内海新聞のブログ

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衆院選の感想

ふたを開けたら、野党にとってはダメな選挙だったね。

勝つどころか負けてるじゃん……って思ったよ。

今井雅人が落ちたのは……これが、ショックだったね。えー!

彼は、我々と一緒に一番加計問題を追及して国会でガンガン安倍政権を追及してくれていた議員だった。まあ、もともとFXのトレーダー、評論家としてもその筋では有名な人なので落ちても食っていける人だけど。

加計問題やったとき、国会で民進党時代、玉木、枝野、今井雅人桜井充……と会って、そのあと立憲と国民に分裂して「なにやってんだよー」と思っていたら、党のPTで自民党や官僚を一番糾弾して攻撃していた桜井充が自民・二階派に行くと言って裏切りやがった。

「ようも、まあ、節操もないやつだな」

玉木も結局、夫妻で会ったことになるが応援したくても、あのスタンス。連合労働貴族の手先じゃ。

その玉木をベタ褒めして、俺に「玉木さんはすごい人だ」って言っていた、愛媛県議の福田剛が県議会で加計問題を追及し続け、最後まで街頭演説で訴えて落選・憤死し、残ったのは今井議員。あと、原口一博議員もよくやってくれたのだが、今回の選挙でまさか原口議員まで落ちそうになるとは思わなかった。

とにかく、まともな議員が消え、少なくなっていく過程をまた観てしまった。

静岡の渡辺周が負けて、比例でかろうじて生き残ったのはあせった。

ちょうど、熱海の土石流の追及で立憲側でやってもらう人だったので。

あせったわ。とりあえず首がつながって。

菅直人は、負けそうで勝ったね。まだ武蔵野市の革新は残ってるわけか。

長島昭久って、あいつは、もともと最初から自民で出たかった人で、最初の選挙で公認取れないからって、いきなり節操なく、野党の民主党から出たんだよ。

最初から裏切る人なんで、最後までこうやって、先生たる菅直人すら目の前で裏切ったわけ……ある面クズだよ。ああいうやつって。

やっぱね、思うんだけど「仲間を裏切る」「利権に走る」政治家って駄目だね。

途中までは、悪の限りをつくしていけるけど、最後でダメになる。死ぬ。

やっぱ、神様は見ていると思う。

 

さて、俺の場合、全政党知り合いいるんで、自民も面白かったね。

村上誠一郎は、あれだけ反安倍でも、ちゃんとうかっちゃうし。

安倍にさんざん煮え湯を飲まされた、林芳正は弾圧にも耐えて当選した。

俺の予想だけど、林さん、総理やる可能性出てきたと思うよ。

俺と会って、名刺交換した議員、出世するんだ。

 

たとえば、野田聖子。あれもまだ受かるもんな。

25歳の野田聖子に俺は会っている。そのとき、紹介してくれた人が俺に「この子は、将来大物になりますから」って。

覚えてるよ。紆余曲折あったけど総務大臣もやったしな。あ、総務大臣って戦前の内務省なんで、総理大臣やる経過キャリアのひとつだね。

ダンナのせいで、バツついたけど。あのダンナじゃなければ総理やれたね。

野田聖子は、俺にあったんで、大臣になった。

 

だから予言しておくけど、林芳正は総理になる可能性高いと思う。

安倍一派が足ひっぱらなければ(笑)

 

それから、伊藤達也は生き残ったな。俺、内閣府参与の原丈人さんの事務所にいたが、実は俺、原さんの秘書代わりにいたんだけど、俺の座っていた席の前任者が伊藤達也だった。おもしろいでしょ?

 

世の中狭いんだよ。

 

立憲だと、森山浩行、比例で残ったみたいだね。彼は咢堂塾の仲間なんだ。

それから、藤田幸久……落ちたか。あの人、クリスチャン系、日米三極委員会に食い込んでいたけど……ダメか…。

 

原さんのトモダチの山本幸三は……あれ、落ちちゃったよ。安倍内閣で言い訳オジサンやりすぎちゃったからね。損な役だよね。あんなことしなければ、生きられたのに。

つくづく、安倍の僕やると「利用されてポイ捨て」やな。

籠池もそうだったでしょ?安倍と組むと、運気落ちるよ。マジで。

 

あとは、古川元久は生きているね。実は、熱海の土石流の現場の土地って、もともとは古川元久のおじいさん「古川為三郎」テアトル映画の総帥。あれの土地だったんだ。

名古屋の土建屋の麦島建設=麦島善光も関係あると思うけどね。

縁はあるよ。

というのは、古川為三郎は資生堂の社長もやったんで、熱海の麦島の研修施設はもともと資生堂の研修所だったんだよ。上品な資生堂のお姉さんの建物が……下品な麦島に吸い取られたね。もったいない。

 

あとは……印象に残ったやつ。

立憲だと阿久津幸彦が落ちたな。彼も咢堂塾の仲間なんだよね。残念。

 

驚いたのは、咢堂塾の俺の先輩になる空本誠喜だね。あの人も「方向性わからない迷走飛行」が続いて、学歴は悪くないんだけど、早稲田の理工出て、東大の院出て、東芝原子力の設計やっていたから……民主党で一回当選して、そのあと、ダメになって小沢一郎に師事したけどパッとしなかったね。そのあと、連絡取れないって仲間がみんな言ってて……維新なの?あーあ。終わったな。

 

ま、最初から政治理念とか、信念がぐらつく人だったんで。「受かればいい」になっちゃったんだね。ダメだよ。そういうのって。

 

犬養毅って知っている?若い人知らないよね。首相だよ。5.15クーデター事件で暗殺された。彼は、若くして政治家を志し犬養のもとを訪ねた星島二郎さんにアドバイスとしてこう手紙を送った。

「謹啓 政治家の心得とて特殊のものニハあらず、人之道ハ即政事家之道ニ候、但他ノ事業と異る所ハ、目的が自己利害にあらずして一国の利害人類の利害の為に心身を傾注するに在るが故に、其の事業たる遠大高尚にして、常に心を一段の高処に置く者たるは申迄もなし……」(大正6年4月2日)

 

今の若い人、読めなそうなんで、訳すわ。

「政治家になるためのポイントというのは、特殊なものはありません。人として生きる道は政治そのものだからです。ただ、政治家が商売人と違うのは、その目的が自分の利権や欲望のためでなく、国全体の利害、人類全体の利害のために、あなたの心と体全霊を使うということです。その理想は高いものでなければなりません。そしてそこに心をおいて仕事するならいうまでもありません。」

星島二郎って知ってる?知らないだろうな。

岡山の人だよ。彼は庄屋のうちに生まれたのだが、大家族のなかで常に男尊女卑の明治時代、母親がいじめられている光景を見て「お母さんがかわいそうだ、女の人が虐げられているのはおかしい」って弁護士になったんだよ。

そして「貧乏な人でも法律相談できるようにしよう」って、当時左翼の社会党の党首になった弁護士の片山哲と一緒に日比谷で、日本ではじめての「市民法律相談」を始めたのだ。

その後、彼は自民党の大物国会議員となって、衆議院の議長もつとめた。

そのあと、自分の秘書だった加藤六月が裏切って自分の選挙区から出ることになり、政界を引退した。その星島二郎を裏切った末裔が、菅内閣官房長官をつとめた加藤勝信ね。あのオッちゃんだよ。

 

おもしろいでしょ?世の中狭いんだよ。

 

俺の知り合い、あちこちにいるんで、誰かを責めると、知り合い誰か攻撃することにもなるからな。

 

でも、そういうことなんだ。

 

それにしても、今回の選挙は「維新の一人勝ち」だったね。

ダメだね。大阪の人、頭だいじょうぶかな?なんで維新を支持するの?

あの党は、中国の工作部隊だよ。日本を中国の支配下にするためにやっている。

だから、自民にもならないし、かといって野党もしないでしょ?

どっちつかずにみえるけど、本質はそうなんだ。

維新を支援している金持ち、財界……どういう連中か……調べてみるとわかるよ。

ヤバいから。

 

大阪の自民、俺から見ると「正義」に見えちゃうぐらい。

大阪もさ、地付きの本当の金持ちとか、まともな人はみんな、大阪市捨てて、神戸に移住しちゃったんだよね。芦屋とか。

残ったのは……ダメな人たちだね。だから、そういう人が維新を認めて、押すわけでしょ?

どのみちな、これからの日本の大災害で大阪も沈むかもしれないから……いいけどな。

 

可能な限り、俺を信じる読者は離脱して逃げておいてくれ。