武田式がん免疫栄養食事療法。試した方2人目の感想が来ました。驚きの結果です。本人のブログにも詳細が書かれています。
★武田式がん免疫食事療法の効果が出始めた?!
https://star-mind.hatenablog.com/entry/20230511/1683816224
この方は20代の若夫婦です。私と同じように「若いからだいじょうぶ。ラーメン大好き。外食、食べ歩き。グルメ志向」な生活を続けていたそうですが……コレステロールどんどん悪化……
2020年:「食事は美しく、おいしく」だったので、おしゃれなスイーツや、つやつやのお肉・お刺身などを楽しく食べていました。ラーメンも大好きでラーメン屋巡りもしていた
2021年:家系ラーメン、フレンチ、和、洋、中、イタリアン、お菓子作りもやりました。でも、目指していたところがお店の味。そのため、今振り返ると、味付けが濃い、砂糖・バターが多い。なので当然、この年の健康診断も変わらず、コレステロールで引っかかっていました。運動しているのに、変わらない
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2022年:体重61.6Kg 腹囲73.1 中性脂肪83 LDL141
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……LDL141だと内科・糖尿病・循環器の医師から「続くとまずいよ。下げないと」のレベルです。20代でもなっちゃうんだよね。食べ物が悪いと。
■まずは野菜を多くしてみた
それでスターマインドさんは、努力開始したみたいです。まずは野菜メイン……
市販のお菓子をやめ、野菜中心のスタイルに変えました。すると、9月の健康診断で、
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体重60.7Kg 腹囲73.1 中性脂肪82 LDL125
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久しぶりに異常なし判定となりました。でも、まだコレステロールは高い。
LDLをHDLの値で割った「LH比」を出したほうが「危険度」がすぐ分かります。1.6以上だとアウトだね。循環器の病気でそのうちぶっ倒れます。
https://kesen-tokasu.com/kesen_taiken/sakashitachiriko_plark/
■2023年、武田式がん免疫食事療法を取り入れる
あるきっかけでこの「武田式がん免疫食事療法」を知り、2023年からは食事をがらりと変えました。
そして2023年4月健康診断で、
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体重59.3 腹囲72 中性脂肪64 LDL106
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これはすごいです。薬も飲んでいないし、激しい運動もしていませんでした。庭作業やDIYくらいの運動と食事を変えただけです。
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どうですか?武田式、この通りすごいんですよ。LDL106だと内科医らも「OK」となると思います。中性脂肪もすごく下がった。
もし、彼が20代でもずっと世間一般の「最悪の食生活」「外食食べ歩き」を続けていたら、36歳で糖尿病や循環器の病気、40代後半では発がんも起きてくると思います。一命をとりとめたと思います。
■武田式で早期に大規模な医学部治験をしたい!
だから私は、武田式の国立大学医学部等での大規模治験を希望しているんです。
サンプル2万人実験し、論文出せればNEJMやnature、The LANCETはいけるしノーベル医学賞も行けると思います。
武田式は全身の血液成分由来のあらゆる病気を予防、治療することが可能だと思っています。その手ごたえも確実に出ています。
チーム日本人でやりたいよね。いなければ、海外の金持ちに依頼することになるけど、その国の成果と資産になってしまう……頼むよ。岸田さん、やりませんか?国で。
■治験パトロン希望者は以下にメールください。私へのコンタクトはメールで。
u23news@yahoo.co.jp
(内海君:小市民)
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医学●武田式がん免疫栄養食事療法「油のとり方」
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食事療法で大事なポイントのひとつが「油」です。自分の体内に「どういう油を」「どれぐらい取り込めばいいのか?」……これ、世間では「何がいい?」は良く言うけど「どれぐらいとればいい?」は料理研究家も栄養士も言えないんです。
「多く」「少なく」……程度。問題なのは「オリーブオイルは体にいい」「どんどんかけよう」というアホが……料理番組であおったり……
「ナッツ食べたらいい」で……ナッツをポテチの代わりに食べていれば……なんとかなる……そういう単純発想でやる人が多くなる。
ところがそれ自体も「間違い」なんです。
■ナッツを食べたら太ってきた
以前、ナチュラルハイジーンをやっていたとき、私の場合、著者の松田さんにも会ったし、本なども読んで普及したいなと思っていたのですが、その中では「フルーツは食べたいだけ食べればいい」「ナッツもお腹すいたらスナック代わりに食べてしのぐ」……そういうポイントがありました。
でも、今回武田式を作り上げていく中で「それは間違い」だとなりました。というのは、ここ数カ月、私もおやつ代わりに「ミックス素焼きナッツ」を、毎日70グラムは食べていたのです。
そうしたら、体重が上がってきた。太ったのです。
それで、おかしいなと……管理栄養士に相談したら「ナッツは気を付けてください」「太りますので」で、その意味を教えてもらいました。
「なぜ?ナッツで太るのですか?」
栄養士「たしかに、ナッツは栄養素はあるんですが、我々の認識では食べ物ではなく「油」でカウントしているんです。ナッツの油は少ない量で高カロリーを生み出す。だから食べすぎていると……その分体重に加算されると思います」
そうして栄養士は、私に次の本を見せました。みなさんも糖尿病でなくても日々のメニューを作るとき、この本がすごく役立つと思います。持っておくといいです。
★糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版(日本糖尿病学会)文光堂990円
https://amzn.asia/d/4GJwKsN
ナッツは木の実でなく「油」と思ってください。
「じゃあ、70グラム食べたら……」
「その量でも大さじ何杯かのオリーブオイル飲んでいるのと同じことになると思います。」
「ということは、通常カロリーの食事を食べているのに、間食でおやつでナッツを食べていたら余ったカロリー分は体重に変換されていくと考えていいですか?」
「そうですね。もし、1日70グラムオーバーでも10日で700グラム、20日で1.4キロ……体重が増えていくと思いますよ。」
「ナッツを食べるということは換算した油を飲んでいると思った方がいい?」
「そういうことです」
「あと、ナッツ夜食べると、寝ている間胃がもたれたり、胃酸がパーっと出て胸焼けするんですよ」
「私も、ナッツはダメですね。胃が焼ける。あれ、注意したほうがいいよ。意外と油多いね。油で来てると思う。」
「うわ。まずいじゃん。えーん。ナッツだめだー」
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どうですか?世間は「ナッツは健康にいい」「不飽和脂肪酸が多い」……そういう「一面」しか言わない。そして、それだけを信じて「ナッツならバリバリ食べてもいいんだ」と……ナッツだけ食べていると……トレードオフで「太る」
実は、世間の「●●がいい」健康法、食事法は……だいたい間違っているんです。今回武田式を編み出していて……痛感しました。
「青汁」……あれもまずいんですよ。味がまずいのではなく、チキンのように高いお金出してカリカリやる意味が……ない。
■霜降りの牛肉は体に危険
さて、そんな私も、年1度ならいいでしょ?と……ご褒美でレストランでステーキを食べました。そうしたらシェフが気を利かして「A5の牛肉ステーキ」を出してきました。
実は皆さん、富裕層の人は「超勘違い」している事があります。それは
「高級ステーキはA5ランクの牛肉。しかも【霜降り】がいい」
というポイントです。
これ……間違いなんです。私、以前ホテルのコンサルタントしていましたが、ホールのマネージャーがお客のオーダーでA5の牛肉霜降りを特注していました。
私はマネージャに言いました。
「お金持ちはすごいですね。A5の最高霜降り肉をオーダーしてくるんですね」
でも、マネージャーは顔を曇らせました。
「みんな、そう思うでしょ?でも、本当は違うんです。牛肉のステーキはA5より、A3とか低い方が美味しいんです。霜降りのA5が何でもいいわけではないのに。」と。
なるほど。「A5の霜降りが何においてもいい」は……思い込み、消費者の勝手な「無知」なんです。
料理人からすれば……「ステーキにはステーキにあった肉」を適正にあてることが……「本当のよさ」なので。
なので、私は「ムリしてA5の霜降りでなくていいのにな」と思って食べました。でも、おいしいですよ。
ところが……家に帰ってから「猛烈な下痢」が出ました。死にそうだった。せっかくのコース料理が全部下痢で流れて行った(泣)
「食中毒?」……いやあ。やたらいうと店がつぶれる。幸い、自分だけだったようです。
ところが、そこで別の日、妻が友人とランチでやっぱA5の霜降りステーキが出て「お腹がおかしくなった」と。
「うーん、なんでだろう?」「食中毒じゃないよな」「俺たちが悪いのかな?」
いいお店なので……つぶしたくないし。がまんしていました。
で、病院の管理栄養士にふと言ったのです。
「この間、レストランで霜降りの牛肉食べたら下痢して。どうしてですかね?」
「あー、それね、霜降りでしょ?脂肪ですよ。脂肪で下痢しているよ。」
「どういうことですか?」
「牛肉の霜降りの脂肪って、想像以上に悪いんですよ。飽和脂肪酸の塊ですからね。それを消化しづらいし、武田さんは、野菜や健康食になっているから体が拒否反応を起こした可能性が高いです。私だって霜降りの牛肉食べて胃腸の調子が悪くなったことがあります。」
なので、後日シェフに相談しました。すると意外な回答でした。
「実は、霜降りのA5の牛肉はどうも調子が悪かったです。」
「そうですか。実は……私も霜降りのA5食べるとお腹下したりするんですよ。」
「え?」
「でも、世間的には霜降りのA5の牛肉ステーキってお客様にはウケるんで、やっちゃうんですよね。わかりました。次回は国産のいいカモ肉にします。」
……なんだよー。自分もダメだったんなら……ムリして出さなくていいよ。
ということで。「人生のトラップ」。今日も松坂牛の店や、神戸牛の店で「霜降り」「最高だね」……と大金はたいて食べている人……このあと書く内容を読んだら「真っ青」になると思います。
「大金払って、自ら大腸がんに海に飛び込んでいた」……と。
■油の「性能比較」
それで今回、AIの力を借りて「肉」「魚」「ナッツ」「調理油」の「普段の食事で食べることになる油」全部の「比較表」を作ってみました。ナッツも立派な油ととらえたほうが……確かにわかりやすかった。
★油ごとの栄養価一覧
https://takedagakko.hatenadiary.jp/entry/2023/05/13/104717
これで、人体に有害といわれている「飽和脂肪酸」でのワーストランキングを出してみると。
■人体に有害な「飽和脂肪酸」でのワーストランキング(100グラムあたり)
油 ココナッツオイル 87.0g
肉 牛脂 49.0g
油 パーム油 49.0g
肉 イベリコ豚 48.0g
肉 日本の豚 40.0g
肉 豚 39.0g
油 ラード 39.0g
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油 ゴマ油 15.0g
油 米油 15.0g
油 エキストラバージンオリーブオイル 14.0g
油 ピュアオリーブオイル 14.0g
油 サラダ油 13.0g
油 えごま油 11.0g
油 グレープシードオイル 9.6g
肉 鶏 8.0g
ナッツ カシュナッツ 7.8g
ナッツ クルミ 6.1g
ナッツ アーモンド 3.7g
魚 ハマチ 3.0g
魚 サンマ 3.0g
魚 イワシ 3.0g
魚 マグロ 2.0g
ということで、実はChatGPT君は「ヘルシー志向」です。何かと「魚食べたほうがいいよ」って言ってきます。確かにそうです。
「地中海式食事法」では牛や豚は「月に1回ご褒美程度」しか食べず、ふだんは「鶏」「魚」「オリーブオイル」で油をとるように……と。
イスラムやユダヤ、インド、仏教でも「牛や豚」は「食べない」「少し」なのは……栄養学的な面からも実は「理にかなっていた」「発がんや病気を防ぐ」という医学的知識がバックにあったということです。
次に同じく血液を悪くするコレステロールでのランキングです。
■コレステロールでのワーストランキング(100グラムあたり)
肉 牛脂 95.0mg
肉 豚 95.0mg
肉 鶏 85.0mg
肉 日本の豚 70.0mg
魚 サンマ 61.0mg
肉 イベリコ豚 60.0mg
魚 イワシ 57.0mg
魚 ハマチ 49.0mg
魚 マグロ 38.0mg
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ナッツ アーモンド 0mg
ナッツ カシュナッツ 0mg
ナッツ クルミ 0mg
油 エキストラバージンオリーブオイル 0mg
油 ピュアオリーブオイル 0mg
油 ゴマ油 0mg
油 えごま油 0mg
油 グレープシードオイル 0mg
油 ココナッツオイル 0mg
油 米油 0mg
油 サラダ油 0mg
油 ラード 0mg
油 パーム油 0mg
……ナッツや植物油はコレステロールは実はありません。あと魚は、牛、豚、鶏の脂よりコレステロールが45%ほど低い。
なので、普段の食生活でも「牛、豚はほとんど食べない」「鶏肉は皮の脂を外して、胸やささみを食べる」といいわけです。
栄養士は魚は「どんどん食べてください」と言っています。「魚の場合はトロでもいいです」と。なぜなら、魚の脂は「固化しないでサラサラ」で血液中に行くので……いいと。でも、牛や豚の脂は「白い脂身で固まっている」「あれが人体でもああなる」と。
ということで、うちではマグロ、ハマチなどは刺身丼(酢飯ではなく)でよく食べています。
次に、ビタミンEが多いものはどれか?調理の際は以下の油をベース調理油にするといいわけです。中国料理や天ぷらで使うごま油は意外と弱かった。パーム油は入っているけど「NG」なので使用は除外してください。(でも、外食や食品産業ではパーム油が多用されているので食べないほうがいいです)
■ビタミンEが多いのは?(100グラムあたり)
油 えごま油 44.0mg
油 米油 35.0mg
油 グレープシードオイル 29.0mg
ナッツ アーモンド 25.6mg
油 サラダ油 22.0mg
油 パーム油 15.0mg
油 エキストラバージンオリーブオイル 14.0mg
油 ピュアオリーブオイル 14.0mg
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ナッツ クルミ 4.3mg
肉 牛脂 2.8mg
魚 イワシ 1.5mg
油 ゴマ油 1.4mg
肉 イベリコ豚 1.2mg
魚 サンマ 1.0mg
ナッツ カシュナッツ 0.9mg
肉 豚 0.8mg
肉 鶏 0.6mg
肉 日本の豚 0.6mg
魚 ハマチ 0.5mg
油 ラード 0.4mg
魚 マグロ 0.3mg
油 ココナッツオイル 0.1mg
■ビタミンEはすごく大事
【強力な抗酸化作用】:ビタミンEは抗酸化物質であり、細胞や組織を酸化ストレスから守る役割を果たします。酸化ストレスは、体内の活性酸素種が過剰に生成され、細胞やDNAにダメージを与えることで引き起こされます。ビタミンEはこのダメージを軽減し、細胞の老化や慢性疾患のリスクを低減することができます。
【免疫システムのサポート】:ビタミンEは免疫システムの正常な機能にも関与しています。適切なビタミンE摂取は、免疫細胞の活性化や免疫応答の改善に寄与し、感染症や炎症のリスクを軽減することが示されています。
【心血管健康の促進】:ビタミンEは心血管系にも良い影響を与えます。抗酸化作用により、酸化ストレスによる動脈硬化や血管の炎症を抑制し、血管の健康を保つことができます。また、血液の凝固を防ぐ働きもあり、血栓のリスクを軽減する可能性があります。
【細胞の健康維持】:ビタミンEは細胞膜を保護し、健康な細胞の機能を維持するのに重要な役割を果たします。細胞膜は細胞内外の物質の交換や情報伝達に関与しており、ビタミンEの存在はこれらのプロセスを円滑にすることができます。
【脳の健康維持】:最近の研究では、ビタミンEが脳の健康維持にも関与していることが示唆されています。抗酸化作用により、脳の神経細胞をストレスや酸化ダメージから守り、認知機能の改善や神経変性疾患のリスクを軽減することが期待されます。
【眼の健康維持】:ビタミンEは目の健康維持にも重要な役割を果たします。特に加齢黄斑変性症(AMD)と呼ばれる目の疾患に対して、ビタミンEの摂取が有益であるとされています。ビタミンEは眼球内の細胞や組織を酸化ストレスから保護し、視力の低下や眼の病気のリスクを軽減することが期待されています。
【皮膚の健康維持】:ビタミンEは皮膚の健康維持にも関与しています。抗酸化作用により、紫外線や環境ストレスから肌を守り、皮膚の老化やダメージを軽減する効果があります。また、ビタミンEは皮膚の保湿や炎症の緩和にも寄与し、肌の健康を維持するのに役立ちます。
【生殖機能のサポート】:ビタミンEは生殖機能の正常な維持にも関与しています。男性の場合、ビタミンEは精子の運動性や品質の改善に寄与し、不妊症のリスクを軽減することが示されています。女性の場合、ビタミンEは卵子の健康を保護し、妊娠能力や妊娠の成功率を向上させる可能性があります。
■オメガ-3脂肪酸(EPAやDHA)
抗炎症と免疫機能の向上、人体に有害な中性脂肪の低減に効果がある大事な成分です。
油でも、いい油と、ダメな油が分かれます。
オリーブオイルも「エキストラバージン」は高いのに、グレードが低い料理用のピュアオリーブオイルだとダメだとわかります。
(100グラムあたり)
油 えごま油 60g
ナッツ クルミ 6.76g
魚 イワシ 2.7g
魚 サンマ 2.2g
魚 ハマチ 1.7g
肉 イベリコ豚 1.5g
油 エキストラバージンオリーブオイル 1.5g
魚 マグロ 1.3g
油 ゴマ油 1g
油 グレープシードオイル 1g
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油 米油 0.2g
肉 牛脂 0.13g
ナッツ アーモンド 0.13g
ナッツ カシュナッツ 0.06g
肉 豚 0.03g
肉 鶏 0.03g
肉 日本の豚 0.3g
油 ピュアオリーブオイル 0.2g
油 ココナッツオイル 0g
油 サラダ油 0g
油 ラード 0g
油 パーム油 0g
■オメガ-3脂肪酸(EPAやDHA)
心血管の健康:オメガ-3脂肪酸は、心血管系の健康を促進することが知られています。特に、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)という2つの重要なオメガ-3脂肪酸は、血液中の中性脂肪のレベルを低下させ、動脈硬化や血栓形成のリスクを軽減すると考えられています。
脳の健康:DHAは、脳の細胞膜の主要な構成要素であり、脳の正常な発達や機能に重要な役割を果たします。オメガ-3脂肪酸の摂取は、認知機能の改善や記憶力の向上に関連しているとされています。また、うつ病や認知症のリスクを軽減する可能性も示唆されています。
炎症の軽減:オメガ-3脂肪酸は、抗炎症作用を持つことが知られています。特に、EPAは炎症反応を制御する働きがあり、関節炎や炎症性腸疾患などの炎症性疾患の症状の軽減に役立つとされています。
免疫機能の向上:オメガ-3脂肪酸は、免疫系の正常な機能をサポートする役割を果たします。適切な量のオメガ-3脂肪酸を摂取することで、免疫応答が適切に調節され、炎症やアレルギー反応が軽減される可能性があります。
■一価不飽和脂肪酸
LDLコレステロールを下げたり、抗炎症、脂溶性ビタミンの吸収で大事な要素です。
オリーブオイルが圧倒的に多いです。たまに豚肉食べるならイベリコ豚を食べるといいです。
■一価不飽和脂肪酸のランキング(100グラムあたり)
油 エキストラバージンオリーブオイル 73.0g
油 ピュアオリーブオイル 73.0g
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肉 豚 45.0g
肉 イベリコ豚 45.0g
油 米油 45.0g
油 ラード 45.0g
肉 日本の豚 43.0g
肉 牛脂 42.0g
油 ゴマ油 42.0g
油 パーム油 37.0g
ナッツ アーモンド 30.9g
ナッツ カシュナッツ 27.3g
油 サラダ油 23.0g
油 えごま油 20.0g
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油 グレープシードオイル 14.0g
肉 鶏 13.0g
ナッツ クルミ 8.9g
魚 ハマチ 7.0g
魚 イワシ 6.0g
油 ココナッツオイル 6.0g
魚 サンマ 5.0g
魚 マグロ 3.0g
■一価不飽和脂肪酸
心血管健康: 一価不飽和脂肪酸は、心血管疾患のリスクを低減するのに役立ちます。例えば、オレイン酸は、オリーブオイルやアボカドなどの食品に豊富に含まれており、心臓の健康をサポートするとされています。一価不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロール(LDL)を低下させ、善玉コレステロール(HDL)を増加させることで、血液中のコレステロールレベルを改善します。
炎症の軽減: 一価不飽和脂肪酸には、抗炎症作用があります。炎症は慢性疾患の原因となることがありますが、一価不飽和脂肪酸は炎症を軽減し、炎症性サイトカインの産生を抑制することが示されています。特に、オメガ-9脂肪酸であるオレイン酸は、炎症を抑制する働きがあります。
脳機能の改善: 一価不飽和脂肪酸は、脳機能と認知機能の改善にも関与しています。オメガ-9脂肪酸は、神経細胞の構築に必要な栄養素であり、脳の正常な発達や機能をサポートします。また、一部の研究では、一価不飽和脂肪酸の摂取がアルツハイマー病や認知症のリスクを低下させる可能性があることを示唆しています。
体内のビタミン吸収: 一価不飽和脂肪酸は、脂溶性ビタミン(A、D、E、Kなど)の吸収に重要な役割を果たします。これらのビタミンは、正常な細胞機能や免疫機能に不可欠です。
■食べた油はどう人体で「内臓脂肪」「皮下脂肪」になってしまうか?
私:肉の脂肪は胃腸でどう消化され、内臓脂肪、血中コレステロールを上げるのか?
AI:肉の脂肪は消化される過程で、胃と小腸で分解・吸収されます。具体的には、胃の中で酵素であるペプシンによって脂肪が細かく分解されます。その後、小腸で胆汁や膵液中の酵素によって脂肪がさらに分解され、脂肪酸とグリセロールに分解された後、小腸の上皮細胞に吸収されます。
内臓脂肪や血中コレステロールが上昇する主な理由は、肉の脂肪が含む飽和脂肪酸や膽固醇(たんこぶしつ)の摂取量が増えるためです。
飽和脂肪酸は、肉や乳製品に多く含まれています。これらの脂肪酸は、摂取された後に体内で処理され、肝臓に蓄積されることがあります。肝臓では、飽和脂肪酸の一部が内臓脂肪として蓄積される可能性があります。
また、肉の摂取により増える内臓脂肪の量は、食物のエネルギー摂取量と消費量のバランスにも依存します。
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エネルギー摂取量が摂取したエネルギーを超える場合、
体内に余分なエネルギーが蓄積され、
内臓脂肪として蓄積される可能性が高まります。
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血中コレステロールは、飽和脂肪酸や膽固醇を含む食品の摂取によって上昇することが知られています。
摂取した膽固醇は肝臓で合成された膽汁と共に胆汁として分泌され、小腸で脂肪とともに排出されます。その後、一部のコレステロールは再吸収され、血中に戻ります。このプロセスにより、肉の脂肪摂取によって血中コレステロールのレベルが上昇する可能性があります。
■魚肉やオリーブオイルは胃腸でどう消化され、内臓脂肪や皮下脂肪になるのか?
AI:魚肉やオリーブオイルは、胃腸で消化されてから身体に吸収される過程を経て、内臓脂肪や皮下脂肪となることはありません。
魚肉は消化器官で消化され、消化酵素によってタンパク質に分解されます。その後、小腸で吸収され、アミノ酸となって体内に取り込まれます。アミノ酸は体の様々な部位や組織の修復や再生に使用されるため、内臓脂肪や皮下脂肪には直接変換されません。
オリーブオイルは主に脂肪から成り立っており、主成分は単不飽和脂肪酸であるオレイン酸です。消化器官では脂肪分解酵素で分解され、小腸で吸収されます。オレイン酸はエネルギー源として利用され、必要な場所や組織に分配されますが、直接内臓脂肪や皮下脂肪に変換されることはありません。
内臓脂肪や皮下脂肪は、摂取したカロリーがエネルギーとして不足している場合や、過剰なカロリーが摂取された場合に、身体がエネルギーの貯蔵として脂肪を作り出すことで形成されます。これは、消化器官で消化された栄養素が適切に利用されず、エネルギー供給のバランスが崩れた結果と言えます。
したがって、魚肉やオリーブオイル自体が内臓脂肪や皮下脂肪に変換されるわけではなく、摂取された栄養素の利用やエネルギー摂取量のバランスが、脂肪の形成に影響を与えるのです。
■見い出せる方針
1.牛、豚肉は基本食べない。
2.鶏肉は皮の脂を外し、胸肉、ササミなど脂がない部位で食べる
3.魚は刺身など多く食べてよい。特にマグロ、ハマチ、サンマ、イワシなどは推奨
4.調理に使う油はエキストラバージンのオリーブオイルがよいが、油1gは9キロカロリーになるのでカロリーオーバーに注意して量を決めて使う。食べる。
5.えごま油は優秀だが値段が高いのでお財布と相談して使う。普段はオリーブオイルで十分だろう。
6.アーモンドやクルミは高栄養だが、高カロリーで太ってしまうので、自分のトータルカロリーの中でやりくりして食べる。
7.パーム油は危険なので使わない。外食や食品産業、総菜パン、お菓子……あらゆるところで安いので使われているためそういうものを利用しないことが第一。
8.もし豚肉を食べるならイベリコ豚にすべき。
(内海君:小市民)