ロシアはウクライナの「親ロシア派という言い方」「ウクライナ軍がロシア人を虐殺」というウソをついている。
■親ロシア派支配地域のウソ
ロシアのプーチン大統領は、現在、ウクライナの正統なる領土のドネツク州、ルガンスク州に「かつてからロシア人が住んでいて、そのロシア人をウクライナ人が虐殺しているから、ロシアが守るために親ロシア派武装組織(ただのテロリスト)を軍事支援しているのだ」
と「いいわけ」を言ってきた。
メディアの問題は、親露派として出る人はロシアの歪んだ歴史観に詳しくて、デタラメではあるが、捏造「歴史」に訴える主張ができる。洗脳のプロ。他方、対抗する人は常識人で新欧米であっても、東欧の歴史は第一の感心事ではないので、簡単に論破できる親露派の主張への反論もわからなかったりする。
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) 2022年2月23日
ウクライナ国民のアンドリー氏の説明によるとウクライナのロシア人は、いまわしい旧ソ連のスターリン時代に大量のウクライナ人がそもそも600万人虐殺され、地元民のウクライナ人を一掃してから、ロシアが勝手にロシア移民を増やし「増殖」させたものである。
つまり、ロシアは人には虐殺をしたといっておいて、自分たちが最初にいっぱい虐殺をしている。
同様に、ロシアは日本国民をシベリア抑留で50万人殺した。アホでも知っている事実である。
なので、「親ロシア派」というけど、一握りしかおらず、その少ないテロリストをロシア軍が裏で軍事支援してウクライナ軍と戦わせているだけである。
実際、きいていてもドネツクやルガンスクの住民がロシアに帰属したいという声はほとんどなく、別にウクライナ国のロシア住民で十分なのである。
■ウクライナ軍がロシア住民を虐殺もウソ
だいたい、ロシアは日本と違って国連常任理事国であり(日本もインドもさせてくれない特権)国連安保理事会でも主要国である。
自分が主催者の一人なのだから、プーチンはウクライナ軍がロシア住民を虐殺しているというなら前から、国連に訴えて「ジェノサイド」だと言えばいい。
やった形跡すらない。
今回、苦しまぎれにプーチンは国連のグテーレス事務総長に「ウクライナがロシア系住民を虐殺している」とレポートを正式に送った。
だが、グテーレス事務総長は「ウクライナは虐殺なんかしてない」と一蹴。議題以前の茶番だと認めた。
認めるどころか、ロシアのうそ申告が国連に認定された。
つまり、ロシアは国連すら「相手にされなかった」のである。
それなのに、どこぞの宗教やら、陰謀論だか知らんが「プーチンはディープステートに抵抗する正義の味方」と勘違いしている人がいて、信じている。
誰が見ても、ロシアがやってきたことは「勘違い帝国主義」「プーチンは独裁者」なだけであり、北朝鮮や第三世界のヤバい軍事独裁国家と変わらない。
だめだよ?事実関係できちんと物事見る目を養わないと……