日本人ってとことん「アホスター」ばかりだね。すごい大事なことなのに
経団連や同友会が「やる」って言ったんだろ?日立の中西が「そうする」って言ったんだろ……そうしたら、日本全国の程度の低い中小企業は「そうなる」「上場企業に見習え」なので。
これって、どういうことなのか?簡単に言っておくわ。これは「IT業界のやり方」を「全業種に」するということ。
すごく簡単に言うと「日本の伝統的な終身雇用はない」「営業やってダメなら総務に配置転換……みたいな温情すらなくなる」
ということ。
その俺が生きてきたIT業界。それがどういう業界か?いえばわかる
1.ふつうの履歴書も大事だが、それより「技術経歴書」のほうが大事
2.「自分が、いつ、どの機械の、どのソフトを使った」……という細かい「型番」まで「どのレベルやれる」を詳細に説明する「技術経歴書」が選考に必須
3.雇う方は「自分のジョブ・プロジェクトに必要な人」しか「とらない」。「自分たちの欲しい仕事内容が確実にできる」人しか「とらない」
4.自分がその会社において「何が具体的にできて、どういう成果を出せるか」「アピール」「科学的な資料も出して説明」できなければ……ほとんど選考から落ちる。
5.「会社入ってから勉強します」は「通らない」「すでにできている」ことが採用条件の第一になる。
6.雇用は「会社が欲しい業務だけ」なので「会社でその業務の意義、必要性が消滅したら」「バイバイ」となる。「次の会社」を自分で探すか、転職エージェントに常時声掛けして探すしかない。
7.終身雇用は……ない。使い捨て、ロボット、部品感覚。
8.残業代は出すけど「超ブラック」になる。ワーキングデス、メンタル逝かれる……当たり前。白兵戦の戦場と一緒。
9.日本では「みなし残業制度」がすでに導入済みなので36協定とか無意味。超こき使われる。しかも「成果がでなければ」クビになる。
……どう?恐ろしい雇用形態なのだ。
それに、日本をする……と、経団連の中西が言ったんだろ?すごいね。
みなさん、全員IT業界にする。
うちの業界の場合「データベースはオラクルのバージョンいくつ?と聞かれ」「言語はPHPですか?」など「細かく言われて」「いやあ、今のバージョンはやっていない」「PHPはやってない」というと「じゃあ、ダメですね」で終わる。
「え?そんなバージョン出たばかりですよ」「PHPはしていないが、勉強すればいい」と言ってもダメ
「われわれは、いま、そのバージョンをやって、できる人間がほしい」
……こうなる。
大部分の日本人の労働者は「専門性」があるようでない。自分でそこまでスペックを積み上げて「きちんとした業務経歴書」が出せる人間……いないんじゃないかな。
ジョブ型雇用って……恐ろしい世界だよね。「ソニーいました」……では通らない。
「あのう、ソニーのどこで何をしていましたか?」
「あ、そうですか。我々は、次世代半導体のニューロコンピューターの設計をしたいので、無理ですね」
「え?電気回路の設計はできますよ」
「でも、AIのコンピューター回路は従来と違いますよ。」
……こういうやりとりで「選考から除外」になる。
「自分の能力や機能」が「あいまい」な人は……採用されないし、面接しても撃沈されていく。
自分の能力や仕事について「時系列で、いつ、何をしてきたか」書き出して「その受ける会社の求めるスペックを満たしているか」をあらかじめ知ってから応募しないと……悲惨だと思う。
今までみたいに、ただ、新卒で入って「会社がどこかに配属してくれて」「何かしてくれる」という程度の頭の人は……「いらない」ということ。
その「技術面接」を無事くぐり抜けて、入社できても「効果測定」で「あれ?スペック満たさないね」となれば「容易に解雇される」
必死に会社の要求にこたえてやっても「えーと、その業務自体がいらなくなったので、うちの会社の他の部署やジョブに必要な枠もないので、もういりません。バイバイ」
と言われる。
「せめてもの情けに転職あっせんの会社は紹介できますが」
「契約は●●日で終わります。あとは総務で手続きください。文句があるなら弁護士に行って訴訟でもどうぞ」
といきなり会議室に呼び出されて言われる。
すさまじい、人間部品社会……それが「ジョブ型雇用」だ。
人口ピラミッドの一体、何パーセントの人材がこの体制で「生き残って継続して仕事ができる」だろうか?
なぜ、連合にせよ……労働組合は猛反対しないのだろうか?会社側は合法的に採用と解雇ができちゃうので、組合の断交による抵抗も破壊する制度だ。
連合が応援するのは、玉木の国民民主と、立憲の枝野だろ?あいつら?その辺わかっていないようだし、国会で反対の議論すらなかったね。
わかった?アホスターのみなさん。あなたたちのほとんどが「ブタ以下」になるのだよ。