内海新聞のブログ

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2099:逆流性食道炎は重病扱い●6月に受けた神託

 検診やドックで胃カメラをして「逆流性食道炎」を指摘された人、意外といるのかもしれません。本人は「そんなたいしたことないだろう」ぐらいに思っているようなのですが、医学的にはまずいようです。なんとがん保険医療保険に加入できないんだな。

保険会社から「未来の食道がん予備軍」と認定されるみたいです。

読者でセコムのがん保険に入ろうと告知書で「逆流性食道炎と診断された」と正直に書いたら「今は加入できない。経過観察で1年後再度医師の診断結果をもらって再度審査はする」……と「入れなかった」のです。

■保険会社の判定
 まあ、生保で営業をしていたほうからすると「本人が入りたい」と言ってくる場合ほど「だめー」になることが多いんですよね。

なので、保険って「入らなくていいだろう」「必要だと意識もしていない」時こそがシンデレラタイムであり「さくっと審査がストレートに通る健康体の時」に「思い切って決断して入っておくこと」がいいのです。

中高年の方の「どうも、うすうす体調が悪いなあ」「入りたい」で「その状態だと無理です」と「逆にていねいにお断り」する……お互い苦渋をなめるケースを何度も遭遇しました。

だから……今、私は20代・30代の若夫婦には「がちがちにきちんと設計して今の段階で保険入って未来の防衛体制をとろう」「0歳から入れておいた方があとあと絶対いいですよ」ってアドバイスしています。

そして「告知書」は「決してウソ、いいそびれ」しないことが鉄則です。つらいけど、クリニックや病院にかかった事実が「告知書書こうとする日から3カ月以内」にあったなら、その時に医師から「どういう病名」「診断」だったかは……正直に書かないといけない。

ここで一般の方が陥るトラップが
「病院行ったとき、医師から相談、診察や検査結果を告げられたとき」
「はい、わかりました」
って診察室から出ちゃうんですよね。

ちょっと待った!そこですかさず
「先生、今回の【病名】はなんですか?」
ってはっきり聞くことなんです。
そうしたら「うーん、胃炎ですね」
そうしたらダメ押しで
「先生、ステージ的にはどのグレードとかありますか?」
と「病気の重さ」を聞き出すことなんです。

これらの「病名」「ステージ」は、他の医師や薬剤師、カウンセラーなどと話す際もすごく「大事で有益」な情報になります。

保険に入る際もすごく必要なのよ。

私も、営業マンだった時、お客様を入れる際、所長から
「その人の、病名ってわかる?」って
必ず聞かれたんですね。でも、多くの人が
「今日の受診の結果での病名」って
案外……聞いてこないんです。

「薬はもらったけど」「だいじょうぶです」ぐらいしか……
違うんです。大事なのは「医師が」「どういう病気か」「判定したのか?」
そこなんです。

OK?キンくーま諸君!

さて保険会社に「知らないだろう」はまるで通らない。みんな、その甘い認識でトラップにひっかかる。

以前も書きましたが、保険入る際は「ベテランの営業マン」「できる代理店」「保険会社の支店長やマネージャークラス」を「指名」して「正直に事情を話して」「策をもらう」のがいいのですよ。

そうしたら、そういうレベルの人は「知恵をつくして」「なんかいい方法」を考え出してくれますので。

私もそういうレベルの営業マンでいました。

逆流性食道炎は想像以上にまずい病気
 たまたま調べていたら、保険会社に逆流性食道炎があったことを申告しないで、加入後に大腸ポリープが発覚して保険金を請求しようとしたけど「却下」され「払った保険料」「もらえるはずの保険金」が「パー」になってトラブっている事例がありました。

[事案 22-121]告知義務違反解除取消・給付金請求(生命保険協会)
https://www.seiho.or.jp/contact/adr/item/pdf/22-121.pdf
私も知らなかったのですが、業界でこういうトラブルを仲裁する場があるんですね。覚えておこう。
★紛争解決(裁定)手続の流れ
https://www.seiho.or.jp/contact/adr/procedure/
裁判と似てて「保険金が保険会社の言い分で降りないのは不服だ」って訴訟でなく「申し出」をして、それを仲裁する裁定会で会社と消費者側の示談ができるよう導いてくれるようです。

とはいってもこのケースだと「保険会社の言い分が正しい」で消費者側の訴えは退けられてしまう結果になっていますね。

■保険会社はなぜ逆流性食道炎を問題視しているのか
 大事なのは、なぜ……医師と違って保険会社は逆流性食道炎をここまで問題視しているのか?というポイントです。

保険会社は「偏差値70以上の超エリート」が経営にいて有能な数学者の数学によって保険商品を設計しています。

当然医学学会と密接に動いており、最新の医学知見や治療法、医学統計データも得ています。その上で商品を開発しています。

私も営業マン時代は病院や治療法の「いい」情報やネタをいつも知ることができました。

ある面「医学の真実」「裏」を見抜いているわけです。

逆に考えると「保険会社の意図」を「見抜ければ」「何がよくて、悪いか」も「知ることができる」わけです。

私は、知的遊戯としてそういう保険会社の「意図」を見抜くことに思考を使っています。

そのうえで「消費者側としての防衛策」を考えてあげるわけです。参謀ですね。

なので私の認識としては「保険会社が告知で問題視するポイントは」「重病のことを言っているんだよ」ということです。

つまり逆流性食道炎は「その人は将来、ほぼ確実に食道がんになる」という「未来」が保険会社には見えている……それゆえ、保険金が出るのは必須なので入れたくない……そういうことなんだと。

えげつないけど「乾いた真実」がそこにあるんです。

ほかにも「糖尿病」だと、やっぱダメだし、「精神病」でもダメです。こうした病気になると「合併症」「自殺や死亡」も見えてくるので、入られたら保険金が出まくるんで……入れたくない

それなのに、糖尿病はなんか、みなさん……軽い病気だと勘違いされています。実際私の読者でも「糖尿病」って診断されて「どうしよう」って言う程度で「それ、相当ヤバいんだけど」「がん宣告と同じぐらいなんだよ」っていう認識になる人……ほとんどいないんです。

「贅沢病?」「食べすぎ?」「甘いものがダメか?」そんな……程度の認識が多いです。

いやあ、糖尿病になったということは「死が目の前で扉を開いていて」「その向こうには断崖絶壁で風が吹いている状態」なのです。

だから保険会社は「いれないよー」ってなるわけ。笑顔でね。

こわいよなあ。なので、保険会社に「加入NGな病気」になったら「超真剣に」「治療に全身全霊」取り組んで「完治」目指さないと……ダメだということです。

そういって、一体何人が、そういう根性を入れて闘病に入るのだろうか?

ほとんどいないと思います。相変わらず……飲んで食って、遊んで、砂糖も脂も食べ続ける……

私の知人でも「糖尿病」と診断されて「どうせ死ぬんだろ?もう治療せんでいいわ」って「投げ出した」人も何人もいます。

だけど、そういう「強がりいう人ほど」「実は小心者」なんですよね。心が弱い。

医師は「何いってんだよ。治療努力しろよ」って内心思っていますけどね。

だって、その人たち、治療努力しなかったら……たちまち「合併症の嵐」「手足が腐って」「インシュリン注射して」「止まらない」「手足を切断」「腎臓もダメになって透析」「心血管のつまりや動脈硬化でPCIで心臓血管にステント入れたり、バイパス手術6時間、胸真ん中ざっくりブラックジャック」「目が突然失明」「人間おわり」になるわけです。

目の病気で「失明の重病」の緑内障も、緑内障学会で問題にしているのは「いざ、自分が緑内障だと診断されて治療に入っても、途中で50%近い患者が【治療放棄】【眼科に生涯通院を続けることをあきらめて飛ぶ】」ことなのです。

逆流性食道炎もその点で「実は深刻な」病気だということなんです。

まあ、私が推測するだけでも、「食道にPH3の塩酸クラスの胃酸が流れ込んで」「焼けただれて」「その状態が繰り返され」「組織が潰瘍」「繊維化」して「最後は発がん」するのは……容易にイメージできます。

■組織の「繊維化」はまずいよ……覚えておいてね。
この各臓器で起きる「繊維化」って状態……「非常にまずいことだから」覚えておいてね。

他の臓器だと
「乳腺の繊維化」……乳がん
「肝臓の繊維化」……肝臓がん
「肺の繊維化」……肺がん
「腎臓の繊維化」……腎臓がん

こんな感じで「繊維化」って「細胞が死んで」「再生できない」「硬い組織」状態を意味しているの。細胞の墓場だね。

その墓場が広がった末に「発がん」が起きてくる。

なので、検査で「組織に繊維化」と言われたときは「これ、将来がんになるところだな」って思うことだね。

え?あなたの検診結果、医師やクリニックでの検査結果……見たことあるかい?先生に言ってもらうことだね。

書いてあるから。そういう指摘類。

ちなみに「繊維化」って「炎症」のあとにできるんだよ。

なので「内臓や血管内の炎症」って「あんまりしないほうがいい」というか「可能な限りしないほうがいい」んだよ。

でも、たいていの人は、普段の食生活も悪いし、酒もたばこもするし、ストレスもあるから「体内炎症だらけ」だよ。

栄養が充足して、ちゃんと睡眠とれれば「細胞は再生」できるけど……それすらできていない人は「細胞が再生せず」「炎症が繰り返されて繊維化」「繊維化のあと発がん」するわけだな。

OK?ハムハム
(内海君:小市民)
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神託●6月に受けた神託
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 神社で受けた神託をお伝えだけしておきます。どのみち今年以降は大変な時代になるようです。
1.トランプ、バイデンはいない
2.ポンペオ、ディサンティスが棚から牡丹餅
3.アメリカは若い大統領になるが、同時にマジメに戦争する
4.今年の梅雨は早く終わる
5.夏以降日本は火山が噴火する
こんなところかな。
(内海君:小市民)