びっくりしちゃうんだけど、この動画をみて気づかないだろうか?
1.なぜかみなさん、高学歴でちゃんとした会社で正社員していた。イケメンな好青年も多い。インテリが多い気がする。
2.一人で田舎で「安く土地と建物をDIY」で小屋を建ててしまう。頭がいい。100万円もかけていない。
3.大工や建築家でなく、ただのサラリーマンだったがYouTubeやブログから学んで小屋や設備を作ってしまう。
4.自給自足の田舎暮らしを楽しんでいる。
5.部屋は小さく2畳程度。でも快適に暮らしている。
6.ITスキルは比較的高いので田舎でノマドワークしたりYouTuberしてそこそこ暮らせている。
7.形態的にはもはや生計も安定性もゼロなのに、美人の女性が向こうから現れ結婚してしまう。
■どう考えるか?
この動画では「働きたくない」と言っている人もいます。
あきらかに世間的には「何いってんだ」「怠惰」と評価・レッテル貼れちゃうんですけども、私が多数の方の相談を通して感じているのは「今の社会って、人間的にまともというか、正直で素直な人、誠実な人ほど傷ついてかわいそうなことになる」人が多いです。
つまり「ずるくて、物欲にまみれ、人をけたおして生きている」ような人のほうが現代社会では成功しやすく、実際社会の上部でもそういう人が企業経営者や政治家として成功したり、権力を持っていると思います。悪い人ほどのさばりやすいです。
「正直者はバカをみる」まさにそういう社会になっています。
それがゆえ、まじめに勉強したり仕事している人が、本当にむくわれない。
なので、こうした人たちがせっかく、大学でそれなりの勉強をして社会で一流企業に入っても「ポンコツ」になってしまうのです。
さらに、悪いことに「会社というのは無能な人ほど生き残りやすい」という法則があって、優秀な人とかイノベーションをするような人、カッチリ仕事をする人ほど受難に遭いやすいがゆえ辞めてしまうわけです。
で、都会でそういうボロボロになった人の「治療」として私がお勧めしているのは「自然豊かな田舎で一人で自分をおいてリセットする」ということです。
あくせくして、精神病院やセミナーや宗教にすがるより、宮古島の前浜ビーチに一度行って、寝転んでみなさい。
座って砂浜と海を眺めている「何もしない自分」になってみるといいですよ……と、アドバイスしています。
それって非生産的な行為なんですけど、自分の心や頭をリセットするというのは、とても大事なことなのです。
日常生活でリセットするいい方法として「文化や芸術や趣味をもちなさい」とアドバイスしています。
というのは、人間というのは「ものづくり」を自分ですると、心が豊かになって気持ちも穏やかになるんです。同時に知能も上がり、活性化されます。
特に、芸術は神様と一番近いポジションにいるので、芸術活動をすることはその人の人生を豊かにします。
自然は神様そのものですので、自然に触れ、自然とともに暮らす生活は神様のそばにいることになります。
ロハス生活をして動物を飼い、野菜や植物を育てる毎日を過ごすと心が穏やかになり幸せになるのはそのためです。
だから、精神病んだ都会人が田舎暮らし、小屋暮らしをするのは、ある面正しいということになります。
動画を見ていて気付くのは、小屋暮らしをしている3人の男性の顔や表情が豊かだということですね。元気になってるし、むしろ、幸せそうです。
収入は月4万円とか、ZOZOの前澤君みたいな世界とは逆ですけど。でも、お金持ちではないけど、その分幸せになっている。
前澤君なんかはあれだけの資産を持っても、トレードオフで不幸になっていますよね。
だから、私はお金持ちになるよりは、心持ちになるほうが人間の生き方としてはいいんじゃないかと思っています。
なので、彼らは社会的には「ニート」「引きこもり」「人生落伍者」とかいくらでも悪口は言えると思うのですが、そういう世間の偏見とは逆に幸せなんです。
だから、私的には、若い人がこうやって田舎で本来の人間らしい生き方をしてもいいかなと思います。
老人は、銀座の都会で便利で公共交通機関に乗れる生き方がいいと思うし。
若者は、田舎で広い土地と家で、子育てと自分の楽しみを謳歌できるほうがいいと思います。
政府も、そういうライフスタイルの推進をしてほしいです。
もちろん、経済界は反対するかも。だって、自給自足の人たちって「経済外」にいますから。金融やバブルと無縁ですから。
ちなみに2018年の3人の若者がその後どうなったか?3年後の状況が取材されています。驚く展開になっています。こちらもご覧ください。