この内海新聞は1996年に、メルマガとして創刊されてもう25年の歴史になる。
読者層は、日本のハイレベル・エリート層。富裕層。高学歴な人が読んでいる。
政府も読んでいる。官邸は私の主張を読んで、菅政権はなぜか速やかに実現している。なぜなら、私の言うことが「本当の話」「真実ズガーン」って、ぶっ刺さるからだ。
それが快感だ。大学教授が私の指摘で「声が出なくなる」ことが多発する。
そういう私の主張を一番読んでいるのは、なんとアメリカ軍である。在日米軍、太平洋軍司令部、米国防大学、米工兵隊。世界のトップクラスの一流エリートが私の話を聞いている。そして、参考にしている。
なので、みなさんは、その「おこぼれ」を無料で読んで、賢くなれる。
今回、熱海の土石流で、静岡県と熱海市の「ダメぶり」は露呈した。一番ひどいのは熱海市である。何もできない、静岡県にやらせて仕事しない、何も情報がない。挙句のはてに「隠す」
私の所には、連日、熱海市民からの「ふざけんな熱海市」の悲惨な話がくる。
そういうヘタレ熱海市だが、今回の災害対応で、私が唯一評価しているのが「被災者を300人、ホテルに収容した」ことである。
■災害時のホテル収容の提案は実は私が発明した
実は、この災害時に被災者をホテルにかくまうという……アイデアは、私が開発したものである。
私は世の中のトレンド、先進的な考えを生み出す人間。
つまり私を顧問にしたり、取締役にすればその会社は勝つ。
粗末に扱えば、その会社は滅ぶ。
■長野県への私の提案が実現してこうなった
覚えているだろうか?長野県に田中康夫が知事をしていた時代。長野で大規模な災害があった。
そのとき、私は
「被災者を貧相で劣悪な住環境の避難所でなく、稼働するホテルに収容すればいい。そうすれば、各自プライバシーも保て、行政側も部屋ごとに被災者の事務や対応を管理しやすい。ホテルにはトイレも、お風呂も大浴場で大量の人数をさばけ、清潔であるのだから。
大量の食事をつくり配ぜんするのもホテルの得意な分野であり、料理も豪華でなくても一食いくらで贅沢でない程度に決めてバイキングなど作ってあげればいい。そうすればホテル側も行政から安定したお金をもらえるので災害時の観光業の救済にもなるし、住民も悲惨な避難生活をしなくていい。」
こういう内容をメールした。すると、なぜか?長野県は私の意見通り、ホテルに収容した。
結果は……よかった。
私の意見は採用された。
行政というのは「前例があるとやりたがる」が、「前例がないと怖くてしない」
でも、長野県がホテルに被災者を収容する事例が成功すると……とたんに全国でやるようになった。東日本大震災でもそういう動きとなった。
今回、熱海市は300人近い被災者をホテルに収容した。結果として、避難所に雑魚寝したり、汚れて水も出ないトイレで過ごす必要はなかった。
廃墟化していた熱海のホテルも活用された。ウィンウィンだった。
ホテルに収容された被災者の声は「快適だった」と。
「朝食、夕食はホテルの食事。昼は弁当が出ました。三食困りませんでした」
「ホテルの中に、支援物資、服などが積まれ、みんな自由に受け取れた」
「洗濯は外の遠くのコインランドリーに行かないといけなかったが、洗濯機を置いてくれたので助かりました」
よかったね。被災者生活としては理想的だった。
で、どうだろうか?それは贅沢だろうか?
災害だから、貧乏たらしい生活を耐えろ……というべきだろうか?
行政が、政治が、ちょっと「気を遣えば」できることはいっぱいある。
私は大学教授ではない。政府の諮問委員でもない。
私はボランティアでその頭脳を使って、リモートワークで助言しただけで、彼らの100倍以上の成果を出して見せた。
だから、自分でIQ800と言ってのける。だって、俺が言っていること、間違いないもん。未来を…先を見通して言っている。
俺の言っていることに、ついていけない、頭の悪い人が「都市伝説だ」「妄想だ」と言っている。
頭のいい人は俺の頭の良さをすぐに知る。だから「武田様」と敬語で従ってくる。それでいい。
だから、在日米軍が俺の新聞を読んでいる。
面倒なのは「知能が低い人」に「懇切丁寧にかみくだいて」説明しないといけない。それに時間がかかることだ。
この辺は、相手が東大生クラスの一流校の人間だと楽だ。東大出た人は俺に会いにくると「武田さん、大変ですね」と理解してくれる。わかっている。
なので、なるべく、頭がいい人とつきあいたい。知能が高く理性や精神がきちんとしている人に。
それで、熱海市は今回、7月3日から8月31日まで被災者をホテルに泊めてくれる。
いくらかかったのだろう?
俺の推測だと1泊4000円ぐらい。ビジホで8000円ならその半額かな。
2食は作ってもらったので、1食500円から1000円として6000円か?
ホテルは団体やバルクで「箱買い」したほうが安い。
この時期で熱海のホテル業界は「破産」レベルに予約が消えた。
1泊2食4000円×300人×58日=約7000万円。1か月3500万円ぐらい。
高いかな?
だって、300人の市民の命と、生存を助けるためにした。
実は、熱海市は8月31日でホテル滞在をやめる。残された住人は、新たに家を探すか、県営の七尾団地に入れと……なっている。
1泊4000円で30日だと12万円。市が一人あたり負担していることになる。
さすがに、熱海市も「悲鳴」をあげた。貴重な税金だから。
でも、熱海市は天野二三男、麦島善光の「悪事」を容認、わいろや汚職までからんで支援してきた。それも税金。
市民、1人12万円のホテル住まいは高い。だから家賃2~3万円の県営住宅につっこめばいいだろ?というのが熱海市のホンネ。
でも、300名の熱海市民のほとんどは「県営住宅なんか入りたくない」と思っている。
だったら、無理して県営住宅を増設するより……各自の新生活の再建を支援する制度をつくってやったほうがいい。
でも、天野や麦島があんな不法産廃投棄をしなければ、この300人の避難民は、ふつうの市民生活を送れていた。
この話するときに、他人事で聴いている、他県のあなた?それ、やめたほうがいい。
明日のあなたの姿だから。
熱海のことを「わが身のこと」として、知ることだ。そして、自分たちがそうなったらどうすればいいか?考え続けることだ。
君たちの市では、熱海のように一夜で家が流された市民は、ホテルに入れてくれるのか?市議や市役所に確認しておいた方がいい。
そういう体制、協定を市がホテル業界としているか?
すべきだろうね。
■私の提案 プラン1
「熱海のホテルの部屋を分譲して、老人らに入居してもらえ」
では、これから先は、静岡県庁と、熱海市役所、県議、市議への話。硬い文章になる。
「不況で、瀕死のホテル業界を救いながら、家を失った住民の生活を再建するひとつの手立てとして、熱海のホテルの部屋を、県や市で買い上げ、入りたい人に分譲する。そのローンは地銀などと特別に融資制度をつくり、格安で負担が少なく入れるようにする」
いい案だろ?わかる?
熱海のすたれたリゾートホテルは、逆の見方をすれば「優雅な高級老人ホーム」になるということ。
ホテル側からしても、埋まらない部屋を、恒久的に埋めてくれる。
ホテルにはフロントが24時間あり、入居者の見守りもしてくれる。
万が一の病院通報、医療サービス連携もしやすい。
部屋にはだいたい、電話がある。
また、地域の総合病院、診療所に「ドクターカー」を配置して、定期的にホテルに回診させるというのもありだろう。
熱海市は高齢化率が60%だという。今回の被災者も老人が多いだろう。
ならば、新たに家を建てるのは現金が多い人でなければ至難の業。
50歳過ぎた人に長期ローンも不可能だ。
ならば、いっそのこと、ホテルの部屋をマンションとして活用する。
■私の提案 プラン2
「今回の失われた130世帯の、土地を県と市で買い取れ」
「あるいは麦島に全部買い取らせろ」
「価格は相場と同じか、2倍以上で。そうすれば賠償もカタついて丸く収まる」
どう?いいアイデアだろ。
単純明快。
買い取った土地は「緑化公園」にでもしておけ。もう、今回の土石流の土地は世間では不動産価値はない。だから行政が尻拭いするのが一番。土石流発生の上流現場も2級河川の始点に指定し、県で管理すべき。
あとは、田中長野県知事みたいに……俺の意見を採用するか?しないかだけだ。
残念ながら俺の案以上に、熱海についての落しどころに、いい案はない。あとは「ダメパターン」しかない。それは「もめる」「住民が怒り苦しむ」パターンね。
素直にIQ800の俺の言うことをきいて実行することだ。
それだけだ。