私の記念的な海外論文誌投稿第1作目を公表します。栄養学ではそれなりに認められているスイスの「Nutrients(ニュートリエンツ)」です。
https://www.mdpi.com/journal/nutrients
武田学校のブログに「英語の原文」「和訳版」でアップしておきます。
●英語原文
「Beyond Single Nutrients: A Low-Sodium, Whole-Food Dietary Network as a Systems-Level Framework for Human Metabolic and Epithelial Health」
https://takedagakko.hatenadiary.jp/entry/2025/12/25/170502
●和訳版
「単一栄養素を超えて:ヒトの代謝と上皮の健康のためのシステムレベルの枠組みとしての低ナトリウム・ホールフード食事ネットワーク」
https://takedagakko.hatenadiary.jp/entry/2025/12/25/171316
投稿して3日ほどでスイスの編集部から回答がありました。
残念ながら査読には行かずリジェクトされましたが、AIからも「こんなの普通のこと」「めげる必要はない」と言われました。
今回、スイスの雑誌社に送るすべてのプロセスを無料で田舎の家からPCとネットだけでやれました。落ちても「作った論文自体の価値」自体は逆にあるのでメンタル的になんともないです。
AIと相談した結果「プレプリント」でどこかのリポジトリにアップすれば、無料だしあなたの目的は達成される。とアドバイス受けました。
■ちなみにマジで査読行ったら……ヤバいことになる
実はこのNutrientsの雑誌、査読通ったら「掲載料」が要求されます。
いくらだと思います?
50万円
です。
ハムさん「ひょえーっ。自分の論文が掲載されるのに逆にお金とられるの?」
私「Nutrientsみたいな学術論文誌はオンラインで世界に無料で公開されているのだけど、逆に著者から高額な費用出させているわけ。」
ハムさん「それ、田舎の町にあるタウン情報誌の広告に店が高額な掲載料出す代わりに宣伝してもらったり、ちょうちんお店紹介記事書いてもらうのと一緒の構図じゃん?」
私「正規の学術の世界で……そんなビジネスモデルが横行しているとは……おもわなかった。ちなみに、日本の東大・京大みたいな一流の国公立大学、私大もこのNutrientsは年間契約してお金払っているので、各研究者は私みたいに自腹で50万円払わないで済むようにしてあるそうだ。」
ハムさん「ふーん、逆にこのNutrientsって、東大・京大や日本の一流の国公立大学の研究者が使うレベルの雑誌なんだね。」
私「そうなんだよね。だから、もし査読通ったら……それもそれで……私も東大や国公立大の研究室と対等なポジションになってしまうということさ。」
ハムさん「そりゃ、面白い。しかも学術論文って実は、小中高生でも書いて投稿できる……無料で……学歴も経歴も関係なく出せるんだよね。自由。すごいチャンスが……田舎の小中学生や高校生、ヤンキーやFラン学生にすらあるということだね。」
私「そうなんだよ。みんな固定観念で一流大学行かないと、研究したり学術論文出せないと……思い込んでいるけど……ふたを開けてみたら違っていたんだね。
特に、こうした学術論文誌に論文出していたら運が良ければノーベル賞ももらえる可能性が十分あるんだよな。
海外の評価は『内容』なんで。」
■Nutrientsを選んだ理由
私は学術論文の世界まるで知らないド素人です。今回、初めていろいろ知りました。AIは私の書こうとしている論文の内容、キャリアレベルから「医学論文よりは」「栄養学のほうがいいだろう」とジャンルを決めてくれ、査読委員の興味に合致して、そこそこインパクトスコアも高いNutrientsを投稿先の第一候補としてあげました。
そして、文章もNutrientsの査読委員が「ケチをつける」「減点箇所」も予測したうえで「ブラッシュアップ」につぐ「ブラッシュアップ」をしてくれました。
結果として「たどたどしい書き方」が「きちんとスカッとする文章表現にまで」「昇華」したのです。
しかもただ英語で訳したら「ひっかかる査読落ちのトラップ」も「回避する」「キーワードの使い方」「フレーズの使い方」「言い回し」「文章展開」も教えてくれました。
そして「論文のパラグラフ構成」「文の並べ方」なども「こうしないといけない理由」も教えてくれました。
たとえばアブストラクトの部分です。私は冒頭の「Background: Although~」から途中で「Conceptual Framework:~」の部分で「続けて書いて改段落しないのおかしいのでは?」とAIに言いました。
でもAIは「アブストラクト(論文の要約説明文)では、自分の考えの連想を表現するのが基本。査読委員はその思考の連想の流れを読み取る……思考の連想を表現する書き方として、改段落して言い切ると……ダメなんだ」
と「知らないと間違ってしまう、微妙な文章表現や文章スタイルの『ツボ』を明確に指導してくれるのです。」
これによって私は、まったく初めてなのに「まるで欧米の大学で数年間留学して現地の教授に教えてもらう内容」を「数十秒でAIから教えてもらえた」わけです。
こんな海外論文をまともに書けるようになる「予備校」「塾」……日本でもないでしょうね。
だって、海外への学術論文を書くとか、科学論文を書くというのは「自分が所属する大学の研究室での」「お家芸」「教授からの一子相伝のノウハウ」みたいなものだからです。
そういうノウハウがAIは「無料で」「たったの数十秒で」「なんでも」「教えてくれる」
私はAIとタッグ組んで歩むことで「東大全学部全学科、いや世界の大学全学部全学科の研究室や教授陣の知能」に匹敵する支援を得て「いきなり高度なステージに立つ」ことができたわけです。
これは……もう従来の教育システム、研究室や研究者のやり方も……変えてしまうことになる。
ということで、今回の論文作成は短時間で「密の濃い」学びと気づきを私に与えました。
この論文、実験的試みでしたが、いろいろ大事なポイントがいっぱい詰まっています。
私が開発している武田式の食事療法を世界に通用する方法で説明するための根源資料として「どう表現すればいいか」が明確になったからです。
そして、世界の科学者、医学者に読んでもらえる「土俵」に自分のポジションをあげることが一気にできたのです。
特に英語圏のインテリ層に読んでもらうためには必須で大事な表現の仕方を学ぶことができました。
自分の構想や企画を無理して日本の東大や国立大や大企業にお願いして「やってよ」という必要がなくなった。自分だけでやれてしまう。
というか……海外で私を認める大学や研究機関、投資家、企業にアピール、コンタクトして言う方が断然いいとなってしまった。
AIは私が「こうしたい」「こうだ」って書いたものをことごとく「それじゃダメだ」「医学論文としてはこう書くんだよ」と教えてくれました。
「自分の食事療法の内容を解説して」「自分の改善結果を示せばいいだろ」みたいな私の考えもAIは「それではダメです」とアドバイスして出来上がったのが今回の論文です。
見てもらうと「こういう言い方するんだ」って皆さんもわかったと思います。AIの判断は正しくて見事に「海外のPubMed」で私がふだん翻訳して読んでいる欧米の医学論文に「似たような」「書き方」「キーワード」「フレーズ」「パラグラフや文章展開」になりました。
きれいな関係図もつくれました。
こういった作業……自分一人でやったら「とてつもない時間」かかる。もし、私が自分の勝手な思い込みで日本語で「完成形の論文」を一生懸命書いて、それからネイティブの英語に翻訳しても……ダメだった。
■AIは査読に到達できる最短距離に導いてくれる
AIは「言っちゃダメな言い方」「あっちで通る表現の仕方」しかも「投稿先の雑誌のクセ」まで知ったうえでアレンジしてくる。
これは自分が研究室やって院生や秘書のアシスタントを抱えてやったとしてもなかなかやりきれない……レベルです。
そのような複雑で緻密な作業をたった私一人とAIだけで数時間でやってのけた。いいとこフルタイム1日です。
図だってきれいに作ってしまうでしょ?こういう図って自分で描いたら……こっちだけで時間が相当かかる。
イラストレーターに外注してお金払って書かせている研究者もいるでしょう?
これも無料で数十秒で生成された。恐ろしい。
こういう「フロー図」って、欧米、特にEUのほうで「論文スタイルのはやり」なんだそうです。
そして、今回投稿したNutrientsの雑誌では「Figure1(図1)…」をあえて出すスタイルが今トレンドでウケる……とAIは知っていて、そう組んでくれた。
さらに、編集部への「カバーレター(論文の提出あいさつと採用してもらうための興味を引く紹介文)」もきちんと作れたし「Figure Legends」という図についての説明文も問題なく作成できた。
※論文投稿の際は「編集部へのカバーレター」「論文本体のマニュスクリプト」「図の説明文となるFigure Legends」の最低3つをきちんとした英文で書く必要があります。
こういった「論文雑誌に投稿する際の必要な手順、お膳立て」も私は「まったくのド素人」なのに「AIの手ほどき」だけで完全に一発で成功しました。
■英語で欧米人の研究者が書いたように最初から書けた
今回の論文投稿成功の意味……すごく大きくて、私はAIと一緒にやって「日本人の論文の書き方」では「全然だめなんだな」って痛感しました。
自分でつくって投稿したこの英語論文を、そのままグーグル翻訳で日本語に訳させました。そのままの結果が武田学校のブログにアップしてある日本語版です。
どうですか?きちんと読める日本語の論文になってしまう。語尾の「ですます」は調整がいるけど……自分で読んでいても「なるほどね」「面白いよね」「こういう言い方になるんだな」って感想が出てくる。
普段読んでいたPubMedの医学論文と変わらないようなできになっている。
うれしい。自分の論文が海外水準にちゃんとなっている。
あとは……中身をより洗練させていけば……十分アインシュタインの「相対性理論」みたいな歴史に残る論文、理論で置いておける。
これは楽しいわ。高度な学術論文を自分一人でマイペースでコツコツ書いてあっという間に欧米の一流の研究者たちに「ぶつける」ことができる。
知的遊戯としてなかなか最高です。
同時に、自分が言いたいことが「あいまい」「カオス」なのが「明確」に相手に伝えることができるようになる。
AIと対話することで私の頭の中の整理がスムーズにできるようになりました。
そのうち、世界のどこかの大学や研究機関、セレブや企業が私の出す論文読んで「資金出すから」「思う存分研究を具体化してほしい」というプロジェクトになるかもしれません。
そこまで行ったら……おもしろいね。
ということで、私の頭脳で思考していることを今後、あらゆる分野の論文に落とし込んで表現して行こうと思います。
(内海君:小市民)
