学費年間500万円が売りの西麻布のインターナショナルスクールが賃料未払いで、差し押さえくらって突然閉鎖。裁判大好きなアメリカンタイプの経営者のインタビュー聞いていて「またかー」って思いました。
読者からも「子供をインターナショナルスクールに入れたらいいか?」という問いもあった。
うーん。私学、こうした「スクールビジネス」の本質で思うところ、内海新聞は読者に子供がいる親も多いので書いておきます。
■私学・スクールビジネス
私が感じているのは「スクールビジネス」をやる人は「根っからの教育畑の人」でなくて「ビジネスマン」が多いということです。
なので結論から言うと「スクールビジネス」であっても「スクール」ではない。
自分でも痛快というか、いいね!って感じのフレーズになったのだが。
そして、私学といわれる学校法人もまた「ビジネス」でしかなく「学校」ではない。
私の結論から言うと「スクールビジネス」というのは「無知な親、子供を食い物にして稼ぐ」「雇う先生すら食い物にする」「ビジネス」でしかない。
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世間のスクールビジネスって
「親」「子供」「先生」全員犠牲者になる。
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……本質はこれです。
なので、それに「のっかる」のか「カモられる」かぐらいしかないと思います。
えげつないことを言ったけど、人生の本質です。
●●教室、習い事、フリースクール、私立の小中高・大学、専門学校、インターナショナルスクールだろうが……一緒だということです。
■あなたの思い込み、理想と学校経営は「逆」なんです。
キーワード並べますね。あなたがここから「連想」できる「騒動」「事件」を思い出してください。
森友学園籠池夫妻、加計学園獣医学部、東京女子医大医師・看護師大量退職、日大、N高校、安藤美姫スケートスクール……
■私だって、以前「先生」になろうと思ったことがあったが……
東京でエンジニア以外の仕事をしてみようと思って、専門学校の「ワープロ教師」を受けました。
当時の私は16歳からワープロを始め20歳の時にはプログラミングだけでなく富士通のオアシスというワープロ専用機のオペレーターとして10分間で900字以上の入力ができる資格も持っていました。仕事として多数のシンクタンクや官公庁の資料をつくりました。
その後シンクタンクの専属のオペレーターになって19歳の時点で時給1600~1700円、もっと稼ぎたかったので出来高にしてもらい月収30万円ぐらい稼ぎました。
その実績があるのでワープロはプロなので受けたのです。筆記試験と面接したのですが月給は18万円ぐらいだったかな。
その専門学校は「官公庁にも就職実績多数」とかえばってるんですが、でもしょせん専門学校ですので……「それがどうした」と思ったのですが。
なんか鼻高かったです。私が落ちた理由は「学歴が足りない」と……はあ?その?高校や大学でもない実技の学校で……「高学歴必要なのかな?」
どうもその専門学校は「教師のブランドが必要」らしくて「一流校出た」「ちゃんと大学出た人」が先生にする基準だったようです。
でも……給料も高いわけでもないし。
「変なの?」って私は思いました。
■個別指導塾の講師がまたひどかった
栃木県に移住した時、東京でベンチャーファンドの仕事やめて突然「田舎で暮らそうぜ」ぐらいのノリで来たので……「仕事全くない」ことに直面しました。
東京で培った「インテリの仕事」……まるでないです。
自分的には「システムエンジニアとプログラミング10年以上の経験、世間的に有名な会社の総務・経営企画部でビジネスプロセスや業務プロセスの分析と改善……」というスキルがあったので生かせたらいいよな……と思ったけど
田舎には、そういうノウハウ、東京のビジネスレベルが使える会社も店もないし、現地人のレベルも「それ以前」でした。
完全に「オーバースペック」でした。
地元のしょぼい求人のチラシ見て「個別進学指導塾」のチェーン店?が「講師募集」ということなので応募しました。「小学生の内容がわかる方で熱意があればだいじょうぶ」……「?」と思いながら。
面接で
「自分、人に教えて人が伸びるの見るの好きなのですが、教職は持っていませんけどだいじょうぶですか?」
経営者するマネージャーは
「はい、できますよ。小中学生の補習ですから。」
面接したら塾を経営するマネージャーが給与の説明を始めました。
「生徒の指導時は時給900円ですが、その前後で教材などをつくったりする事務作業の時は教師と違う仕事なので時給700円になります」
……?それって「コンプラ違反」じゃないですか?だって教師として採用するなら、教師以外の仕事させたり、その仕事で給料を変えるのも……おかしい……私が間違ってるのかな?
で、私言ったんですけどね
「それ、おかしくないですか?時給途中で変えるのって?」
そうしたら
「あー、だったら、いいですよ。こなくて。」
……「何これ?」
東京時代、私はエンジニアで時給1900円とかでやっていたので「なんで、お前らにそんな変な体制で安く雇われる必要あるの?」って思ったので、やるのやめました。
でもそこに通う小中学生……「目の前の先生がすごい人だと思って」「信じて」「高い授業料払って」「通う」んですよね?
ばっかみたい。うちの父が
「塾とか、予備校行ったり、家庭教師付けるやつなんて頭が悪いんだ。勉強ができないやつがすることだ。」
って常日頃、言ってました。という父は県立高校から東京の早稲田に入って授業料に苦労し御三家受験の子供の家庭教師をして生計を立てていたそうです。でも父自体はそういう高校以外でお金払って受験して早稲田受かったわけではないです。県立高校で勉強しただけでストレートに入っていました。
なので、私も小さいころから「公文」とか「塾」は一切行かず「剣道」やら「ピアノや習字」みたいなおけいこごとに通っている感じでした。
学研の「学習・科学」とか「マイコーチ」の教材を家で自分でやる程度でした。それもあんま……身につかなかった(笑)ほとんどは小学校の授業の時におぼえて……終わりです。
がちの予備校受験勉強は中学2年後半で「成績落ちたんでようやく」した程度です。
「塾の仕事ってきれいで、いい仕事なのかな?と思ったのに、なんか変だよな?」ってその時思いました。
■学校を経営する人たちの「実像」
知人が予備校の理事長でした。その家庭の問題。息子が万引き常習者で困ると。
「え?」「親が予備校の経営までやっててどうして?」
「予備校のビジネスって、夜の仕事なんですよ。だって、生徒たちは高校とか終わって夕方からくるでしょ?終わるのは21時、22時。それからあの業界は予備校の幹部同士が会合とか飲み会とかそれからやるんで終わるのは未明や朝方……自分の子供の面倒なんか見てられないんですよ。」
お金はあるのにね。生徒と親の授業料で……でも……
以前書いたと思うけど宝石の仕事でヘビーユーザーに学園理事長がいて、それが「すんげーブ●」「ネバーエンディングストーリーの怪物」みたいなんだけど「行くと毎度すんげー数の宝石買ってくれて」「しかも脇には愛人のイケメンの男の子をペットで飼っていて、●●ちゃーんって呼んでて」
美とか以前に「ゲロ」の世界なんだけど、あれも学園ビジネス……教育者とは全然違う人が学校を経営している。
うちの知り合いも動画でテーマにしている「ハイレベル大学工学部」の講師がいたが、息子は全身刺青いれちゃって……どうなってんの?
あー、以前六大学で教鞭とっている先生の家も訪問して「ちょっとうちの娘みてもらえない?」って言われたのですが、……パッとしない。うつろに机に向かってマンガ描いてるのか……
「学校の先生の家は、子供がおかしくなる」
……これ「たまに」じゃなくて「ほとんど」なんですよ。
実は、うちの相談者「中学や高校の先生」の「教師たる親」「教師の子供」からの相談が多い。
ほとんどの場合、子供は高学歴で教師になった親と雲泥の道を行っていて「沈没」「廃人」状態になっているし、親も先生なのに「同僚にいじめられた」「先生やめたい」と……「逝っちゃった」感じなので。
「全員崩壊」「ゾンビが子供たちを指導して」「子供たちもいじめや学級崩壊でゾンビ化」している……それが日本の教育の現場です。
あと、公文とか習い事の先生の方の相談も多いけど共通するのが「腹黒い金のトラブル」「銭ゲバの話」なんです。
終わったから言えるけど、知人が上智出て80年代全盛だったソニーの英会話教室(当時ソニーは教育事業もしていた)の英語教師をしていた。そうしたらソニーの経営方針が変わって英会話教室をやめることになり講師を全員解雇した。
しかたないので、聖心卒の先生、アメリカ人の講師と英会話教室を始めた。ところがアメリカ人講師が教室の運営費用をネコババしようとした。日本人側の先生たちが激怒して裁判抗争に陥った。
その間、日本人教師側で別途スクールつくってやったけど「アメリカ人ふざけるな」って怒っていた女性の講師はがんで死んでしまった。
先年、残りの講師も病気で亡くなった。
結局、子供や生徒の話、教育の話より「カネ」でもめてばかりになっていた。
■裁判好きだよね……みんな
あと、こういう人たち「裁判したがる」んだよね。
でも、私は勧めません。裁判
裁判なんてしないほうがいいよ。するもんじゃない。
して、得することもないし。
お互い、精神、生活ボロボロになるだけで。
弁護士は焼け太りするけど。
あー、息子にも、大事な読者にも言っておくよ
「裁判はしないことだ(訴える方も訴えられる方も)」
「裁判しないで、その事は【あきらめて】【記憶からも消して】【すぐ次の人生に向かった方が】本質的にはいい」
もちろん、納得がいかないからやるんだろうけどね。
長い訴訟のトンネルの道を抜けたら、私の言っていること「気づく」だろうけど
遅いけどね。浦島太郎になっていて。
自分の顔……鏡に映してごらん。
冒頭の西麻布の話も……こどもたち、授業消滅して……そっちの毎日のほうが心配だよね。100名ぐらい?いたの?
100名のこどもたちの大事な幼児期の時間、そちらが大人たちのくだらない金の話でもみくちゃにされるほうが私は心が痛む。
だったら、その辺の普通の保育園や幼稚園に通っていた方が……よかったのでは?
その……言いたくないけど、年間500万円あったら
自分で、保育士や幼稚園の先生個人教師で雇って
通って家でプライベートスクールで面倒見てもらっても……いいかもね。
あ?新たなスクールビジネス……見つけたかな?
一連の世間の騒動・事件観ていても
「どこにも教育がないじゃん」「大人の見た目、スタイリッシュで、ブランド品の制服着せた人形にこどもをしていただけじゃん?」
「教育」ってそれなの?
って思うんだけどね。
そもそも私立って……制服好きだよね。
私が都立武蔵も国立東京高専を選んだのも「制服がない」「校則無くて自由」だから行ったんだけど……だって成績上位の学校って「制服いらない」がフツーというか。
そっちが……良いと思うけど。
だって制服や校則って
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「頭が悪いから、自分で考えて律したり制御できない」
「だから、先生や校則で強制して命令しないということきかない」んでしょ?
それって……どうぶつ、動物以下じゃん?
そういう自分であることが「おかしい」って気づかないの?
気づかないから……バカなのかな。
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これ、人生の本質だよね。
洗濯の手間では制服のほうが楽だけど。そのぐらいでしょ。
なので親が習い事や教室を経営している場合、結婚相手にするときには「スクールビジネスやる親には気をつけなさい」と子供にはいう。世間ではそういうの「教育者」「いい人」と思われているけど「イメージ」「表だけ」なんで。裏は……汚れているというか、おぞましい。
ですんで、わかったでしょ?教育ビジネス、スクールビジネスって「表向きは聖職者というか、高潔なこと言っているけど……やっている人たちロクでもない」「へたすると人間的には逆」というのが……私が経験してきた「感想」「教訓」でした。
なので、私も武田学校を本格的なビジネスにはあんましたくないというか……そりゃ、学校法人だとか、専門学校だとか、習い事スクールにしてもいいんだろうけど
儲かるのかもしれない。でも私の人生の道は
「神様の声やメッセージを多くの人に伝える神託を伝える」
「人類の戦争と公害をなくす」
ことがメインなので……正直どうでもいいかなと。
人間世界の「ダーク」「どぶ沼」をやったほうが……儲かるし、お金持ちになるのもわかってるけど……自分の人生の本筋じゃないよ。と思うので
しない。だから私はビンボー。明日は生活保護の身。
N高校がビジネスとして流行ってるのを見ると「バカがバカ同士で食い合って、学園ごっこして、ドツボにはまって」あーあ……と思います。
角川歴彦もな……結果的にポカしたよね。
とにかくスクールビジネスや学校経営には「学問」も「教育」もないんです。
あるのは「ビジネス」だけです。
■じゃあどこに本当の教育があるの?
それは武田学校。内海新聞だけど。
でも……こうして世間でメジャーにもならないし、見ている人も限られる。
動画も新聞も無料だけど……見ないんだよね。
私は19歳から「旧帝大の教授、学部長クラス」みたいな人と常時つきあってきたし
その人たちの「エッセンス」「教訓」もいっぱいもらって育った。
そのハイレベルな人たちの「知見」が末端の世間の大多数の人に「つながらない」んです。
そのことだけが……とても残念です。
(内海君:小市民)