たまたま皆さんに即役立つレベルのちゃんとしたいい動画があったので教えておきます。見たほうがいいです。緑内障じゃない読者も必見。
■緑内障の目薬をさしていると起きるリスク
 岐阜の真鍋眼科の真鍋佑介医師の話。みんな見たほうがいいのは「目薬のちゃんとしたさし方」です。すごく大事なんで。できていない人が多いから。
私も、愛媛に来てから緑内障になって、しかも地元の眼科クリニックほとんど全部いくはめになったんだけど「ヤブだらけ」なんだよね。
ひどいんだ。平気で間違った診療、治療してくる。あまりにもひどいんで結局大学病院の眼科教室の一番できる部隊に面倒見てもらっているんだけど……
「おーい、大学病院の眼科ではきちんとやる処置やプロセスを」
「愛媛の町のその辺の眼科クリニック……しないどころか、手抜きがモロ」
これなんだよ……多分ね。ほとんどの人って「今目の前のクリニック、先生」しか相手にしていないし、それが正しいと……信じているから……「わからないでいる」んだよね。
そうやってずっと……「実はおかしい」「変なやり方」「くらって一生生きる」人もいるってこと。
自分は変な話、数年通ったクリニックが「タコ」やったんで……「なんじゃこりゃ」「目がつぶれるじゃんか?」ってトラブったんで「他にまともなところないのか?」って回った結果「他もヤバいじゃん」って実態に……遭遇。
一例あげとくと
1.眼圧測定……街のクリニックは「目に風ブシュって当てて」「終了」……これ誤差あって実は大学医学部の眼科では「参考程度」にしか見ていないレベル。
本当は「きちんとした測定機械で」「目に点眼液を一回かけて麻酔して」「角膜に直接センサーを接触させて」眼圧を測定するんだよ。右目、左目……
そういうことやっていたら、街のクリニックって「怒涛の患者数」「流れ作業で」「どんどん検査」だから「したがらない」
だから、うちの行っている大学病院では「その辺のクリニックの普通の風ブシュ」検査もやるけど「診察で医師が再度精密測定」して眼圧を検査している。
2.視野検査……これ、緑内障の患者には必須の年数回の定期的なチェックなんだけど、片目ずつ「逆の目が見えないように」「ガーゼなどで目隠ししてテープで貼って」「物理的に見えないようにしてから」「検査する」。
ところがその辺のクリニック「片目つぶっててください」で患者に目をつぶらせるだけや手でふさがせて「ガーゼやプロセスをはしょって」「コスト浮かせる」こと……平気でやってる。
で、私も大学病院できちんとこう準備してから検査するんで「え?こうやってガーゼで目をおおって貼るのってやることなんですか?」って医師に聞いたら
「はい、これが普通ですが……」と。
「え?その辺のクリニックしないよ」
「そうなんですか??」
って大学病院の医師は「驚いていた」
つまりね……国立の公立病院、大学病院医学部みたいな所だと「きちんと医学界のガイドラインや、臨床でのベストの手順」で「カネかかって赤字でもやることはする」のだけど……町医者は「コストダウン」「手抜きしてもわかんねーよ」「患者が眼科学教室の内容知るわけないじゃん」これで……やってるのね。
なめてるけど……ほとんどの人は「気づくわけもない」だって……料理に例えると厨房でやっている話だからな。
自分なんか料理は今は一通り作れるから、レストランや店行っても「これ」「こうやってつくったんだろ?」ぐらい……イメージできちゃうし「手抜きしてんじゃん」も言えるけどな。
大部分のあなた……医学も医療も理科も論理も無知な「偏差値60未満」「森永卓郎みたいに東大出ても文系で理系わからないアホ」にとっては「わかるわけもない」世界なんだな。
ま、私がいる間は「そういうウソ」「インチキ」……あなたに教えてあげてレスキューしてあげられるけど。
いつまで自分ももつか……わからんので。がんばってるよ。武田式で……相当医学界でも奇跡を起こし続けているけど。
私を大事にしてくれ。人類最後の知恵なんで。
■真鍋眼科の真鍋医師がまともに感じる理由
 これ、私の感覚だと彼は岐阜大学の医学部の眼科学教室で緑内障の専攻で親の眼科を引き継いで開業しているのかな。
岐阜って愛知に隠れてパッとしない県に見えるけど、岐阜大学の医学部の眼科は「全国的に水準が高い名門」なんだな。これ読むとわかるよ。
https://www.hosp.gifu-u.ac.jp/origin/ophthalmology/medical/greeting.html
ちなみに愛媛大学の医学部の眼科学教室もそれなりにレベル高い。愛大の学長は眼科の教授から出していたぐらいだから。案外強い。
ちなみに緑内障って「白内障より患者数多い」「しかも一生病院通いになる最悪の病気」なんで…
■緑内障の治療は「医学部眼科学教室で緑内障を専攻した医師じゃないとあぶない」
これ、糖尿病治療もそうだけど「その辺の内科医では糖尿病はやれない」「やってもしくじる」のと同じで……「病気の専門医」につかないとダメだよ。
目の病気も「白内障」「緑内障」で「専攻が違う」ので。
そして世間の人は「眼科は全部なんでもできる」と思い込んでいるけど「看板ではできると言い張っても」「専攻外は苦手なの科学的にそうだちゅーの」
これにだまされないようにな。自分が緑内障になってしまったら「緑内障専門医になっている医師の眼科」行くことだし。
でも「緑内障専門医」のタイトルもつ眼科医……探してみ?……少ないから。
■緑内障などの治療は「総合病院」「大学病院」で一生続ける方がいい
 その辺のアホは「その辺の眼科クリニック信じて通うけど」「緑内障は一生眼圧や視野のデータを同じ病院の同じ検査機器で誤差をあわせて測定し続けて」「長期的な悪化の変化を観察して分析、対応していく」病気なんで。
「いつ死ぬか、消えるかわからない個人クリニック」に通うのは「リスクが高い」んだ。
名医のクリニックでも……「先生死ぬのはタイムラインであるんで」……だったら「自分の寿命までもちそうな余命の先生」を選んだら?
この間もうちのエリアの内科クリニックの医師(70代)がスーパーから車出るのミスって暴走して道路こえて柵激突して即死。クリニックが瞬間で自動的に「閉鎖」になったよ……こういうことすらあるから。患者どうすんのー。カルテは??蓄積したデータもパーになる。個人開業の医師が死んだ場合データ患者に渡してくれるのかな??
実は「後日」「数年して」「自分のカルテほしい」って病院たずねたら「病院ごと消滅」「あとかたもなくない」こと……あるんだな。過去のカルテもデータももらえないよ。もう……。
だから……やばいって……。
私がオススメなのは「公立のまともな総合病院」「大学病院の眼科学教室」で面倒見てもらうことだね。なぜなら「きちんとした測定」「データは大きい病院なら永続性高いので一生保護される」からだ。
もちろん、今後厚労省が「マイナンバーのカルテ情報」を「患者ごとに」「厚労省が国として一括管理、保全」してくれるなら……全国どこでも……クリニックだろうが総合病院でもそのデータを引き継いで診察対応や治療していけるかもしれないけど……
そこも「落とし穴」あってな
「検査データって病院ごと、臨床検査部門ごと」で「値が結構違う」んだよ。
私も遭遇したけど、母は東京女子医大で血液検査を受けていたが、千葉大に行ったとき千葉大の医学部でも血液検査すると「同じ項目の値が」「モロ違っている」のだ。
教授の話では「医療機関で検査データは違うので、誤差を埋めるために基準値が設けられている」という。
なので、やっぱ科学のデータだからな。医療での検査データは。
「誤差」「ゆらぎ」あるわけ。
だから「検査データは」「同じ病院で」「一貫して得て管理」しているほうが「いいの」
わかった?ハムども。
俺が「ゴールドスタンダード」「ベストチョイス」言ったんだから
ころころクリニックや病院変えたりするのは「データを得るときは不利」なんだ。
でもな……ひとつの病院信じて「アホ治療」「手抜き治療」「気づけないのも」こまるよね?
だから「複数の病院で」「同じ検査」「同じ診察」してもらうと「違い」「もろ」「わかるから」
先生の話、説明……全部違うこと多いんで……こわいぞ。
実態知ったら……
それぐらい、医療って「一人の医師より」「複数の医師の見解判断」意外と重要なんだね。
ということで……ここまで言ってるんだから、わかってくれな。生き延びろ……
知らないアホは「医療ミス」「誤診」くらって死んでいくから……
■宮城や東北の読者はラッキー
 宮城県、東北の読者はラッキーだな。私がやりとりしていた東北大学の医学部の眼科は陣容も最強。東北大行った方がいいと思う。
東北大……何気に優秀だからな。トップの中澤教授は緑内障の権威だし先端研究もして成果も出している。
http://www.oph.med.tohoku.ac.jp/classroom/staff
よかったな東北民。でも「東北大病院来ても、ものすごく診察まで時間かかるので」と言われたけど。
数時間……かな??待合室で寝ているはめになるかもしれない。それぐらい患者が押し寄せているようだ。
■目薬の「さしかた」は超大事
 今回の動画で目薬の差し方レクチャーしてくれているね。これ、しないんだよ。
ほとんどのクリニックで。
「目薬さしておいてください」だけ。
「どうやって」「何を注意しないといけないの?」とか手取り足取り教えないし。
本当はその場で患者に、看護師が「実演やって見せる」「患者にやってもらって間違いを指導する」ぐらいいると思うけどね。
看護師も知っているようで言えない。
というか、当のクリニックの医師も「指導できない」ことが多い。
これ、おかしいよね。医療の薬だし「投薬」「服薬のしかたの指導」って「大事なはず」なんだけど。
動画見てわかったでしょ?自分が間違っていたこと……。
「目薬挿す前に、必ず手を洗う」……指が一番、細菌とかウイルスで汚れているんで、うっかりですぐ目に感染する超やばいリスクがある。
みんな……目薬「あったら」「手も洗わず」「それ持って」「目さす」だけだろ?そのプロセスで「衛生管理」していないから「目が逆に細菌感染起こす」
こういう「ちょっとしたプロセスのミス」で「間抜けな医療事故」「感染事故」起こすわけ。
これねMRSAの院内感染と同じ。あれも「患者よりは」「世話する看護師が」「患者触るごとに」「手洗い消毒」していなかったことが原因だった。
看護師の意識不足で病院がアンデッドあふれて崩壊したのよ。
私と一緒にタバコ肺がん問題で活動していた埼玉県立がんセンターの病理医の野口行雄先生(東北大MD/Ph.D)が院内感染対策チームの担当になって「なんで」「入院患者がどんどんブドウ球菌感染して死んじまうのか?」って原因をしらみつぶしに調べて行ったら「看護師・医師の手洗い徹底」で「激減」したことで判明。
こういうこと……エンジニアリングとか工場の生産管理、品質管理の現場でもよくあるんだよ。「くだらない」「ちょっとした見逃し」「ミス」で「全部が狂う」「止まる」ことね。
「小さな異常は」「大きな異常の予言」と思わないとね。
わかった?わかんねーよな。君たちには……私が言っていること……ビジネスや理系や工学での研究プロセス、工業のエンジニアリングでも大事なポイント。
わかるやつだけ学び取って生き延びろ。ハムども。
●どんな目薬でもさすときの正しい・やり方?真鍋医師すら見落とすプロセスを私が指摘しておきます
1.まず手を洗う(せっけんとかで、指とかきちんと)
2.目薬の入っているびん、袋とる。
 この時点で目薬の容器なども日常的に手指の垢、油、細菌で汚れているけど、実は……目薬には「塩化ベンゼルコニウムの強力な殺菌うがい薬」が「ガンガン入っている」んで……目薬の成分は意外と痛まない。……その代わり……自分の目には痛い刺激となっている。アレルギーになるのもこの成分が原因。
3.あおむけに頭をして
4.目薬のノズルの先端がまつげ、目の周りにぶつからないようにして
5.目の角膜に当たらなくても、眼球のどこかに「1滴だけ」「しずくが落ちる」ようにする。(ジョボジョボ出すのはかえって目にもよくないし、ムダ)
6.たった1滴の量でも目には十分きく。
7.そこで「まばたかない」。がまんして「そのままで」「目薬が」「目全体に行きわたるので」「待つ」数十秒……
8.これでやっと「1回の点眼」が完了。
9.複数の目薬をさす場合、前の目薬をさしてから「5分から10分」あけて、最初の目薬の成分が目に落ち着いてから「2本目」やる。
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ここまではいいよ。真鍋医師も
ところが、真鍋さんも「まだ言いそびれている」大事なプロセスがあるんだな。
私が指摘しておくよ。
10.その際の順を真鍋医師も言っていない。「キサラタンとか緑内障、主病の重要な目薬を先にやってから」「アレルギー対応、ドライアイ対応、ヒアルロン酸などのサブの目薬」をさしていく。
11.使った目薬の保管「薬局からもらったもので」「薬剤師に保管場所を聞くこと」「実は目薬によって違う」
たとえば、私が使っている「キサラタン」などの「緑内障用の薬」は「薬局でももらって使うまでは」「冷蔵庫に保管」なのだが「一度開封したら」「常温でいい」「冷蔵保管する必要はない」
のね。
■目薬の日ごろの保管は?夏場は?ふつうに冷蔵庫なの?の答え
 この間、医療フェスタで日本の眼科の目薬の製薬メーカーとして大手の「参天製薬」のMR(営業)が来ていたので質問してみた。
「あの、目薬の保管は夏場の高温でもだいじょうぶですか?」
それに対して参天製薬の話だと
「さすがに50度とかの熱すぎる車の車内で放置はまずいですが、それでも30度台の高温だったらだいじょうぶです」
ということなんで、けっこう製薬会社でも目薬は「乱暴に患者が取り扱う」シーンでも「耐えられるように」作ってある。
だから眼科でもらって目薬も持ち歩いて旅行や、車内においても「30度前後までは」「悪くならないでいられる」ので……そういう場所を探して保管することだな。神経質にムリして冷蔵庫に入れておく必要まではない。
こういう細かい指示、指導を……ほとんどの眼科クリニック、大学病院ですらも……やらないんだな。
え?これって「私が全部」「聞いて確認して」「やっとわかったの」
■眼科もさぼってるよな……ちゃんとしてくれよ
 今回の真鍋医師の動画での目薬のさしかたは「大変ありがたい」のだけど……それぐらい……その辺の眼科クリニック、薬局の薬剤師すら「しない」「さぼっている」「自分でわかっていない」んだな。
どうよ?これが日本の眼科医療の「実態」だよ。
みんなくらうで……知らんとな。
ははは。
笑ってすまないけどな。なんで、患者の俺の方が詳しいんだ。
泣けるぜ。
ハムーっ。
(内海君:小市民)
