内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

2215:ミッション昭恵

 昨日、トランプの記事書いたあと「あ、しまった書き忘れた」と思った部分がありました。それは安倍昭恵がなんでこのタイミングでトランプ大統領の食事会に招かれたかです。

マスコミは「トランプが石破より安倍首相夫人を優先した」「ダメだ石破」という論調でした。

でも、私は「ある事実」を知っていたので逆の見方でした。

「元首相夫人」を「使う」「意図」がどっかにあるよね?そっちを考えないと。

なので、単純にトランプが安倍首相の親密さで呼んだという話ではないかもな……と。

■実は
 加計問題の前のころ、読者からこういう情報が私の手元にありました。
「石破さん、統一教会の集会に来てますよ。」
「え、そうなの。彼プロテスタントのクリスチャンだし、統一教会とそもそも宗教的に合わないのになぜだろうね?点数とりか?」
「あとですね、石破さん、安倍昭恵とも会ってますよ。」
「へえ安倍首相とは仲悪いのに。ふーん、そうなんだ。変なところで仲がいいんだね。」

なぜ、昭恵と石破は仲がいいのだろうか?
……どうですか?「ピピ」って気づいたら、あなたはエライ。

安倍昭恵は実家が「森永製菓」であり、森永の創業者は「米国のプロテスタントの信者」です。モロ。

ということで、あの辺は立教大とかプロテスタントのクリスチャン関係。だから加計問題のときも「立教人脈でのコネ」がモロ出ていた。
森永製菓の創業者の松崎半三郎=立教の理事長
松崎昭雄=立教大学校友会会長
昭恵夫人は松崎昭雄の長女です。

ははは。そう、実は安倍夫婦の場合、晋三なんかより妻の昭恵の方が「ぜんぜん家の格も」「力も上」なんだ。

安倍家が政治活動をする「パトロン」として森永の財力頼っていたという構図なのだ。

世間ではてっきり「安倍家が金持ち」だと思い込むけど、おいおい、ビッグブラザーゴッドファーザーは地獄のエンジェル「森永」だっちゅーの。

その辺も読めないで、安倍晋三の話をしているマスコミは「節穴」「アホ」ということだね。田崎も玉川も「たいしたことないね」「なんも本当の話知らないよね」でおわり。

ということで、昭恵夫人自体も聖心の専門学校行って中退してるんで……
昭恵さんの母親が森永家で聖心女子出身。

聖心女子ということは美智子さまと同じ出身。

ちなみに、私のおばの内海和子は戦前できたばかりの聖心女子で最初の先生していた。うちのおばは聖心女子創設の功労者で、日本のカトリックプロテスタントの教会で歌っている「讃美歌」を英語から日本語に訳して広める仕事をしていた。

実は美智子さんの大先輩なんだよ。

「世の中狭いねー」毎度。

OK?君は、また世の中の真実を知ったね。

これってクリスチャン人脈なんだね。安倍の場合はダンナの晋三は浄土宗なんだけど、奥さん側はバリバリのクリスチャン。しかもアメリカ系なんで。

つまり、今回、昭恵夫人を送ったのは石破さんだったということです。裏技使ったんだな。

こうやって、世の中の動きって「宗教とか」「人脈」すごく……きいています。

なので、世間のマスコミ記者、三流ジャーナリストたちはそういう部分はまるで見えない、見ないので……外した読みや記事になる。とくにNHKだろうが朝日だろうが大手マスコミは「左翼」「クリスチャン」多いんで、ますます「宗教の関係」は「排除」して思考してしまう。

ですんで、あなたと違って、私の頭の中では「人事ファイル」が多数入っていて「あいつはどこ」とかだいたいマーキングしてあります。

「あいつは左翼の●●系だよな」「あいつは右翼の●●系だよな」「あいつは●●教の信者だよな」……こういうレベルまで私の場合は掘り下げて調べるのがフツーかな。そこまでしないと人間は読めない。

その……あなた、トランプは「アメリカ長老派のプロテスタント」。バイデンは「カトリックのクリスチャン」というぐらいは知ってますよね?

で、アメリカってクリスチャンだけどプロテスタントが主の国なんで、同じクリスチャンでもカトリックは身が狭いことになることも……。

その代わりカトリックだとイタリア・ローマの「バチカン」とは懇意になるよな……。そういうからみや「経路」まで君は読んでるか?

え?知らないでトランプやバイデンを見ていた?ダメだね。

それによって「キャラがどういう挙動」「思考」「動き」するか読めるようになるので。

さて、いわゆる「元大統領」「元首相」は仕事やめても「特別待遇のレベル高い外交官」として機能します。

以前、アメリカの人気ドラマ「24」を観てても、元大統領を現大統領が頼んで「どうにも動かない相手国の人間の説得役」に使うシーンがよくあります。

これどうしてかというと、相手国の偉い人を説得したり、難しいお願い事をするときは下っ端の大使や外務省の役人では無理ですけど、元大統領や元首相ぐらいになると「会うか」「話は聞くよ」にはなるので。そのパワーはけっこうあるんですよね。

今回、トランプは最初の時点では石破との会談を「すぐしない」「ずいぶん後回し」するスタンスで「明らかにバカにしていた」状態でした。

これって構図として危機感をもった石破さんが苦肉の策として「知人の昭恵さん」を「密使」として送り込んだことになりますね。または誰か智者が助言したのかもしれないけど。

つまりマスコミの無知な「石破さん昭恵さんに先越されましたね」報道は……石破官邸や政府・外務省からしたら「あいつらバカが毎度ほざいとるわ」「それ言ってれば……バカだね」「もっと本当に大事な話あるのにね」というレベルで「バカにされて」いたわけ。

今朝のニュースで「トランプ次期大統領が石破首相との会談を予定」と報じられました。なるほどね。昭恵さん帰った直後だもんね。
★トランプ氏、石破首相との会談に前向き 「日本は非常に重要」
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6523010
日本大使館や外務省には塩対応しても、かつてかわいがっていた安倍晋三の奥さんなら「会おうか」になるわけで。

お互い私人同士なので、ホワイトハウス外でやったほうが逆にやりやすい。だからトランプの私邸にしたわけです。

うまいことしましたね。そういう点で昭恵夫人も役に立ったと……。
(内海君:小市民)