なんかインドネシアやフィリピンで相次いでM7の大地震と海底火山の大噴火が起きていますね。不穏です。この連鎖が日本を襲うのか。とにかく年末までクリスマスセールの割引をうまく使って備蓄品・食料・水をしこたま買い込んでおくことです。
■お名前コンサルタントの状況
私が面倒見ている全国の若夫婦で今年は2人赤ちゃん生まれました。私の方で夫婦の名前候補を100近く鑑定してあげました。この時点でベストの名前を最終的にご自分らで決めることができました。
ちなみに、私が生まれたとき父は候補で40ぐらい出していました。女性になっていたら「祐子」か「詩織」でした。でも私が今回編み出して投入した手法のほうが精度的には良くなったと思いました。
少し古風ですが世間のバカ親がつけたがるキラキラネームはやめました。つけられた本人が将来どう思うかまだわからないけど、たぶん皆さんが世間的に聞いたとしても「いい名前ですね」「すぐわかる」っていう感じです。
会ってない遠くの方、しかも生まれる前、生まれた赤ちゃんがどんな子になるか?私には生年月日とつける名前で「イメージ」「ビジョン」浮かんできます。
なんか二人とも親を超えた子供になりそうなんです。いろいろな面で……だからご両親、特に父親になるご主人さんには「お子さんいいがゆえにティーンエイジャーになってくると大変かもしれません」と伝えてあります。
将来、年頃になって本人らが人生に悩んだ時、私が生きていれば最後のアドバイスをしてあげられると思います。それまではがんばって子育てされてください。
私にカンパや支援などよくしてくれた人には私は、ずっと念を送って助けています。守ってますので。
もし、私に自分の子供や自分の改名を考えている人がいて私の力を使いたい人はお名前相談(有料)をご利用ください。メールですべてやり取りして全国どこでもやっています。
■NTT法廃止と完全民営化の意味
これ、総務大臣経験した原口一博がやる仕事だけどね?結局あの人もくだらんDSで狂乱しているだけで政治家・議員としてやるべき本質的な仕事やってないよね。松下政経塾あがりの「その程度か」なのかな。細野、福山、前原……ダメばっかだね。これじゃ野党と仕事したりつきあっても何も意味ない。
今の人にはわからないかもしれないのと、マジメに話すと複雑で頭がこんがらがる人が多数なので。「超簡単」に書いておきます。でも寝るなよ。面白い話なんで。最後まで読んでね。
あー、私自身がNTTコミュニケーションズとNTTのグループ会社で役職持って仕事をしていた点で身内のほうからの論理で言うと真実がわかるでしょう。
まず、今、岸田政権・自民党がやろうとしているのは「政府によるNTTの管理をやめ」「NTTをひとつの大民間企業にしちゃえ」ということです。
官営から……民営化……いいことだ……たいていの人無知な人は「錯覚」しています。
「役所仕事が改善される」「サービスがよくなる」……大部分の人は「表面のごまかし」でだまされちゃいます。
そうですか?官営より民営がいいですか?
■ナショナルミニマム
根本からその意味や意義を考えたことがありますか?「ナショナルミニマム」という行政学の言葉を知っていますか?
知らないよね。「ナショナルミニマム」といって「あ、それは……」と説明できるのは霞が関と県庁、市役所なら財務課の役人(要するに国公立大中堅以上を出たエリートレベル)の頭の人。国会議員の一部(ワーワー吠えているだけの、ミニ政党の馬鹿どもは知らないと思う)県議や市議でどれぐらいわかっているのかな?
あなたの命を握る部分ですよ。それが「ナショナルミニマム」
■JRもNTTももともとは「国営」
日本の場合、役人というのは「霞が関の庁舎のビルで事務だけしている人」と「国民にサービスを実際にして現場でドカチン労働している人」の2つがあります。
「ドカチン労働してサービスを国民に提供している方を」「現業(げんぎょう)部門」といいます。
そうですね、分かりやすい例としては「上下水道の管理」これは……県や市町村の役人がやってます。「消防」「警察」これらもそうですね。
で、その中に「鉄道」がありました。これが今のJRです。「日本国有鉄道=国鉄」と呼ばれ。巨大な組織でした。北海道から九州まで全国の線路と駅、そこで働く莫大な作業員、駅員……みな「国家公務員」でした。
なので、国鉄時代は「北海道から鹿児島までぶっ通しで寝台列車走らせる」ような話もできました。
この国鉄の労働者は国家公務員でもありましたが「巨大な怒涛の公務員らによる強力な左翼労働組合」日本共産党や日本社会党の支持母体でもありました。ここがポイントです。
そして、もうひとつ巨大部門がありました。それが「NTT」もと電電公社です。こちらは北海道から沖縄、政府、警察、自衛隊、消防……あらゆる官庁の電話・FAX(今はインターネット)網を管理する役目があります。こちらも日本全国の一等地に多数の電話局・通信施設をもち、通信の電線・光ファイバーを離島までくまなく張り巡らしています。
この電電公社・NTTの労働組合も「巨大」で同じく強力な左翼労働組合であり日本共産党や日本社会党の支持母体でした。今だと「立憲民主」「国民民主」を支援している。日本共産党もそこそこいると思う。要は「左翼」だな。
でもNTTの会長・社長か幹部は「自民党」だからね。ガチ。
で、もう一つ大事な組織がありますよね。郵政の「郵便局」そう。全国の郵便局、仕分けや配達の人、あとゆうちょ銀行・かんぽ生命などの銀行としての貯金・保険事業……こちらは国鉄や電電公社と違って「恐ろしい額の国民のお金を預かり持っている」機関でした。
あと高速道路を管理する「道路公団」。公営住宅を管理する「住宅公団」もありますね。こちらも全国に巨大な設備と人員を持っていました。
つまり、日本政府は「霞が関の事務役人」と別枠で「国鉄」「電電公社」「郵便局」
「道路公団」「住宅公団」あとタバコと塩を独占で握っていた「専売公社」で6つもの「超巨大な実行部隊を有する役所」を保有していました。
そして、これらは国民の税金でそのインフラを整備でき、莫大な税金が投入されてきました。民間レベルではできない……規模です。だって「国なのですから」
なので「国鉄」「電電公社」「郵便局」など現業の役所に長年勤めたら「国から勲章」ももらえました。私の親せきは電話局長をしていましたが退職後「勲章」もらっていました。
一部上場の民間企業に長年勤めても勲章は……もらえないです。
■国営企業と民間企業の決定的な違い
さて、世間的には悪口ばかりの「国営企業」ですけど、国民にとっては「いいこと」が多数あります。それは
1.経営権を国会で決められる(国鉄や電電公社、郵政などのトップの人事は与野党の国会で決められる)
そのため、国民の代表の国会議員が「国鉄」「電電公社」「郵政」などで「仕事の中味、やり方、方針」に「文句」「改善」を要求して通すことができました。だって、社長を支配する元締めの資本家が「国民」となっているからです。
2.国家公務員なので「貧乏人」「金持ち」関係なくサービスを平等に提供しないといけない……たしかに新幹線や特急は「グリーン車」ありますけど。基本、役所の運営なのでそのサービスは「適正」。
民間のようなコスト削減をしないでサービスをちゃんと提供するがゆえ「安心・安全」です。
JRも国鉄時代は無人駅は少なく、ムダ金使おうが駅員が常駐していたので地域の安全・安心にもすごく貢献していたと思います。これは電車の事故・故障メンテナンスなどにも同じように響く要素です。
3.利用者に対するサービスを「地域差」「収入差」で起きないよう「平等に」「公平に」分配して提供しないといけない。
これが「ナショナルミニマム」です。つまり、「1日1人しか使わない過疎の村でも」「1人の中学生が通学で乗りたいなら」「電車を動かしましょう」……そういう考えです。
使わない、採算がとれないからやめちまえ……それをしない。「困って求める人がいるなら」「たとえ赤字でもその人が【すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する】ができる日本国憲法のとおりになるように配慮してあげる」
「すべては一人のために」……それがナショナルミニマムの考えです。
みなさんが本当に困ったときに損得考えずその人を助ける最後の砦、それが「ナショナルミニマム」です。
この考えで今も仕事しているのが「消防署」です。救急車です。警察もそうです。相手が貧乏人だろうが、ヤクザ?だろうが、セレブだろうが、身障者でも「関係なく」「平等に」「公平に」サービスを提供しています。おかげで大赤字です。
だけど……もし、消防署や救急車が「お金や資力がある人だけ助ける」という民間の企業になったら……どうなりますか?警察がそうなったら……恐怖の世界になりますよね。
「助けてもらえない」人が続出すると……思います。
■つまり
こうした「現業」を「採算悪いし」「サービスも役所仕事で悪い」「だから民営化しちまえ」という意見が自民党で昔(私が中学生ぐらいだった1980年代)わき起こりました。誰が言い出したのか?アメリカかな(笑)わっはっは。彼らは認めないけどな。
それで「国鉄民営化」「電電公社民営化」「郵政民営化」が構想され、時の自民党政権で実行されてきました。
おりしも、それまでの「国鉄」「電電公社」「郵政」の仕事ぶりは「良くもなく悪くもなく、というか悪い」ものでした。「つっけんどんな対応」「民間に劣るサービスメニュー」「値段が高い」……確かにそうでした。
でも、その当時も今のマスコミや経済評論家、アナリストも……こういう「見える部分」でしか論じませんでした。
そして、国鉄の場合「なぜか赤字債務が27兆円」もありました。この借金返済問題が難航していました。
当時(1998年)私が27歳でしたけど国鉄がJRになるときでした。でも「資本主義の会社とは?」というポイントを考えていて
「そもそも、国鉄の線路や駅や土地、電車などのすべての資産は国民の税金でつくったのだから」
「もし、これを民間にするなら」
「すべての国鉄の資産はまず、一回国民に分配すべきだ」
「だって、国民が資本家だったのだから」
そう……思ったのです。で、私は運輸省(今の国交省)に電話してみました。
運輸省の役人は私に「なぜ国鉄が赤字になってJRにするか」説明してくれました。
理由はこうでした。
「もともと、国鉄は黒字だったのです。だけど、第二次大戦で敗戦してアジアや台湾や満州にいた大量の兵士、家族が日本に帰国して仕事がなかった。彼らを食べさせるために国鉄に大量に雇って給料だしてあげて食わせてあげた。」
……それなら「美談」ですよね。でも……オチがある。
「ところが、その人たちが60歳越えて定年になって【退職金】あげないといけないわけです。その金額がハンパなくて。結果として国鉄は彼らの退職金を払うためにどんどんお金を使って赤字に陥った。致命的だったのが東海道新幹線が開通した……つまり新幹線やったことでさらにお金なくなって……債務が27兆円になってしまった」
そういうことなんです。「戦争に負けたツケ」を国が無理して「生活保護で食わせた」結果……その人たち……今の団塊世代の連中ね。あの爺さん・婆さんたちの「ふざけたコンビニ特攻」する連中のために……国家財政がここまで悪化していた。
そのことは、団塊の世代の人、政財界、議員も「誰一人」「言わない」「あまりにも不都合な真実」なため。
なんで、今の私は
「今の日本で60代以上の人って、若い人にえばれないよ。むしろ「すみませんでした」「迷惑かけたのは俺たちです」って土下座して以後の年金、医療受けないといけない」と思っています。
今の老人って病院とか店で「クレーマー」でつっかかってる人多いけど「お前にその資格は100%ないよ」って「逆にえんずい蹴り」若い人から食らってもしょうがない気がする。
私は運輸省の役人に「国鉄の資産は国民のものだから、一端、国民、できなくても市町村に対してでも【株】で分配してもらえないか?」と提案しました。
これを決めるのが「国鉄清算財団」その「室長の石堂に会わせろ」って私は言いました。そうしたら運輸省は室長の石堂を出してきました。
「何か?」
「国鉄の資産を国民に分配してほしい。」
「そんなことしてどうなるんですか?」
「それだけでも、国民の資産が各市町村・自治体のものになればJRの横暴な開発や住民無視の方針を変えらえる。福祉での配慮、駅の自転車公害もなくせる」
「もう決まったんだ。ダメです」
そういって、逃げました。
でも、国鉄が抱えた「27兆円の借金・負債」をどう処理するのか?運輸省は「その点は財務省が詳しいのでそちらに聞いてほしい」と言われた。
27歳の私は財務省に電話した。財務省の役人は東大卒のエリートで日本で一番頭がいい部類なので……噂通り
「はいはい、国鉄の債務ですね。それは27兆円あって今の予定ではJRに民営化して60年分割払いで返してもらうことになります」
さすが、財務省のエリートだ。私は「えっへっへっ」って突っ込んでやった。
「60年分割払い?国の借金ですから返済する資金は国でどう返すのですか?」
「はい。それは三菱などメガバンクや銀行各社から国が借り入れを行い返済する形にします。」
「ほー。それなら、彼らは金利で貸すからその分儲かっていいですね。」
「たしかに、そうとも言えますね。」
……どうよ。こういう質問を国会であなたが熱狂的に信じている(勘違い野党)、立憲でもれいわでも、参政党、N国?やってる?やってないよね。
こういうことすら……わからない、できないのが……あいつらの「頭のレベル」だろ。
なんか政権批判で大声出して暴れて……中身はなく、官僚に勝てもしない揚げ足取り議論、代わる提案もロクにできない……それが今の野党の実態。
一番できていないと困る立憲でこのザマ。左翼の信者が期待する日本共産党がやるか?あそこもやんないよ。
実は、あの当時私は日本共産党の議員にも議員会館に「直電」して「JRの株は自治体に分配して持たせてほしい」ってお願いしたんだよ。そうしたら「国会で言うためには資料が必要です。あなた作ってください」……それだよね。
なんで?俺がやるの?お前ら国会議員と秘書の仕事だろ?
だから、日本共産党も……自分たちでは仕事しないんだよね。NGOとか市民運動家が自腹で犠牲になって議員の代わりに質問内容や根拠資料をつくって書かないとやらない。
私はそれをやってきた。
もう一つ言ってやるよ。その当時、私の後輩が菅直人の息子の源太郎だった。だから、彼に電話して「お父さん(菅直人)に、国会でこの件やってくれよ」って言ったけど「菅直人は弱小社民連で一人なんで効果ないです」と言われた(大爆笑)
菅直人が死にそうになって、源太郎がこの場で出馬するとか言ってるようだが……やめとけ。あいつにはオヤジを超えるものは何もないししていない。
最後、しかたなく当時の社会党(今のヘタレ社民党)に電話して言ったら千葉景子議員が出てきて「そんな、JRの株を国民一人一人、自治体に分配して何か意味があるんですか?」なんて「ドアホ回答」してきた。あの千葉ってのもけっこういたよな。うろうろ……まだいるのか?(笑)
彼女に私の考えを説明したが、彼らの頭は「ソ連社会主義官僚」そのものだった。ということで、みなさんが期待する「野党」なんてものは「この昔からタコ」だった。
仕事しない。国民の税金で議員歳費で遊んで、うまい飯食って、女抱いて遊んでいる……それが「野党」というか政党政治の腐敗そのものかな。今のミニ政党連中みていても「野党」ではなく「野郎」だよな。
27歳の時、私はこの現場を自分でやったので……知っているわけ。
「世の中インチキなんだね」「正義なんてないんだ」「クズと銭ゲバの連中しかいない」そう思った。
私の努力もむなしく、国鉄の資産はJRに民営化され「一企業のもの」になった。そしてJRは「民間企業になったので」「ナショナルミニマムはしなくていい」となった。
さあ、どうなったかな??わっはっはっ。わかったでしょ?今のブザマが。
日本全国の「赤字路線」「廃止」が続出。そしてJR北海道と四国は「経営破綻状態」に陥り「どんどん廃線」「運賃値上げ」「また客減る」「終わり」の「死亡遊戯」の負のスパイラルに入った。
あのとき、私が言ったように「JRの株主が地方自治体」になっていれば……各市町村は「廃線するな」って圧力かけて通せた。でも……できないよね。「一民間企業」ですから。もう総裁を国会で決めて圧力もかけられないから。
完全な民間会社なんで……ただの民鉄ですから。
そして、これと同じことがNTTでもこれから起きるわけ。
■JRとNTTを民営化した「本当の意図」
こうした「JR民営化」「NTT民営化」を強力に推進したのが自民党の中曽根康弘だった。あいつは……愛国心ある右翼だと……勘違いする人が多いけど「売国はなはだしい」「物欲ワイロの男」だった。
中曽根は当時のレーガン大統領と仲良く「ロンヤス」の関係と言われた。そして「日本をアメリカのソ連(ロシア)・中国共産党政権の防衛浮き砲台にします」「不沈空母」という表現で……言って物議をかもした。
私は「日本はアメリカの舎弟ですよ」ってこの国の現実の姿をハッキリいっている。中曽根の認識は「日本はアメリカのイージス(鎧・よろい)。浮沈空母にしてみせます。ワンワン」ってことだな。
なのに、中曽根のとるポーズは国内では「靖国万歳大日本帝国右翼」という……「茶番」だった。このことに怒る真正な右翼が……どれほどいるのか?
ちなみに、加計問題で話題になった「前川喜平」事務次官。彼のいとこが中曽根。大爆笑……「世の中は狭い」。前川さんは中曽根と政治思想が180度違う左翼。世の中そんなもの。
でも、前川財閥の庭園で「ティータイム」になったら、中曽根も前川さんも「このマフィンうまいね」って紅茶飲んでるわけ(大爆笑)そういうものだろ。
全員「グル」わっはっはっ。だから、私もやりづらいの。右翼も左翼も「裏では全員オトモダチ」なんで。
逆に前川喜平があれだけ「強気で発言」しても文春が擁護までするはめになったのは「前川を砲撃すると中曽根に当たる」「それはまずい」という「忖度」があったから。
なぜか?知ってる?自民党の議員に言われた。
「中曽根が動くと、人死にますからね」
そう……彼が首相やったときに「国鉄民営化」「NTT民営化」を一気にやった。
だけど、後半のNTT民営化で「リクルート疑獄事件」が起きてしまった。
電電公社を株式会社のNTTにした真藤恒(しんとうひさし)、東大閥でフリーメイソン森ビルと懇意のリクルートの江副浩正(リクルート創業者の伝説人)。それに中曽根が関与……ということで東京地検特捜部が捜査・仕事しだした。
これは当時リクルートが「不動産業」で稼いでいたので。その株の取引で裏金をやりとりしていたようだ。なぜ就職や人材派遣で食うリクルートが「不動産業」を大々的にやっていたか……当時は「リクルート●●ビル」って多数都内にも貸しビルやっていたぐらいなんで。それは別ネタで面白い話だからまた今度するよ。
結果としてNTTの真藤とリクルートの江副が悪いということになり、中曽根は罪を免れ腹心の部下の官房長官だった藤波孝生が犯人とされた。藤波さんは「中曽根の身代わりにされた」と自民党でもいわれたね。
亡くなった元自民党の官房長官・大臣歴任の森山真弓さんも、私の前で「あれは、党の中でも誰も藤波さんが犯人だと思っていない」「あの人が……」ってこぼしてたもん。
今だからいえるけど、自民党で生まれる多くの国民側のいい政策を「だめ」って邪魔していたのは……中曽根なんだよ。あいつの権力が大きいので自民党の議員は誰も声を上げられなかった。「人死ぬんで」
死んだから言える(大爆笑)。実際、藤波の地元は伊勢だけど、あの事件の後、伊勢神宮行っても途中の路地には逮捕有罪で服役して離党もしているのにまだ「自民党 藤波孝生」ってしつこく新しいポスター貼っていたんで「自分は潔白だ。違う」「親分の泥かぶっただけ」って懸命に意思表示していた(爆笑)
さて、なぜ中曽根は国鉄と電電公社を必死に民営化したかったのか?それはさっき書いたけど「国鉄も電電公社も大量の公務員左翼巨大労働組合」だったから。
ここのグラフがわかりやすい。
https://newspaper-ama.hatenablog.com/entry/2019/12/01/122746
1945年の敗戦時国鉄の職員は45万人もいた。その90%以上が「左翼労働組合員」だった。
そうなんだよ「国労」って言っていたんだけど「過激派」だったから。はげしいどころじゃないよ。「人死ぬ」事件多発。彼らに対応する総裁も「下山事件」で「変死」したぐらい。今はJRにしたおかげで正社員減らしてバイト増やしたんで9000人まで減った。かなり弱体化したとはいえ……9000人いるんだ。過激……な人たち。
JRの労組の過激さは……ピカ一。人死ぬんで。
読者には「そういえば、JRグループって子会社の社長よく自殺とか変死するよな?」って思いませんか?ルミネの社長とか、JR北海道も海で遺体プカプカ浮いていたでしょ?
何でJRの幹部とかやたら変死するんだろね???
しかも国鉄や電電公社でも「複数の派閥」などで労組同士も対立していたりする。
さて強力な左翼労働組合。これが旧電電公社も同じで民営化されたNTTでもいまだに16万人もいる。しかもNTTなんて自分たちの労働組合の票だけで「国会議員を国会に何人も出している」パワーがある。政治力あるから。
【衆院】
田嶋要(千葉1区)
岡本章子(宮城1区)
【参院】
吉川沙織(比例区)
石橋通宏(比例区)
郵政は「全逓(ぜんてい)」っていって、やっぱ14万人ぐらいいるね。すごい。
ひとつの市ぐらいの人数いるんだよ。
だからアメリカの指示を受けた中曽根は「日本から左翼の支持基盤になっている労組を解体」するために「正社員を減らせる」「公務員廃止の民営化」を「強硬に推進」することで「表は市民へのサービス向上とコスト削減」をうたって「実際はめんどくさい左翼労働組合の壊滅」を狙って「ハイブリッドな政策」としてこの「現業民営化」を推進してきたのさ。
ただ、NTTについては「やたら民営化してしまったら、外資(欧米)や中国・ロシアに乗っ取られたら」「日本政府や警察・自衛隊・消防の通信が握られてしまう」という「最悪のシナリオ」があったので……「全部民営化はこわいからやめよう」と……「NTT法」という法律で「一応民営だけど国が最後は決める」みたいにできるようにして逃げたのだった。
ちなみにこのNTT法による縛りを受けないように、NTT側が防御策としてつくった会社が「NTTコミュニケーションズ(NTTコム)」だった。
■なぜNTTコムは別にしたのか?
せっかくだから、おもろい話をしておこう。NTTで巨大な部隊は「東西光ファイバー網を握る」「NTT東日本」「NTT西日本」だった。あとドコモ。そして無数の優良な子会社・衛星企業群。
だけどNTTはただの電話屋さんではなかった。役所から一部上場企業、中小企業も含めた「一流顧客の法人営業」もして、多数のアカウントを持っていた。当然だわな。
そこでは「NTTの回線を根っこにした上側の電話や通信・ネット・ITシステム全般」の営業もできた。つまり富士通やNECみたいな「ITゼネコン」の部分。
もちろん、NTTは「NTTデータ」という国の基盤を預かる巨大なITゼネコン持っているんだけど、それと別に「強力な法人部隊」がいた。
この日本の政府から一流企業などの「トップ3000」と呼んでいた優良顧客群の法人営業部門を政府からの詮索でないようにしておくことは「おいしい」
なので、NTT法に縛られない独立別会社にしちゃったのだった。
私は、そのトップ3000をやる営業部隊のうち「精鋭」の第一法人にいた。私は大手ITゼネコンや大手商社とバトルしアカウントの大手企業から案件をとる役目だった。
実質商社マンだった。上司には「食い物以外は何でも売っていいぞ」と言われた。上司は上場企業の本社ビル1本の案件とって英雄になった。私はドコモ・東西・データ・研究所・子会社と衛星企業群のすべてにアクセスしてプロダクトとリソースを使える裁量が与えられた。自分で案件を創出してデカい山をとる……きついけど楽しい仕事だった。
数年前だか、ついにグループ内で「移動体」「島流しのドコモ」とバカにされていたドコモの地位が逆転して東西やコミュニケーションズまで「飲み込んで」しまった。これは私も驚いた。だけど、さすがにコムの精強法人部隊は「虎の子」なので大事にその地位を保全された。そうだよな、東西やドコモの法人よりうちの部隊がぜんぜん強かったので。彼らは自分のプロダクツしかやれないけど、うちは全部やれるんで。
でも、今回、なんか岸田・自民党政権は「防衛費2倍で金ないから、虎の子の政府のNTT保有株を全部うっぱらって金をつくって」「そのためにはNTT法の縛りをとる必要があるので」「政府から完全に自由の民間企業にしましょう」というわけだ。
■NTT側は大歓迎
もちろん、NTTいた自分からしても、この岸田・自民党政権の対応は「長年の政府の監督飼い殺しが終わる」「これから一民間企業としてやりたい放題いけますね」「ナショナルミニマムの精神はもういりません。無駄で赤字な弱者対応はやめます」
とやれる。
つまり……お金ない人、貧しい自治体、弱者、身障者……みたいな人たちへの「コストばかりかかって無駄なサービス」は切れてなくなるだろう。する義務がなくなるんで。
NTTは国鉄と違って「赤字どころか黒字」の会社なので……痛くもかゆくもない。
大手町のNTTグループ最高トップの持株ヘッドオフィスも楽しくてしょうがないだろうね。「これからは、国の指図をうけずにサウジや中国やアメリカの資本も入れて」「どでかく世界で仕事できる」と思っているかもしれない。
ロスチャイルドやロックフェラーも手ぐすね引いて「資金がっぽり注入」してくれると思う。喜んで待っている。今までブロックされていたので。
だって、NTTは孫と違って「自己資金で全部できる」資産力なんで。
金もってるんで……完全民営化できたらNTTの主張を通す国会議員もいくらでも増やすだろう。
そのうち自民党議員がNTTに土下座して「NTTの指示で動く」ようになる。
ま、今も頭が悪い総務省の連中の代わりに政策の「台本」書いてやってるの全部NTTだが。
何か?いいことだ。え?
まあ、世界最大の通信サービス網を牛耳るアメリカがNTTの発展を許すかは……別だけど。
実はNTTは「国なり」なので「人一番、愛国心高い会社」「外資排除」だったんだけど。それが……なくなる。アメリカは喜ぶかもしれない。NTTが親米になるのを待ってるんで(大爆笑)
まあ、マトモな右翼だったら「NTT法廃止反対」「国の通信基盤を握るNTTは電電公社に戻そう」って言うはずなんだが……皆無だよな(爆笑)
松田学も右翼(あの人の右翼は平沼)ほざいているわりには、こういうポイント言わないし言えない。だから「インチキ」「ウソ」って見抜かれちゃう。わかった?
私の深い「絶望」「悲しみ」……いま、ミニ政党や動画で右翼面している人……みんなインチキ。ウソばっか。
深田もえ?だっけ……あのお姉さんも言うかね?
APAの元谷が言うかね?
DHCだった大和心のオッちゃんが言うかね?
いわんだろ?
知識もないんだろうけど……日本のにせ右翼も……その程度だということさ。
OK?本質はこれだよ。わかったかな?面白かった?え?
あなたの首がしまる話でした。5Gも6Gも通信スピードエライ早いんで、あなたのクビがしまるのもエライ早くなると思う。
ちなみに小泉純一郎が中曽根の後に行った「郵政民営化」は、あなたのふところを直接めちゃくちゃに破壊したんだけど……そのひどさは……次回どっかで書くよ。すでにこんなに長いんで。
合掌!チーン。はむはむー
キンクマとヨーロピアンハムスターに敬礼!
(内海君:小市民)