内海新聞のブログ

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1836:フレンチパラドックスの秘密と日本がアメリカに発がんで負ける理由

「フレンチパラドックス」という言葉があって、それは「フランス人はワインをよく飲むのに循環器病が少ない」「ワインが体にいいからだ」と……医学界で言われていました。

それで「ワインは酒の中でも体にいい」「ワインを飲もう」とあおれた……わけです。

ところが……それは「ウソ」でした。実はフランスの疫学統計が単純に「いい加減」「間違っていた」だけでした。

実のところ、お酒を飲んで健康になることは「100%ない」です。「死ぬだけ」です。

■ワイン愛飲、愛好家は死にやすい
なお「ワイン愛好家」は「がん」で死にやすいことを……言っておきます。

アイドル・美人女優だった川島なお美は「ワイン愛好家」でした。

そのほかにも、ワインをたしなむ、テイスティングを「ゴルフや社交」のように愛する人も死にやすいです。

芸能人のがん、病気一覧を作っていると女優、歌手で「ワインを愛する」人が多いです。

よく言われるのが「テイスティングを好きでやると、歯茎が溶けるから気をつけろ」です。これは、ワインが酸なので口に含む作業が続くと、当然口腔内が溶けたり、炎症を起こすからです。舌癌、口腔がん、咽頭がん胃がん……なっていきます。

ワイン好きな人は「ロバの歯」になります。

あと、酸化防止剤という薬品がそもそもイタリアだろうがフランスだろうが、日本だろうが入っていますので。

私も以前、山梨のワイナリーに「自分のワインをつくる」ツアーで行ったことがありますが、現地でワイナリーの方に「ワインは酸化防止剤を入れないとたちまち茶色く変質します。だからどのワインも必ず酸化防止剤が入っていますので、飲んだら頭痛を起こします」と言われました。

ですので「ワインをたしなむ」「家に料理以外でワインを並べている」人は……健康食や健康法やっても「意味なし」なんです。

即刻、やめることです。

ということで、医師までひっかかっていた「フレンチパラドックス」ですが、終わったわけではないです。

今回、武田式がん免疫食事療法を研究開発するにあたり、世界各国の料理を研究している中で「フランス人はなぜ、健康なんだろう」という疑問が再度起こりました。

AIに聞いたら、面白い回答がありました。

■フランス人はワイン、肉、ジャガイモ、スイーツを毎日好んで食べているが、なぜがんが多くないのか?

AI:フランス人ががんの発生率が低いとされる理由は、【単純に食生活だけではなく、ライフスタイル全般】にも関係しています。

以下に、フランス人ががんの発生率が低いとされる理由をいくつか紹介します。

★食生活:フランスの伝統的な食生活は、ワイン、肉、ジャガイモ、スイーツ(=発がん要素)を含むものの、バランスがよく、【野菜や果物】も多く摂取されます。また、【オリーブオイルや魚】などの健康的な食品も多く食べられます。

さらに、【フランス人は食事の時間を大切にし、食べる量も適量であるため、肥満になることが少なく】なります。

★運動:【フランス人は自転車や歩くことなどの運動を好み、積極的に行っている傾向があります】。運動により、肥満や生活習慣病のリスクを減らすことができます。

★ストレスの少なさ:【フランス人は、休日を大切にし、週末や夏季休暇など長期の休暇を取ることが多いため、ストレスが少なくなります】。

また、【フランスの労働時間は、一般的に他の国々に比べて少ない】傾向があります。

★医療の発展:フランスは先進医療国の一つであり、がん治療においても最新の治療法が提供されています。がん検診にも力を入れており、早期発見につながるため、がん死亡率も低い傾向にあります。

以上のように、フランス人ががんの発生率が低いのは、食生活だけではなく、ライフスタイル全般が影響していると考えられます。
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ただ食事だけでなく「社会構造」が、がんや循環器など「三大成人病」にはすごく影響する。そちらを直さないと……薬や手術では止まらない。

政治、経済、ビジネスのあり方……そちらに「根本原因」があるのです。

病院や医師のせいにばかりにしていても……解決しない。

■日本より悪い食事のはずのアメリカやイギリスが日本よりがんが少ないのはなぜ?

私:アメリカ人は朝食でもすごく油やカロリーを食べている感じがするが、なぜ日本よりがんが少ないのか?

AI:アメリカ人ががんの発生率が低いとされる理由は、単純に食生活だけではなく、ライフスタイル全般にも関係しています。以下に、アメリカ人ががんの発生率が低いとされる理由をいくつか紹介します。

★総摂取カロリー量:アメリカ人は朝食に油やカロリーが多い食事を食べる傾向がありますが、一方で【日本人よりも総摂取カロリー量が低い傾向があります】。

また、【アメリカでは多くの人が自宅で食事を作ることが一般的】であり、外食に比べて栄養バランスが良くなる傾向があります。

★運動:アメリカ人はスポーツやジムなどで運動する人が多く、積極的に身体を動かすことが一般的です。運動により、肥満や生活習慣病のリスクを減らすことができます。

★喫煙率の低下:アメリカでは喫煙率が低下しており、がんの発生率にも影響を与えています。

★医療の発展:アメリカは先進医療国の一つであり、がん治療においても最新の治療法が提供されています。がん検診にも力を入れており、早期発見につながるため、がん死亡率も低い傾向にあります。

以上のように、アメリカ人ががんの発生率が低いのは、食生活だけではなく、ライフスタイル全般が影響していると考えられます。ただし、アメリカでもがんの発生率は高く、特に肺がんや乳がんなどが問題とされています。したがって、健康的な食生活やライフスタイルを維持することが、がん予防につながることが示されています。

■いや、単に日本が長寿国だから、がんが多く見えるのではないか?の説も「ウソ」
私:日本は国民皆保険制度で病院で診断される人が多いからがんが多く見えるのではないか?アメリカは国民のどれぐらいがまともな医療を受けてがんだと認定されているのか?

AI:日本の国民皆保険制度は、健康保険制度の一つであり、病気やけがなどで医療機関を受診した場合に、医療費を一定程度負担することで医療費の負担を軽減する制度です。この制度により、日本では多くの人々が病院で診察を受けることができますが、がんの発生率が高く見えるのは、主に以下の理由が考えられます。

★検診の充実:日本ではがん検診が充実しており、がんの早期発見につながることが多いため、がんが診断される人が多くなる傾向があります。

★食生活の変化:日本でも、西洋化に伴い、肉や高カロリーな食品の摂取が増え、運動不足になる傾向があります。これにより、がんの発生率が高まるとされています。

一方、アメリカでは、医療保険に未加入の人が存在し、医療費の負担が大きいことが課題となっています。そのため、健康診断や検診を受ける人が少なく、がんの発見が遅れることがあります。

しかし、がんが認定されるには、医師の診断や検査が必要であり、遅れた場合でも、がん患者の数が実際に少ないわけではありません。

したがって、国民皆保険制度がある日本と、医療保険制度が未整備のアメリカにおいても、がんの発生率が高いという事実に変わりはありません。重要なのは、がんの早期発見や予防に努めることであり、健康的なライフスタイルを維持することが大切です。

私:OECDの統計でがんの患者が多い国は日本、アメリカやイギリスが少ないのは?なぜか?単に医療機関で治療を受ける人が少なくて潜在的には日本よりがん患者が多いのか?

AI:OECDの統計によると、【がん患者の発生率は日本が高い】とされています。一方で、【アメリカやイギリスなどの発生率は日本よりも低い】とされています。

しかし、単純に医療機関で治療を受ける人が少ないことが原因で日本のがん患者が多く見えるわけではありません。日本では、がん検診が普及しており、早期発見に努めることで治療の成功率を高める取り組みが行われています。また、がんに対する治療法やケアにも力を入れており、世界でも高い水準のがん医療が提供されています。

一方で、アメリカやイギリスでもがんに対する高度な医療技術があり、がん治療については世界でも最先端のものが提供されています。また、健康意識の高い人々が多く、食生活やライフスタイルの改善に取り組む人が増えていることも、がん発生率が低い要因の一つとされています。

以上のように、がん発生率には様々な要因が関与しています。ただし、がん検診や健康意識の向上など、早期発見や予防に取り組むことが重要であり、医療機関での治療だけでなく、予防にも力を入れることが必要です。

■イギリスの食事はどう見てもまずいし、体に悪いのになんで日本人よりいいの?

私:イギリス人の食生活は、日本人より健康的なのか?フィッシュアンドチップスや飲酒などどう見ても不健康な食生活が多くないか?

AI:一般的に、イギリス人の食生活は日本人よりも不健康とされています。フィッシュアンドチップスなどの揚げ物や、高カロリーのパブフード、アルコールの摂取量の多さなどが原因で、肥満や生活習慣病の発生率が高くなっています。

ただし、イギリスでも近年は健康志向の食品や飲料が増え、野菜や果物の消費量が増えるなど、改善の兆しも見られます。また、地域によっても食文化や食習慣に差があるため、一概に全体を不健康とすることはできません。

一方で、日本人の食生活は、野菜や魚を中心としたバランスの良い食事をとることが一般的であり、健康に良いとされています。ただし、近年は外食や加工食品の普及により、塩分や糖分の摂取過剰が問題とされており、改善の必要性も指摘されています。

つまり、イギリス人の食生活は日本人よりも健康的ではないとされていますが、一方で両国ともに改善の余地があるとされています。健康的な食生活は、食材や料理の種類だけでなく、バランスや摂取量、食習慣など複合的な要素によって形成されるため、両国ともに取り組む必要があるとされています。

(内海君:小市民)