アメリカ国防総省も最近「ここまで見せるか」ぐらい……サービス満点で市民に米軍の実相を教えてくれます。
やれ、日本の防衛費が５兆円超えた……で騒いでいますけど、そもそも世界最強のアメリカ軍の予算を知った方が……まずはイイかと思います。
■アメリカ軍の年間予算「110兆円」
はい。これ見た瞬間に「日本なんか鼻くそなんだ」と……思うわけです。なるほどね。だからウクライナみたいな国すら「助けちゃう」わけです。
アメリカが2022年２月から１年以上ウクライナ支援で投じた軍事費は「４兆円」だとのことです。
優に、日本の防衛費（5.3兆円）の75％をアメリカはウクライナに「おごって」も「全然だいじょうぶ」……そんな国なんです。
そして、2023年アメリカ軍が購入する兵器の一覧と金額がごていねいに以下の動画で詳細に公開されています。わお！
★アメリカ軍のお買い物【2023年は20兆円！】戦闘機や軍艦など主要兵器の調達額を紹介
20兆円！日本の予算なんか屁でもない。というか……この買った兵器で余裕でどこかの国ひとつ消滅できる……。
ちなみに中国とロシアの軍事費は
中国……30兆円
ロシア……11兆円
中国とロシアを足しても……アメリカの軍事費には及ばない。
日本がそういうアメリカの舎弟でいられるのは……ある面……お得かもなあ……と思ったりします。
■スクランブルってお金かかるんだよ
今、中国が毎日のように尖閣、日本への領空侵犯を繰り広げています。これ、台湾でもやっていて台湾政府は「もうめったなことではスクランブルしない」とあきらめてやめてます。まずいですけど。仕方ないんです。
え？なぜ？
それは……あの、戦闘機飛ばすスクランブル……めちゃお金かかるんです。
いくらだと思いますか？
以前、私が聞いたときは「１回飛ぶと300万円ぐらい」ということでした。
なぜなら、スクランブルって１回で２機ペアで飛ぶからです。
そして、そのためにパイロットは３交代待機、さらに整備員もです。24時間365日張り付いて、燃料費もかかる……
だから正直、いたずらでもむやみに飛びたくないのです。
さて、アメリカ軍はまたごていねいに「米軍機が飛ぶのにいくらかかるか」教えてくれました。この動画ですけど……「まじかよー」っていうぐらい「高い」です。
★5,000万円/時の機体も！【軍用機を1時間飛ばすのにかかる費用】戦闘機や爆撃機の飛行コストを公開/アメリカ軍
……どうですか？
自衛隊が200機を誇る、最強戦闘機だったＦ15で
１機を格納庫に置いておくだけで年間８億5000万円
お金が出ていく。
そして、１回スクランブルで飛ぶと１時間527万円。
ただ、私が百里基地に行った時、パイロットらの説明では
「だいたい１回の作戦は20分」とのことでした。
なんで、20分なら1回175万円ぐらい。
でも、２機なんで350万円。
なるほど……以前聞いた数字とほぼ同じ。
とにかくＦ15が１回飛んだら……それだけかかる。
じゃあ、今度入れるＦ35は？
運用コストだけで年11億円
１回の飛行が572万円。1時間。
まあ、１回飛ぶだけで20分で190万円ぶっとぶ。
２機だと380万円
……どうですか？戦わなくても……こんなにかかる。
なのに、毎日中国軍にスクランブルしていたら……
Ｆ15でも
１日350万円
100日で3億5000万円
ちなみに、2022年で航空自衛隊のスクランブルは778回。
そのうち70％が中国からです。１日２回もスクランブルしている。
つまり中国に対応しただけで
778回×70％×350万円
＝19億円
我々の税金が「消えて行った」ことになります。
中国のせいで「これだけ消耗」するんです。
しかも、スクランブルするたびに戦闘機の故障、劣化は進みます。
でも日本という国も、これだけの「お金を捨てても」「やっていける」のだから、ある面裕福なんですかね？
だから本当は中国に侵犯やめさせないといけないのです。
でも……政府も与党だろうが野党だろうが……習近平に「やめろ」って言いに行きましたか？
何十年も「知らんぷり」ですよね。「しょうがない」
しょうがないのかな……毎年19億円……捨てて
そのお金で……困っている国民のために使った方がいいのに。
なんで中国の違法行為に捨てないといけないの？
と思う私の方がおかしいのか……
その辺の国会議員にこの内海新聞プリントして読ませて
「感想」
もらってみてください。
きっとあなたも驚く「仰天回答」がもらえますから。
（内海君：小市民）
