内海新聞のブログ

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2089:自由という「トラップ」恋愛・結婚編

 みなさんは「自由」がいいと思っています。だけど、自由だということは「自己責任」が大きいということです。この本質に気づいていない人が多すぎます。
それゆえ「自由」がゆえに「とてつもない地獄」にはまる人が後を絶ちません。

書き出してみようか?
「生きる自由」「食べる自由」「学校行く自由」「恋愛する自由」「結婚する自由」「働く自由」「買い物する自由」「家を選ぶ自由」「病院を選ぶ自由」「治療する自由」「死ぬ自由」……。

いっぱいありますね。あなたの生まれて死ぬまでの生活には「自由」がいっぱいです。
だけど……自由が本当にいいのでしょうか?

というか、あなたは、先ほど挙げた自由の内容で「苦しんで」「悩んで」「メンタル逝って」るのではないですか?

■自由は自分で考えてジャッジ・行動できない人には苦痛でしかない
 私は人生相談を全国・海外も含めて老若男女多数にしてきました。人生どん底の人から、成功したのに家族が不幸になって悩んでいる人、恋愛、結婚、離婚、不倫、病気やお金の話で悩んでいる人、宗教や自己啓発セミナーにはまって苦しんでいる人、自殺を考えている人……

そこでいつも、その方の生い立ちや、家族、学歴や職歴や、経験した苦難や成功の話を聞かされてきて……

たとえば「恋愛」「結婚」などのテーマについても
「自由恋愛」「自由恋愛した人の自由な結婚がいいのか?」
「難しいよな」っていつも思います。

「自由」っていうけど、自由を使いこなせる人は「ほとんどいない」からです。

自由な人でいたければ「自分で完全な自己決断」が常に下せる人になっていないと。

それってプラトンが言う「市民」だろうね。

だって、そんな自分で物事考えて自己決断がちゃんとできる人が多かったら、今の日本のような、ていたらく、落ちぶれ方はしていないよ。

国家というのは「家庭の集合」であり、家庭は個人の集合だよね。でもその個人がダメなら家庭もダメになるし、国もダメになるだけです。

■恋愛や結婚する自由はどうか?
 たとえば、男女問わず「恋愛や結婚は」「お見合いでなく」「自由がいい」と圧倒的多数の人は思っているでしょう。

私も最初はそうでした。

だけど、数々の恋愛のトラブル、結婚のトラブルで苦しんでいる人たちの話を聞いていると「自由がゆえ」「リスクも自由にあるんだよな」って思うわけです。

からしてもそうですよね「恋愛も勉強も、あなたの自由でいいよ」っていう家庭も多いです。一見いい親に見える……だけど……どうかな?

そもそも「自由にしてもらっても」「どうすればいいかわからない」人が子供側にも多いわけです。

で、結果として安易だからと「出会い系サイト」で知り合って、恋愛して結婚……して「結果ダメになった」……という目にあった人も多い。

■先に、本当の話を言っておこうか
恋愛や結婚する前に、私の「人物鑑定」を受けることです。

私の人物鑑定は、もともと高精度で遠隔でその人に会わずとも「人間のかなりの部分を見抜いて把握」するために開発されました。

私はもともと、結婚相談所のビジネスもしようと思って、自ら実験台になって、日本でも有数の結婚相談所の名簿システムを使って「お相手探し」をしていたのですが、やった人はわかると思うんですが「いくら申し込んでも」「会えない」「ダメ」なことが多いわけです。

しかも、母集団の名簿も「見ていて疲れるほど」多いわけです。この「広大な海」の中からどうやって自分にあった人を「効率よく」「間違いなく」見つけるか?が命題になりました。

それで、実験と研究を重ねて構築したのが、武田式人物鑑定法でした。
これによって、相手のわずかな情報だけでも「どんな人間か」特に、恋愛や結婚で問題となる「運気の良さ」「未来」「なりそうな病気」「死に方」「相手の犯罪性」「隠れた悪いポイント」という「人間性能」をズバリ見抜いて「変な人と恋愛したり結婚しないで済む」という見立てを出すことに成功しました。

相手の人間性能を裏で知ることによって、その人と衝突やケンカしない、トラブらない回避方法もおのずと理解することができるようになります。

これは、結婚だけでなく「会社の人事」「採用」「ビジネスパートナーを見抜く」面でも大きな効果をあげますので、今では企業や経営者からの依頼もあります。

いくら履歴書や面接で「演技」しても「裏の本質」を見抜けてしまうからです。また「入社して事故りそうか」もわかります。

IQ800の私が思考・開発したメソッドは恐ろしい性能のものが多いです。

なので、私からすると「恋愛して失敗する前に」「先にその人の人物鑑定」して「まともだったら」「恋愛やエッチして深い仲になってください」と思います。

実際、私に付き合う前に事前に人物鑑定をして「安全」「安心」を確保してから、恋愛に入った人はだいたいうまくいっています。変な男性か見抜いてよけられるからです。結婚もしました。女性からの依頼は多いです。

つきあって深い仲になってから「こうだった」で別れるのは難しいし、ストーカーやヘタすると殺人事件になるので、こうやって「深くなる前に」「セックスまでして結婚すべきか」「フツーに今まで通り友達でいたほうがいいか」で回避できることは……すごく大事です。

そもそも友達や知人だったらよかったのに、いったん恋愛してしまったら「もう会いたくない」「人間関係断絶」になることがほとんどですので。

人助けしましたね。

■恋愛・結婚のダメパターン
 ちょっとだけ、皆さんにも役立つ「セオリー」教えておきましょうか。自分の息子さん、娘さんが「まともな女性」「まともな男性」と出会って付き合っていける方法。

それはですね
「出会い系とか風俗・ネットで出会わない」
「飲み屋とか夜、出会わない」
「結婚相談所とか業者ビジネスを使わない」
ことですね。

実は、こうした出会いは以前は少なかったのですが、最近、増えているんです。どうしてかというと
「自己評価が低い人が多い」
ことです。

自己評価が低い人は「ネガティブ思考」「自分はダメだ」と思い込んでいる人がほとんどです。

そのため「外で明るく人と出会う」という「行動」が自分から起こせないのです。

結果として「すぐスマホで会話できる」「出会い系」「ネットやSNS」に安易に頼り、依存します。

もちろん、すぐ会える人も多いわけですけど、それで恋愛、セックス、同棲となり結婚……というパターンも多いですけど、だいたい破綻します。

覚えておいてください
「人生、安易なものは安易に壊れる」
「人生、苦労したものは強固に維持される」

「すぐセックスできた関係は、すぐわかれる」
「セックスまでゆっくり、時間をかけてようやくたどり着いた関係は、長く続く」
ということです。

■不倫されたらどうしたらいいの?
これが何に言えるかというと「不倫問題」です。
私のところには不倫の相談もけっこうありますが、奥さんからの悲痛な相談あります。
だけど、その際私が一番にアドバイスするのは
「ここで、激怒して離婚だとかいうのはアホです。知らんぷりして、毎日、おいしいご飯を作ってポーカーフェースでいなさい」
スマホや携帯をのぞいたり盗聴して知ろうとしないことです」

え?と思うでしょ。中にはこの時点でイライラする人もいるんですけど、逆なんですね。そう。不倫している相手の女性をイメージしてカリカリした時点で「負け」なんです。

どっしり「本妻」として「太くかまえる」この度胸が大事ですね。でも、結果としてそれがよくなる。

パレスチナイスラエルの戦争・外交と似ていて「相手をとことん追い詰めてしまうと」「逃げ場を失って」「かえって破綻する」からです。

どうしてですか?

それはですね。心理学で答え出ていて「恋愛自体は2年しか感情が持たない」からです。情熱的な恋愛、激しい恋愛ほど「冷めやすい」

不倫ってまさにそうですよね?

なので、だんなが不倫したとして、女にいれこんでも「2年ぐらいで」「なんか飽きてきたり」「ムリ」が増えてくるんですね。

それで「自然崩壊」しだす。お互い隠しているんで「ムリすでにある」わけです。

でも、そこで本妻が激怒して「離婚よ」「鬼ババー」になったらどうなりますか?「戻れないんだ」「じゃあ、愛人のほうに行くか」ってなるわけですね。

ここでその逆だったらどうなるか?
「知らないようだ」「愛人ダメだから、もういいや」と思った時に、自分の家庭をまたみるわけです。

奥さんは知らずに、いつもどおり、だんなのために「きちんと」「裏切らず」「ごはんを作って」一生懸命出しています。

それを知ったら「悪いよな」って自分で「修復を試みよう」とする。

だから、相手がやさしければ優しいほど、人はそちらになびく。

不倫される人は「自分がいつのまにか、鬼ババー」になっている人が多いんです。
だんなが悪いのでなく、自分が愛人以下の女になってしまっているという劣化を反省したほうがいいのね。

ホステスやキャバ嬢に入れ込んだ……と怒る前に「自分がそいつらより上になって」「だんながドキッとする」服装やボディ、化粧で「臨んだら」どうでしょうか?

だけど……私が常に思っているこの本質が……実際は皆さんには伝わらないので、相変わらず世間では「不倫された」「離婚だ」って、泥仕合の破綻に陥ってお互い不幸になるカップルが多いわけです。

なので、相手のスマホをのぞいて「不倫相手を特定」する人も、ホント多いですけど……知ったところで「自分が不幸」になるだけなんですね。

知れば知るほど余計な精神ストレス増やすだけでしょ?いずれ一緒に戻るなら知らないでいたほうが逆に幸せなんです。
「知らぬが仏」
ってこういう風な意味なのかな?って思ったりもします。

そりゃ、弁護士頼むなら弁護士は浮気の証拠を集めるための指示を出してくるでしょうから……でも、それは弁護士はあなたの報酬で儲かるけど、あなたは何一つ得られない……夫も、弁護士への報酬も「捨てる」だけですから。

そして、不倫で略奪婚してそのあと幸せになった人もみたことがないです。

以前、池田満寿夫という有名な作家と、バイオリニストの佐藤陽子が「略奪婚」で池田さんが奥さん捨てて一緒になったけど……結果として幸せだったかというと「怪しい」

だいたいダメですね。広末と料理人のおじさんの不倫・ゲス再婚も……未来が見えてますけどね。被害者はあの料理人のおじさんでしたね。

おじさん、自己評価低いから、落ちぶれた広末にのめっちゃったんだろな。
自己評価高い人なら、選ばないよ。

高級フレンチの料理人はできても、自分の人生の料理はへたくそでしたね。

■自由な恋愛結婚は実は難しいことやってるんです
恋愛結婚が難しいのは「2年ぐらいは情熱とか、気持ちがあるんだけど」「そのあと、冷めてきてから続かなくなりだす」ことがほとんどなんです。

それを維持できるのは「自分たちの不断の努力」になってくる。これが忍耐というか、地道な作業なので……たいていの人は「根負け」してできないで「ギブアップ」になってくる。

■脱線したけど
 で、出会い系とかSNSで気軽に会って、セックスしました、恋愛しました、結婚しました……何がだめか。

道家の前田比良聖先生が言っていたことが真をついていたかな。
アメリカ人は離婚多いでしょ?なぜ?彼らはすぐ出会って、その場でよければすぐセックスして好きだからって結婚もすぐするよね?それゆえ、すぐ離婚するんですよ。」

まあ、言われちゃうとそうだよな。

「星の王子様」ってフランスのサン=テグジュペリの有名な大人向けの童話小説がありますけど。

あそこで、王子様に草原のきつねが「人の出会いと結びつきの本質」を書いていましたよね。

「最初は、遠くから誰だろう?って見ているよね」
「そして、翌日もまた、同じ場所に行ったらお互いいるよね?」
「それが毎日続いていくと、またあの人いるかな?って思って会うのが楽しくなる……」

なんか……そんな話だったと思います。原作読んでください。

要は、人間の出会いは「いきなり」でなく「徐々に」が大事なんだと。

それで、私が若い男女や相談者に望んだのが「恋愛や結婚と関係ない、イベントや会合での自然な出会い」でした。

お互いが「文化や教養の場」で「出会い」「最初は、遠くからお互いを知って」「明るいフォーマルな場で」「普通に会話して」「徐々に会って話したり」「結果としてデートになって」「いきなりセックスしないで」「お互いの気持ちや、考え、生活スタイルを理解してから」「やっと同棲やセックスして」「体もあうなら」「ようやく親に披露して」「結婚してもらう」のが「人生の最適解だろうな」と思ったわけです。

できてる人いるかな……あんまいないかな。

つまり「バーや飲み屋で出会った」とか「スマホの出会い系で会った」「夜のイベントや風俗で会った」なんてダメだということで、明るい昼間、教養やビジネス研鑽の場、勉強会、芸術のイベントや趣味などのサークルとかで出会った方が「絶対いい」ということです。

私の相談者で結婚に困っていたのになぜか「美男美女どうし」「うまくいったね」って「ありがとうございました」って写真入りで結婚の写真はがき送ってくれるカップルけっこういます。

「旅行のサークルでたまたま一緒だった」とか「内海学校の勉強会でたまたま一緒になって帰り道話しながら帰って知り合った」とか……

みなさんだいたい、そうやって出会った人がほとんどなんです。

何気なく、関係ない場で、知り合う「神の導き」実際あるんだよなあ。

自分的には「うれしい」ひと時です。こっちが多いほうがいいよなあ。

だけど、出会い系や風俗でがっちゃんこして、結婚したカップルはその場で無理しておさまったように見えても結果的に「ダメ」「トラブル続出」……多いです。

結果としてこじれてゾンビにみたいになって相談してくるけど、出会いが悪いので「いくらやっても」「ダメだよなあ」ってなることが多い。

これ、人間、何かするときは「スタートが肝心」そのものだよなあ……って思います。

もちろんそこまでトラぶっても私のアドバイスや指導で「本人たちの意識のチェンジ」「努力」があれば、修復できるんだけど、たいていの場合「治そうという根性すらない」人がほとんどなんで、やっぱ……壊れちゃいます。

そもそもの出会いの意思が「薄弱」だったんで、結びつきも「薄弱」なんだよ。……ということ。

残念だね。

■どうしたら夫婦は続けられるのですか?
 超簡単に書いておこうか。この程度でもやっていないカップルは多いと思う。

1.お互いの誕生日はわざわざ予約して機械的に高級フレンチやホテルのレストランで「ランチ」「ディナー」してケーキや花束ぐらい贈る。

2.結婚記念日も同じように毎年機械的に予約して、高級フレンチやホテルのレストランで「ランチ」「ディナー」してケーキや花束贈る。

武田式食事法では「月1回ぐらいのフレンチのフルコース、ランチ・ディナーは逆に大いにやってください」としています。

それぐらいでしたら、赤グラスワイン(1杯)やシャンパン飲んでもだいじょうぶなんで。

むしろ、精神的に豊かになるし、日々の食事療法の励みにもなりますので。

たまには二人だけできちんとした服装で出会った時のスタートに戻って「デート」しなおすことです。
(内海君:小市民)