内海新聞のブログ

1996年創刊の我が国最初の電子新聞

IQ800超天才のぼやき「アホスターの星」

自分は昭和46年(1971年)生まれなので今年で50歳。なに?

やだなー。

いつまでも26歳ぐらいだと思っていたらダメだね。

 

■用語の定義

アホスター……無知で知能が低い人々

バカスター……わかっててダメなことをしていく自己中心的な人々

ハムスター……かわいいどうぶつ

 

昨年のコロナを見ていて「今のこどもたちはかわいそうだ」「どうしたらいいんだろう」と思う。

せっかく、次の国民を産んで育てても……いいことがない。

 

「こういう大人になろう」という「お手本」が示せない。

安倍晋三みたいになろう……河井や菅原大臣みたいになろう……か?

 

内海新聞の読者はどうも、私と同年代の1970~80年代の人が多いようだ。10代、20代は少ない。

 

最近は動画がメインだけど、コメント欄のコメント書く人の「頭の程度」が低すぎて……すごく悲しい。ユーチューブってそんなものか。

内海新聞もここ数年前は3000部程度だったのが、動画やって、加計問題やってから急に8000部ぐらいに増えた。動画も一時は9万人登録になっていた。それぐらいからか、読者のレベルの低下が……ひどくなった。

 

以前は、うちの読者は「高学歴で、それなりの社会的地位、稼ぎの」人が多かった。でも、今のコメントを見ていると「何も勉強していない」「考えていない」知能が低い人がほんと多い。

 

みんな、どれぐらい科学や数学だろうが勉強しているのだろうか?

私は国立東京工業高等専門学校工業化学科を18歳で中退したが、でも、あの学校で中退してもバカではないので。

だいたい、私は君たちが高校3年でやることを1年で授業で終わっていた。数学ひとつとっても、私が苦しんだのは大学の工学部でやる微積分の演習だ。

いちど成蹊大学付属高校の数学の教師が代理で教えに来ていたが「成蹊高校ではベクトル2次まででいいが、キミたちは3次までやらないといけない」と板書していた。高校の先生の説明はていねいでわかりやすかった。うちらは最初から大学教授だったので、難しい数学がさらにわからなかった。

2年生の時、微積に入ると、うちらはイプシロンの拡張(イプシロン・デルタ論法)を最初に教えられた。

その後、社会人になって京都大学教養学部の学生らの数学の勉強会に出た。そうしたら、京大生は入学してからイプシロンの拡張をやっていた。「国公立大の最高峰の1つでもそうだったのか?」と思った。

だったので、うちの学校はマジメに出れば「2度国公立大学に入る」ようなものだった。

当時の東京高専のクラスで首席だと、東大の工学部に編入できる。そして編入したら東大で首席になる。そのあと院に進んで最低でも修士。博士までとる人も多い。

 

当時うちの学校と張っていたのは、東工大付属工業高校だったが、しょせん高校だ。うちのほうが最初から大学なんで。その辺違うと思う。

 

で、だ。今のキミたち読者のコメントや質問、メール読んでいても「ほんと、勉強していないよな」と思うんだ。

 

よく感じるのは「私が本来の能力でエンジンかけて書き出したら、とたんに、みんな読めなくなる……疎遠になる」ことだね。

 

特に科学技術系の話とか、ネタをやりだすと……ダメだね。どうなってんだろ。

 

日本の場合「数学が苦手だから文系」というパターンが多いし、そういう思考や学部選択になりやすい。

 

でも、私も数学が得意ではなかった。父は放送作家になるといって、早稲田の法科の文系だったし、私も読書は好きだったけど、数学は苦手だった。

コンピューターは小学4年からやったので、プログラミングは好きだった。でも、プログラミングというのは理科系でも特殊な領域だ。ガチの数学や物理とかとは違う。

コンピューターサイエンスというのは「あらゆる理系・文系の境界領域」なのだ。

だから、高専にいても電気や機械、化学の専攻の教授や学生が必ずしもプログラミングができるわけではなかった。理系でもコンピューターオンチはほとんどだった。

プログラミングというのは、実はかなり高度で人間的な概念をやるので、文系の人間でもいいのだ。

 

でも、日本は「理系が苦手だから文系にいく」という「逃避」でみんな学部や進路を決める。親もそうだろう。

けれど、一歩海外にいけばわかると思うけど、アメリカであろうと、ヨーロッパであろうと「本当の文系は頭がいい」

数学ができないから……文系やる……なんて許されない。

 

データや物事を論理的に考えて、人と議論する……向こうの文系エリートってそれが普通だ。

アメリカの大学に留学した教授が言っていたが

「あっちは大学生は遊ばないよ」

アメリカもバカ大学はどうしようもないけど」

「上は全然違うから」

そうだろうね。

 

東大の研究所の教授で米ロ欧州の宇宙共同プロジェクトを指揮した先生と話したとき、

「イタリアの物理学者」の話になった。

「イタリアって、スパゲッティとかスーパーカーでのイメージしかないんですが、物理学がすごいのですか?」

「イタリアの物理学者は、レベル高いよ」

「なんでですか?」

理論物理学なんて世間と離れた研究はふつうの人はできないけど、イタリアの場合物理学を専攻する人は元貴族の息子とか……資産家の人が多いんだよ」

「なるほど、金持ちで時間も余裕もある人が物理をやるからこそ、基礎科学の理論をじっくり思考して長期間研究に没頭できる素地があるわけですね」

「だからイタリアは物理学者って意外とすごい家柄の人がやってるんだよね。」

本の学校がおかしいのは「高校野球」「大学駅伝」とか……学校がスポーツクラブになっていることだ。アメリカは「学校は勉強するところ」なので「スポーツしたければ私設のクラブに金を払って入り」「十分な施設とトレーナーや科学者の支援を受けて」「金メダル」を目指す。

それに、欧米のスポーツ選手は日本の「偏った」運動やトレーニングでなく「ジェネラリスト」「情操教育」の中から生まれる。スキー選手がスキーしかできない人間でなく、水泳でもなんでもこなす……スポーツが楽しくて好きな「天才」が「成果」を出す。

日本の、陰鬱で、アホみたいな根性論の世界もない。

アメリカの海兵隊の訓練は世界一厳しい。でも、大日本帝国みたいな「すぐげんこつで殴る」訓練はない。

それでも、十分強い。その辺の「レベルの差」に日本人も気づかないと……いつまでも負ける。レベルも上がらない。

 

なので、日本の文系人間は「ほんと質が低い」。これだから政治・経済もちゃんとしていかない。

「大学」と名ばかりの「アホ大学」が多すぎる。加計学園問題やって、はじめてマスコミの記者から「Fラン大学」のことを教えてもらった。俺の時はFランってなかった。

そんな「無試験で入る」大学なんて……俺が四卒とった「放送大学」以外なかったよ。

 

この間、家に「武田塾」のチラシが入っていた。なんだろうと思って見たら「不登校で成績悪い子を引き上げて有名大学に入れます」という触れ込みだ。

それが、300校以上あるんだと。 

 え?仮に1つの塾に40名「勉強もロクにできないアホスター」がいたとして

300倍してみろ。日本全国に武田塾の「エサ」になる12000名もの「アホスター」がいることになる。学校も行かず勉強もできない……

そんな国民が、中国や韓国に勝てるのか?ムリだろ

 

以前松山市の「フリースクール」を見に行ったことがある。不登校児を高校卒業に「仕立て上げる」そうだ。学校とは名ばかりで、進学塾みたいな会議室があってそこに「通うことがまずできるようにしましょう」だって。

で、驚いたのは「ここだけで愛媛県内の子供が200名通っています」と説明された。え?愛媛の中学や高校で1クラス数名の悲惨なところだってあるのに……ここで200名も「アホスター」がいる。

 

電車に乗って、クルマに親に乗せられ「行くだけ」で「よくできました」

制服がないとかっこ悪いというので、なんか高校生ぽい制服を売っていた。

そうやって、見てくれだけ「高校行っているんです」と。

授業といっても「目の前のノートパソコンの動画を見て」「レポート」で済むんだと。

さらに高卒にするため、最後は「3泊4日で屋久島にステイ」したら「高校通ったことにして」「卒業」となる。

このふざけた「高校ロンダリング」の費用が50万円。

親も「うちの子は高卒」に「形だけ」したいという……ダメだね。

教育の本質から……親も、学校も、文科省、役人、地域の人も……全員逃げ出している。

N高校だっけ……ふざけたネーミングの通教。なんか問題になっていたよね。

あれも角川歴彦があおったのかな。ビジネスにはなるよ。

加計学園もそうだが「箸にも棒にもかからないアホスター」相手の「疑似教育ビジネス」だから。

俺も、悪人の道やるなら学校ビジネスやるわ。おいしい。

だって、偏差値70の人間の数より、偏差値50以下のアホスターの人口が毎年はるかに多く生産されていくのだから。こりゃ商売としてはいいよ。

でも、教育ではないね。

 

教育というのは「テキスト」だけではない。教師がサラリーマンと違うのは「人を育てる」からだよ。

人間という……大事な存在を、何十年も大切に育てて一人前にする。とても根気がいって、お金も時間もかかることをするからだよ。だから教師は社会的地位が高かったのさ。

「先生」「先生」って、親からも地域からも一目置かれる存在だった。

でも、その先生が……今、女子生徒に売春したり、手を出してつかまったり……わけがわからない人に成り下がっている。

とても自分の子供を預けられるような……人間になっていないかもしれない。

 

そういう点で、今の親の人は……かわいそうだと思う。

かといって、親自体も「アホスター」なので、自分の子供に授業してあげられない。

 

で、何の話だっけ?あ、理系衰退と大学教育の話な。戻るわ

 

コロナになったら、バカにされていた放送大学こそが「いい大学」になった。皮肉だね。東大も早稲田も「放送大学」にいずれなる。それがコロナ以後の世界だ。

放送大学は俺のころは「入るのは誰でも金さえ払えば入れるが、卒業できるのは5%の難関大学」だった。なぜなら「自己管理できず脱落する」やつがほとんどだからだ。

 

フランスの政治家なんて、東大以上のエリート教育を受けた、学者クラスの人間が大統領や首相をやる。その演説、しゃべり、議論……日本の安倍とか菅なんて「クソにしか」見えない。

 EUの首脳の演説、話、記者会見……記者から質問されても的確にこたえるし、ぼかさない。逃げない。アメリカのトランプだって、記者団からそうとうえげつないことをつっこまれても、逃げない。「ちゃんと反論する」

なので、いかに日本の首相がレベル低いか……わかるだろう。その程度の人間しか「上」にならない。

 

組織というのは「上」がクズだと、下の国民・メンバーもクズになる。今の世相を見ていると、首相から法務大臣までが汚職や悪いことをしている。追及されると「言い訳」して逃げる。

 

EU,確かフィンランドか北欧の国だと、そういう「不祥事」が「グレーでも法的にまちがっていなくとも、自身の政治家のありかたとして間違っているので私は辞職する」といって大臣が自発的にやめる。

 

……日本もむかしは「道徳」の高い国だった。そういう感性があった。

今は「法的に悪くないので」と「しがみつく」人が多い。

 

こうして、悪事は正当化され「いいわけ」する人ばかりになった。

で、こういう日本がいつまでも続くか……続かない。

神様は静かに黙って「裁決」する。

これまで、有頂天になって物欲に生きてきた人たち……みんな一掃される。

その日まで、俺はピアノを弾き続ける。

 

ここ数年、アホスターばかり相手にしてきたので、すっかり自分がナマクラになった。

最近、書道もしていないし、茶道もしていないし、ピアノも弾いていない。

絵も描いていない。小説も書いていない。

文化芸術活動をしていない。

安倍の顔ばかり毎日のようにテレビで見ていたので……ダメだな。

ベネチアのホテルダニエリとか、ヨーロッパの美しい街の景色を見ていたら、

自分も、またそっちに人生を使わないといけないと思った。


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 悪いけど、これから、もともとのIQ800の俺にギアを上げるので、ついてこれないアホスターはバイバイだな。

ま、がんばってしがみついてきてくれ。

苦しいが、ついてきたやつはIQ上がるし、知性も高くなるだろう。