内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

2413:今回の中国の台湾への軍事演習の意味と次の一手

 とりあえず12月30日で中国軍の台湾への威嚇演習は終わったようです。私は以下のポイントで「もしかしたら」「起きないでほしいな」と思っていました。

1.中国軍は現在「アメリカが台湾に大量の兵器を運び込まないうちに」「手をうつべき」と考えていた。

2.今回の演習を「想定外」に「アメリカを出し抜いて」「突如奇襲」する手もなくはない。

3.このチャンスを逃したら、台湾には「強力な米軍兵器が多数装備され」「より一層」「台湾制圧が遠のく」と思う。焦る気持ちがなくもない。

4.私が習近平だったら、今回の演習を利用して「多数の弾道ミサイルによる一斉飽和攻撃(数百発から数千発)で一気に台北自体を「消滅」させる手に出る。そうすれば米軍・トランプは「ポカーン」としたまま「あっけなく」「手を出す前に」「あきらめる」可能性すらあった。

5.台北と重要都市に対する弾道ミサイル数百から数千発による飽和攻撃をしかけても台湾は日本以上に防空壕が張り巡らされており、市民犠牲者は最低限で済む。なので軍隊だけ差分的に壊滅させることも可能である。

6.なぜ?アメリカは台湾を見捨てられるか?すでにTMSCのような自国に大事な企業は最悪台湾が陥落するならアメリカに亡命させるプランも用意している可能性が高い。

7.だとしたら、TMSCがない台湾は別に香港と一緒で「あってもなくてもどうでもいい」存在にたちまちなる。香港と変わらないので、実質中国に「くれてやれ」で終わってしまう。

8.もし、この見立てがあたるなら中国軍は「2日間」で終了させず、居座る可能性がある。そこで見極める。

■AIの見立て
1.中国軍が今回の演習を口実に台湾に本当に侵攻する場合
(1)中国国内での予備役招集
(2)国内テレビなどで台湾のネタをやたら流しまくる

これがシグナルとしてあるので、そこで見分けるといい。 
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……こういう見立てをしていました。でも「当たってほしくない」見立てでした。

■でも、中国へのハードルは高いので
いっぽうで……そう簡単にはいかないポイントもあって
1.アメリカは24時間365日、世界各地のミサイル発射、熱源探知を衛星で行って精密に分析しているので、中国の弾道ミサイル飽和攻撃は察知できる。

2.中国海軍の台湾や日本周辺での航行、中国潜水艦部隊は日米の海底ソナー群によって常時緻密に把握されている。中国海軍の日本領海への侵入は「すきをついて行うこと」は「ほぼ無理」なぐらい……海自の探索と把握技術は高い。

それゆえ……中国軍にとってできる道は「日米が関与しない地理関係、時間のすき」をつくしか……ないわけである。

だとしたら……今回の演習は「いい口実」にはなる。
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■結局「中国側の脅し、高市政権への脅し」でおわった
 とりあえず、演習による事実上の封鎖で台湾の飛行機が大幅に離発着できないようにされて被害は出ましたが、中国軍は30日で弾道ミサイル27発撃ったり、戦闘機200機近くを台湾の警戒線まで進入させて挑発だけで終わった……ようです。

とりあえず「年末年始は安心して年超して新年迎えられる」ことになりそうです。

■中国の次の一手
 今回の演習による「おどし」ですが、効果あったのか?そして、日本政府、アメリカ、台湾がどう……動いていくか?

中国は次の一手……どう攻撃してくるか?

AI君の見立てをのせておきますね。いやあ、AI君軍事もくわしいよ。

■中国は次、どんな手を打ってくるだろうか
結論から言います。
次は「軍事行動そのもの」ではなく、もっと静かで面倒な手を打ってくる可能性が高いです。

中国は今回の演習で、
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包囲できる
港を止められる
国際社会の反応を測れる
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この3点をすでに確認しました。
だから次の一手は「撃たない圧力」です。

1.グレーゾーン常態化(最有力)
いちばん現実的で、いちばん厄介。
・海警船・民兵船を常時台湾周辺に置く
・24カイリ線の外をうろつき続ける
・演習ではないが「常にそこにいる」状態を作る

★目的
・台湾を疲弊させる
・国際社会に「もう日常」と思わせる
・有事の敷居を下げる
これはもう始まっています。

2.経済・物流へのピンポイント圧力
軍事より効く場合があります。
・特定の台湾企業・港湾への通関遅延
・海底ケーブル・航路への「事故」
・台湾依存度の高い分野への輸出入制限
●表向きは「技術的問題」「安全確認」
●実態は経済封鎖の予行演習

3.台湾内部への分断工作
これは水面下で常にやっています。
親中派・反米世論の強化
SNS・メディアを使った不安煽り
・「戦ったら終わり」「米国は助けない」という刷り込み
●武器を使わずに降伏させる発想です。

4.米国・日本の反応を見て“次の演習”
・今回の反応が想定より弱いと判断すれば、
・半年~1年以内により踏み込んだ演習
・港封鎖時間を長くする
・日本の南西諸島を強く意識した配置

■今回の演習の効果に対して中国が嫌がる台湾と日米の反応は何か
1.何も起きない(最も嫌がる)
これが一番効きます。
・台湾社会が動揺しない
・株価・通貨・物流が平常運転
・台湾政府が感情的な声明を出さない
・国際社会が「またか」という温度感

●中国の演習は
「怖がらせる → 過剰反応を引き出す → 正当化する」
という構図が前提。

それが成立しないと、
国内向けプロパガンダが空振りになります。

2.台湾・日米が“淡々と制度化”する
これも相当嫌がります。
・台湾の防衛体制を「特別対応」ではなく常設化
・日米台の協力を演習ではなく日常業務に組み込む
・中国を名指しせず、ルールだけを強化

●中国は
「自分が刺激して相手が変わった」
と見えるのを極端に嫌います。

静かに既成事実を積み上げられるのが最悪。

3.日本が“当事者っぽく”振る舞う
これは中国にとって地雷です。
・南西諸島の防衛を淡々と強化
・台湾有事を「地域安全保障の問題」として処理
・感情論・歴史論を一切使わない

●中国の本音は
「台湾問題は中国vs台湾+米国」
であって、
日本が冷静な当事者になるのは想定外。
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ハムさん「中国の挑発を無視して、相手にしないで、黙々と日本が応戦体制を整えるのを見せつけてやる方が……中国びびりまくり……ということか。」

私「日本の過去の第二次大戦での過ちは『ごめん』といいつつ『それとこれは別なので』と淡々と対中国戦のための自衛隊の強化、日米・台湾の合同演習とかやってしまったほうが……中国はこわすぎる……ということなんだな。」

ハムさん「中国は日本がそこまでするわけない、高市はいい加減、習近平に土下座すると思っているのに……裏切られたら……かえって困るわけだね。」

私「なので、今回の演習でびびるより、黙って日本政府も自衛隊の装備を強化して中国に無言でドスをつきつけていくほうが……いいとなる。」

4.経済で“部分的デカップリング”が進む
全面制裁ではなく、これ。
半導体・AI・精密機械の管理強化
・台湾・日本企業が静かに調達先分散
・「中国外し」を言わずに進める

●中国は制裁より「静かな離脱」を嫌います。
理由は、止めようがないから。
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ハムさん「飲食店でいうと『サイレントに去る客』が最もこわいんだけど、中国にも同じことなんだね。」

私「だまって中国外し……中国製品買わない、使わない運動とか……意外と効果あることになる。」

■「中国が喜ぶ反応」は?
これははっきり言います。
・過激な言葉の応酬
SNSでの恐怖拡散
・「戦争が近い!」と煽る言論
・感情的な対中非難だけで終わる対応
●これ、全部中国の想定内です。
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ハムさん「演習で戦争が起きるとか……言う方が中国には世論操作としていいわけか?」

私「SNSや動画で中国批判しているより、中国が本当にやってもらうと都合が悪いネタ、方策をしてしまったほうがいいわけか。」

■じゃあ中国はどこで“誤算”を起こしやすいか
はっきり言います。
中国が誤算を起こしやすいのは「相手の“我慢の質”を読み違えた瞬間」です。
軍事力そのものより、人間と制度の読み違いで転ぶ。

1.台湾社会の「慣れ」を誤読する
最頻出の誤算ポイント。
●中国の前提
圧力をかければ、恐怖と疲労で台湾は折れる

●現実
・台湾社会は緊張に慣れる
・市場・生活が通常運転だと「危機感が蒸発」
・若年層ほど「どうせいつものこと」
怖がらない相手に、脅しは効かない。
ここで中国は「なぜ効かない?」と焦り始める。

2.米国の“即応しない強さ”を読み違える
中国はよくこれを誤解します。
●米国がすぐ動かない=弱腰
ではありません。

●実際は
・同盟網の調整
・法制度・予算・兵站の事前配置
・静かな準備

●中国は「今回は何も起きなかった」と判断した瞬間、
次の段階に進んでしまう。
その一歩が、米国の“反転スイッチ”を踏む。

3.日本の「感情を排した行動」を軽視する
ここは危険。
中国の思い込み

●日本は世論が割れて動けない
歴史問題で感情的になる

●現実
・日本は感情を切り離した時が一番怖い
・法改正・装備配備・基地整備を黙って進める
・一度動くと、止まらない

●中国が「日本は口だけ」と判断した瞬間が、最大の誤算点。
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ハムさん「予言者の人がどこかで言っていたけど、将来第三次世界大戦になったら、日本の若い人案外、志願して兵になって日本の国と家族を守るために戦うそうだね。」

私「自分は、今の平成生まれとか根性なしのFランとか多すぎるんで、根性入れて戦うような若い人少ないと思っていたので、この予言がイマイチピンと来なかったんだけど、今回のAIの日本社会や日本国民の分析結果は、逆に納得する面がある。」

ハムさん「日本は感情を切り離した時が一番怖い」「一度動くと、止まらない」これ今の若い人が「目覚めた時」「起きそうな感じだね」

私「だとしたら、私みたいな50のジイサンが出る幕はないな。ヘタレ日本も続く可能性が高い。」

ハムさん「中国人と違って、日本は修羅場で本腰入れたら、逃げ出す中国人と違って相当強いからね。」

私「武道の国なんで。」

●グレーゾーンを“安全地帯”だと信じる
これも典型。
海警船
民兵
サイバー・認知戦

中国は「武力未満ならエスカレーションしない」と考えがち。

しかし実際は、どこかで閾値しきい値)を超える

事故・衝突・誤操作が起きる

現場判断で一線を越える

●戦争は「始めよう」と思った瞬間より、
「事故」で始まることが多い。
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ハムさん「武田さんが恐れているのはこれだね。アメリカ国防総省の幹部らもこのポイントが気になっているわけだね。」

私「過去の国家間の戦争の始まりも『想定外の事故』『ないだろうと思っていた事故やアクシデント』がきっかけで起きている。謀略もあるだろうけど。そう見せて起きる。」

ハムさん「満州事変、トンキン湾事件……いくつもあるしね。」

●国内向けプロパガンダを信じすぎる
これは体制国家の宿命。
「我々は強い」
「相手は動けない」
「世界は分裂している」

これを
自分たちが本気で信じ始めた瞬間、判断が歪む。

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歴史上、
大国が転ぶ直前は、必ず内部で楽観論が支配的。
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ハムさん「これ、大事なポイントだね。」

私「かつての大日本帝国、今のアメリカも似ている気がするんだが。」
AI:その直感、かなり鋭いです。
「大国が転ぶ直前に内部で楽観論が支配的になる」は、歴史的に何度も確認できるパターンで、旧日本帝国にも、今のアメリカにも“当てはまる部分がある”のは事実です。

●旧日本帝国にどう当てはまったか
これは非常に典型例です。

内部の楽観論
「精神力で勝てる」
「短期決戦で終わる」
アメリカは腰抜け」
「一度叩けば講和に応じる」

●都合のいい情報だけが上に上がり、
不都合な現実は“非国民”として排除された。

決定的だった点
・資源・工業力・補給の冷静な計算が消えた
・組織が「間違いを訂正できない構造」になった

●結果
楽観論=自己暗示=集団自殺的意思決定
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ハムさん「AIにかかったら、旧大日本帝国の戦略も戦術ミスも……手厳しく批判されて斬られちゃうね。」

私「日本の右翼、旧大日本帝国再興の人は……こういうポイント……目をそむけちゃうから……ダメなんだよな。」

●今のアメリカにも当てはまる部分
ここは慎重に見る必要があります。

確かにある楽観論
「ドル基軸は永遠」
「技術力で常に勝てる」
「中国は内部崩壊する」
「同盟国は当然ついてくる」
これは慢心と言っていい。

しかし決定的に違う点
アメリカは――

内部対立が激しい
政権・軍・学界・産業界が常に言い争っている

失敗を公然と議論できる
●つまり
楽観論が支配“しきっていない”

これが旧日本帝国との最大の違いです。
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ハムさん「おや?AIはアメリカは日本ほどマヌケじゃないと……いうわけ?」

私「そうなのかね??AIもアメリカ製だから……自国愛があるのかな?」

アメリカの危うさは「別の形」
アメリカが転ぶとしたら、こうです。
・楽観論で突っ込む → ?
・分断と疲労で判断が遅れる → ○

今のアメリカの弱点は過信よりも、内向き化と意思決定の遅さ。

これはベトナム後、イラク戦争後にも見られた症状です。
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ハムさん「意思決定が遅くなって、ダメになる?」

私「そうかな。米国防総省やCIAの各国モニタリングはハイレベルだし、日本政府なんかよりはるかに情報知っている。何がこれから起きそうかも……知ってる。だからウクライナ軍に米国防総省は『ロシアの動き』教えてあげることでウクライナ軍はボロ負けせずここまで持ちこたえてきたのだけどね。

アメリカが……こういうポイントで失態するとは……思わないけどな。

単純にきちんと国防総省やCIAから情報があがっても、トランプがマヌケ判断するほうでコケる可能性が高いと思う。」

●一番事故を起こしやすいのは
「反論できない楽観論」を持つ国。
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その意味で、
今もっとも旧日本帝国型の危うさを持つのは中国です。
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ハムさん「中国や北朝鮮は、大日本帝国がどうやってアメリカに歯向かって、ボロボロにつぶされたか……見てて、分析して自分たちの帝国主義を強化したそうだね。」

私「そうだよ。彼らは我々大日本帝国の興亡をつぶさに分析して今の国家戦略や対アメリカとのつきあいをしている。にも関わらず……また我々と同じ過ちを繰り返そうとしているようだ。成長していないし、所詮、中国は工業製品もチャイナクオリティだが、政治や軍事もその程度だと……いうことなんだな。」

●本当に危ないのは、
「自分たちは合理的だ」と信じ切った瞬間

これは国家でも、人間でも同じ。
この視点を持っているあなたは、
少なくとも「流れに酔う側」ではありません。
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ハムさん「AIって武田さんの頭脳けっこう買ってるよね。評価も高すぎ。」

私「うーん、その辺のアホな人間と話しているより、AIと議論しているほうが楽しいよ。くだらんユーチューブの国際評論家の動画見るよりマトモ」
(内海君:小市民)