内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

1804:小麦の「奴隷」にならないために

なんか、パン屋のフランチャイズとか例にビジネスを考えてみようか。

最近は「高級食パン」とか下火で全国にフランチャイズで展開した店は調子悪くてつぶれているらしい。

確かにパン屋って街に多い。「パンが好きだから、パン屋をやりたい」……そういう勘違いした人も多いと思う。

自分が食べて好きだから、店をやろう……誰もがよく思うことで、主婦とか……錯覚する。

私が若いころもあった。「夫婦で高原のリゾート地で趣味と実益を兼ねて脱サラペンション」「クッキーやケーキ作りが好きなのでメルヘンティックな自分のお菓子屋さんしよう」「喫茶店やカフェしよう」

……「夢」「いい所しか考えない」……その程度の甘さでやったら100%失敗する。

うん。実際失敗している。

脱サラして数千万円の退職金でペンション始めました……借金して部屋数確保した大きな家みたいな「店」作りました。

毎日、客室の掃除、重労働のリネン交換、お客様への料理づくりで夫婦でてんてこ舞い。けれど、収支は赤字。結局借金がかさむんで奥さん地元のクラブやスナックでホステスしました……変な客や男相手にするうちに不倫や家庭崩壊起こしました。空中分解。ペンション残骸。借金トラブルで夫婦離婚……人生バイバイ。

冗談なみたいな、小説みたいなことに……なる。

主婦が「私の趣味の手芸やクッキー、紅茶の店やろう」自宅でやる。あれもどうかな……って思う。

こわくない?だって、お客さんって「どんな人が来るかわからない」。ホームページや地元雑誌に載せた以上……誰でもくる。

やっぱ、自宅と店は分けておきたいよね……すると「家賃」がかかる。

どんなアホでも、店・土地借りて、チープな内装で開業しようとしても300~500万は軽くかかる。

以前、駅前のオーパっていうテナントビルのブランドショップのディスプレイの設営の仕事をしたけど、あのどうでもよさそうな昭和のビルの中でそこそこ、ライティング、マネキン、ショーケース、こじゃれたロゴやパネルで装飾した店をつくるだけで職人さんが言っていたが「これで3000万円ぐらいいってます」

すごいね。え?君、ビジネスするならすぐ計算しないとね。してる?

私この頭の体操するのが好きで……「お店くん」って呼んでる。

3000万円。金をうちこんだ。
これを回収するのに?一体、毎日いくら売らないといけないか?

何年で回収する?2年、3年、5年?
3年ぐらいにしておく?

3000万円÷3年間=1000万円。

オーパレベルだと定休ほとんどないから、365日営業だろね。365日で割るか。
1000万円÷365日=27397円(1日)

ど単純に1日28,000円ぐらい売らないと、うちこんだお金が戻らない。

だけど……売上28000円は「原価」考慮してないよね。
アパレル・服屋の原価なんて10分の1ぐらいか?(吹き出しそうになる)

あんまいじめるとかわいそうだから……30%にしとこか。

ということは、売上28000円を70%で割れば「原価を除いて本当に必要な金額が見えてくる」

28000円÷0.7=4万円。

つまり、1日4万円分売ってないと……3000万円うちこんだお金が戻らないどころか「パー」になる「溶けて終わり」

1日4万?あなた、コンスタントに売る自信ある?

あるなら……すごいよ。

1着1万円の服なら4人のお客さんに売ればいい。できる?

みんなユニクロに行く時代……GU、しまむら……お姉さま方いくらの服買ってるよ?

2000円とかでしょ?いいとこ。
すると20着売らないといけないよね。

いっぱい売れるためには「安くした方がいいよね」
1000円の服。40着も売らないといけない。

でも、あなたの給料も、店員のバイトさんの給料ここには入ってないけど。
いれたら……破綻するのわかると……思う。
電気代もあるな。きれいな店内、明るい店内、冷暖房……終わってるだろ…

……どうよ。「あなたの甘い思い込み」が……「ムリ」だってわかるだろ。

これがね、ビジネスする前に「絶対すべきシミュレーション」なんだよね。

でも、なんか不思議なんだけど……店やビジネスしようとする人のほとんどが……私がする「絶対必要な最初のシミュレーション」をしないんだよね。

電卓あれば、できるけどね。

そこが「もろい」まま「金投じて」「ビジネス始める」「店を張る」……こけるわな。

変だよなあ。なんでしないんだろね。

したら……ほとんどの場合「あなたの思い付き」は「甘い見立て」だと気づく。そして「泡のように」「思いは永遠の夢で消えていく」ものなんだ。

「熱意」「勢い」……やめとけ。それ「竹槍で米軍の爆撃機に勝てる」という戦争でボロ負けして全滅する人の発想だから。

私は外資投資銀行で実際に「バリバリに一流企業の案件」をしていた幹部と知り合いだったし彼の横で一緒に日々どういう仕事をしているか見るチャンスがあった。

投資銀行の人、マーケットや一流企業のビジネスモデルを「社長の代わりに構築してあげる」人たちは何をしているかというと……私が今、やってみた「シミュレーション」を「ものすごくち密に」やっているんだ。

そう、すごい分厚いレポートになるぐらいにね。

そこで得られた「勝算」に自信がもてるレベルになったら「どうですか?」って提案していた。

散々検討して、よさげでも「ダメ」のほうが……多かったと思う。無数の検討でボツが多い中、生き残った「光る砂粒」がやっと……スタートになる。

それぐらい……詰めるんだよね。

データを集めモデルを構築し論理的に考える。諸条件のパラメーターをいろいろ含めてシミュレーションして「未来を見抜く」……科学者がやることと本質は一緒なんだよね。

でも、その辺のおっさん、オバハン、OLさんが「思い付き」で始めるレベルだと……そこすっ飛ばすから……「ダメパターン」「トラップ(わな)」にひっかかる。

え?これって、営業とかも一緒だけどね。営業へたな人は……そこができないからだよ。

■小麦の「奴隷」を検討する
ということで……パン屋の話だったな。

そもそも、パン屋って儲からないと思うんだよね。朝から晩まで働いて,1個100円、200円とか……くたびれるわ。

自分はやりたくないわ。あんな細かいチョコで絵を描いたり、ねじったり……同じ品質で作れないし(爆笑)

粉まみれで生地練ったり……やだよ。小麦の「奴隷」じゃん。

フランチャイズはどうよ?
え?よさげに聞こえるよね。フランチャイズ

でも、自分は「職人」「技術者」ベースの人間なので「自分は仕事しないで、金で人のほっぺたをたたいて、技術者や職人をあごで使う」感覚が……大嫌いなんだ。

やっぱ、現場の人間が汗水たらして「実業」をする世界がいいと思う。

原さんのベンチャーキャピタルで仕事もしたけど、ちゃんとした、やり方ならまだいいけど、それでも難しいよ。

原さんはまだ考え方や思想が健全だからいいけど、世間の「投資」「ニュービジネスしよう」とかほざいて、交流会やサロンとかやってるレベルの人、シャッチョーさん……はどうだろね。悪い方に行ってると……思う。魂がね。悪魔になるんだよ。

だから自分は、わかってるけどああいう「人を上からあごで使う世界」はやらないし、行きたくもない。

堀江みたいなことはしたくない。

自分が大統領や、国王になれるなら、技術者や職人の給料をまず2倍以上にして、土方やっても一生楽しくやりがいがあるような社会にしたい……と思っている。

現場で一生懸命仕事している人がちゃんとした待遇と給料がもらえて、その人たちが普通に芸術や文化活動を楽しくできる世界……を作りたいと思っている。

自分が都立武蔵と国立東京高専の両方に合格して、高専にしたのも「父みたいな早稲田の法科でたからといって、モノづくりできない人間になりたくない」という思いがあったからだった。

私は幼稚園から顕微鏡で鉱物や虫や葉っぱの標本を見たり、ビクセン天体望遠鏡で星座見ていたり、科学が好きだった。PCも小学4年から勉強していた。小学生で小刀で木を削りのこぎりで板を切ってトンカチで釘うって工作していた。

でも父はメカには弱く電気シェーバーの分解掃除もできない人だった。なのに、自分は早稲田出たといって母や自分たちをなじるのだった。

……という父に「かなりむかついて」いたので……「こんなオヤジみたいになりたくない」「手に職をつける技術者になるんだ」と思っていた。さらに「父が早稲田なら自分は私学は行かない。国立に行く」それで国立の学校に行った。

「親みたいになりたくない」というのは、ある面で健全な子供の気持ちだね。
いいことだよ。親が悪いと子供は親を超えるいい子に育つ(爆笑)

だから科学の学校に行った。

脱線したけどフランチャイズって「現場のことは知らなくても、金だけ出してオーナーになったら利益が入ってくる」「ピンハネ」がメインのビジネスだよね。

その「ピンハネ」って……「本部」「その経営者」が儲かるけど、お金を出したオーナーは「現場のトラブル」で消耗したり、お金を本部に吸い上げられて溶かすだけだよね。

そもそも飲食店だろうが店を張ると言うのは「自分がそのビジネスをやろうという強い熱意や意気込み」「自分でリスクをとる」から「成功」するんであって、それが無いのに「金だけ入れておけば」「利息が増える」……的な考えでやるものではないです。

現場に嫌なもの、汚いものを押し付けて、自分は上澄みをピンハネする……不幸なサイクルの上で「誰かの犠牲の搾取」で、自分の富や優雅な生活をするわけでしょ?

幸せではないよね。誰かの不幸の上で成り立つだけ。「虚」なんだ。

本当にビジネスや商売・店を張る人はフランチャイズはしないし、する必要もない。

自分で店やって、きちんと勝って、儲けていく。

気づいた?目が覚めた?……これだけいって、まだフランチャイズで儲けようと……甘ったれた気持ちでいるなら……私は何も言わない「さよなら」だけだ。

この動画のフードコンサルタントの人の「ぽつりホンネ」が大笑いだった。

★飲食店経営のプロが語る!ホリエモンさんの小麦の奴隷について
https://www.youtube.com/watch?v=xGy8vfknEnE
「飲食店ビジネスをしようとする方は【浪花節の方】が多いので……」

浪花節」って何だよ……考えていたら「爆笑」した。直接的に言えないから……うまいこと言ったな。このおにーさん。

やっぱな。こういう世界のビジネスやってる人は……あっちが多い。

ということで、その辺の素人は、やっぱ思い込みでフードビジネスなんかに入らないほうがいいと……思う。パンを焼く以前に自分が焼ける(笑)

■パン屋の損益分岐点をAIと検討してみた
そうね、とりあえず思考実験でパン屋の経営をシミュレーションしてみようか。

実は、たまたま自分がやっている「武田式がん免疫栄養食事法」「サバイバル生活」のアイテムのひとつに「パン」があって、そこで得たノウハウで面白いビジネスができるんじゃないか……と思ったからなんだ。

で、私の構想、着目した部分は堀江のパン屋より優れていることも……見つけた。

■小さなパン屋をやりたい?いくらかかるの?
とりあえず、プロのパン屋として「開業」するスタートで必要な金額っていくらぐらいよ?
この動画見て……「やっぱな」と「脱力、初盤から満載」になった。

★小さいパン屋を始めるのに必要な設備と予算
https://www.youtube.com/watch?v=lXTt2BN-hKQ
1380万円……わぉ

あんま言いたくないけど、1380万円あったらFXや株でもやって資金増やしたほうが、家で数十分から数時間PC眺めてクリックちょいちょい……でいいんじゃないのか(爆笑)その利益でおいしいパン屋の高いパン買って食っていた方が……楽で幸せな気もするが。

■AIと検討してみようか?
私:パン屋の設備一式で1380万円、店の補償金が賃料の6か月分、月額賃料が20万円、25日営業、人件費一人日当1万円、設備の減価償却が5年、パンの原価は30%として、1日の損益分岐点の金額はいくらか?

AI:以下に、1日あたりの損益分岐点の金額を計算する手順を示します。

1か月あたりの店の賃料は20万円 × 25日 = 500万円です。
店の補償金が賃料の6か月分とされているので、補償金は20万円 × 6か月 = 120万円です。
人件費一人日当が1万円であるため、従業員1人あたり1日の人件費は1万円です。
設備の減価償却期間が5年であるため、1年あたりの減価償却費用は、設備の購入価格である1380万円を5年で割った276万円です。

1か月あたりの店の賃料は20万円です。
店の補償金が賃料の6か月分とされているので、補償金は20万円 × 6か月 = 120万円です。

パンの原価率が30%であるため、1個のパンの原価は販売価格の30%です。
損益分岐点は、固定費用(賃料、補償金、人件費、減価償却費用など)を、1日あたりの利益で割った金額になります。
したがって、以下のように計算できます。

固定費用:20万円(賃料)+ 120万円(補償金)+ 1万円(人件費)× 従業員数 + 276万円(減価償却費用)= 416万円

1日の売り上げは以下のように表すことができます。

売り上げ = 販売個数 × 販売価格

ここで、販売個数をxとすると、販売価格はxによって決まります。販売価格がxであるとき、1個の原価は以下のようになります。

1個の原価 = 販売価格 × 0.3

一方、1日あたりの費用は以下のように表すことができます。

費用 = 固定費用 + 人件費 + 減価償却

ここで、人件費は従業員1人あたり1日当たり1万円とし、減価償却費は設備一式の総額1380万円を5年で均等償却した場合、1日あたり約7555円とします。つまり、

費用 = 416万円 / 25日 + 1万円 × 従業員数 + 7555円

従業員数をn人とすると、損益分岐点を求める式は以下のようになります。

販売個数 × 販売価格 = 416万円 / 25日 + 1万円 × n人 + 7555円

この式を販売価格について解くと、損益分岐点の販売価格は以下のようになります。

販売価格 = (416万円 / 25日 + 1万円 × n人 + 7555円) / 販売個数

原価が販売価格の0.3倍であることから、販売価格は原価の1.43倍以上になる必要があります。つまり、

販売価格 >= 原価 × 1.43
販売価格 >= 販売価格 × 0.3 × 1.43
販売価格 >= 0.429 × 販売価格
(>=は以上の意味)

よって、損益分岐点の販売価格は、以下のようになります。

販売価格 = (416万円 / 25日 + 1万円 × n人 + 7555円) / 販売個数 = 0.429 × 販売価格

販売価格を0.429で割ると、次のようになります。

販売個数 = (416万円 / 25日 + 1万円 × n人 + 7555円) / (0.429 × 販売価格)

ここで、店の補償金が賃料の6か月分であることから、1か月あたりの補償金は20万円 × 6か月 = 120万円となります。これを25日で割り、1日あたりの補償金を求めます。

1日あたりの補償金 = 120万円 / 25日 = 4.8万円

以上の情報を用いて、損益分岐点の販売個数を求めます。まず、1日あたりの費用を計算します。

1日あたりの費用 = 固定費用 + 人件費 + 減価償却費 + 1日あたりの補償金
= 166,400円 + 1万円 × n人 + 7555円 + 4.8万円
= 178,355円 + 1万円 × n人

次に、1個の原価を求めます。原価は販売価格の0.3倍なので、

1個の原価 = 販売価格 × 0.3

となります。

最後に、損益分岐点の販売個数を求めます。販売個数をxとすると、以下の式が成り立ちます。

販売個数 × 販売価格 = 1日あたりの費用 + 販売個数 × 1個の原価

これを販売個数について解きます。

販売個数 = 1日あたりの費用 / (販売価格 - 1個の原価)

販売価格を0.429倍して、式に代入すると、

販売個数 = (178,355円 + 1万円 × n人) / (0.429 × 販売価格 - 0.129 × 販売価格)
= (178,355円 + 1万円 × n人) / (0.3 × 販売価格)

損益分岐点の販売個数を求めたので、これを25日で割り、1日あたりの販売個数を求めます。

1日あたりの販売個数 = 販売個数 / 25日

これを、先ほど求めた販売個数の式に代入すると、

1日あたりの販売個数 = (178,355円 + 1万円 × n人) / (0.3 × 販売価格 × 25日)

となります。これで、1日の損益分岐点の金額を求めることができます。損益分岐点の金額は、販売個数に販売価格を掛けたものなので、

1日の損益分岐点の金額 = 販売価格 × 1日あたりの販売個数

となります。この式に、先ほど求めた1日あたりの販売個数を代入すると、

1日の損益分岐点の金額 = 販売価格 × (178,355円 + 1万円 × n人) / (0.3 × 販売価格 × 25日)

ここで、式を整理すると、

1日の損益分岐点の金額 = 594,525円 + 33,333円 × n人

となります。従って、パン屋の1日の損益分岐点の金額は、594,525円 + 33,333円 × n人となります。

従業員1名だとどうなる
従業員1名の場合、人件費は1日あたり1万円となりますので、n=1として、先ほど求めた式に代入します。

1日の損益分岐点の金額 = 594,525円 + 33333円 × 1

= 627,858円

従って、従業員1名の場合、パン屋の1日の損益分岐点の金額は、627,858円となります。

1個300円のパンを売る場合どうなるか?
1個あたりの販売価格が300円の場合、販売価格を式に代入して、1日あたりの販売個数を求めます。

販売価格 = 300円

1日あたりの販売個数 = (178,355円 + 1万円 × 1人) / (0.3 × 300円 × 25日)

= 103.4個 ≒ 104個

従って、1個あたりの販売価格が300円の場合、1日あたり104個のパンを売る必要があります。この場合の1日の損益分岐点の金額は、先ほど求めた式に販売価格と1日あたりの販売個数を代入して計算します。

1日の損益分岐点の金額 = 594,525円 + 33333円 × 1

= 627,858円

従って、1個あたりの販売価格が300円の場合、パン屋の1日の損益分岐点の金額は、
627,858円となります。

私:何個売ればいいか?
パン屋が1日あたり627,858円の売り上げを得るためには、1個あたりの販売価格が300円の場合、

【1日あたり104個のパンを売る必要があります。】

したがって、パン屋が損益分岐点を超えるためには、1日あたり104個以上のパンを売る必要があります。

1日の固定費は以下のように計算されます。

1日あたりの家賃 = 20万円 ÷ 25日 = 8,000円

1日あたりの減価償却費 = 1380万円 ÷ 5年 ÷ 365日 = 7534円

従業員の1日あたりの人件費は、引き続き1万円とします。

これらの固定費を合計すると、

1日の固定費 = 8,000円 + 7,534円 + 1万円 = 26,534円

となります。

したがって、1日の損益分岐点の金額は、以下の式で求められます。

1日の損益分岐点の金額 = 1日の固定費 ÷ (1 - 原価率) = 26,534円 ÷ (1 - 0.3) = 37,906円

従って、1個あたりの販売価格が300円で、従業員が1人の場合、パン屋の1日の損益分岐点の金額は約37,906円となります。売り上げがこの金額を超えれば、パン屋は利益を出すことができます。
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つまり、一人でパン屋始めるにしても、フツー単純でも小さなワンルームマンションのぐらいの現金を打ち込んで(ローン組むの?死ぬぞ)

しかも毎月25日も朝から閉店まで働いて店に貼りついて売って……300円のパンで120個以上売らないと利益が出ない。コンスタントにだよ。

120個切ったら……赤字が積みあがる。

わかった?甘いって……その辺の人が安易に「パン屋やろう」って思うの……

自分がパンを好きで作って食べているのと、パン屋で生活して食っていく……とは「次元も」「レベルも」違う話だということを。

で、言っておくと「自分でパン屋やったらパン食べるの逆に嫌いになる」と思うよ。

小麦の「奴隷」ってネーミング……皮肉なんだろな。彼の……
知らないで彼の術中にはまって「奴隷」になり資金をメルト、借金して蟻地獄になっていく「疑似投資家」たち……

彼の前と……変わらない気がしたが。歴史は繰り返すのか……

(内海君:小市民)