内海新聞のブログ

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熱海の件。国会議員と話してわかったこと

野党の国会議員と熱海の件で話をした。

そうしたら、面白い話があった。

議員「実は、うちの県でも、似たような産廃の不法投棄や盛り土が問題になっていて、こっちは熱海と違って死体が2名埋まっていたんだ。」

自分「え?それは物騒ですね。」

議員「どうも、暴力団がコロナもあって収入が減っているらしくて、この違法産廃盛土のやり方であちこちで事件を起こしているんだよ」

自分「これ、河川法の問題ですけどね」

議員「どういうこと?」

自分「熱海の場合はですね、天野がまず、山奥の谷の上流を買うんですよ。そうしたら、河川法では2級河川なら県の管理で埋め立てなど拒否できる。ところが川の起点が問題で、起点より上の沢などは普通河川になるので土地の所有者が何やっても許される」

議員「なるほど。それで、わかったよ。うちの県のところも同じだ。谷の上流買ってる。」

自分「それで、静岡県にも言ったんだけど、川の起点を変更すれば運用で回避できると。だから国交省でもいいのですが、普通河川の規制をちょっと強くしてあげれば、連中はやれなくなる。これだけでも効果がある」

議員「なるほどね。いちおう、国会でも赤羽国交大臣はやる気があるんで、法律改正で取り締まれるようにする方向で今やってるよ」

自分「ちなみに、死体2名の件はどうなったのですか?」

議員「あっち系の人間で逮捕されてマスコミでも話題になったよ」

自分「そうですか。」

 

……つまり、私の見立てどおり、天野が主ではなく、天野すら「パシリ」なのだ。もっと上からの指令があるようだ。