内海新聞のブログ

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1952:アメリカのイラン攻撃

 バイデンは「イスラエルと関係なくイランが中東アメリカ軍への攻撃・嫌がらせを続けるなら反撃=攻撃する」と明言しました。

神託でトランプとバイデンが大統領選で争ってバイデンが政権をとったときにおりたのが「民主党バイデンはクソマジメに戦争する」でした。

アメリカとイスラエルの共通認識は「イランをつぶせばハマスヒズボラも終わる」ですね。だったら本丸を素直にたたいたほうが……いい。合理的判断として。

実際そうなりそうです。バイデンらはトランプのような「押して引いての駆け引き」が案外できないので、杓子定規に「正義」でやっちゃうからです。あと、本当は民主党政権共和党政権より戦争したくないのですが、それゆえCIAや工作活動で裏から何とかしようとして……失敗する。

今回もそうなりそうです。アメリカとイランの戦いが近づいている。

ハマスが悪いのにイスラエルが悪者になってしまう構図
 イスラエルガザ地区パレスチナの問題はずっと続いてきたことなので、私の記憶では1993年のオスロ合意で「PLOのアラファト議長イスラエルのラビン首相が和平できたのでノーベル平和賞受賞」して「もうなんとかなったかな?」と思ったのですが、なってませんね。

今の日本国民は「食って買ってセックス」しかしない、どうしようもない人が多いので、街歩いているその辺のオッちゃんやオバハン。中高生に「パレスチナ問題ってどういうこと?」って聞いてもまるで分らないと思います。

■なぜイスラエルができてパレスチナはこんなにゲリラやるのか?
ドバカでもわかるようにレベル落として簡単に説明しておくね。これ読めば、今の戦争がどうして起きて……どうなるか……読めるようになります。

「もともと、ユダヤ教ユダヤ人が発祥したとされる今のイスラエルの土地からユダヤ人は戦争で住めなくなり世界中に散り散りになって移住し各国で生き延びてきた」
古代ね。

そして、彼らは「文字」「言語」も失い、欧米やアジアの人としてその国の文字や言語や文化の中で長年生きてきた。そして溶け込んだ。

だけど近代になってヨーロッパやドイツにいたユダヤ人は金貸しで金持ちになった。これがロスチャイルドね。

ベニスの商人」という小説でも描かれるユダヤ人の「頭の良さ」ですけど。ユダヤ人は「身一つ」だけど「頭は優秀」「土地も財産も失われても」「頭の中の知識や教養は不滅」という信念で子供を教育します。子供の時から「トーラー」すなわち「旧約聖書」を読ませて暗記させるぐらいたたきこむそうです。そりゃ「言語能力」高くなるわ。言語能力が高い子は「勉強もできる」ので。当然か。

なので……各国で文化や芸術、科学者として「めちゃ優秀」で「それで地位を築く」のね。

さらに、頭いいので「金融ビジネス」でカネ稼ぐのね。アメリカにもユダヤ人はいっぱいいて、彼らが経営しているのが「外資投資銀行」なの。

そう「ゴールドマンサックス」とか。知ってるでしょ?超名門。

アメリカの巨大金融機関、投資銀行……ほとんど経営しているのはユダヤ人。

ロシアにもユダヤ人多数いるよ。それを「アシュケナージユダヤ人」という。

東欧にもいる。東欧にいるのは「原始的な古代のユダヤ人に近い人たち」

それが……第二次大戦でナチスドイツが「ユダヤ人虐殺=ホロコースト」してひどい目にあって、ドイツがボロ負けしたあと

ユダヤ人はいい加減、自分たちの国を持つべきだ」という思想が生まれた。
これを「シオニズム」という。

そうやって、世界中のユダヤ人は「もともと聖書にあったエルサレムの地に自分たちの国をつくって戻るべきだ」となった。

これが、とんでもない結果を生み出したわけ。

ちなみに「聖書」って「旧約」「新約」ってあるわけだけど?知ってるよね?知らないか?

キリスト教は「ユダヤ教」から生まれて分離独立していった。

そして、ユダヤ教が大事にしている経典が「聖書(トーラー)」っていう。
キリスト教はその「聖書(トーラー)」をベースにしたうえで「さらに新たに出現した預言者のイエス=キリストの話」を「聖書に追加」して使うわけ。

ただ、キリスト教としては「聖書」が「2つになるので」ユダヤ教のもともと使っている聖書を「旧約聖書」。自分たちが新たに付け加えた聖書を「新約聖書」と言っている。

わかった?だから、ユダヤ教キリスト教は「ある面仲間だし」「親子」みたいなものなのだ。

■日本の仏教も似たような構図あるよ
 仏教でいうと「浄土宗」「浄土真宗」の関係だな。もともと法然が始めた浄土宗の腹心の部下だった親鸞が「独立して」たてたのが浄土真宗だが、最初は親分の法然に失礼なので「浄土宗」と名乗れなかった。それで「真宗」といっていた。

だけど親分の法然が浄土宗を「公家・武家」の家柄メインで信者獲得やっていたのに対して、親鸞は「貧民大衆」を相手にしたので……人数はそっちが多いよね?爆発的に真宗の信者が増えた。しかも「僧兵」まで雇った軍事集団にまでなった。いまでいう「ハマス」「ヒズボラ」みたいな軍事組織になっていた。

それで「俺たちこそが本当の浄土宗」と思うようになって後世で「浄土真宗」とネーミング変えた。

そういうことよ。おもしろいでしょ?

だから京都の「西本願寺」「東本願寺」は行けばわかるけど「巨大な要塞みたいな壁」で囲まれているわけ。武装兵がいたから。

今は平和でおとなしすぎるけどね……ポワーンとして。でも昔は過激な団体だった。

だから、ハマスとかヒズボラのような民兵ゲリラの軍事組織は日本では「戦国以前」から既にあったわけで。その激しい抗争と殺し合いの結果「平和にしよう」で落ち着いた。「村上水軍」もそうだよ。まさにあれもテロ・軍事組織の巨大版だった。

だから、今の日本は平和なんだよ。イスラエルパレスチナもあと何百年かかるかわからないけど、どこかで「手打ち」「おさまる」かもしれないね。ただ死者はすごいけど。

イスラム教とユダヤ教キリスト教の関係
 それで、イスラエルと激しく対立しているイスラム教の話もいるね。

ユダヤ教からキリスト教が生まれて、さらにそのユダヤ教キリスト教を「超越する預言者」がイスラム教の教祖のムハンマド

その教えを書いたのが「コーラン」であり、イスラム教徒にとっては「絶対大事なもの」です。神聖ね。

預言者というのはまあ簡単にいうと「超能力者であり、神様と直結して神様の代わりに現世で仕事をする」人のことだ。

え?私もだが。

なので実は違うようにみえるイスラム教も実は「ユダヤ教」「キリスト教」をベースにしながら「拡張」されて「こっちが真理なのだ」でやったわけ。

だからコーランにはイエス=キリストの記述もちゃんとあるよ。

ムハンマドがイエス=キリストよりさらに真なる預言者だと。

プログラミング的には「クラスライブラリの拡張」みたいなイメージです。わからないか?

この3つの宗教は世界人口のほとんどを占めている。欧米はキリスト教。アラブやアジア・アフリカではイスラム教。ただもともとの本家のユダヤ教イスラエルだけと、世界中に散らばって住んでいるユダヤ人・ユダヤ民族だけ。

あとは日本がやっている「仏教」。その親分の「ヒンズー教」これはインドだね。
あー、仏教は「ヒンズー教から派生した」宗教。だからインド人は「仏教はヒンズー教から分かれた分派」ぐらいにしか思っていない。

ただ、ヒンズー教も仏教もけっこう内容違ってるけどね。

■弾圧の歴史
 それで、まずユダヤ教があって、新たにキリスト教ができた。だけど、当然「けしからん」と弾圧が起きた。それがユダヤ教による「イエスの処刑」だよね。ゴルゴタの丘

だけど、弾圧に負けずイエスの弟子は「なんとかイエスの言ったことや教えを書き残さねば」と書いたのが「新約聖書」ね。

それがキリスト教徒が「絶対的に信じる」バイブル。

で、次にイスラム教ができるわけだが、当然イスラム教も弾圧される。だけど、イスラム教は当時ぐんぐん信者が増え……勢力もあったし、数学や科学・芸術も最先端ですごかったのだよ。

今の欧米の「芸術デザイン」「文様」とかあるでしょ?あれ……ほとんどイスラム美術なんだよ。意外と知らない人多いけど。
それぐらい当時のヨーロッパはイスラム文化圏より「遅れていた」

スペインも一時期イスラム教だったよ。今信じられないだろうけど。だからスペインにはエキゾチックなイスラム美術の名残が残っているわけ。

実際、今も中東などで残っているそういう寺院や美術品をみたら「美しすぎる幾何学模様」がいっぱいあるでしょ?あれイスラムで生まれたものなのだよ。

今のイスラム諸国は途上国にみえるけど、古代は逆だった……。だいたい
イランは「ペルシャ帝国」だし、トルコは「オスマン=トルコの強大な帝国」
モーツァルトが「トルコ行進曲」書いたけど、あれ「当時のトルコがすごかった」という憧れで書いているわけ。

今は信じられないけど当時のイスラム教国家はヨーロッパのかなりと中東全域・アジア……で勢力もすごく、その軍事・科学技術はキリスト教のヨーロッパより「上」だった。

そのため、危機感を抱いたのは本家のユダヤ教をしのぐ勢力になっていたキリスト教で「お互い戦争」になった。キリスト教はもともと「暴力禁止」の宗教なのに、イスラム教徒と戦争するため「解禁」「拡大解釈」で「イスラム教徒抹殺部隊」を創設して戦場に送り込んだ。

これが「十字軍」。こうした戦いが今のトルコ(イスタンブール)やら中東地区・ヨーロッパで激しく行われたわけ。

そりゃ、死人いっぱい出たよ。お互い教会やモスクも破壊されまくり。

そういう激しい「キリスト教」「イスラム教」の戦いで生まれたのが今の世界地図。そして欧米とアラブ諸国は「やっと石油とカネの利権」で「まあまあ、仲良くしようよ」と落ち着いた。

でも、ガチでイスラム教を信じるイランや他の一部の国は「絶対許さない」「認めない」というわけ。

そして、イスラム教が絶対で正しい、他は間違ってる……世界中イスラム教に強制的にせよ……という熱狂すぎの集団が「イスラム原理主義者」。これが世界中で欧米相手にテロ活動をいたるところでしている。

彼らはイスラム教が「絶対他の宗教より正しい」と熱狂的に信じているので「他宗教は滅ぼしてよし」なの。

それを支援しているのがイラン、裏で他の豊かなイスラム教の国。スケベ心でやってるのがロシアや中国……かな。反米。反EUのツールとして有用だからだ。

■人工国家イスラエル
 それで「世界のユダヤ人は創業の地に戻れ」で始まったシオニズム運動だが、当初はアメリカやヨーロッパのユダヤ人は乗り気でなかった。

なぜなら、彼らは各国で「大富豪」になっているので「もういいよ」「無理してあんな砂漠の多いところに住みたくもないわ」という感覚だった。

シオニズムの運動家はロスチャイルド家にも「お願い」した。だけど、ロスチャイルドも最初はやる気なかった。

だけど、結果的にシオニズム運動家らはがんばったので渋々同意させられたイギリスとアメリカの支援を受け「エルサレムの地」に「独立ゾーン」をつくって拡大して「イスラエル国」にしてしまった。これと同時に世界中のユダヤ人を「帰還」させ植民を始めた。

さらに失われていた自分たちの言語のヘブライ語を復活し、文字も復活して「再生イスラエル国の国語」として使う。これを短期間でたちどころにやってしまった。

同じようにウクライナも「ロシア占領下」だったので、ロシア語しか読み書きできないようにされていたのだけど、ロシアから独立して急速に「ウクライナ語」を国語に戻したよ。

さあ、困ったのはユダヤ人が出ていったあと数百年間住んで地元民となっていたイスラム教徒のアラブ人たちだった。「何をいまさら」だろうね。

突然勝手にできたイスラエルという国。しかも首都エルサレムユダヤ教だけでなく、キリスト教の本拠地・聖地も同居し、イスラム教の聖地もある。

そこをユダヤ教の人工国家イスラエルがぶんどってしまった。

そりゃ「ふざけんな」「奪還しろ」で戦争だよね。もともと住んでいたアラブ人たちが「イスラエルNo!」ってやりだした。でも、イスラエルは欧米のユダヤ人らが支配する政治力で豊富な資金と軍事支援を得てどんどんパワーアップ。

だいたい、アメリカの政権、軍事産業投資銀行……ユダヤ人が握っている。そりゃ、勝ち目ない。

周辺アラブ諸国スクラム組んで、同じイスラム教徒のパレスチナの住民らを守るために立ち上がりイスラエル大戦争をした。これが「中東戦争

だけど、情けないことにエジプトらアラブ諸国は「ボロ負けの連続」で……イスラエルに勝てず、イスラエルは逆に占領地を広げてしまった。

イスラエルの北側のレバノン、北東のシリアまでイスラエルは占領と戦争を繰り広げてきた。

4度の中東戦争イスラエルはかなりの領土を奪い占領、自国化してきました。そしてそのたびに追い出されたアラブ人たちは最終的に「ガザ地区」のエリアに逃げ込んで押し込められた。そしてそこでやっと「停戦」

……いまの「膠着状態」が長年続くことになった。それがいつのまにか50年ぐらいだな。

ただ、当初は「まるでイスラエル軍にボロ負け」のそうしたパレスチナのゲリラも、アラブ諸国の「資金援助」「軍事支援」を裏でもらい着々とレベルを上げていった。

そうしてイスラエルから「自分たちの住んでいた土地を奪還する」闘争をしているわけ。

それが、ハマスだったり、イスラム聖戦機構のような高度なテロ軍事組織になった。もはや、単なるゲリラ集団ではなく高度に訓練された軍隊であり、2万人とか人数もいる。

政府じゃないけど、政府以上の軍事力、経済力も保有している。この間ちらってニュース流れたけどハマスの資産は6000億円もあるそうだ。

それを支援しているのが過激なイスラム国家のイラン。イランは年間1000億円以上ハマスに金を出してきたそうです。そりゃ……ハマス強くなるわ。

それなら、もはやゲリラレベル超えて戦車でもミサイルでも買えるし作れる。ガザ地区の総延長400㎞のコンクリートできちんと構築された網の目のようなトンネル陣地も……作れる。

そして、資金、兵器・弾薬しこたま揃えて……今回イスラエルに「反撃」してきたわけです。

目的は「イスラエルを全滅」それだけ……。だから「イスラエル国民、ユダヤ人は抹殺」でああいうことを……したのです。

■国民自体が入れ替わった国がある
 こうしてイスラエルパレスチナの闘争が「終わるわけもない」「落としどころも見えない」ことが分かったと思います。

正直、アメリカもロシアも中国も「関わりたくない」案件です。マクロン程度でもまるでムリ。

ちなみに「ある国の国民が前と総入れ替わった」事例……意外とあります。

カンボジアがそうかな。「アンコール=ワット」で有名だけど、あれ作った民族と今のカンボジアの国民の民族違うそうです。

クメール民族?だったかな。間違っていたらゴメン。
それがあの立派な宮殿・都市作ったのだけど、彼らはのちの今のカンボジアの国民に抹殺されて……絶滅。

それで奪った人たちが今のカンボジア人。なので住んでいる人が「総入れ替え」された。

変な話だけど、うちら仏教やってますよね。その仏教は中国や朝鮮半島経由で伝道されたけど、本家はインドですよね。

だけど、今のインドには仏教ないです。ヒンズー教です。本家は「滅んだ」のです。

ちなみにインドというと「タージ=マハル」だけど、あれインドがイスラム教強かった時代のイスラム教の王様の奥さんのためにつくった巨大な宮殿型墓地です。

だから……今のヒンズー教徒のインド国民からすると「きれいだけど、いいわけでもない」感覚でしょうね。ま、観光ネタにはなるから使うけど。

実は、みなさんチベットの仏教、ダライ=ラマとかあの辺が日本より古い先輩の「古代仏教」と勘違いしている。古そうに見えるけど……実は日本の仏教のほうが古い。日本のほうが先輩なの。

一生懸命チベット行きたがる人いるけど無知だよね。仏教やりたければ比叡山行ってお参り・修業した方がいいんじゃないか(笑)

そして日本の仏教の親分だった中国は……共産主義国家になって「宗教はアヘン」「禁止」で消滅に近い壊滅をうけました。

以前若いころ「少林寺」という映画大好きだったんだけど、仏教の僧が超絶カンフーで寺の兵として守っていた……あれ?あのあと……少林寺自体「弾圧解体」されたそうです。

中国共産党によって。だから、もう「形骸化してないに等しい」のだと。
えー。リー=リンチェイ(今ジェット=リーって名乗ってるけど)かっこよかったのに。

そう、本家中国では少林寺拳法や仏教自体が……「ない」
ちなみに、中国共産党イスラム教も大嫌いです。だからウイグルとかめちゃ弾圧してるでしょ?仏教も嫌いなのでチベットあそこまで解体した。もうチベット仏教はないに等しい。

ロシアもキリスト教の「東方教会」なので、イスラム教大嫌いです。だからチェチェンとかイスラム民族モロ弾圧してきた。

なので、中国とロシアは正直「イスラム圏の拡大」は「何も望んでいない」「困る」なんです。なので協力するのは「反米への駒」として使う時だけ。

あと、インドもイスラム教大嫌いです。だからパキスタンがインドからイスラム教国として分離独立した。仏教すらも嫌いなのでスリランカがインドから独立したわけ。

ということで、日本は「古代の仏教が」「今も残って継承されている」「ガラパゴスな仏教の文化保護博物館的な国」になっているのです。

ですので、台湾の仏教、ネパールやらチベットにすら「日本の仏教僧」が「派遣」「指導」している。特に中国本土の仏教は「修行のやりかたすらわからない」「儀式もできない」ぐらい終わっていて……日本の仏教僧が行って「思い出してな。うちらにこれ教えたんじゃないか?こうやで」って指導しているそうです。

面白いね。歴史って……そういう「ほんと」「ウソ」知ってくださいね。すると世間の変チョコ作家の歴史本、コメンテーター、動画のアホ評論家……ウソだってわかるから。

え?私の方が詳しいね。あー、古代から近現代史まで私「裏」知ってます。

講演会したらこういう話で……10時間誰も帰らない。それぐらい面白い話してきた。

今はリアルな講演会できず残念。でも動画でレクチャーシリーズやってもいいけどね。
そのほうが無料で多くの人に伝えられるし。

ただ、全部自分でやらないといけないのでくたびれる。
(内海君:小市民)