内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

1930:9月下旬サバイバル家庭菜園やっておくこと

 9月下旬。暑さが引いてくるこの時期、サバイバル関係者はすべきことがあります。それは「にんにく、麦の種まき」です。

農業の知識もない「ド素人」でも「まねれば」「なんかできちゃう」農業を教えます。
実際に去年、私のまねしてやった人「大収穫」「ありがとうございました」の声多数でした。しかも安いからね。

■じゃがいも
 研究の結果ジャガイモはサバイバル常備食「あり」です。ビタミンもあるし蒸すのはソーラーバッテリーの炊飯器で手軽に主食として食べられる。米より水も使わない。
貯蔵性も比較的あるんで。アイテムの一つにいいです。
で、どう栽培するか?

あっけなく簡単です。無農薬・有機でやれちゃう。

スーパーで「おつとめ品」「くず扱い」で「激安」で売られているじゃがいも、家で保管中「芽が出た」「緑になってきた」じゃがいも……切らずに、そのまま……土、プランター、庭先に「埋める」だけです。深く埋めなくていいです。穴軽く掘って埋めて土かける程度。地面に並べて土で盛ってもいいよ。

終わり。あとは放置。いつのまにか「芽が出て」「翌年じゃがいもが増えてなっている」ことになります。花が枯れたら収穫。ま、そのまま放置でも「また増えていく」けどね。必要な時掘って食べればいいよ。

土の栄養はあったほうがいいので腐葉土とか。庭の落ち葉や神社・寺の掃除をして落ち葉もらってきて腐葉土にすればいいと思うけど。

無理して買う必要は……ないね。

■麦
 もち麦、小麦など……プランター、地面に「まいて」「軽く土かぶせて」終わり。
アホみたいに簡単。まあ「麦踏」途中であるけど、軽く踏んで痛めつけると「より強く根を張る」ためで、別にしなくても勝手に育つよ。植木鉢でも普通に育つよ。

麦は米より堅牢だし作りやすい。二毛作もできるし、欧米の研究では「3毛作までいけた」「アフリカでも作れた」という超栄養食です。

しろうとでも脱穀は「家庭用精米機」で精白できちゃう。手軽でサバイバルには必須の主食になると思います。

種は通販で買うしかないけど、実は「ネコ草」が小麦らしいので、運がよければ……あれ……麦になります。売り元によく確認して「小麦」というなら……使えるかも。

■にんにく
 ド素人でも「超簡単」に栽培できるのが……にんにく。栄養価バリバリ高くて、乾燥させればスーパーのニンニクと同じく「長期保存」できます。

今回、幼稚園児でも簡単につくれる内容にして動画にしました。ぜひ、ベランダ、庭先で完全自己責任でお願いします。
ダンボールにんにく栽培法

youtu.be

なぜニンニクを勧めたかというと、イタリア、中国、インド料理などでは「常備アイテム」なのと、農薬いらない(害虫がほぼつかない)ので、放置で簡単に育つ。

種もスーパーで売ってる中国産のもの安いもので充分。

ダンボープランターはコストがめちゃ安く移動もできるし、通気性いいので植物が良く育ちます。

プランターの配置も幾何学的にしやすい。最後腐ってもそれ自体が肥料になって消滅する。環境的にもいいと思います。

いいことづくめなんだよね。うちでは昨年、数十箱のダンボープランターでにんにく80個以上収穫でき、今、毎日使ってます。土は庭の落ち葉の腐葉土なんで肥料代0円。完全無農薬です。しかも放置で勝手に育つ。

じゃがいも、麦、にんにく……いっぱい作れるだけ作っておくと……あとで救われると思います。

(内海君:小市民)