾーンにおさめる事に日々、成功し、その積み重ねが食後血糖値の低下とHbA1cの改善になりました。
■リブレの血糖スパイク計測はすべての人がすべき
リブレは重症糖尿病患者だけでなく「すべての人」が装着して、自分の血糖コントロールを常時行うべきだと……思いました。
正常だと思っているあなた……毎日今食べたものが「どれだけまずかったか？」知ることができるからです。
■問題・課題
ただ、コレステロールが悪化しています。
■総コレステロール
７月 197（健全）
９月 249（高・ダメ）
10月 227（高・ダメ）
まずいです。
■LDLコレステロール
７月 138（健全139のギリギリ）
９月 176（高・ダメ）
10月 161（高・ダメ）
■トリグリセライド
７月 123（健全）
９月 167（高・ダメ）
10月 164（高・ダメ）
何がダメだったか？管理栄養士と原因探索をしたところ
「ミックスナッツを毎日食べたこと」
「７月～９月の外食実験で悪い油のメニューを食べていたこと」が影響したという見解でした。
■ミックスナッツ実はダメだった
世間では「アーモンド、カシュナッツ、くるみ」をローストしただけの無塩ナッツは「不飽和脂肪酸」「ビタミンＥ」が多いので「ＬＤＬコレステロールは上がりません」「どんどん食べましょう」と言っているのですが「ウソ」でした。
実際に私は、毎日、そういうミックスナッツを「おやつ代わり」「１日30～50グラム」食べていました。おいしかったけど。
ナッツは人体に有益な「不飽和脂肪酸」もあるけど、いっぽうでコレステロールを増やす「飽和脂肪酸」も入っているからです。
管理栄養士の説明だと
「ナッツは、栄養士の認識では野菜や豆ではなく油と換算します」
そう。ナッツを食べることは「油を飲む」のと一緒なのです。
ということで、ナッツはやめることにしました。ビタミンＥや他の要素は……別からとるしかないです。
■何か一つのポイントだけで食べていると「間違う」
このように「食品の食べ方」は「ある面だけがいいから、それでがんばる」とダメで、「必ずトレードオフがあるので」「それをバランス考えながら食べる」必要があります。
「卵は完全栄養食品だから卵食べよう」→LDLコレステロールが上がってしまう
「ナッツはビタミンＥや抗酸化多いのでナッツ食べよう」→LDLコレステロールが上がる
「牛肉、豚肉はタンパク質多いから食べる」→大腸がんの原因になる
食べる際に「これ、どういう栄養に、どれだけなるかな？」「これ、どれだけ体に悪いかな？」って「数字を思い浮かべて」選んだり、量を決められると……いいのですが。
■食べる前に「ChatGPT」でスマホで聞くといい
でも、みなさんには心強い味方があります。スマホの「ChatGPT」で自分が食べようとするメニューの名称と食べる量を入れて「どれだけビタミンや糖質あるか？」聞けばいいです。瞬時に各量まで出してくれます。
■カロリーメイトとビスコのミステリー
今回すきっ腹の時やむを得ず災害時備蓄にもしている「カロリーメイト」を４本１箱食べました。
結果として、血糖値は200越えしてアウトでした。
ところが、同じスナック菓子？のビスコを３パック１箱食べたらそうなりませんでした。
データを管理栄養士に検討してもらったのですが、栄養士もカロリーメイトとビスコの箱の成分表示を比較して「どっちも同じなんだけどなあ」と不思議がっていました。
私「なぜ、カロリーメイトは食べると血糖値爆上げするのでしょうか？」
栄養士「明らかに糖質多いですよね。」
私「じゃあ、ビスコはなぜ？」
栄養士「このビスコは麦芽とか食物繊維が入っていると書いてあるので、もしかしたらそれが寄与している可能性があります」
たかがお菓子でも……こういうマニアックな結果があるのです。
■カロリーメイトはＮＧ。ビスコはＯＫ
ということでカロリーメイトは値段も高いので災害備蓄からも外し、万が一やどうしても食べるときはビスコの麦芽・食物繊維入りのやつを食べることにしました。もともとカロリーメイトってどう見てもイギリスのビスケット菓子の「ショートブレッド」なんで。
カロリーメイト……全然バランス栄養食じゃないです。それにスポーツドリンクも飲んだら血糖値が異様に爆上げしますので……あれ、本当に医学や健康面でいいものか？疑問です。
■スポーツドリンクは「飲むな」が歯科医らの常識
ちなみに、歯科医では「スポーツドリンク飲むと虫歯になりまくるので飲むな」になっています。特にサッカーやら野球だろうがスポーツ選手が「ちびちび練習や試合の間」「飲むことで」「歯が虫歯になりまくり」「歯がボロボロになる」そうです。
お子様には……絶対飲ませないほうが……いいです。あと、受験勉強や日々の生活の「間食」でも……こうした食べ物、飲み物……とらないほうがいいです。
ただ、ビスコも「ビスケット」はAGEs面では悪いので……毎日食べるとかは……ダメだな。災害や非常時の「一時的な食べ物」でなら、血糖値面ではマシ……という……それだけです。
■管理栄養士が「絶対食べるな」というメニュー、食品
それでは正規のちゃんとした総合病院の糖尿病専門医、病院の管理栄養士のマネージャークラスが私に「体に悪いので絶対食べるな」というメニュー、食品を一部紹介します。
■まず１つめは「寿司」全部です。回転ずし、巻きずし、ちらし寿司……「酢飯」の寿司はＮＧ。恵方巻なんて論外です。
理由は白米と砂糖で「ダブル糖質」。回転寿司で卵食べたらあれにも砂糖がバンバン入っているので「トリプル糖質」だからです。史上最悪な食べ物の一つです。
え？行ってるんでしょ？今も、スシローもくらも……ファミリー、こどもとジジババ……並んでるんで。
「チーン」「合掌」「はい、それまーでーよ」
■次は「ポテトチップス」「フライドポテト」です。
管理栄養士が「いかにヤバいか」の「見本」用意していて見せてくれました。
ポテトチップス14枚で油が10ｇだそうです。
１枚で１ｇ近くの油？
しかもその油は「健康にいいオリーブオイル」ではなく、「安物のどこの馬の骨かわからない油」ですよね？
フライドポテトも油たっぷり吸わせています。
それ「飲むこと」になる。最悪だわ。
でも、あなた食べているんですよね？「うまい」って。やめられない、止まらない……「デス食い中毒」ですね。
手放せない……今日もコンビニやスーパーで袋買って、家で「パリパリ」食べてますよね。
ジョイフルで貧しそうな若いお母さんが子供たちに「山盛りフライドポテト」食べさせている……あーあ。終わってるわ。
じゃがいも自体は「蒸して食べるなら逆に健康にもいい」食べ物になるのですが、高温で悪い油で揚げたら……終わりなんです。油とりすぎの上、糖質がダブルで悪さしてAGEsもできる。
「ポテチやフライドポテトを食べる女性は、肌もカラダも劣化して老化する。乳がんや発がんもしまくる」……そういうことです。
同様に「スナック菓子」……そうやって毎日のように食べていますよね？
だから、病気になるんですよ。糖尿病、がん、脳梗塞や動脈硬化……。
アレルギーやアルツハイマー……あらゆる病気になっていく。
ようするに、あなたの病気のほとんどは
「あなたの食事が悪かった」につきます。
それだけ、自分の食事が何を食べて、どう栄養にいいのか？
分かっていない人が多いだけです。
きちんと栄養学、医学を知って考えて食べるようになったら……「とてつもないまずさ」だったことを理解するでしょう。
（内海君：小市民）
