まさかやるとは思わなかった。でも、バイデン大統領が事前に「やるなよ」というと、やるのでなんか、バイデン大統領も「わざと失言」している印象を受けてしまう。
アメリカ下院議長のペロシ氏が台湾を電撃訪問。C-40という空軍の高官用ジェット機で台湾松山空港に着陸。軍用機である。
C-40は小さなエアフォースワンのようなもので、戦術・指令オフィスとして機能するようになっている。なので、単なる民間旅客機ではない。
それで、台湾に降り立つというのは、中国政府からするとこうなる
「台湾は中国国内におけるテロリスト組織であり国ではない。それに中国政府の了解もなく中国政府の領土たる台湾に米軍機が降り立ち、大統領からの序列ナンバー3のペロシ下院議長が蔡英文台湾テロリスト総統と会談というのは、中華人民共和国に対するテロ行為であり、中国人民解放軍はこれを軍事的に鎮圧する権利も正統性もある」
どうだろうか?IQ800で、愛国日本国民の自分がノーマルに解釈してもこうなる。
ペロシが前の訪問先のマレーシアから飛び立つところで、中国軍はただちに
1.空母打撃群2艦隊を台湾に向かわせた
2.中国本土の旅客便を全便キャンセルし民間機の飛行をストップ
→中国空軍のミサイル攻撃、弾道ミサイル発射のために空を「あけた」。
サイバー攻撃もありえ、自国の航空機の計器異常を起こさないように配慮した。
3.台湾周辺を取り囲むように「軍事演習」を8月1日から7日まですると表明
「8月1日から」なので、中国政府・軍はすでにペロシの訪台を「威嚇・阻止」することで動いていたわけである。
でも、アメリカ側もわかっているので、堂々と「空母打撃群1,同等の破壊力をもつ強襲揚陸艦による打撃群2」の3艦隊(米軍の空母打撃群1は、相手国1を破壊する能力がある)
台湾のために、米軍は3艦隊も展開して「ペロシ下院議長の防衛」「台湾の防衛」を見せつけた。
つまり、現在、中国軍と米軍は「戦闘状態」にあるということである。
ロシア軍がウクライナに侵略する前「軍事演習」をして、それからなだれ込んだ。
同様に、中国政府・軍は、今回を何をするか?私の見立てを書いておく。外れたほうがいいんだ。
■中国軍の今後の挙動見立て
1.ペロシ下院議長と蔡英文総統との会談後、あざけ笑うように台湾への軍事攻撃(ロシア風)をする。
これには根拠があって、中国軍の演習は8月7日まで続くことになっている。
今回、ペロシ下院議長が訪台した理由は「アメリカの台湾支持」であり、その
政治的アピールに冷や水をかけるには、台湾を「焼き鳥状態」にするのが
一番効果的になる。
3.台湾の空港や、台北市、軍施設などに中国軍が弾道ミサイルを撃ち込む可能性
それで、3.についてだが「米軍が反撃して防衛してくれる」と思っているようだが、アメリカが台湾のイージスになるかは実は怪しい。
もちろん、今回のペロシ下院議長の訪台は「台湾をアメリカは守る」という意志表明ではあるのだが、実際に攻撃されてしまうと「アメリカ全軍で反撃すべき」かは、当のアメリカ側も困惑する羽目になる。ロシアのウクライナ侵略と同じ話になる。
結果として「台湾軍への軍事支援」で「まずは、がんばって」であり、これは台湾からすると「地獄の結果」になる。
当たり前だが、中国軍は今回、ロシアと同じく「遠距離からの弾道ミサイル攻撃」で台湾を焼き払う。それも、中国は「自国の威信」を見せつけるために「飽和攻撃」で数百発の弾道ミサイルを一度に台湾に撃ち込み、台湾を「丸焼き」にする可能性が高い。
だれも……そこまでしないだろう……と思い込んでいる。あまいな。
私が習近平の立場なら、そうする。
私のプーチンシミュレーターはウクライナ戦争の見立てで当たり続けている。
同様に習近平シミュレーターも起動してみると、そういう解になる。
私が神社で受けた神託では「今回、米中戦争ではアメリカ海軍は初めて、原子力空母を撃沈される」というビジョンが出ている。「まさか」が起きる。
今、米海軍は「想定内の十分ベスト」な体制で3艦隊を派遣しているが、それでも米海軍の想定を超える「敗退」が起きる可能性を指摘しておきたい。
バイデンさん、頼むよ。アメリカが負けたら日本も終わる。
アメリカ軍に勝ってもらわないと。
台湾が落ちたら、TSMCの熊本の工場が突然「中国領土」に変貌する。恐ろしいことが起きる。日本国内の32万人の中国人移民が、突然「人民解放軍工作員」として日本国内での政治でもやテロ行為に入る。
国会議員の平和ボケブタ諸君。一夜で日本が中国に奪われるという……話を理解していないようだ。