内海新聞のブログ

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1947:バイデンはイランをつぶす気

 バイデン大統領が急遽イスラエルを訪問。何を言うのかな?って見ていました。民主党で戦争は一応したくない……バイデンだから。トランプより温厚な「和平」「まあ、ハマスと話し合いでもして民間人の被害を減らそうよ」……言うのかな……って「わずかな期待」をしたけど……

えへへ。違ったね。

イスラエル政府の幹部らにバイデンは
「9.11みたいな失態にならないように」
と……つまり……「テロリストの自由や要求に応じてはならない」
でした。イスラエルのガザ総攻撃も認めました。

なるほどね。9.11でうんざりしたアメリカからすると、当然の解かな。

そして、イスラエル国防相のコメントも読んだけど理路整然と「ハマスゼロは絶対遂行」「どんな作戦でも市民の犠牲がでるのは当たり前」「それを気にして作戦をやめることはない」……でした。

各国首脳が帰った後、作戦開始です。ハマスの「停戦したら人質返す」も「内容がへぼすぎてイスラエル的には容認できない」ものでしたので……ダメだね。

■米軍の展開はウクライナ以上……たった数日で
 それで、みなさんは「何も報道しない自由を行使する」世間のマスコミの報道しか知れないわけですけど、そのヘボマスコミの報道では「アメリカはイスラエルに2000人の軍関係者を派遣してサポート」と……あたかも「自分たちはサブ」「補助」程度でイスラエルを支援すると……日本国民は思い込みました。

そして、最新鋭の巨大空母「ジェラルド=フォード」の空母打撃群1艦隊を向かわせた……さらに空母「アイゼンハワー」も向かわせた

……ここで報道が終わったと思います。「あれからどうなったの?」わからない。

当初「空母2隻でもすごいよな」と思っていたのですが、アメリカ国防総省が「ちがいますよー」「もっとすごいですよー」って自分でバラしてくれた。

それがこれ。全部ご覧ください。何がこれから起きるか?理解しますので
ハマスの奇襲攻撃【空母打撃群×2が緊急配備】アメリカ軍イスラエルを全面支援

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★2,000人の海兵隊員(特殊作戦対応)が強襲揚陸艦イスラエルに移動中

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★3,500人の米海兵隊員を乗せたUSSバターン、USSカーターホールが地中海東部への進入を開始

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★米国、B-1ランサー爆撃機をフルパワーで中東の戦場に投入

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★緊急事態宣言が出ました! 米海軍原子力潜水艦が地中海に入港

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2000人どころじゃないよ。
まず、空母打撃群1部隊で7500人。2つで1.4万人
アメリカ最強の海兵隊員3500人
そこに核爆弾落とせるB1爆撃部隊。どこを爆撃するつもりだ?

軽く見て2万人近い投入。

これって、日本を防御している在日米軍の総勢5万人の半分近く。
そして横須賀中心で日本周辺を見張っている米海軍が2万人なので
実は、今回イスラエル防御と、対ヒズボラ・イラン攻撃のために
在日米軍と同等」の戦力が投入されたのです。

ぜんぜん「イスラエルのフォロー」レベルじゃない。ゴージャスな「レバノンとイランの壊滅」を目標にした……「好戦的な布陣」です。

これだけの軍勢がいれば小さな国は「陥落」しますので。

バイデンさん、さりげなく「ウクライナ以上にイスラエルをかわいがり」ましたね。

こりゃ、ヒズボラレバノンが消滅するか、イラン自体も「攻撃食らう」可能性高いです。

アメリカが参戦したらNATO軍がイランとレバノンも攻撃する
 それで読者が知っておくべき認識は「アメリカがガチで戦うと」「自動的にNATO軍も参戦」して「大空爆」になるということです。

そりゃ、NATOの盟主、親分はアメリカですので。その親分が「攻撃くらった」「やられた」となったら……NATO軍が「集団自衛権発動」になります。

実際、9.11以降のアルカイダの戦いでもNATO軍参戦しましたので。
NATOでやらなくてもイラクのように「多国籍軍」でたたくから。

となると……日本も……イラン・レバノンイスラエルの前線に「派遣」「支援」になる。

分かった?何が起きるか?10月21日以降。
バイデンはトランプと違って「ぼそっと」「どうでもいい会見のときにホンネ」話すよね。

そして、トランプは「感情的にギャーギャー騒ぐ方」が好きだけど、バイデンってニコニコしながら「恐ろしい作戦」「相手にとって困ること」をポツンと話す。

みんなバイデンぼけているとバカにしているけど、私は違いますね。
「このおじいさん、こわいわー」「ボケたふりして、すげーこと言っちゃうよ」
が……毎度です。あれ、ボケたふりの演技かもしれないね。

だから私ウクライナ戦争が始まってからのバイデン大統領の発言を「一字一句」「吟味」毎度しています。彼が何を話すか?スピーチするか?すごく大事。

バイデンって何座だっけ?さそりだよ。

狡猾に「あとからじわじわ首を絞めてくる」「しめたら放しませんよー」「はい死にますよー」って、こわさ……さそりそのものだわ。

■バイデン大統領が言った「恐ろしいフレーズ」
 イスラエルから戻って?バイデン大統領「ハマスプーチンは同じようなものだ」と……また……言っちまった。
ウクライナイスラエル支援 バイデン大統領“アメリカの利益”と強調(2023年10月20日)

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わかります?この意味?その辺の人は「表しか理解しない」だから、バイデン大統領の口から出る発言の「重さ」を理解しない。

この発言を聞いて激怒したのがモスクワのプーチン本人でした。エライ過剰な「怒り」を表明しました。

だって……本当のことをバイデン大統領が言ったからです。

ハマスプーチンは同じ」……ってことは、「イスラエルハマスをつぶすのと同じように、プーチンも掃討される」という……「意味」だからです。

「どう掃討されるのか?」がロシア側、プーチンの「知りたい所」だったわけです。
そりゃこわいよね。いよいよロシアが解体される。消滅する……という予言なんで。

アメリカ軍が本腰でイランとロシアをつぶしにかかる……
 1年以上の対ウクライナ戦で消耗したロシア軍。北朝鮮のヘボイ弾薬をもらわないと戦争が続けられない「へたり」が見えてきたところで、いよいよ本丸のアメリカ軍が動き出す……うわー。

こりゃ、ロシアと中国と北朝鮮とイランの4か国が「血祭り」「消滅」させられる可能性が出てきた。

だってアメリカが本腰入れたら、というか現時点でもアメリカはウクライナイスラエルに「15兆円の軍事支援」するよ……と表明した。

15兆円って……日本の防衛費の2年半以上だよ。そんな予算を「ウクライナ」「イスラエル」に払っても……アメリカは「涼しい顔」でいれる。それが世界最強の経済力をもつアメリカです。

それ以外に本丸の米軍自体が「怒涛の勢力」でいる。彼らはまだ被害も受けていない。ピンピンしてスタンバイしている。

アメリカの空母打撃群と遠征打撃群のすごさ
 読者は空母打撃群しか知らないと思うんだけど、アメリカって空母艦隊で11部隊。
そして、空母と同等の破壊力、海兵隊や陸軍を搭載して相手国をつぶせる「遠征打撃群」という空母艦隊と同じ編成の強襲揚陸艦部隊がやっぱ11ぐらいある。

アメリカの空母・遠征打撃群は20艦隊ぐらいある。その1艦隊でも小さな国をつぶせるパワーがある。

■世界最強の軍隊「アメリ海兵隊
 そしてアメリカの海兵隊というのは「大統領に一番忠実」で「陸海空すべてのリソースの最新兵器を自前で保有して」「いち早く戦場に駆け付けて相手をなぎ倒して占領をしていく」「アメリカ最強の部隊」です。

私に内海新聞のエンブレムに使っている「記念メダル」を授与したのも横田基地の当時副司令官で海兵隊のラーセン准将(その後中将)です。

だから、彼からもらったメダルの裏には「海兵隊のマーク」が入っています。

その海兵隊が3500人も行くんでしょ?バイデン大統領の「意志」を感じます。

■10月21日以降どうなるか?
 何が起きるか?イスラエルがガザへの総攻撃をこれから数日以内に開始する。
そして、世界ではEUやアメリカ、日本も……テロが起きる可能性が高い。

この問題の根源をアメリカとイスラエルは「イラン」にあると認定しており、イランはもう「攻撃対象国」にセットされています。

■狙いはハマスだけではまるでない
 もし、来週以降イスラエルに被害でなく「アメリカに被害」が出たら、展開中の米空母打撃群はハマスをたたくのでなく「レバノンヒズボラ」「イランの革命防衛隊」「イランの核関連施設」を「空爆」する可能性が高いです。

 必要に応じて、米海兵隊レバノンあるいはイランに上陸する可能性すらある。

ハマスヒズボラの資金・弾薬源」になっている「イラン」をたたくほうが「根治治療」になるからです。

イランをたたくことに敵対してきたサウジもUAEらは「むしろウェルカム」です。ということは……イスラム圏の大半はイランをつぶすことには「あんまり反対」しない。

先日イスラエルに向けてミサイルとドローンを発射して紅海の米イージス艦がこれを撃墜しましたが、やったのはサウジに甚大な被害を出してサウジも頭を痛めてきた「フーシ派」でした。サウジにとっては「ありがたいアメリカの庇護」だったわけです。

■ロシアも中国もイスラムは好きではない
 ロシアも中国も反米ではあっても、そもそも自分たちの国で「チェチェン」「ウイグル」でイスラム教徒のテロで長年困り果ててきた。

ロシアや中国は「心底イスラムは好きではない」「欲しくない」「反米だから手先として利用する」その程度です。

こうした各国の思惑とパワーバランスを俯瞰したら……アメリカがこの事態に乗じて……イランをつぶすことは「ロシアへの効果的なおどし」にもなる。

なぜならイランを支援してきたのはロシアなので。ロシアからすればウクライナでてこずっている時点で、イランまで支援する元気は……ないでしょう。

ということは、イランは孤立して戦うので……制空権的にイランはヘボイので米軍が本気出して空爆したら……意外と陥落する可能性が高い。

そこまで米国防総省ホワイトハウスは考えたのか……バイデン大統領こわいわー。

トランプよりこわいー。本当に仕事をちゃんとやってしまう。
口だけで脅して戦争を回避するトランプより……本質的にこわい。

神託でもトランプと違ってバイデンは「マジメに仕事して」「マジメに戦争してしまう」と出ていたので……その通りになってきた。

ということで日本でもテロ起きる可能性十分あるので
ハロウィーン、渋谷、新宿……おらんほうがいい。

近寄らないほうがいい。巻き添え食う可能性高いです。
賢明な読者はサバイバルの準備、水と食料を家にしこたま備蓄して静かにしていてください。
(内海君:小市民)