内海新聞のブログ

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2295:塩分1日7.5gオーバーだとダメな理由

 厚労省が「1日食べていい塩分はトータル7.5g未満にしましょう」と国民に言っているのは間違っているのでなく「十分意味」があります。※女性はさらに低くて6.5g未満。
https://www.otsukafoods.co.jp/enjoy/health/index02-1.html
これだと1回の食事で2gがいいところです。
でも、いまだに外食産業、お惣菜、冷凍食品……オーバーしています。

厚労省は「まずい」と言っているけど「罰則で規制」はしない。これが人生のトラップね。みんな「罰則ないから」「いいんだろう?」って錯覚するわけです。

同様に「フライ、揚げ物、天ぷらは体に悪い」って医学的にわかっているのに「自由」にしています。
「あなたの自由」「自己判断で」になるから「食べてもいいんだろう」になります。

先日、松山城の公園で野外イベント開かれていました。多数のキッチンカー、手作りパンやクッキーなどのお菓子のブースが出て、人の列ができていました。

「みんな、何を食べたくて並んでいるのだろう?」
私は会場を観察しました。一番長い行列になっていたのは「塩唐揚げ」でした。あと、ポテトフライ、ハンバーガー……要するに「砂糖と脂の揚げ物」ばかりでした。

普段の町でもハンバーガーのドライブスルーに車が数珠つなぎで国道にあふれて迷惑になっています。

これでわかるのは「アホ、知能が低い、偏差値60未満の大多数の人間は」「砂糖と脂の食事を好んで食べ」「がん」「心疾患」で医療費を食いつぶして、自分も定年が来る前に「ポンコツボディ」になって「100歳どころか」「60代で死亡」するように「プログラムされている」「全体構図」の「トラップ」にはめられているのだとわかります。

年金制度は「掛けていれば絶対払いますよ」って財務省厚労省が保証しても「もらえるのは一部の人」という「全体構図」は「教えない」「アナウンスもしない」

だって、当の国民が「勝手に死んでいってくれるから」です。

■誰も本当のことは言わない、やらない
こういうことを、野党、れいわだろうが、参政党だろうが、立花のアホだろうが、日本保守党だろうが……国会で言って追及したでしょうか?しないじゃん?

玉木がするか?しないよね?
立憲がやるか?やらんよね
日本共産党がするか?しないだろ?

森永卓郎岸博幸藤原直哉原口一博が言ったでしょうか?
須藤元気は街頭演説で訴えてくれたのでしょうか?
深田萌絵が言ってるか?言わないよね?
コヤッキーや、カレイドスコープが動画やブログで言ったでしょうか?
いないですね。

それでわかるでしょ?こういう連中「ウソ」「虚」なの。自分たちの生活費を稼ぐために過激なこといってあおっているだけ。陰謀論ネタにして。

私ぐらいです。鋭く本質、社会の真実を言っているのは……。
12歳からだから41年やっている。

でも、そういう私に、大手マスコミが取材に来ますか?こない。インタビューもしない。

日刊ゲンダイ週刊新潮AERA共同通信が聞きにくるか?こない。

そういうものです。全員「虚」「インチキ」なんですね。あいつらダメだわ。

挙句の果てにプレジデントが和田秀樹みたいな専門外の医師がしかも間違った医学情報を平気で唱えて洗脳する。

ここまでくると「呆れて物もいえんわ」レベルです。

■塩分が多いと何がダメなのか?
 簡単に説明しておくね。これを頭の中に「イメージ」「トレース」いつもできるようにしてください。

まず、塩分を多く食べる、飲んでしまうと「血圧」が上がる。

なぜ?

「血圧が上がると」「なぜ悪いの?」

それは「血管の中の血液の流れが」「早くなるから」

「血液が早く流れるとダメなの?」

「血管は筋肉でできているんだ。自動車や原発の冷却水が流れるゴム管、パイプをイメージしてごらん。」

「毎日、ずっと、水圧がかかって水がパイプの中を大量に流れています」

だろ?それ、何年、10年……続けたらどうなる?

「ゴム管は紫外線や中の液体の成分で痛んで劣化して」

「劣化したゴム管はどうなる?」

「自動車の場合、エンジンを冷却するラジエーターのゴムホースは使っているうちに、エンジンの高温と紫外線などの強力な日光にさらされて硬化して、ひび割れて」

「で?どうなる?」

「ある日、柔軟性はもうなく、割れて、中の液体が噴き出して」

「自動車のエンジンの場合は、ラジエーター液が抜けたら、心臓たるエンジンは高温で破壊されてそのまま廃車だよね?」

「そうです。」

「それが、血管も同じことになる。原因は?」

「血液を高速で流すと、血管には高圧が常時かかります。」
「高圧がかかると、筋肉はどうなる?」
「筋トレと一緒で、負荷の圧力があれば、筋繊維は破壊されて、再生してより強い筋肉に生まれ変わります。」

「そのとおり、筋トレになるから血管は強くなる……はずなのだが、実際は筋肉で硬くなる。」

「つまり、柔軟性がなくなると」

「柔軟性がない血管はどうなる?」

「硬化したラジエーターホースと一緒で、やがて高速・高圧の血流に耐えられずひびが入ったり割れてきます。」

「そして、人間って自動車の経年劣化と同じく、老化があるよね?年をとると、どうなる?」

「人間は、36歳から筋肉や皮膚、骨を作るために必要なエストロゲンホルモンがどんどん減り、40代、50代では半分ぐらいにまで減ってしまいます。」

「そうだな。エストロゲンホルモンがなくなったら、どうなるよ?」

「血液中のエストロゲンホルモンがなくなると、筋肉も皮膚も骨も再生せよという命令をもらえず、元通りに復元できなくなります。」

「ということは?」

「筋トレされた、血管の筋肉は再生できず、そのまま朽ちて壊れていくだけになります」

「よーし、それが、血管の老化と破綻の病理プロセスだ。じゃあどうすればいい?」

「まず、失われて足りないエストロゲンホルモンを補充するのと、そもそも、血管に余計なストレスの高速、高圧な血流が流れないように配慮することが必要です。」

「そう、血液は流れる必要があるが、人体の栄養、老廃物の回収の目的以上に流れる量や圧力を無駄にかける必要はないよね?」

「はい。適度が必要です。」

「その適度とは数字で言うとどれぐらいか?」

「血圧では男性の場合は
20代で68~116
30代で74~117
40代で81~125
50代で81~130
60代で78~134
70代で75~134
※女性はこれからマイナス10ぐらい

のレンジにあることが血管を余計に破壊せずいいゾーンだとされています。

「だから、そのレンジにおさめるようにするにはどうするか?だな。」

「はい。」

「血圧って、どこで調整しているんだ?」

「心臓では?」

「そこで、みんな間違う。心臓はただのポンプだ。血圧を調整しているのは腎臓。」

「腎臓なんですか?」

「そう。だから腎臓って恐ろしく大事な臓器なんだ。」

「腎臓でどうやって?血圧を生み出すのです?」

「簡単に言うと、血管は人体のすみずみまで毛細血管も含めて無数のパイプで臓器や細胞に接続されている。」

「そこまではイメージできます。」

「でも、血管はどうやって細胞に血液の内容を届けているんだ?あと、血液は酸素も細胞に送っている。」

「毛細血管の先が臓器に直結されているのですか?」

「ちょっと違うんだな。実は血管って園芸用の水をまくゴムホースと違っていて、メッシュで網目のゴムホースなんだ。」

「どういうことです?すき間があったら中の液体が漏れますよ?」

「そう。意図的に、メッシュを開け閉めして血液の成分を細胞ににじみ出して供給しているのだ。」

「すごい、構造しているのですね?」

「その開け閉めを行う指令は血液の成分のナトリウムイオン、すなわち……塩の量になる。」

「塩の量が血液濃度で増えると」「血管は拡張して」「血管の筋肉細胞のメッシュが開いて、血液の成分が細胞に流れ込む」

これが「血圧が上がる」という状態だ。

逆に

「塩の量が血液濃度で減ると」「血管は収縮して」「血管の筋肉細胞のメッシュは閉じて、血液の成分は外部に漏れださなくなる」

これが「血圧が下がる」という状態だ。

心臓が行うのは「一定量の血をリズムで送り出す」そのリズムを早くすれば、大量の血液を送り出せる。

「だから心拍数が上がるわけですね」

「そう。だけど、血液の人体への供給は【量】を心臓が決めて、【圧】は腎臓が決めているということになる。」

「なるほど。血液の塩分濃度で血圧が決まるのですね?でも、人間運動したり、ストレスなどでも血圧が上がりますよ。高血圧は防げないのでは?」

「そう、一時的な高血圧はしょうがないんだけど。血圧が常時140の人と110の人ではどういう違いが起きる?」※単位はmmHg

「24時間365日、血圧が高い水準の人とマトモな人でのその30の血圧の差はそんなに問題になるのですか?」

「水圧の問題なんだけど110の血圧の人が13330Pa(パスカル)の圧力に対して、140の高血圧の人では1.3倍の17330Paもの負荷が常時かかり続けることになる。」

流体力学や物理の話なんですね?いきなり数学ですか?」

「そうなんだよ。だから腎臓内科の医師は医学部でも頭いい人がやるって……こういうこと。数理モデル流体力学も理解していないといけない。」

「これって、原子力発電所や化学プラントの配管、排水管の設計や運用でも頭がイタイ部分ですよね。長年使っているパイプが劣化、金属疲労、カーブの部分で摩耗して破綻する……そのものじゃないですか?」

「そうだよ。人体の血管でも同じことが起きている。だから血管が分岐する部分、コーナーになっている部分で破綻が起きやすい。」

「心臓の冠動脈の枝わかれ部分でプラークによる狭窄が起きるのは、そのためですね?」

「ほう。君も頭良くなったね。そのとおりさ。」

「先生、わかりました。われわれにできるのは、とにかく血圧を適正ゾーンに下げておくことですね。それができるのは……。」

「そう。食事の塩分」

「なのに、世間の人たちはこの大事なポイントを知らないまま【塩味が足りない】【塩入れよう】」

「そう、【外食はおいしいね】って……小さいころから洗脳されて食べ続ける。」

「それって、みんな高血圧になってしまうじゃないですか?」

「なってるよ。だから、厚労省は1日7.5g未満にしろ。ってさんざん言っているが、国民は言うこと聞かないのでいまだに9g以上ある。」

「塩7.5gの人が標準だと、9g食べてしまうだけで血圧は4上がる。高度成長期のころは18gぐらい食べていたので8上がる。」

「その、大した差に見えないのですが?」

「そうか?君が日々食べている外食の塩分調べてみろよ。」

「はい。」
ロッテリアの「大勝軒元祖つけ麺バーガー(並盛)」で4.6g
でも、タワーチーズバーガー10段だと10.5g

マクドナルドの「チキンマックナゲット15ピース」で3.8g

ガストの「肉盛りチーズINプレート」で5.5g

ジョイフルの「チキンイタリアンステーキ」で2.9g

デニーズの「Beefハンバーグ300g」で2.8g。

厚労省基準だと1回で2gがいいところだろ。全然超えてるじゃん?」

■和食や日本食は健康にいい……は「ウソ」
「そうですね。これに、大多数のサラリーマン、手抜き主婦は朝食、ランチも外食やファーストフード、菓子パン、総菜パン食べているかもしれないので……でも、私は和食ですよ。梅干し1個、味噌汁1杯、おしんこはたくあん小皿で毎日食べています。健康なはずです。」

「ププ。それが日本国民の大部分の大錯覚【和食・日本食は健康にいい】の勘違いだな。科学的に分析してみろよ。」

「はい。
伝統的な日本の製法のきちんとした
梅干し1個で2g
味噌汁1杯で2gです。
たくあん小皿で1.5g。
ーーーーーーーーーーー
トータルで5.5g。

これだけでアホみたいにオーバーしてました。」

「ほらな。だからきちんとした総合病院の所属管理栄養士は梅干しも味噌汁もすすめないよ。【漬物は食うな】って禁止してるよ。ちゃんと医学的な根拠と理由があるんだ。」

「こうして日本国民のほとんどがトータルでは全員塩分1日7.5g(女性は6.5g)簡単に毎日超えているわけだ。」

「国際的にはどうなんですか?」

「WHOはもっと低く設定していて1日5g未満。日本よりさらに低くしないとアウトだとしている。」

「えー、日本人と外国人がそこまで違うわけないですし……日本の厚労省も業界に配慮して甘くしているわけですか?」

「ちなみに、アメリカでは5gどころか、塩分もっとなくてもいい……ぐらい言っている。」

「あの肥満大国アメリカで……そうなんですか?でもアメリカのFDAはマトモに医学的に科学的にきちんとしたジャッジでやって日本がお手本にしているぐらいですよね?」

「そういうこと。これが真実だ。日本がダメなだけなんだよ。」

「それが小さいころから、親も知らないまま子供に食べさせて【当たり前のおいしさ】にして、20代、30代、40代……ずっと続くわけですね。」

「どうなるよ?」

「そりゃ……血管の傷みは早く、加速し、あらゆる病気になってきますね。」

「だろ?だからみんなホルモンが切れる36歳以降、バタバタ病気を出してくるわけ。中高年が心疾患で突然死するのもそういうこと。」

「がんの原因も、血管内の血液成分の悪化による慢性炎症が原因ですからね。とにかく血管を若い時みたいに柔軟にして血液の成分の砂糖や脂を下げておかないと……まずいのに。

こりゃ、定年近い人は……全員おわってますね。」

「そういうことだよ。だから、みなさん、年金は国は絶対払ってくれるけど……手にした瞬間心臓が止まって死んでしまうわけだ。人生100年……ってごく一握りのレアケースなのに誰もがそうなると……信じ込んでいる。」

「完全犯罪で無手勝流の勝利ですね。国も財務省も。」

「やっと気づいた?財務省の陰謀とかワーワー叫んでデモしている人たちがいるけど、私からすると頭悪いわ。こういう問題の方が本当の陰謀かもね。」

「たしかに。そういえば、森永卓郎はすい臓がんで逝ったし、日本保守党の百田尚樹、親ロシアの鈴木宗男のダチの佐藤優にせよ腎臓アウトになったし、松山千春も心臓バイパス手術になっちゃったし……生意気な口たたいてデカい面している評論家やら作家やら……みんな長生き以前に体がボロボロになっていますよね。カレイドスコープもオッサンだったけど長生きできず死んじゃったようだし。

……さんざん、世論やマスコミを騒がしてきた連中も本質的な人生のトラップは見抜けなかったし、簡単にコロリと死ぬ運命になっているわけ。そして、批判される財務省の人たちもこの構造を知っているようで知らないから……塩分高い食べ物自分たちも毎日食べて……」

「役所の食堂や一流企業の社食で1回2g以下の食事メニュー出しているところ見たことないですぅ。外のレストランや定食屋行ってもだめだということですよね?」

「とにかく、食事する、食品や総菜を買う際には裏の成分表示の塩分量を食べる分に換算して全部で2g以内にできるか?で決めることだな。」

「そんな基準でやったら、外の食品……買うものほとんどないかも。」

「なので、あいつらも死んじゃうね。ということは、全員死んだあと……その残ったお金を漁夫の利、濡れ手に粟でもらう人が……一番の勝者だね。」

「だれですか?」

「え?だれだろね?」

「チーン
 合掌
 南無阿弥陀仏
 はい、それまーでーよ」
(内海君:小市民)