内海新聞のブログ

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バイデンは第三次世界大戦のボタンを押した

世間の人はトランプ大統領がロックフェラー仕込みの白人至上主義のシオニストだと思っている。アメリカ保守・右翼の最前線だと思っている。

特に民主党系、アナリスト、知識人、テレビキャスターらはトランプをさんざんこき下ろしてきた。

だが、公平な目で見ていた自分からすれば「トランプは口では過激だが、その言動や行動は実は計算づくめだし、ツイッターも優秀なスタッフらに書かせてやっているだけで本質は平和主義者」と見抜いていた。

 

トランプの挙動は「アメリカ=イズ=ナンバーワン」というけど、実際は疲弊した国内経済を立て直すために貿易の活性化のため米軍を「脅しのツール」として最大限に活用した。

 

アメリカ軍のヒーロー性、自尊心を高揚させつつ、相手国をびびらせ、北朝鮮も中国も、そして中東も……だまらせてから、ちゃっかりアメリカの国益を向上させることに成功してきた。

 

つまり「狡猾な交渉人」だった。トランプの政治は「ディールが好きな」と自認する彼の生き方そのもので「ゲーム」だった。結果としてアメリカは世界をさしおいて浮上した。

 

私からすると、トランプはあり得ないと思っていたイスラエルUAEやサウジとの「仲直り」までさせた。これはノーベル平和賞級の動きだった。100%犬猿の仲だったユダヤ教イスラム教の聖地をもつ2国を和平させ、いっぽうで交換条件としてイスラエルの希望するエルサレムの首都化も認めてやった。これによって世界の「腫物」は、イランと北朝鮮、中国を残すだけぐらいになっていた。興味深かったのは、ロシアと北朝鮮がトランプにはついていったことである。

 

ところが、バイデンに変わってから状況は悪くなった。私はバイデンが当選したら「第三次世界大戦になるだろう」と予言していた。なぜなら、バイデンはまじめに外交をするからである。

まじめで……何が悪い……外交というのは「押して引いて」の駆け引きの連続なのだ。

つまり、マジメに言っても言うことを聞かない相手を「変えていく」忍耐と知恵の繰り返しなのである。

 

そういう場合は、多少口八丁でも、やたらケンカしないでうまく立ち回れる柔軟さ、いっぽうでは自分たちの権益を守るために勇気を出せるリーダーシップも必要である。

 

だが、あのアルツはいってよろけて歩いているバイデンにそもそもそうしたハードな激務ができるのか……私は心配だった。

 

もちろん、トランプがやってきたことは問題もあったが、アメリカとしては「理にかなっていた」ことばかりであった。なので、バイデンもその辺は否定できないので、対中国外交にせよ強硬は続けると思う。

 

だが、同じ強硬にしても、バイデンの場合「泣かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」でなくて「泣かぬなら鳴かせてみようホトトギス」が「見事に失敗」して「なめられ」、「泣かぬなら殺してしまえホトトギス」に極端に姿勢がぶれる可能性が高いと……思っている。それが……「まじめ」なゆえの「悲劇」である。

 

トランプは「泣かぬなら殺しちゃうぞ。ホトトギス君」って「語りかける」そして相手が「こわいよー」ってなったら「だったらうちの言うこと聞けば助けるぞ」というわけだ。それが……「脅しすかし」の達人だったトランプの交渉術だった。

 

それが……バイデンはできない。だから「だめならやっちまえ」にすぐなる。

 

アメリカ政治の特色として、共和党の場合は「軍を活用」し、民主党の場合は「CIAを活用」する傾向がある。つまり、民主党政権の今は、CIAによる相手国の工作活動でつぶす動きが増えるということだ。

 

CIAがどうやって、現在、紛争状態に入っている北朝鮮や中国をつぶすか?見ものだが、CIAの工作活動の大部分は「経済オプション」によるものなので、巧みに相手国の経済体制の破壊を行うと予想している。

つまり、中国との貿易、禁輸などがメインになる。北朝鮮も同様だ。

 

つまり、対中国戦について「外科手術がいいのか」「内服薬がいいのか」という方針。

バイデン政権は「内服薬」でやると思う。

だが、薬が効かないのであれば「外科手術もやむをえなし」となるであろう。

 

トランプ政権時代の機転で、中国はその工業生産の根底を担う半導体・ハイテク製造装置の大部分を依存していたアメリカや日本の支援を受けられなくなっている。このことで中国は軍事兵器から民生品までの生産力が大幅にダウンして「死にかかって」いる。

このことは、日本のマスコミはバカだからか……わざとか……記者が無知だからか……報じない。

 

威勢よく、空母をみせびらかしている中国も内実は……不安である。

なので、トランプは締め上げのあと、中国共産党政権を転覆させ「ベルリンの壁」「ペレストロイカ」で中国共産党の消滅をはかり、民主資本主義国家の巨大な台湾としての中国に変貌させる予定だった。それこそが、香港も含めた、エリザベス女王とEU首脳の「願い」でもあった。

 

だが、バイデンはトランプがせっかく築いてきた「和平と融和への道」を次々壊している。

 

先般、イスラエルはトランプからバイデンに変わって、バイデンが「サウジもイスラエルも軽視」する政策に転換したことに怒りだした。せっかくトランプが止めていた対イラン攻撃も再開し、核兵器製造施設を破壊した。これにイランが激怒してこれからイスラエルに対して軍事報復をすることを明言している。

 

いっぽうで、サウジアラビアとUAEは「はしごを外された」形になった。ようやくイスラエルとの和平が実現してパレスチナ問題も型をつけていく道がでてきていたのに、また「テーブルひっくり返されて」しまった。

 

トランプは、アメリカ長老派教会のシナリオどおり「エルサレム回帰」を推進していた。これによって聖書通り世界の宗教や人民はエルサレムに集結して、最後神のもとで世界連邦政府を樹立して国際間の紛争や戦争は消滅する予定だった。

各国の宗教者はエルサレムに集まり、出先ももうけ、対話と融和をする予定だった。

それが……バイデンによって破壊されてしまった。

いったい、バイデンは誰の命令でやっているのだろうか?

悪魔的な思想の連中からだと思う。

 

バイデンになってから、ロシアはいきなり態度を硬直化させた。これでアメリカは、中国・ロシア・北朝鮮・イラン・サウジまでとも「準戦闘状態」に入った。

サウジは米軍の全面的な軍事支援を断ち切られた。サウジは怒っている。なんで、同盟国のサウジにあんな仕打ちをしたのだろう。

おまけに、トランプはアフガニスタンなどからの米軍の撤収、世界各地からの米軍の撤収を計画して米軍の負担軽減と軍事支配からの緩慢な離脱と相手国の自主性の尊重に動いていた。

 

ぜんぜん、悪い話でなかったのに……バイデンは「再び米軍駐留を続ける」と明言した。逆行しているわけだ。

 

ということで、流れ的には第三次世界大戦がこれから起きることになった。

これから、日本は戦後70年以上経過してはじめて「中国やロシア・北朝鮮とガチで戦争」になると思う。

あなたの子供たちは、自衛隊に「志願」でなくて「徴兵」されると思う。

 

私は、そうなってほしくなかったから、もう30年あまりかけてこの内海新聞や動画、各種NGO活動で止める努力をしてきたが……難しかった。

 

残念だけど、次の戦闘では、核兵器や生物化学兵器、気象兵器(地震など)で、破壊力がハンパない戦場が広がる。ドローン、無人兵器が街や村を襲う。にげまどう人たち。

IT監視で逃げられず徹底的に拘束され、殺されていく市民たち……

それが私には見えている。

 

でも、無関心だったあなたたちが一番悪いと思う。私がいくら叫んでも耳を貸して来なかった。国会議員もそうだった。

自業自得

 

ということで、あとは

南無阿弥陀仏

南無妙法蓮華経

合掌

チーン

はい、それまーでーよ

 

ということで。