内海新聞のブログ

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安倍と麻生の戦争。マスコミが河野太郎持ち上げるわけ

いやあ、マスコミがやけに河野太郎ばかり出す。

河野太郎麻生太郎に応援してくれと。

でも、麻生太郎はイマイチ乗り気じゃない。

でも、バイデン政権やアメリカ民主党系は河野太郎が「ジョージタウン大」「英語堪能」でおしている。

わかりやすい。

トランプ政権なら河野太郎はおすわけないだろ。父の河野洋平が今年、中国共産党100周年に祝辞を送っている。トランプ支持層からしたら河野太郎は「チャイナ工作員」にしか見えない。

 

つまり、バイデン・民主党政権河野太郎を首相にすると「いいんじゃないか?」って思っている。でも、河野太郎は親中なので、バイデン側としては「ブーメラン」になりそうだけど。アメリカもそろそろ中国と手打ちするのかな?それは、トランプらが許さない。国防総省も嫌だと思っているはずだ。

 

で、対する高市早苗安倍晋三が自ら推薦した。安倍の一声で高市がメインになる。

高市は稲田と似ていて、安倍に「女使って」近寄った印象がある。

なんか安倍って昭恵もだけど、稲田にせよ、高市にせよ、趣味が悪いと思う。

あの辺の女が好みみたいだ。●●専なのか?。

ま、いいけどさ。ただ、大画面テレビであの3人のアップはやめてほしい。画面が腐る。公害だ。テレビ局へのお願いはモザイク加工かエンボスしてほしい。

 

宮古島のマリンブルーの海を映している方が、人間の生き方としていい。

 

それで、読者は気づいただろうか?結局今回の総裁選も「安倍と麻生の戦い」なことを。

 

これ、前からあるんだよ。いつもなんだ。

たとえば、福岡だっけな、鳩山二郎って鳩山邦夫の息子が国政に出ると。こちらは安倍側がおした。勝てば安倍派が増える。

でも、福岡界隈は麻生の領地だ。麻生の子分を増やしたい。麻生の腹心の部下で福岡では絶大な力をもつ県議が蔵内勇夫だった。その蔵内の息子を出そうとした。だが、安倍たちが妨害してやめさせた。

 

この蔵内勇夫は獣医師であり、日本獣医師会会長でもあった。自分の息子の顔をつぶされた蔵内の激怒はすごかった。それで安倍の案件だった「加計学園」を妨害した。わかりやすいでしょ?

加計問題というのは、野党の追及ネタだけど、構図としては「自民党の内部抗争」の話でもあるんだ。

OK?俺は、その両勢力とつきあうはめになったのでよくわかった。

 

自民党の議員になるのは、野党の議員より難しい。なぜなら「俺もやりたい」がゴマンといる。自民の中だけで激しい競争になる。

さらに、家に財力がないとダメ。サラリーマン的にはできない。野党は党で面倒見る面があるが、自民は「ブランド貸すからお前が運動資金出せ」になる。

だから、地元の権力者や土建屋の息子がやるしかなくなってくる。

そういうことなんだ。

 

結果として、鳩山二郎が出た。これで安倍は麻生に勝てた。麻生は勢力を減らした。

次に、四国でも安倍と麻生が大ゲンカした。

ここでは、もともと麻生派白石徹という議員がいたが、白石は新居浜の白石工務店の経営者。福島の除染土の案件で儲かったのはいいが、放射能を浴びて悪性リンパ腫で死んだ。そうしたら、息子を出して再度、麻生の地盤を守ろうとした。

ところが、息子の女関係がだらしなさすぎて、当の地元商工会議所まで支援ムリムリになった。麻生はなんとか息子に議員させようとしたが、まるで失敗。

ボロ負けして、同じ苗字の白石洋一民進党で当選……という煮え湯を飲んだ。ちなみにこの選挙区はもともと安倍に近い、井原巧参議院から衆議院に鞍替えしたかったのだが、麻生派が頑としてブロックしていた。

 

結果として、麻生はここでも勢力を減らした。

 

そして、今回、総裁選ね。安倍が高市早苗を自ら売り出して、河野太郎を麻生がおすなら、結果として「安倍と麻生」のバトルになる。

それで、安倍は神道系右翼保守をバックにしている。高市もその流れを利用している。

いっぽうで、麻生は右翼といってもカトリック。つまり大多数の日本国民の神道や仏教とはそもそも出自も根本も違う。でも、麻生は皇室と縁組している。なので皇室を握っている。

安倍は、それはない。

河野太郎日蓮宗かクリスチャンなのだが、どうみても親中である。となると、河野太郎が真からクリスチャンなら、クリスチャン同盟としておす価値はあるが、日蓮宗なら逆に困る。

河野太郎は「中国との癒着」を推進してしまう。日中友好を邪魔する尖閣諸島なんかいらないと……恐ろしいことを抜かしているそうだから。話にならん。

 

つまり、河野をやたら麻生が推薦すると、麻生まで「火の粉」かぶるのだ。

だから、麻生が河野太郎を手放しでおせない……というわけ。

しかも、麻生は財務大臣でやっているので、日本経済が破綻することを知り尽くしている。河野太郎は経済はできない人間だ。

経済ができるのは岸田だろ。でも、岸田はアメリカ民主党国防総省は「親中」とみなして、喜んでいない。

多分なんだけど、河野太郎は岸田より頭が悪いのが、アメリカ側には「利用」「コントロールしやすい」ことがあると思う。

それと、トランプ側でないということかな。

 

さて、こういう読みから、どういう結末が導かれるか?

1.安倍がおす高市早苗が首相になったら……米中戦争になる。

2.麻生がおす河野太郎が首相になったら……中国への態度が軟化して、つけこまれて結果として尖閣諸島は奪われ、沖縄の米軍基地闘争がパワーアップして在日米軍の排除。その後フィリピンみたいに沖縄だけでなく、九州まで中国に「割譲」される。

 

あと、みなさんの興味は「経済政策」だろ?残念だけど、二人とも経済コントロールはできない。思い付きややみくもなプランを出すしかなく、根本から日本の財政を変えることはしない。できないと思う。

結果として、霞が関の出すネタをもとにしゃべるだけ。

 

菅と言うのは、もともと安倍晋三の代わりに「すべての実務」を裏でしてくれていた「便利で有能な番頭」だった。仕事はできるんだけど「いわれた仕事しか」できないんだよ。それに対してはすごいんだけど「創造性がない」

 

安倍が海外では、それなりに評価があるのは「口八丁」だったからなんだ。

外交っていうのは、ウソつきのタヌキとキツネのばかしあいなんで。

安倍はいいことだけは言えるから……あとは、菅におしつけて処理させていた。

非常に無責任で、どうしようもないやつだったんだけど。あれでも回って見えていた。

もちろん、ウソばっかりなんで、破綻するよね。

そうしたら「お腹痛い」って、仮病使うでしょ?わかりやすいんだ。

 

で、安倍が散々、散らかして荒らして行った日本を、引き継ぐ首相に待っているのは「不都合な真実のオンパレード」でしかない。

だから、誰がやっても「死ぬ」

なので、麻生はそれも知っているので、無知で名誉だけにこだわる河野太郎に「お前だいじょうぶか?長くできないぞ」とくぎをさした。

でも、河野太郎はあのとおり「首相やりたいという名誉欲」だけなので、食いついたね。麻生は「バカ」って思ってるよ内心。

そして「俺も、運がないわな」と嘆いていると思う。

まあ、河野太郎がしゃしゃり出て首相やってもコケるのは目に見えているので、麻生が「ピンチヒッター」でやるかもしれないよ。

でも、また1年で終わるだろうな。「おれ、また1年選手かよ」

そういう感じかな。

 

どうよ?私の見立て。おもろかった?当たらないことを祈るよ。

日本が壊滅していることになるので(泣)