内海新聞のブログ

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コーヒー飲むとすい臓がんが多い理由

これ、意外な見落としだったのだが、読者の消化器内科医からの報告で

「今まで手術出来ない膵がんの患者さんを何十人も見てきましたが、これも原因?の一つではないかと思うのがコーヒーです。

膵がん患者さんは高率にコーヒーが好きです。コーヒーを飲むと大腸がん予防になるという論文もあるようですが、なんとなく気になっていたんですよね。

すると先日、とある消化器内科の先生が、膵臓がんの原因の一つはマイコトキシンだと言われていたんです。マイコトキシン=カビ毒です。

なるほど、コーヒー豆にはカビが多いのですよね
ポリフェノールが多いから大腸がん予防にはなるかもしれないけど、カビ毒が多いと膵臓がんにはなりやすいのかもしれません。
これはあくまで私の推測です。」

 

え?国立がんセンターなどでは「コーヒーを1日4杯以上飲む人は大腸がんリスクが有意に下がる」と疫学調査まで結果が出ている。

「毎日のコーヒーは健康のもと」ところが、医師の現場での実感では逆になる。

 

この「コーヒーのカビ毒」問題は、嫌な結論が出ていて

1.コーヒーを「生豆」時点で「ピッキング」といって、カビたり、不良の豆を1つずつ目視で選別する工程が本来いる。個人的なこだわりのコーヒー店、自家焙煎の店ではやる。

 

2.ところが、メーカー(ドトールやスタバ、カルディなど)や、チェーン店、大衆店の「安いコーヒー」はこの作業をまずしない。そのまま悪い豆も一緒に「焙煎」している。

 

3.焙煎して茶褐色になったら「悪いかどうかわからない」そのままレギュラーコーヒーになり、飲まれている。

 

4.インスタントコーヒー、デカフェ(カフェインレス)は原材料時点で何が使われているかわからない安い豆を使うのでさらにアウト。

 

実際、プロの焙煎士らの「共通認識」は以下である。

焙煎士がカルディやドトールのコーヒーを飲まない理由 - 焙煎士の本音 (hatenablog.com)

でも、個人店でも「わからないだろう」とピッキングもしないで焙煎して客に出しているそうだ。だから、いちいち「ちゃんとピッキングしていますか?」って確認した豆でないとほぼカビていると思っていい。

 

そして、それを毎日、何十年の習慣で飲み続けたら「発がん」する。

 

残念ながら、外食産業、ホテル(高級、大衆関係ない)で出されるコーヒーはダメ。

会社やSAなどの「コーヒーマシン」もダメ。

コンビニコーヒーもダメ。

ファーストフード、ファミレスのコーヒーもダメ。

せっかくの健康にいいコーヒーがカビ毒の温床になり、飲めば飲むほど発がんする。

 

ちなみに、カビ毒は高温でも無毒化できない。ドリップしたら一緒に出て飲むことになる。

 

■若干逃げられる要素

それで、カビ毒が少ない原料の豆は「中南米」の豆だそうだ。なので、なるべく中南米の豆を選択しているものを選べば「気休め」にはなるかもしれない。

だけど、ピッキングしていない以上は……同じである。

 

うちで、常用している豆はUCCスペシャブレンドなんだが、キリマンジャロやブラジルになっていた。でも、「ちゃんと生豆からカビ毒の豆を除外しているか?」問い合わせているが、本日現在、回答がこない。

 

不都合な真実があるのだろうか?

 

ピッキングは大事なプロセスだが

これ読むとわかるけど、プロでも大変な作業

【ハンドピックについて】コーヒー豆通販焙煎専門店カフェテナンゴ (cafetenango.jp)

 

■どうすればいいか?

自分で生豆を買いピッキングを自分でして、自分で焙煎し挽いて飲むのが唯一の安全策だろう。