内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

2279:胃カメラ毎年入れてますか?運気あげる方法

 胃カメラって私の主治医の優秀な指導医の話だと「毎年入れないといけない」そうです。入れてない人多そうですね。
ということで、しかたなく、入れてきました。

「胃が重くて、なんとなく不快なのですが」
こういう症状を言ったら、マトモな消化器内科医、他の分野の医師でも「胃腸薬でも飲めば」とかは「100%いいません」

「まず、検査をしましょう」
です。覚えておいてね。ちゃんとした医師なら速やかに胃カメラの手配をするから。

ちなみに「胃カメラの場合、ピロリ菌が検査で陰性の人は以後入れなくてもいい。胃がんにはほぼならないので」という医学者の発言も聞いたのですが……どうなのかな?医学的思考で私も考えてみてはいますけど。

「胃壁の構造、細胞レベル、胃壁のターンオーバー、胃酸の分泌プロセス……」このあたりのキーワードをあなたが学んで思考してみると……解は出ると思います。

調べてみるとおもしろいよ……「なんで、胃酸は塩酸なのに胃壁は溶けないんだ?どこでどうやって胃酸をつくりだしているんだ?とか」考えてみるといい。

■最近座右の銘が変わりました。
「死んだらそれまで」
から
「死んだらそれまで。生きてたらありがとう」
になりました。

■検査は入院や死のリスクと隣り合わせなんだ
 最近、私の検査は「行ったらミスで入院か死ぬ可能性もある」ものばかりなので。

そう、病気を見つけるための検査も体を破壊して死ぬ事故を起こす可能性があります。

■CT検査
まず、単純にCT検査があります。
体の破壊は直接しないけど、放射線被ばくはします。

まず、全臓器のがんを見つけるための「造影CT検査」がありますね。
頭部CT(脳腫瘍)……1~2mSV
咽頭CT(咽頭がん)……3~4mSV
胸部CT(肺がん)……6~8mSV
心臓CT(冠動脈)……5~20mSV
腹部CT(肝臓がん)……8~11mSV
PET-CT(全身がん)……20~30mSV

ちなみに、一般人が「一生涯」で被曝していい量は「50mSV」までなので
これらの数字を自分でも「メモして積算カウント」しておくといいです。

PET-CTなんて毎年面白がってかけるものじゃないんだけどね……。
でも、人間ドックで勘違いした金持ちが「PET-CTで毎年、全がん調査して安心」
とかしていると病院で聞きました。

でも、その人たちは「いっぽうで自分の被ばく貯金で発がんするアホリスク」
トレードオフで受けるわけで……どうなんだろね?

なんか、マヌケ。

■CTは避けてMRIの検査がいい
だから、私は全身MRIによる「DWISB」をした方がいいと言っています。
これなら、毎年かけられるんで。静岡県に住んでいる読者はいいよなあ。格安でこのDWISBが受けられるまともな国立病院があるんで。
「全身MRIがん検診DWISB」国立病院機構天竜病院
https://tenryu.hosp.go.jp/files/000205442.pdf
これなら、毎年かけてもいいね。MRIなんで。

あなたも自分が毎度CTかけるたびに「被曝した量」カウントしておくんだね。
私も記録しています。

え?毎年CTかけたらどんどん積みあがって「アウト」じゃん。はい。

でも、許されているし「しろ」ってなっています。なぜ?

「CTで被曝して発病する以前に、がんとかのほうが早く死ぬし怖いから」
という「言い訳」で成り立っています。

それが「医療被曝は無制限」という考え方です。医療ならいいのです。

ということで、私の主治医は大学病院でメインの指導医でもありますが
「自分はCTはしたくない」
と医師でも言っています(笑)

まあ、知っている人間はそうなるよね。

だから、私もMRIを研究開発する仕事をしていたので
「可能ならMRIでやってよ」と病院には頼みます。

嫌がりますけど、いえば認めてくれる。
なので「CTじゃないと医学的に意味がない。確認できない」
という条件以外はMRIにしてもらっています。

乳がんのスクリーニング検査も「マンモ」なんて「精度も悪いし」「見逃す」けどMRIなら「毎年かけてもだいじょうぶ」「胸もつぶさず痛くもない」
ので、妻やうちの相談者にはMRIでの検診をオススメしています。
★無痛MRI乳がん検診(今治 放射線第一病院)
https://www.juntenkai.jp/checkup/option
実際、感想も「すごくよかった」「楽」「毎年できる」と好評です。
費用も自腹で2万円ぐらいだけど、これ、健康保険や市町村の当たり前の「検診」にしろよ……って思います。

みんなで、お近くの市議とか県議に「MRI乳がん検診を無料でしろ」っていうといいんですよ。そうしたら変わるから。

胃カメラ
ま、これも「体にファイバー入れるし」「筋弛緩剤点滴するんで」「事故リスクはある」けど。日本の手術やこうした医療技術は「世界トップクラスの高さ」なんで……中国ほどこわくないから(笑)

 胃カメラも「毎年しないといけない」と消化器内科医には言われました。
でも、口からやるやつは……私もゲホゲホ苦しくてダメ。

次に最新の?「鼻から胃カメラ」もやったけど「なんかホラー映画みたいで」「楽でもないし」だって、先生と一緒に「これから胃の中見ましょうね」って自分の鼻からのどまでファイバーぐりぐりしながらやるんで。

やっぱ……ムリ。

ということで「鎮静剤の麻酔」で「寝ている間にやってもらう」タイプでしています。これは本当に楽です。

そうはいっても鎮静剤打つための点滴、ベッドで寝ることにはなるけど、とにかく「寝て意識ないので」「起きたら終わっている」すごく楽です。

あとは、結果を先生とモニターで写真を見ながら説明受けて終わりです。

費用も麻酔(実際はがちの麻酔ではなく筋弛緩剤)いり3割負担で4000円程度です。すごく高いわけでもない。

私は、このやり方を今から30年ぐらい前に「最新のやり方」として東大の医師のクリニックでやってもらいました。

今では全国どこでもクリニックでもやるようになりました。総合病院クラス、熱心な消化器内科クリニックだと「一緒に大腸カメラもやってしまう」コースができています。これも大変便利です。

■大腸カメラ
 これも、麻酔なしでもやれるけど「長いファイバー肛門からぶさっとさして」「腸の中をカーブしていく」状態がリアルで大変かな。

でも、胃カメラよりもっと大変なのが「事前に下剤をこれでもかと飲んで、腸内の便を全部出す作業」があることです。

これ……ウンチが「透明なスープ」になるまで「永遠にやらせる」んで。

自分がやってもらっている済生会今治は検査技術や体制は「とてもいい」ところでレベルも高いです。なんと、胃カメラや大腸カメラのために「専用トイレ付個室」が新設されて「ホテルのラウンジにいるような空間」で他の患者と一緒でなく「ひたすら下剤飲んで室内のきれいなトイレに行く」「その間座席でテレビも寝ながら見られる」快適さです。

他のこの辺の病院はこういう設備がないです。一度愛大のほうでもやったけど「患者で会議机向かい合って」「並んで座って」「目の前の下剤を飲んで」「入れ替わり立ち代わりトイレにみんなで行く」の「イモ洗いウンチ」状態で……げんなりしたので。

個室でプライバシー確保、しかもインテリアもホテルみたいにきれいなのは……最高。

ということで、済生会今治の検査は「満員御礼」らしく、私がやった日も「胃カメラだけで32名今日はやります」と看護師に言われました。

先生もすごいね……あの胃カメラ……32人も毎日やってるのか?

ご苦労様です。

大腸カメラは毎年しなくてもいい条件があって「前回やって」「特に大腸がんの兆候がないきれいな腸なら」「5年間隔」ぐらいでいいと、主治医に言われました。

でも、砂糖の菓子や外食ざんまいで飲酒や喫煙しているアホは「毎年監視」です。やめてもすぐ大腸上皮が正常化するわけではないので……毎年監視だろね。

これ、毎年……つらいんで。

■鎮静剤・麻酔は楽だけど
 それで鎮静剤の胃カメラ、大腸カメラは「楽」なんですが「自分で車の運転がダメ」なので、家族や付き添いに送迎してもらう必要があります。電車やバス・タクシーは乗っていいけどね……。

なので、田舎で自分で車で移動している人には不利だな。病院の近くのホテルに前泊・後泊して車を駐車場においておくとか……最初から徒歩でタクシーかバス、電車で来るか……になります。

検査後も意識ないまま1時間ぐらい覚めるまで寝ているので……でも、そのあとは食事は普通にできるので。

■造影CT
 同じCTでも「ヨード剤を使用した造影CT」は「死ぬ可能性」あります。
確率はものすごい低いと学会ではいうけど

「ヨード剤によるアナフィラキシーショック(アレルギー)」が起こります。

これ、想像以上に臨床では「頻度が高い」。実際の現場の人の感覚だと「200人に1人ぐらいは起こす」ようです。

もちろん、病院側では「緊急時の回復処置」のために医師と看護師が見張ってスタンバイしていますし、検査が終わってからも「いつでも面倒見ますので、何かおかしかったらすぐ連絡してください」となっています。

このアナフィラキシーショックは、検査当日以外の「10日ぐらいたって忘れたころに起きたり」もしますので……実はけっこう危ない。

1. 全身症状(急速に進行)
顔面蒼白、意識混濁、意識消失、血圧低下(ショック状態)、脈拍が速くなる(頻脈)あるいは微弱になる

2. 呼吸器症状
喉の違和感、声がかすれる
喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難、息苦しさ、咳、チアノーゼ(口唇や指先が紫色に)

3. 皮膚症状
じんましん(全身または局所)
発赤、かゆみ、腫れ(特に顔・まぶた・唇)、顔面の紅潮または腫脹

4. 消化器症状
吐き気、嘔吐、腹痛、下痢
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
家にかえって「じんましん」「かゆい」「赤くなる」
とか出たり「吐き気」「腹痛」「下痢」なんか起きたら、ためらわず病院に電話して対応をあおがないといけないです(入院になる)

ちなみに、自分が済生会今治のような総合病院で検査を受けているのは意味があって「のちのトラブルに24時間365日対応してくれる」からです。

このとおり、検査って「事故」「ポカ」「病状悪化」も常にあるので……それに対応してくれる水準の病院で受けることが「実は正しい」のね。

こういう「テクニック」「小技」……IQ800の私はいっぱいもっています。そして読者の相談者を全国で助けてきました。

個人クリニックだと怪しい。

実際、済生会今治は夜中に体調や薬の飲み合わせの判断に困って電話しても当直の看護師と医師が出て何かしら対応してくれるのでその点では救われます。

ということで、実は造影CTって……私、毎度「命がけ」だと思って撮っています。というのは、アナフィラキシーは「前回でなくても」「次回はあるかも」レベルだそうです。

よく、がん患者の方は、命が大事なので「毎月造影CTで経過観察」とかけっこうします。それで「何度か造影CTって繰り返すと、どこかでアナフィラキシーが突然起きた」という経験談があります。

なので、アレルギーの問題って「予測不可」なのです。
だから「命がけ」だと私は……思うんです。

■心臓カテーテル検査
 はい。私が今回、循環器内科が「心臓つまってますよ。来週心臓カテーテル検査入院とりますね」と言われて「やだな」「したくないよ」って思ったわけがあります。

それは、この心臓カテーテル検査は「入院1泊」時間は90分程度。
https://www.tmch.or.jp/hosp/examination/hospitalization/expenses.html
3割負担で15万円ぐらいかかります。定価は45万円ぐらいするんだろ?

被曝は15mSVぐらいです。

しかも、自分の血管に直径2㎜程度のポリエチレンのチューブを「グリグリ」通して心臓まで到達させます。

この際「血管の狭窄度合い」「太さ」どうやってリアルタイムで見るの?

はい。90分の作業中、血管を見るたびに「レントゲンを照射」して「透視」し血管を観察します。

当然ですが「ヨード剤の造影」も「プシュープシュー」って作業中必要なら入れ続けます。ヨード剤は短時間で人体から出て行ってしまうので、長時間作業するとその分ヨード剤を注入し続けないといけません。

ということで、この検査、患者も被曝しますけど、実は「つきっきりの医師」「放射線技師」のほうが毎日なので……被曝障害が多いそうです。

こわいね。今、日本中で心臓カテーテル検査とPCIが「怒涛のように行われている」のですが、裏では「被曝者も怒涛に増えている」ことになる。

黒歴史だね。

そして、チューブをもともと弱い皮膚の血管内に押し込んで通すだけで「血管上皮は傷だらけ」になってしまうのです。

この実態を私は知って「したくないよなあ」「もっといい方法ないの?」って調べて見つけたのが「FFRCT」だったわけです。

あれなら、こういう作業をしなくても「PCIすべきか、CABGすべきかだいたいわかる」からです。

ヨード剤アナフィラキシーも心臓カテーテル検査やPCIも一緒のリスクなんで……それなら……CTで終えられるFFRCTがいいわけですね。

費用も安いしね。FFRCTは愛媛県立中央病院で自己負担3割で3万円ですけど。15万円で入院伴う心臓カテーテル検査より安いよね。しかも日帰りだし。車でも帰られる。

入院の場合、総合病院や大学病院は「患者は自分の車を止めないでください」ってなっています。だから電車か徒歩、家族の送迎で入院しないといけない。遠地、田舎だとこれだけで大事なんで。

だから私が「FFRCTもっと気軽にどこの病院でもできるようにしてよ」って言っているのは「深い意味」があります。

でも、いまだにFFRCTの導入をできない、予算がないためけちる、循環器クリニック、総合病院、大学病院すら多いのが現状です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうでしたか?私の座右の銘が変わった理由
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「死んだらそれまで。生きてたらありがとう」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
毎度、最新のテクノロジーの検査を受けに行くたびに「これミスって死ぬかもな」って思うので。

だから検査終わって「だいじょうぶでしたよ」って言われたとき
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「また、生きてたな。神様に生かされた。」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
って思うの。あなたは、そういう心境にまだないよね?

でも、私は、あなたより相当多くの人生経験、絶句するような体験をいっぱいして社会でも活躍・仕事でも成果を出してきた人間ですが……その自分ゆえ……社会の構造の本質、矛盾、問題、苦労、裏……人より知っています。

だから、病院や医師が悪いとか……あんまいう気もしないです。

彼らも限界があるし、最初から難しいことをやっているので。
責めてもしょうがないよ。

少しだけ本当の話を言っておくと
■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「患者を治すのは、医師でも病院でも高度なシステムでも薬でも看護師でもないです。患者自身です。」

「病院や医師に頼って責任をなすりつけるのでなく、患者自らが医学部と同じぐらいの勉強をして解剖生理学と病理学を学び、治療技術を自分で探し、自分の治療方針を自分で考えて、仕事ができそうな医師を探して主治医に選ぶ。

自分の病気が「どういう原因で、どうなっていて、どうなるのか?」
「病理」
をきちんと知ることです。

そして医師や管理栄養士と相談し日々努力して病気と戦っていくことが本質で、そうしなかったら流されはめられ無残に死ぬだけとなる。」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■患者として大事な心のあり方
それより、最近一番感じてしまうのは
「どんなに、医療や予防をつくしてあがいても、死ぬときはあっけないし、突然くる」
という事実です。芸能人、偉い人……お金持ちが最新の医療や病院、名医に金でかかっても……ダメなものはダメだし。

毎日病気にならぬよう注意して生きていても「事故で死んじゃった」あるしね。

なので
「命、寿命って神様が決めているの」
って妻には日々言っています。

神様って、みんなのこと24時間365日、CIAやモサドより精密にシビアに監視しているんですよ。

だから、社会に悪影響しかおよぼさない堀江とかひろゆき、立花のアホだろうが、維新のクズだろうが、どんなに生意気なこといって、悪いことをして理屈こねて逃げ回っても、神様はずっと見ているし、必ず「ジャッジ」する。

だから皆さんも、悪いことをしないことです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■
お金稼いだら独り占めにしないで、
多くの困っている人に分け与えなさい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■■■■■■
「自分が自分が」でなく
「自分が」を捨てて
「お金も捨てて」
生きてみなさい。
■■■■■■■■■■■
三浦工業の社長が言っていたように

「愛は愛を生み、信は信を生む」

は人生と、世界の本質を言い表したすぐれたことばだと私は思います。

みんなが彼のいう言葉のように生きたら……

勝手に自分が障害や苦難からも自然に逃れるようになるし

お金もあなたが求めなくても勝手に増えたりしてくる。

いつのまにか、出世したり、給料アップする。

私の信者、熱狂的なファンでカンパをしている人とか……
みんなそうなっている。

おもしろいですね。
(内海君:小市民)