内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

死にたくないと思っている人へ

おはよう。みんな

 

これから、私の予言が次々当たるでしょう。それは、こわいと思います。

死に直面する人も多いかと思います。

なので、大事なお話をします。

「死にたくない」と願い、長生きするあなたが、どうすればいいか?という方法です。

 

それは、死にたくなければ

「いつ死んでもいい自分」

に人生や行動、境遇をおくことです。意味わかりますか?

 

佐藤克己先生のことば

 私の恩師のひとりに、佐藤克己先生

d.hatena.ne.jp

がいます。京大の哲学科で西田幾太郎の最後の弟子でしたが、哲学では食えないので東大の経済に転部して経済学を学びました。難波田さんとかの時代ですね。東大の時は「東大新報」かな。学内新聞で論説など書いておられたようです。戦後は新明和の役員とかもして桜美林大学の経済学部を創設して学部長に就任しました。

 

私が尾崎財団の政治塾で先輩の方から、佐藤先生を紹介していただきました。佐藤先生の父親は政治家の尾崎行雄の後援会長をされ、家柄も佐藤家で藤原氏の末裔でしたので頭脳は明晰です。佐藤先生を慕って、三塚博菅直人がいたということです。

 

その佐藤先生は国分寺の中国料理店で私に初めて会ったとき弟子らを前にしておっしゃいました。

「私は、もう自分はいつも浄土にいます。だから、いつ死んでもいいです」

驚きました。

老人なんて「まだまだ生きたい」と生への執着を言うものです。

今は、老人ばかりが元気で若者がげんなりの世の中ですが。

自分というものを語るときに、そう言えた人は私がお会いした数々のご老人や教授、企業家でも佐藤先生しかいないです。

 

なるほど。「いつ死んでもいい自分」に自分の気持ちや境遇をおければ、死は怖いものではないです

死を恐れる人は、この世で「やり残している」人です。煩悩の人です。

安倍も、森も、二階もみんな「煩悩」の人です。

だから、そういう「煩悩にまみれた」人は「長生き」する。

 

私たちは地球に生まれて、どうして生きているのかと言うと「刑務所にいる」のです。私たちは囚人なんです。全員。

地球は宇宙人からみたら「刑務所」なのです。

 

だから、どの人も「地球にくさびでつながれて」宇宙や神様の世界に行けない人です。

 

佐藤先生を慕っていた大学教授の一人に武井昭教授がいて、この方は高崎経済大の名物教授だったのですが、勉強会の打ち上げで酒に酔いながら私に

「内海、わかってるのか。この世の中は全部ウソだ

と言いました。

 

家に帰って、私はきょとんとして「ウソか?この世は全部ウソか?」と禅問答じゃないですけど考えていました。でも言われてみるとそうですね。

 

世の中、やれ、正義だとか、善人面している人は多いです。でも、善だけの人ってほんといないです。必ず「光と影」があり、「虚」もあります。

だから、文春が人の虚を暴くのは簡単であり、やったら全員つぶれます。

 

でも、じゃあ、それが悪いのかと言うとそうでもなく、そもそも、全員囚人だと認識すれば「そうか」で終わりなのです。

あとは、どうやって「自分のつながれたくさび」を外して、身軽になって、天国、神様のもとに行くか……を考えたらいいだけです。

 

私は、罪を犯した人に言うのですが

「悪いことをしたなら、その分、今度は善行を同じ以上にすればいい」

「善と悪は貯金みたいなものです」

 

マハトマ=ガンジーは、インド独立運動で敵対する兵を殺して

「殺した敵の兵には子供がいました」

と悔いて相談してきた人に

「だったら、その子を育ててあげなさい」

と言うわけです。

 

一番、厳しい「刑」ですね。大人になっていつかその子に真実を知られて殺されるかもしれない恐怖もありますよね。でも、親代わりになって育てることで自分の罪を「穴埋め」しなさいと。

 

これは、ひどい話ですが殺人を犯した人は、1人殺したなら1人、人の命を救う仕事を一生懸命したら、でも、それでもマイナスが0になるかどうかです。けれど、2人、3人……命を救う仕事をしたら……今度は天国に行けるようになるということです。

 

■災害で死んだ人はどうなるのか?

シュタイナーは「災害で死んだ人は、生まれ変わってこの世に出てくる。でも、今度は大衆やパブリック(公共)のために生きようとする人になってくる」

と言ってます。

東日本大震災で私は、3.11の津波がどどーっと三陸海岸に押し寄せてくるあの恐ろしい光景を中継で見ていました。

そして、おびただしい家が失われ人が亡くなりました。

でも、その数日後寝ていた時、夜の光景がビジョンに出ました。月の光が静かに照らす暗くなった三陸の長い砂浜が見えます。波打ち際にいくつもの遺体が横たわってます。砂浜にうつぶせになっているその遺体から「白い光」がすーっと、いくつも、いくつも、天に昇っていくのです。

亡くなった方が、みんな天に帰っていく……。

 

■熱海の土石流で亡くなった人たち

それで、先般、熱海の土石流で亡くなった人たちの報道が連日流れていました。

テレビのインタビューを亡くなった方の遺族にしていました。

亡くなった方の遺影が映されます。そして、遺族も知人も、みな「いい人だった」と語っていました。

そうだと思います。遺影やスナップ写真のお顔を観ていても悪い感じの人がいないです。天野や麦島なんて写真みただけで、ごう慢な悪人の波動が伝わってきます。

事故や天災で亡くなる人って「この世では善人みたいな人」が多いんです。

逆に悪いことをしていないから……早く地球刑務所から離脱できるのです。

みんなにとって「死んでほしくない」と思う人ほど、早く死にます。

みんなにとって「死んでほしい」と思う人ほど、ずっと生きます。

 

犯人の天野とか、麦島は、70歳、80代なのに、まだ往生際悪く「自分は悪くない」と遺族らに謝るどころか居直って、逃げ回っています。

わかるでしょ?人間の違いを。

 

このとおり悪い奴は長生きするんです。

まともで、純粋で善な人は早く死んでしまうのです。

矛盾ですが、それは地球が刑務所なのだと知ればわかりやすい。

 

芸術家も優秀な人ほど短命です。

ショパンは36歳。名ピアニストのディーヌ=リパッティも30代で死んだ。

www.youtube.com

ウィリアム=カペルも30代で死んだかな。

サンソン=フランソワもそうですよね。

私の好きな「すごいピアニスト」はだいたい30代で死んでしまった。

ホロヴィッツぐらいか。80代まで生きたのは。

だから、あんまり天才じゃないほうが長生きできます。

 

あなたは、囚人なんです。

いくら、人間がつくった法律で逃げられても、人間のコミュニティでは逃げられるけど、神様からは逃げられないです。それだけじゃないでしょうか?

 

■どうやったら、人生でまともな死に方ができるのですか?

そうですね、全部手放せばいいと思います。

地位や名誉も、お金も、物も……

やった人いましたね。ブッダですね。

でも、彼は家族も捨てましたね。

……多分、そこまでできる人はほとんどいないです。

だから、みなさんは地球に居続けて、おびただしいゾンビとビーストの中で、食い合って、もだえ、生きていくわけです。それが「刑」なのです。

 

■自殺が無意味な理由

そうしたら、自殺すればいいと、頭が悪い人は考えるようです。

でも、自殺は無意味です。「善の貯金がない」人が命だけ絶っても「戻され」てしまいます。

なので、テレビゲームの「リセット」ボタンを押しただけなので、ゲームは再度スタートするだけです。また地球で生きて時間がかかります。

なので、自殺するぐらいなら、善の貯金をためて生きてください。

 

■まとめ

なので、人間って

「生きよう、生きようと思えば、死が近寄ってきます」

でも、

「いつ死んでもいいや、と思える境遇に自分を置いていたなら、長く生きるはめになります」

ですので、もし、あなたが死にたくないと思うのであれば、こう自分の心や生き方を変えてみるといいと思います。

「一生懸命」という言葉があります。これは「物事、死ぬ気で真剣にやれば実現できる」ということです。自殺をすすめているのではありません。

 

私のところには、芸大や美大の院生が相談に来ます「どうしたら売れるでしょうか?」って。ほとんど悩みすぎてウツになっています。

作品を見せてもらって……言うのですが

「命かかってないですよね」

「一筆に命かかってないですよね」

「あー、書いたろ、ぐらいでやってますよね」

「それが伝わりますよね。だから売れないんじゃないですか?」

「もっと、自分の命の全エネルギーをひとつの作品に注ぎ込めば、誰でもすごい作品は作れると思いますよ」

とアドバイスします。テクニックがだめだというより、心とか魂の問題なんです。