内海新聞のブログ

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静岡県の難波副知事に提言しました

静岡県庁 御中
難波副知事 様
 
このたびは、被災のお見舞いを申し上げます。
 
当方、愛媛県に住んでおりますが、衝撃的な土石流のマスコミ報道を拝見して7月3日以後、毎日、遠隔で写真や動画、公然情報などを総合して、土石流のメカニズムや、今後の対策について自分なりに考えて検討しています。
 
今回、静岡県熱海市で至急しておかないといけない事があって、それは土石流の成分に「セシウムなどの放射性元素の核種」「ダイオキシン」「アスベスト」「六価クロム」などの有害成分があるのか?ある場合どれぐらい含まれているか?を分析しておくことです。
 
土石流発生地点の麦島善光氏所有の土地には2011年、天野二三男氏から売却・譲渡の際、残土埋め立ての権利も一緒に譲渡されております。
そのため以後も、麦島氏によってこの地に埋め立てが続いていました。
麦島氏は福島での汚染土の処分に関わっている可能性が高く、あるいは、他業者からの持ち込みで汚染残土が埋め立てられている可能性が高いです。
 
現在、緊急的に自衛隊、消防、警察などが現地で作業をすでに18日間続けてきましたが、従事者の被ばく状態も想定されます。
今後、市民、ボランティアが現地で作業する場合、これらの有害成分に直接暴露される事態になります。
 
もし、危険物質の成分が認められる場合「除染」作業が必要になり、現地での一般的な作業は不能になります。
 
このリスクがありますので、不安を払しょくするために早急に現地土石流の成分(起点および複数ポイント)で行い、その成分の公開をホームページ等でお願いします。
 
2021年7月21日
武田 宙大