内海新聞のブログ

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伊方原発が動いて四国と大分は壊滅へ

伊方原発の再稼働を広島高裁が認めた。四国も安全な場所とは言えないな。

四国住民に、これからいるのはこれだ!

 「裁判所に独自の科学的知見はなく、具体的な危険を住民側が立証しなければ運転差し止めを命じる法的判断はできない」

原告団は「抗告」しないので、四国電力は再稼働するそうだ。

 

出たよ、そんな住民が活断層や科学的な大規模調査なんかできるわけないじゃん?国の仕事だろ?国が国民にわかりやすい調査をきちんとしてデータ示して「安全です」とすればいいだけなのに……それができない国や四電のほうが問題じゃないの?

 

法的判断はできない」なんてよく裁判所も平気で言うよな?

だったら、法治社会が成り立たないよね。裁判する意味すらない。

我々に「放射脳になって死んでくれ」と宣告しただけか?

 

なぜ、原告団が抗告しなかったかというとだ。裁判とかした人ならわかるんだが、決定に対する抗告は「特別抗告」「許可抗告」の2つがあるんだけど、できなくはない。

でも「抗告して認められる確率は0.5%程度」しかないんだ。つまり、いくら理屈をこねて裁判所に申し立てても認められることはほとんどない。逆に裁判所に「うーん」と「抗告を認めさせる」だけの文章を書ける弁護士もなかなかいないし、それだけの理屈を展開するのもかなり難しいのだよ。

 

なので「負ける実績」を残すのは、かえってダメージだけなので、涙を呑んで負けるわけ。

 

それで、毎度のことだけど、四国お遍路88か所の寺がこうした横暴に反対声明すら出さないよね?大事なことなんだから、真言宗の寺がきちんと反対運動すべきだが。

 

え?みんな放射能汚染で死んでも「あの世へ行けるからいい?」