京都ではコロナで「野外でバーベキューならいいだろう」と休みに川原にきてバーベキューする人の「マナーの悪さ」が問題になっている。前から気になっていたのは「これはバーベキューする人の属性に問題がある」という点だった。それでアンケートしてみたら面白い回答が得られた。
……やっぱな。ちなみに、私はもともと魚釣りが趣味で少年時代(1980年代)は川とか海に釣りに行ったけど、釣りをしたら釣り場のゴミを他人のものも拾って帰っていた。
当時は空前の釣りブームで釣り人のマナーの悪さも言われていたが、それでも川原に週末バーベキューをしに来る人たちは「下品、マナーが悪い」ことが多かった。そういう人たちに限って、アウトドアの達人でもなく、
ただ「都会の設備を自然に持ち込んで破壊だけしていく」人たちが多かった。焼き肉やビールをあおって、大声で騒いで、川に飛び込んで、最後は焼けた石や残骸をそのままにして帰っていく。
あと、住宅地でも庭でバーベキューをして臭いや騒いでお隣さんとケンカになって殺人事件も起きているけど、そういうことをする人も「ガラが悪い、品がない」家庭が多かった。
だって、アウトドアや自然に親しむ自分ですら野外で、ボーイスカウトのキャンプでもなければ、そういうことはしないし、したくもない。する気分にもならない。
ちゃんとした釣り人やアウトドアの達人は「いかに自然を壊さないように」「静かにそっと一人でご飯して」「後始末もきちんとして」行くものだからだ。
なので、私のアンケート結果は「バーベキューをする人の人間の程度」を日本で初めて社会学的に明らかにしたことになる。
「川原や海岸でバーベキューをする人は知能が低い品がない人」ということ。
で、次のアンケートも興味深い。
8割の人はちゃんと自宅に持ち帰って自分のゴミとして捨てている。けれど大問題だ。社会問題にもなっている「高速道路のSAやショッピングモール、道の駅での家庭ごみ捨て」も1割の人がしているのだ。そして、最悪の「現地にそのまま捨てて帰る」マナー違反をしている人が1割近くもいる。ゼロどころじゃない。露骨に多い。
これって、新型コロナの死亡率(1.7%)よりはるかに多い数字であり統計的に考えても「問題な数字」なのである。
だって、野外でバーベキューする人の10人に2人が「不法投棄のゴミ捨て」をしているわけで。
数を考えなさい!100人いたら20人もゴミの不法投棄を平気でする。1000人なら200人だよ。1万人なら2000人も……そういうことをしている。
だから、全国の野山が汚れる。山火事も起きる。
これが日本国民が「アホスター」を超えて「バカスター」になっている証拠だ。
なので、政府や自治体は川原や海岸でのバーベキューを禁止すべきである。