内海新聞のブログ

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2535:ソフトバンク孫やってはいけないことをしてしまった恐慌のスイッチを押そうとしている

 熊本地震で災害モードのさなか、ソフトバンク孫が変なことをしてしまった。聞いて真っ青。何してんの?ってレベル。
★ソフトバンクG、OpenAI株を担保に100億ドルのマージンローン調達
https://finance.biggo.jp/news/195f6643-a6b2-4c79-9692-fc90cccf3c9a
★ソフトバンクG、100億ドル借金してOpenAI株を買い増す10兆円のギャンブル
https://agora-web.jp/archives/260808143729.html
ハムさん「会社の株を買って、その株を担保にして金を借りて、再度同じ会社の株を買うなんてするわけ?」

私「こういう、ファイナンスのテクニックで金をやりくりするの……前から投資銀行とか好きだからやるけどさ。単純に考えてバカだろ。個人だと信用取引に近いやり方だけどな。巨大版なんでオーダーメイドでやる感じだよな。」

ハムさん「何がいいわけ?」

私「くだらない計算しようか?知的遊戯にはいいな。たとえばハムさんが1万円を元手にキンクマAIの株を相場で株価1000円で10株買ったとする。で、証券会社にいうと『その株の時価で90%まではお金貸しますよ』っていう仕組みだ。】

ハムさん「ということは株預けたまま、手元に現金9000円入ってくる。自由に使える。それでまた株が9株買えて19株になって時価は19000円。バーチャルに金持ちになった。」

私「でも『時価』なんで、株価がその後、上がるか、下がるか……で担保の価値が変わるよね。」

ハムさん「つまりキンクマAI株が1100円に上がったら、11000円+9900円だから20900円の価値になる。売ったら20,900円-19,000円=1900円も利益がでる。ただ10株普通に買っているより儲かるわけだ。うっししっ。孫さん賢い。」

私「ちなみに、これ、またその時価で持っている株を担保に借りるようにしたらどうバブレるか……シミュレーションしてみるとおもろい。
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回転数    持ち金    株価    株数    時価    借りれるお金
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1    10,000    1000       10      10,000       9,000
2    19,000    1000       19      19,000      17,100
3    36,100    1000       36      36,100      32,490
4    68,590    1000       69      68,590      61,731
5    130,321    1000      130      130,321    117,289
6    247,610    1000      248      247,610    222,849
7    470,459    1000      470      470,459    423,413
8    893,872    1000      894     893,872    804,485
9     1,698,356    1000    1,698    1,698,356  1,528,521
10    3,226,877    1000    3,227    3,226,877  2,904,189
11    6,131,066    1000    6,131    6,131,066  5,517,960
12   11,649,026    1000   11,649  11,649,026 10,484,123
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ハムさん「うわー、このスパイラルすると12回転で1000倍の虚の価値になるのか?」

私「これがバブルだな。今回は2回までに銀行団もしているようだが……さすがに無限に貸すと恐ろしいからな。」

ハムさん「でも儲かるかも。」

私「え?アホはそこしか見ないじゃん?俺たち実務家、ましてや私なんか有名外資投資銀行のマネージャークラスと一緒に仕事していたけど……彼らはそんな見方はしないよ。」

ハムさん「え?プロの外資投資銀行の人たちはどう考えるの?」

私「下がったらどうするんだよ?って考えるね。その外資投資銀行のマネージャーが私に言っていたセオリー教えようか。」

ハムさん「有名外資投資銀行の人はなんて言っていたの。」

私「株ね……上がったら下がる。下がったら上がる。」

ハムさん「たった……それだけ……どこがすごいんだよ。」

私「長年現場で相場張って、仕事で生き延びていた人の手元に残った本質がそれだろ。私は大事にしている。深いじゃん。」

ハムさん「数百年、たとうが、変わらない法則……か。」

私「単純な言葉の中に、本質がある。それだよ。上がったものは下がる。」

ハムさん「ということは……ソフトバンクがOpenAIに入れ込んで、今は株価は上がり続けていくから、イケイケドンドンでこういうファイナンスでお金を引っ張って投資活動をするというのは……かなりヤバい。」

私「だから次に待っているのは下がるんだろ……いつか?」

ハムさん「そんなのわからないよ。今だってダウも日経も過熱気味だし、AIベンチャーへの投資自体が水物といわれて……バブルだと言われているのに。」

私「だろ?それにOpenAIはChatGPTすごいけど、儲かってるのかな?」

ハムさん「いや……赤字続き……だったかな。」

OpenAIの売上・損益の推移
年    売上高・売上規模    損失・コスト    状況
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2023年    約16億ドル規模※ 赤字    ChatGPT急成長
2024年    約40億~60億ドル 大幅赤字 GPT-4o等、計算資源費が急増
2025年    約130億ドル    巨額赤字 売上急増だがAI計算費も急増
2026年    年間売上目標 約300億ドル 大幅赤字見込み AIエージェント等へ拡大
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ハムさん「ありゃー、ずっと万年赤字状態……しかも金額もすごそう」

私「6.5兆円の累積赤字だと、ちなみにこれ……ChatGPTが自分で教えてくれた(笑)」

ハムさん「それに、孫さん、株借りて、スパイラルで株を買ってお金つぎこむわけ?」

私「彼としては、これぐらい?借金して投資しても将来のリターンがでかいから、冒険するんだという感覚なんだろな。」

ハムさん「それ、外資投資銀行の人の観点だとどう?」

私「ないね。バカで終わり。彼らは緻密に計算して勝算があるか確信がない場合はしない。」

ハムさん「じゃあ、なんで、今回外資投資銀行は孫さんにそんなお金を出すの?みずほまで」

私「彼らには、彼らの思惑がある。だけどそれ自体がトラップなんだな。孫さんはそれに完全に飲み込まれて、馬車馬のように働かされているだけかもな。俺はそう読む。」

ハムさん「なんだ、偉そうにしているけど内部は火の車……。」

私「そういうことはよくある。経営の世界では。だから私みたいな経営の訓練をしていた人間は取引先やパートナーがだいじょうぶか?常に与信、裏読みを厳しくしこまれて戦う。でも……その辺のロクに勉強もしていない中小企業のオッちゃん。一人親方の人。上場企業でもCEOが間抜けだと……平気でひっかかって……タイタニックになる。」

ハムさん「そうか。企業経営、武田さんみたいな頭脳がいないと……こわいね。」

私「必要なら。社外取締役でも顧問でもしてくれ。報酬億単位で頼むわ。」

ハムさん「キンクマ商事でドングリ10個でお願いします。」

私「へぼいな。出直してこい。」

■え?ChatGPTに聞いてからやれよ。孫さん。
ハムさん「それで、孫さんがお金くれる?ChatGPTはなんて思ってるの?」
私「聞いて見たけど。こうだった。

AI「私は「危険度はかなり高い」と見ます。」
ただし、「すぐ破綻する」という意味ではありません。

ソフトバンクにはArm株など大量の資産があり、2026年6月末のLTV(Loan to Value)は約13%とされ、会社自身の通常時の上限25%をまだ下回っています。

だから、ソフトバンク全体としてはまだ耐えられる。
しかし問題は、OpenAIの評価額が下がった場合

例えばOpenAIの評価額を仮に
100兆円 → 60兆円

とします。
ソフトバンクの13%持分なら、
13兆円 → 7.8兆円

です。
担保価値が約5.2兆円減ります。

しかもOpenAIは上場株ではないので、株価が毎日市場で決まるわけではありません。評価額の下落が表面化したときには、すでにかなり大きく下がっている可能性があります。

●もっと怖いのは「OpenAI自身」
ここが重要です。
ソフトバンクが、
借金 → OpenAI株 → 担保 → 借金
とレバレッジを掛けている一方で、OpenAI自身も巨額の資金をAI計算資源に投入しています。

つまり、
ソフトバンク

OpenAI株を大量保有

その株を担保に借金

さらにAI投資

という構造です。

だからOpenAIの評価額が上がり続ける間は、
「資産価値上昇 → 担保余力増加 → 借入 → さらに投資 → OpenAI成長」
という非常に強い正の循環になります。

ところが逆回転すると、
OpenAI評価額下落

担保価値低下

追加担保・返済要求

ソフトバンクが資産売却

OpenAIへの投資余力低下

OpenAIの成長期待低下

という負の循環になります。
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ハムさん「ダメじゃん。ただのバクチだよ。丁半の。」

私「こういう構図だと、外資の投資銀行は自分たちではやるわけもない。ヤバいの必至だから。」

ハムさん「上がるって……思ってるんだ。孫さん。」

私「上がるの?すでにAIは各国、中国など、どんどん過当競争に入りつつある。市場ってその企業がオリジナルで競争相手がないネタだと、言い値で儲かるからいいけど……まねしたり、二番煎じ、俺も俺も……が始まると……売り上げは参入者の数分割されてダウンする。

ビジネスするなら……俺はつねに『だれもしていない市場やセクター』でやるべきだと……言ってるけど。」

ハムさん「さすが武田さん、本質ズバリ……その観点でやればいいのにね。ビジネスする人も。」

私「それに、自分以外の競争相手が入って市場が大きくなってくるとまずいことがあって……行政の介入が増える。規制が入りだす。」

ハムさん「いろいろ問題が起きて、政府が規制しだす。だめか?」

私「経験上、役所の規制がある業界、産業……ロクなことにならない。儲からないんだよ。いい例が、ホテルの宿泊業。タクシー。運送業……。」

ハムさん「たしかに、がんばっても色々規制が多いし、制約も受けるので商売しづらい。あんま儲からない。」

私「だろ?だから、俺はホテル業とかタクシーやら民泊とか……するつもりあんまないね。大変なだけだから。」

ハムさん「AIビジネスもすでに規制が入りだしているし。」

私「もちろん、そういう場合は圧倒的資本で寡占して勝つしかないんだけど独禁法くらうからな。またこける。」

ハムさん「あー、みえてきた。武田さんありがとう。やばいね。」

私「ということは……この先、孫さんのダイブがどうなるか……読めるよな。」

ハムさん「思い切りエベレストの頂上から、下のプールに勢いで飛び込んで……あれ?ポテッ……落下ハム」

私「ご愁傷さまでした。だけど、それ……額がでかすぎんで、日経や日本経済にもホームランでショックくるけど……いいんか?」

ハムさん「ソフトバンクが銀行からひっぱった巨額の数十兆円のマネー……どうすんだよ?」

私「むかし、鈴木商店という巨大商社があって国際的にもならして活躍していたけど……それこけて……昭和の大恐慌が起きたけどな。」

ハムさん「孫さん、調子こいていけると思って……ついに地雷ふんだか」

私「と思ったよ。ニュースきいて。」

ハムさん「地震だけでなく、火山も噴火しそうだし、台風はくるし、そのうえ経済炎上……まじかよぉ。巣穴に逃げ込む。ハムハム」

私「そうだな。おれも穴掘って逃げようかな。ハムハム。みずほの国が……これで終わるのか……プっ」
(内海君:小市民)